ジャンル恋愛小説長編   メールマガジン『サウダージュ』連載作品 (vol.24〜33掲載)
Title: ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 
          −takamura4部作:第1部− 
連載日時2001年1月1〜2月2日
●  ストーリー  ●
 1993年夏・・・。
あの夏の奇妙な1週間の出来事を、今でも「僕」は鮮明に思い出すコトが出来る。
それは、とても永い物語の、ほんの始まりにすぎなかった。
そしてあの夏は、もの憂く、ほろ苦く過ぎ去っていった・・・。

 1993年4月に執筆された、デビュー作品のリニューアル版。
●著者のひとこと●
 この物語は、僕のデビュー作として1993年の春に書き下ろされた作品です。そしてこの物語はデビュー作として以上に、僕の中では記念碑的な作品として位置付けています。それはこの作品によって、僕が描こうとする世界、僕の作品の持つ雰囲気、そして何より僕の作風とスタイルが確立された物語だからです。
 さすがに中身は最近のものとは比べることも出来ないほど稚拙なのですが、今だにファンを持つこの物語が、こうしてみなさまのお目にかけるコトが出来たことは僕自身、嬉しいかぎりです。
 この物語を第1部として、全部で4つの物語から成立するtakamura4部作は、僕の敬愛する村上春樹氏の3部作+『ダンスダンスダンス』からなる4部作、そしてリヒャルト・ワーグナーの『前夜祭と3日間のための舞台祭典劇 ニーベルングの指輪』4部作を真似た、4編で1つのストーリーになる物語です。もちろん、それら1部1部は単独の物語としても成立していますが、4部作という特性上、1つのストーリーが完結するのに、4つの物語を必要とするという、たいへん大きな物語になっています。
 この物語の中の「僕」のように、実際に水槽でナポレオンフィッシュを飼うコトは現実的に不可能だと思います。でも、水槽の中のナポレオンフィッシュはある意味で、主人公「僕」の象徴のような存在として登場しています。
 この物語は、何にせよ僕のデビュー作であり、長大な4部作のさわりだけを描いたものなので、内容的にみなさまに何か伝わるものがあるのかは、いささか疑問ではあるけれど、その点はこの物語が描かれた背景、そしてこの物語の位置付けを考慮して読んでいただければ、幸いです。
 なお、「オンライン版」に挿入しました写真はYUKAさまより頂きました。



●登場曲目紹介 ●  登場曲の解説はこちら
『SURFIN' SAFARI By The Beach Boys
『ALL SUMMER LONG By The Beach Boys
Just Friendsr By Charlie Parker
『無伴奏チェロ組曲』 By J.S.Bach
『GYMNOPEDIES』 By E.Satie
『RHAPSODY IN BLUE』 By G.Gershwin
『South Of Border−国境の南−』 By Frank Sinatra

いまスグ読めます!     全文一括でテキスト表示しています。コピー&ペーストにてエディタ等に貼り付けて、ゆっくりお楽しみください。        ご感想お待ちしています!