| ジャンル:恋愛小説短編 メールマガジン『サウダージ』未掲載作品 |
| Title:TOO MUCH PAIN |
| 連載日時: |
| ● ストーリー ● 100%、リアル・・・ 過ぎ行く時の流れの中で最期の恋に堕ちる・・・ 最期のtakamura-works、ここに。 2008年10月に書き下ろされた短編作品。 |
| ●著者のひとこと● ストーリー紹介で僕はこの物語に“100%、リアル”と銘打っているけれど、この物語は間違いなく100%フィクションの物語です。ただ、この物語には多分に僕の実に個人的な感情が注入されていることだけは間違いありません。そしてそれを「リアル」と言わずして、何と呼ぶのだろうかと考えた時に、この物語こそは100%「リアル」な物語であるというのが僕自身の到った結論だったのです。フィクションでありながらそれでいてリアルという、アンビバレンツな、まったくの矛盾したコメントであることくらい重々理解しているつもりです。そしてさらに付け加えるならば、この物語もまた、前作『HOPE』同様、何かを皆様に伝えるなどという大それたメッセージ性は皆無です。 ではなぜ、そのような不毛な物語をいちクリエイターとして描かなくてはならなかったのか・・・? それはまさに「今、この瞬間の想いを小説というスタイルを用いて残さなくてはならない」と僕が感じていたからです。それは人がかつて何処かで感じたことのある“何か”にひどく似ているような、そんな切々とした想いが僕を突き動かしていました。 100%リアルなフィクションという不可思議な物語は僕が今この瞬間に感じた全てを言葉にのせて、そしてそれを描きつづり、残さなくてはならないと痛感したからこそ、完成した物語なのです。 哀しいことにその瞬間の人の記憶や感情は時の流れと共に“想い出”とう名のもとに美化され、もしくは時の流れとともに風化してゆくものです。 今この瞬間に僕が感じている感覚をそれら時の洗礼を受けてしまう前に、どうしても言葉にしなければならなかったのです。 そしてそれはどうしても残さなくてはならなかったのです。 このような背景で描かれた物語にメッセージ性など入り込む余地はありえないのです。 それが果たして正しいことなのかそうではないことなのかは今の僕には判りません。 ただこの物語が存在する限り、今この瞬間に僕が抱え込んでいる感情は永遠にそのカタチをリアルに残せるのだと思います・・・。 ●登場曲目紹介 ● 登場曲の解説はこちら 『Where Or When』 By:New York Trio |