ジャンル恋愛小説短編 メールマガジン『サウダージ』未掲載作品
TitleDaphnis Et Chloe 〜ダフニスとクロエ〜  
連載日時
●  ストーリー  ●
見慣れた丸文字で記された手紙の差出人は別れた恋人、碧だった。
その手紙を読み、彼女の本当の想いを知った「僕」はとてもやり切れない思いがあふれる。
別れてもなお良き理解者であろうとする、元恋人たちの切ない物語。

1994年5月に発行された個人誌『MONTHLY HYPER SPECIAL』紙上に発表された作品のリニューアル版。
●著者のひとこと●
別れてもなお良き理解者でいたい・・・
 恋が終わりを迎えたその後で、もし1人でもそう思える相手がいたとするならば、それだけ相手を想う気持ちが強く、そして本物だったのではないかと僕は思います。
 もちろん、恋が終わってしまったその後で、たいていの場合はその相手に会うことも稀でしょうし、言葉を交わすことも数えるほどで、ましてや友達でいられるなんて稀少なのではないでしょうか? 
 それでも本当にごく稀ではあると思うけれど、そういう相手に巡りあうことがあります。先ほど僕は相手を想う気持ちが本物だと言ったけれど、本物だからと言ってその関係が未来永劫に続くかどうかということとは、全く別の問題だと思います。
 出逢いがあれば別れがくるのがこの世の常。そんな運命(さだめ)に流されながらも抗おうとする気持ち。そんな切ない想いがより一層、哀しみの彩を増して光り輝くのだと僕は思います。

なお、「オンライン版」に挿入しました写真はYUKAさまより頂きました。


●登場曲目紹介●  登場曲の解説はこちら
『Daphnis Et Chloe』  By:Maurice Ravel

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