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 ■■日本フリースクール協会誕生創立史話■■

日本フリースクール協会誕生創立史話

日本フリースクール協会設立者 初代理事長 高崎学園 高崎甬史(みちふみ)  

1998年(平成10年)6月、日本フリースクール協会創立者となった、高崎学園の高崎の呼びかけにより、第1回め「日本フリースクール協会」の母体となる「日本フリースクール連盟」の発起会が、東京ビジネス学園(新宿校)を会場として開催され、出席者は次頁の通り(第1回め発起会資料より)でした。


日本フリースクール連盟発足記事
平成10年7月6日 朝日新聞
クリックで拡大します
日本フリースクール連盟 第1回発起会
中央 高崎学園 高崎
東京ビジネス学園新宿校にて

 高崎学園の高崎の協会設立の目的であり意向は、不登校生を主体に学校に乗り切れない子供達が増加する中で、様々なフリースクールが誕生。それと共に特定の1つだけのフリースクールの形のみがマスメディアを通して、一般社会の中に浸透し、固定した観念や1つだけ枠にはまった見方が植えつけられることの危惧から出発したものでした。

 「フリースクールに入学すれば今の学校とはもう関係ない。」「本人が気がつくまで高校資格や次へのステップは別の世界。」という偏った考え方を主催者側が持てば、その子はアッという間に中学生から17・8才となり、20才となり、何も気がつかないうちに23・4才〜と年令が上がる怖い結果に陥る。そうあってはならない。子供達の為にも親御さんの為にも社会の人々にもフリースクールをもっと知ってもらいたい。 もっと開けた、自由感覚の中立中庸の高崎学園のような形や様々な形のフリースクールがあるということを知ってもらいたい。他方フリースクールの横のつながりと自身の内容を高めること、情報交換を密にして社会へアピールし、迷っている子供達や親御さんの方々にそのすべてを還元させていきたい。ということが発起人である高崎学園の高崎の狙いでありました。

 平成10年6月「連盟」から1年経過した後、「協会」と名称を改めた「日本フリースクール協会」の理事長として役職2年半、当初の狙いはほぼ成功し、土台を築いたあと、ボランティアとして活動した協会の役職を退きました。

 この2年半の責務の期間中、実行しました事項は、
1、日本フリースクール協会の会員集めに奔走。宛て名書きや電話、個別訪問の一から始め、
2、総会、実践報告会、親子相談会、勉強会の実施と併行させながら、会員を50余校とし
3、協会の定款作製・理事会の構成整備(理事・副理事・監事役を指名選出)
4、日本フリースクール協会編集協力による、全国版ガイド2冊発刊(オクムラ、山口各出版社)
5、インターネットの整備(協会設立の意義並び全協会員の紹介一覧)
6、文部省生涯学習局管轄の民事協メンバーの正式一員とさせ、文部省とパイプをつなげる。
7、各マスコミに協力を直接訴え、
  朝日・毎日・読売・産経・東京各新聞社やNHK他に協会関連記事を掲載放映に成功。
8、平成12年、当初より念願していた日本財団ボランティア支援部より支援金の承諾を得る。
 
「日本フリースクール協会」は現在フリースクールの横のつながりとして存在し、すでに十数年も前から存在した感覚となっていますが、いまだ協会は若く、これからも多くの真面目な人材を確保し、地道に今後も歩むことにより、教育の一翼を背負う理想的な団体として成長すると考える次第です。

                                      
   
       日本フリースクール連盟(協会) 第一回発起会 報告

・日時 平成10年6月28日(日)午後1時〜午後4時
・場所 【名称】学校法人 東京ビジネス学園高等部(東京ビジネス外語専門学校グループ)
     【住所】東京都新宿区百人町2〜6〜10
・出席総数 23名  
    初の会合に20名以上の参加者を得、沢山の方々の応援と盛況さを感じた。
 
 定刻通り1時、お茶の水高等学院下園先生の紹介の言葉により日本フリースクール連盟第一回発起会が行われ、日本フリースクール連盟代表世話役の渋谷・高崎学園代表の高崎が開会の辞と共に連盟設立の主旨を述べ、出席者に本連盟の意義を伝えた。

・日本フリースクール連盟 第一回発起会参加者名称      順不同

平成10年6月28日
高崎学園 東京ビジネス学園高等部 加藤塾 お茶の水高等学院 渋谷高等学院 (株)トップ カナディアン・アカデミー toBe学習援助室 東京西武学館 登校拒否文化医学研究所  三田国際高等学院 (社)日本生活問題研究所 (社)日本青少年育成協会の和田文庫 朝日新聞 無量庵 東京国際学園高等部

・今回不参加ながら参加希望名称
バイトンセミナー 基礎セミナー 楠の木学園 K&Kコンサルタント 英明塾

・なお朝日新聞は毎回出席しながら、日本フリースクール連盟の内容及び今後の動きを見守りたいとのことです。(第一回目の会合は朝日新聞7月6日朝刊の教育欄に掲載されました)
                     日本フリースクール連盟代表世話役  高崎学園 高崎甬史

1.日本フリースクール連盟代表世話役 高崎学園代表 高崎甬史挨拶
本連盟の設立主旨
@各フリースクール間の横のつながりをはかること
A重荷を背負っている子に対し、様々な面に於いてクッション的な役割をはたしていくこと
Bフリースクールの存在意義を社会にアピールしながら内にも外にもフリースクールを成長、充実させてい くこと 以上の三つの骨子を推し進めることによって、子供達に居場所を与えることは勿論、子供達・学校・家庭・社会とフリースクールが共に連動し、和やかに機能し、より良い方向に向かって進むことを考える。

(この場合のフリースクールは学校以外のスクールという捉え方でサポート校や心療相談室のカウンセリング・海外留学等を含む広い意味。)21世紀に向かい既存の学校教育だけではカバーできない子供達への対応部分を子供達の内から外から湧きあがってくる様々な問題を自然の流れとして受け止め、フリースクールがカバーし、すべてが和やかな方向に向かうようクッション的役割をはたす。

 フリースクール同士が個々に我が道をいく姿勢を取り払い、互いに手をつなぎ合って対応する。お互いの得意分野を生かしながら、不登校生や学校に適応できない子供達の居場所を引き受け、笑顔の戻る方向へ伸ばしてあげること。

 学校と子供との関係、社会と学歴の壁、資格をとりたい子、自由に羽ばたきたい子、余裕のない子等。伸び伸びとした子供達の生き方とは何か、将来の希望やそれを阻害する摩擦をクッション的役割で解消させていく。

 フリースクール以外では対応できないことを個々で取り組んでいる各フリースクールの間の横のつながりをまとめ、連繋すればより大きな力となって社会にアピールでき、提言できる影響力を持つことになる。

 子供達はフリースクールに期待してやってくる。フリースクールなら自分を認めてくれる、自分を受け止めてくれるのではないかと。重荷を背負った子供達に対して、フリースクール側も団結し、より良い方向へと進まなければならない。まさにその時
機は来ている。

 子供達が切に希望し、要望し自ら動きはじめている自然の流れをふまえ、既存の学校通いをためらい、社会の圧迫感に耐えられない、そういう状況の中にフリースクールが誕生している。新しい時代の流れ、迷っている子供自身から湧きあがってくると
ころのエネルギーを教育維新と捉え、対応すべきことが目前に山積みしていることを認識して、日本フリースクール連盟は存在しなければならないということ。

 日本フリースクール連盟は各市販されている学校ガイドに掲載されているところのフリースクールを中心メンバーを組む。(既存4社、今年度発刊予定3社)と同時に各出版社へ応援を頼み、フリースクールの中のサポートの数校を中心に支援していただく。なお別に後援してくれる社団・財団法人を頼み日本フリースクール連盟の信用を確固たるものにしていく。

   -------各校自己紹介省略-------

以上出席者自己紹介の部で時間切れとなり、今後に託すことになる。自由な討議時間や細かな方針など山積しているが、連盟の今後に期待して閉会、盛会でした。
日本フリースクール連盟第一回目会合の後に問い合わせや参加希望の連絡があった所
 
順不同 敬称略
・メンタル・サポートスペースMSS(東京・世田谷)・NHK報道局 村田英明(東京・渋谷)
・信濃義塾(長野・岡谷市) 藤森弘       ・学習指導教室(東京・江戸川) 飯田啓子
・明徳義塾(埼玉・越谷市) 長岡        ・シュタイナー講座(国分寺市) 岡 理恵子
・みんなの学習教室(神奈川県・茅ヶ崎市) 岸井 ・もうひとつの学びの場(東京・港) 田口正敏
・家庭通信(東京・文京) 三村恵子     ・鈴木学習会留学センター(東京・文京) 鈴木ふさ子
・茶屋町総合学習教室(福岡・北九州市) 高柳  ・県立神出学園高校(兵庫・神戸市)
・EC研究会事務局(東京) 土屋憲太郎      ・フリースペース札幌VO(北海道・札幌市) 杉森
・県立川崎工業高校(神奈川県・川崎市) 野田進 ・静岡新聞社(静岡市) 小松慶子
・フリースクール英明塾(東京・江戸川) 川合  ・若い芽の会(神奈川・横浜市) 江尻三郎
・吉備システム(東京・渋谷) 前野

 第1回めの発起会のあと日本フリースクール連盟事務局を高崎学園に置くことに決定。
 
 以上ボランティアで創立した協会での理事長の役職を退く平成12年9月迄の2年半の奮闘手記を順次掲載予定。

                           平成14年5月   高崎学園 高崎甬史


日本フリースクール連盟(協会の前身)第2回総会 報告

・日時 平成10年10月4日(日)午後1時〜午後4時
・場所 〔名称〕 東京国際学園
    〔住所〕 東京都渋谷区代々木1-43-8
・出席総数  43名  2回目の会合にして40名以上の参加者を得、連盟への期待感の高まりと今後の発展、盛況さを感じた。
 定刻の1時を5分過ぎた1時05分、日本フリースクール連盟第2回総会がおこなわれ、
日本フリースクール連盟代表世話役の渋谷・高崎学園の高崎が開会の辞を述べ、引き続き司会進行を行った。

1、初めに出席者自己紹介が行われた。別紙プリント参加者一覧---省略
2、本日予定の実践報告並びに指針意見

@無量庵フリースクール 高崎公明先生
 無量庵の命名について述べ、通ってきていた中3生徒の実際例による取り組み方の経過報告。
大人世界へ興味の強いN君は実際いじめられっ子であり、いじめていた子との友情の芽生え、2人でクラスのボスに立ち向かって、困難を克服した時の無量庵の接し方。教師と子供達の心の触れ合いを通し、現代の子供達のおかれた立場、自分達で物事を判断する難しい時代をどう乗り切っていくか。
榊原事件の少年のように、ナイフで蒲団を切り裂いたN君の心の中に同じものが流れていると本人は自覚。
ただ、発散するものを空手に向けていく方向。本人達の自立を助けながら、早く飛び立てるよう見守っている。
早く自立し、無量庵を忘れるように願う。

                5分休憩

司会 高崎学園 高崎
 フリースクールとはフリースクール、親の会、サポート校、心理相談室など。学校に適応できない子供達を対象とするところをすべ てフリースクールの仲間と考える
一般の関心のある人も同じ。
不登校生の例、学校内で困り相談室を訪れ、併行してフリースクールに通い、サポート校へ進学。不登校生に対して対応の形は別でも支援する本質には変わりがない。
横に手を結び合い、賛同する方を会員として迎え束縛も強要も寄付金もない。
入会、脱会も自由。
子供達の居場所を作り、世の中に(親御さんにも)フリースクールの存在をアピールし、フリースクールの内容や色々な選択肢があることをもっと知ってもらう。
世の中は大きく変わろうとしている中で、フリースクールの存在意義は大きい。
将来、中学校は通信制や検定制(高検)を取り入れていくと思われる。
子供達の為にもある一定線を作っておけば、今後の礎の基になる。

◎文部省のフリースクールへの援助金について
 文部省、都教育委員会、区の教育委員会への問い合わせ報告。
 教育ジャーナリスト豊田氏の助言もいただく。
Ato Be学習支援室 本田先生からの実践報告と今後の視点、提案
 12年前に設立。学習面で立往生している子供の手引きがなく、学習を履行するにあたり、具体的な勉強の仕方をどうするか中1数学の代入例を出して説明、
プリント配付。分科会案を提案。
小・中・高の教科、連盟の会の前に分科会を開き、どう教えたら良いかを公開し合う。
各教科の学習要項が成り立つのではないか。--学習方法論

司会 高崎学園 高崎
^できない子への適性ある指導者が少ない。
_フリースクールの中には学習を主体としていない所もある為、
 一定方向に進むかどうか懸念もある。
`父兄も学習主体かやすらぎが主体かフリースクールの選択に迷っている状態。

○不登校センター 松田氏
  フリースクールの教育活動や内容がどうなっているか興味がある。
 紹介するにしても、中身がよく見えない部分もあるので研究会を発展 させてもらいたい。事務局など、グリーピィングしていかないと話しが前進しない。
○渋谷高等学院 長森院長
  できる範囲で進めていくと良い。会合の前に開くなど応援したい。
○東京国際学園 荒井先生
  学校の保健室登校が学校外でのフリースクールやサポート校の「いやし」の場にあたる。
○生涯教育研究所
  家庭問題に関し、長森先生へ質問。不登校に相当影響しているかどうか。
【答え】子供の問題が親の問題となり不安定となる。
    親が不安定だと子供へ悪影響、大きな問題である。
○メンタル・サポート・スペース
  エアロビクスインストラクターの資格を持っている。
 本日、ビデオ・CD-ROMも持参。様々な経験を生かし、貢献できればと考える。大検や老人医療関係のケアなども行っている。タイの山岳民族の話しもでる。
○無量庵
  それぞれの意見ややっていることが素晴らしいことなので、忘れないためにも紹介一覧表なども作ってもらえれば助かる。
 せめて、住所・電話番号一覧など。
○東京ビジネス学園
  10回位、形ができるまでなんでも事務をやります。
 フリースクールが元気になって、経営が成り立てば良い。
○茶屋町総合学習教室
  昨年教室を開き、普通の形をとったが、学校に行かない子がいてそういう実施があるのかなと、九州ではどういう方法をとったら良いかわからず、参考意見を聞きにきた。
司会 高崎学園 高崎
  勉強のカリキュラムだけでなく、経営のノウハウや子供の接し方 カリキュラム、親御さんへの対応カリキュラムが必要。
 将来、フリースクールに関わりたい希望の学生さんも参加しているので、 後輩の為にも大切なことと考える。
○信濃義塾
  個別指導の進学塾。その中に不登校生も混じり、問い合わせも多々ある。
 対応の仕方を参考にしたくやってきた。
○東日本学園
  通信教育補習校。
 不登校の生徒に自信をつけさせることができるかなど。

最後に、現在の日本フリースクール連盟会員の名前を確認し、閉会となる。
(6月に立ち上がり10月4日現在、4ヶ月で21校となり、益々増える方向)
◎その後、東京都社会教育科 大塚氏に会員一覧を送付。会員メンバーに登録するとの返事がありました。

 以上ボランティアで創立した協会での理事長の役職を退く平成12年9月迄の2年半の奮闘手記を順次掲載予定。
                             平成14年6月  
高崎学園 高崎



拡大
 東京新聞特報部発。
連盟が協会へ移行した一周年記念の青山「こどもの城」教育フォーラムを伝える新聞記事。
協会を自ら立ち上げた協会理事長でもある高崎学園代表の高崎のコメント内容。

 

IFU連盟主宰 高崎学園渋谷駅前フリースクール
      TEL 03-3409-2390(日・木・祝日をぬかすPM2:00〜PM7:00)
URL http://homepage2.nifty.com/takasaki-gakuen/