| ジャンル:恋愛小説短編 メールマガジン『サウダージ』連載作品 (vol.05〜07掲載) |
| Title: 鏡の中のACTRESS |
| 連載日時:2000年10月23〜30日 |
| ● ストーリー ● 街角で偶然出会った少女との、戸惑いに満ちた秋の日の午後。 「僕」が探しつづけた「真紀」ようやく再会できた彼女は、「真紀」ではなく、「麻紀」だった。 表情や仕草、そして癖まで同じ「麻紀」はいったい? 同一人物なのか? それとも全くの別人か・・・?戸惑う「僕」・・・。 物憂げな風の中の青春群像。 1994年11月に発行された個人誌『HYPER SPECIAL Vol,2』紙上に発表され絶賛を受けた作品のリニューアル版。 |
| ●著者のひとこと● 人はいったい、どれだけ目には見えないものを信じることが出来るのか? そして鏡には映らないものを、いったいどれだけ信じることが出来るのだろうか・・・? 相手の心や想いは目には見えないし、鏡には映らない・・・。 目に見える、そして鏡に映る外見なんて、いくらでもどうにでも変えることが出来る。どんなに外見が変わってしまったとしても、人はそうそう心の中身までを変えることは出来ないと僕は思います。それはもちろん、1人の人間として確立し、完成してしまっているからなのです。 この物語の中で「僕」は目に見え、そして鏡に映る外見に惑わされ、目には見えない、鏡には映らない相手の心や中身を見失っています。時間の流れとともに、ゆっくりではあるけれど、それに気付いてゆく「僕」。 しかしながらそれに気付いた時に待ち受けていたのは、もう戻ることのない淡い夢だったのではないでしょうか? とかく人は目に見える、鏡に映るものに惑わされてしまう生き物です。この物語の中の「僕」のように。 でも、本当に大切なものは目には見えないし、鏡には映らない・・・。それが人の心や気持ち、そして想いならばなおのこと。 結局のところ、恋愛とはそれらをどれだけ強く信じられるかとうことなのではないかと僕は思っています。 ●登場曲目紹介● 登場曲の解説はこちら 『Star-crossed Lovers』 By:Duke Ellington |