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フリースクール
高崎学園の園長は前科者
(高崎学園に来る生徒はみんな構えてやって来る。今迄ひどい目にあって心に傷を受け、また無視する先生やいじめっ子、つっぱりの生徒が居るんじゃないかと疑いの塊(かたまり)でやって来る。私など近頃の面接の時には前科三犯くらいかと最初から疑ってくる。でも話しかけ会話を受け止めていくうちに、この人間は前科ニ犯くらいだったのかなと思い、何回か来て更に話しかけていくうちに、出来心での初犯ぐらいかと前科が軽くなる。時間がたっていくうちに、そんなに悪い人間では無さそうだ、意外と話せる先生なのかもしれないと変化する。そこらへんでやっと私は前科が取れて、無罪になる。私が前科三犯から無罪放免になるまでは、いくつものプロセスや時間を踏まなければならない。今の子供達はそれだけ沢山のしがらみを背負いこんでやって来る。最近はいつも自分はそんな悪い人間ではないよ。いいところもあるしと懸命に弁解している私がある。私が社会全般の罪を一身に引き受け、弁明している姿は何ともおかしな現象である。)
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振りあげし
右の拳(こぶし)を左手そっとなだめ
(世の中は毎日事件だらけ。子供達は情報社会の中で何が良くて何が悪いのか、悪い情報に誘惑されて良否の判断がつきかねず育っている。他人へのいたわりや勝手にキレて、礼儀をわきまえず、自我のままに行動する子供や青少年。あまりのことに怒(いか)って振りあげたゲンコツを、いや待て、本人達のせいでなく、そうさせている社会全般や教育が悪いのだとなだめているもう1人の自分がある。)
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踊る手は
我が身をかばう防御策
(S君は座席に座っていると通りすがる同級生に頭をたたかれる。通りすがる同級生に頭をたたかれないよう、両手をあげて身を守っている姿が遠くから見るとまるで踊っているように見える。彼はたたかれなくても、人がそばを通るたびに危ないと手をあげてよける仕草が悲しくも自然に身についてしまったのである。)
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助けを求める子供達

踊る手は我が身をかばう防御策
(頭をたたかれないように両手で身を守る姿が、遠くから見るとまるで踊るように見える)
高崎学園に通ういじめ不登校の子供達の実例をフジテレビ「スーパータイム」がシル
エット化して放送
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行け行かぬ
朝の修羅場(しゅらば)で幕があき
(お母さんは子供を学校に行かせたいと思う。でも、本人は行きたくない。母子の修羅場で一日が始まる。)
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不登校の
朝は母子(ははこ)の涙雨
(毎朝、学校へ行く時間になると行けない、行きたくないが始まる。どうしたら良いか母子共、涙が流れてくる。)
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踏みしだかれし
菜の花ゆえに声をかけ
(踏みにじられている菜の花のような君達だからこそ私は声をかけるんだ。何の心配もない元気な子なんかに声なんてかけないよ。踏まれても必死で生きようとしている子に声をかけていくのが、こっちの使命なんだから。)
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家居ると
隣近所が誉(ほ)め殺し
(学校に行かないで家に引きこもっていると、近所の人達が明るく良い子なのに、勉強もできるのにどうして家にこもっているのかと誉めてはいるけれど、噂話の標的になる。家に居ても針のムシロに座っているようだ。)
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不登校が
親子のきずな深くさせ
(子供にとって、人生で初めてと思われる不登校という試練。しかし、その障害を乗り越えようとする時、親子にとって本当の心のつながりができるマイナスをプラスにするチャンスでもある。)
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首しめて
笑われてこその人気者
(スポーツは苦手。勉強もよけいダメ。そんな中で自己を意思表示できるのは自分の首をしめて、真っ青になる迄、皆の前でしめあげてみせること。あれだけ、しめられるのはたいしたものだ。すごい特技だと皆に一目おかれ、いじめの対象から外され、逆に人気者になる。)
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面(つら)つきを
真似たり登校の仁王像(におうぞう)
(学校に行く途中に仁王様が立っている。こんな恐い顔をしていれば、誰もいじめたり、自分にチョッカイは出さないはずだ。仁王像の顔を真似てみた、また仁王様の顔になってみたいものだ。)
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我(わ)が友は
笑うことない影法師(かげほうし)
(自分にはクラスでもどこでも友達は居ない。喋る相手も居ない。そんな自分の唯一の友達はいつも自分に 寄り添って、決して離れたり、見捨てたりしない友達。それは自分の影法師である。)
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ゴスペルと
不登校の瞳 ここに在り
(自由参加のイベントの後、部屋の中でボランティアの歌手が黒人聖歌のゴスペルを唄った。伴奏も何もなかったが、不登校の子供達の視線が歌い手に注がれ、歌声と子供達の瞳が重なりあって、部屋の中で奇妙に調和していた。)
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声たてず
身動きもせず壁の花
(学校では目立った動きはしない。休み時間もトイレにも立たずに居るか居ないかわからない、壁の一部のように静かにしている。動くとやられるので、一番の防御策は目立たないことにある。)
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人笑う
追っかけ笑い 夢うつつ
(みんなが笑った。聞いてなかったけれど、追っかけて笑っている。自分のことで精一杯、頭の中が悩みでグルグルとめどなく回っている。人の話など聞いている余裕もない。でも笑わないと浮いてしまうから、人が笑ったあとを、意味はわからないが追っかけて笑っている。この場に居ても、居ないような状態で自分がただその場にいる。)
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村八分
ほほにつたわるひとしずく
(グループや友達関係はちょっとしたことで崩れやすい。友達とのつき合いをうまく、それ相応に立ち回らなくてはいけない。集団の中の孤独は最もこわい。ゆえに大人は派閥(はばつ)を作る。)
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打ち沈む
子どもの背中にいじめ文字
(打ちひしがれて、寂し気な姿は、いかにも周りに圧倒され、背中にいじめの文字を背負っているように見受けられる。)
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マリア像
身代わりマリア様と子等(こら)は言う
(学園の教室の片すみに、何十年もの間マリア像が飾ってある。体中傷だらけで痛々しい。でもお顔は何一つ傷ついていない。子供達はこう口伝(つた)えている。自分達の代わりとなって、心も体も傷ついてくれている身代わりマリア様と言って。マリア像は今日もみんなに変わらぬほほ笑みを投げかけている。)
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不登校生
20才(はたち)過ぎるとただの人
(学校へ行けない行かない不登校の時は,周りの人達の擁護もあってなんとか済んではいたけれど、20才を過ぎてしまうと社会の中に単なる中卒の肩書きで飛び込んでいかなくてはならない。より厳しい現実がそこに待っている。)
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ひきこもり
はてない世界へひきこもる
(不登校からひきこもり、自分だけの世界に閉じこもる。どこまでも果てしない止めようのない広がり。どこで、どうやって、どうしたらひきこもりから脱(ぬ)け出せるんだろう。ひきこもりには何才までという卒業ラインはどこにも書いてない。)
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今浦島(いまうらしま)は
目覚めた時には父母は老(お)い
(昔話の浦島太郎のように、ひきこもりからなんとか脱(ぬ)け出して、親の顔を見たら、すっかり老人になっている。鏡を見ると、少年だった自分も今では三十路(みそじ)をとうに過ぎ、ヒゲだらけのおじさんになっている。時間はあっという間に流れ去ってしまうものだ。)
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こもりっ子
今はじいばあ腕に抱く
(老人ホームでお年寄りの体をかかえて介護しているA君。彼はひきこもりだった。 年をとり、ひきこもらざるを得ない老人達の世話をする意味を、かつての自分の姿に置きかえているように見受ける。)
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バレンタイン
つけ面(めん)オイラはどうなるの
(世の中はいけ面ブームに沸いている。ヨン様やベッカムも十代から中高年にまで追っかけが居る。それじゃあ、いけ面でなく、つけ面のオイラはどうなるの。バレンタインデーにチョコレートを貰える子を羨ましそうに眺めている男の子達が居る。そこには真面目、努力、思いやりという言葉は存在しない。)
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偏差値(学力)を
下げると我が家に鬼が出る
(毎日きちんと勉強している。親が行けと言うので、有名中高合格の塾にも通っている。一生懸命良い点を取り、学校の成績があがった時は親も機嫌が良い。でも、テストに失敗して成績が下がってくると急に母親の態度や目つきが険しくなって、まるで我が家に鬼が居るように怖くなってくる。)
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ウィッグを(女性用カツラ)
女子中高生がつける時代悲し
(A子さんは帽子を全くとらない。勉強する時も食事の時も。A子さんに気を配っていて、B子さんには全く気がつかなかった。学校での心労で髪の毛が抜けるA子さんに注意していたら、B子さんがつけていることを全く気がつかなかった。B子さんもA子さんと同じ症状だったんだ。)
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咲きたしと
思えど咲けぬ花一輪(いちりん)
(学校で活躍したい。学習やスポーツ、クラブ活動や友達とのおしゃべり。でも活躍できない。いつも自分を出せずに委縮(いしゅく)している自分がある。)
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大人社会を
映(うつ)して育ついじめっ子
(一般の大人達が人への思いやりや、いたわりの心を持つよりも社会的な力や金銭的なもの、そして享楽的(きょうらくてき)なものに執着して、弱者を切りすてる姿。そんな姿を毎日見聞きしている子供達は、そこから何を学んでいくだろうか。)
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声なき声を
今日も頼りに話し込む
(声出すことも出来ないくらい、ダメージを背負った子と向かい合って、そんな声にもならない声をかすかに感じとって話し込んでいく。学園に来た子は皆、警戒心と自信の無さで明るく受け答えすることなんかできない子が多い。)
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瞳あう
たびに その子に話しかけ
(そんな声も出せない子には、どんな時でも目が合ったら話しかける。次に来た時も、その次も、常に受け止めているという姿勢を崩さない。そうしないと、この前話しかけてくれたのは今迄の人間と同じ単なる気まぐれだったんだということで、信頼関係がそこでプツっと切れてしまう。)
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胸襟(きょうきん)を
開いた時より責(せき)重し
(その為、子供達が自分の心を開いて隠さず吐き出してくると、受け止める側としては責任がズシンと重たくなってくるのがわかる。)
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笠地蔵様へ
おこがましくも 笠ねだり
(せっかく心根のやさしいおじいさんから笠を貰った笠地蔵様(かさじぞうさま)。そんな人の善意をふみにじる気は毛頭ありません。でも申し訳ないですが、いくつかその笠をしばらくお貸し下さいませんか。努力はしているんですが、私の力だけではとてもとても足りません。お地蔵様の広い傘の中に、迷っている子供達をしばらく入れてくれませんか。)
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四季巡(めぐ)り
話題の中に春見つけ
(初めは警戒心の塊であった生徒が少しずつ心を開いて、話ができる段階となれば、季節が過ぎていくにしたがって、話す内容も将来への夢や希望など、明るい春の兆しを見ることができるようになる。)
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渋谷駅の
モップを土産に差し出す子
(子供達の中には学園の思いやりの姿勢を受け止めてくれる子も次第に出てくる。そんな子がある日、精一杯の感謝として水のしたたるモップを担(かつ)いでお土産だと言って持ってきた。見ると、モップには渋谷駅と書いてある。子供の気持ちがモップを通して痛いほど伝わってきて、その心持ちをくんで有り難く受け取る事にした。)
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行(ゆ)き 行(ゆ)きて
行(ゆ)けない日々が糧(かて)となる
(学校に行けないことが将来の自分にとって却って良い経験となって返ってくるよ。今、人生のつらさに負けずに学んでおけば、心の成長に役立つ筈だ。学園の子達の半数は心療内科の安定剤を飲んでいる現実がある。)
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小中高大
不登校通して資格とる
(現代は不登校して、まるっきり学校へ行かずとも資格が取れる時代が到来した。小中学校はフリースクール、高校は通信か大検(高卒認定試験)、大学は通信大か放送大で資格を取る。こうなると通学不用の不登校生、小中高大一貫教育が成立する、すごい時代の到来だ。世間の人はその現実を全く知らないし、気がつかない。)
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唄い踊り
踊り唄って資格取る
(O君は背の高いいけ面少年だった。学園に来る時は手や雑誌で顔をかくし、人目につかないように人ごみの中を顔を伏せてやって来る。駅前あたりで女の子に見つかると、複数の追っかけにあって学園に来られない。彼はジャニーズ事務所に所属して、毎週のように舞台で唄ったり踊ったり、その合い間をぬって学園で通信高校の勉強をしていた。今では資格を取得してドラマで活躍している。)
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いじめられた
その子も今はニ児の母
(中学・高校にわたって、友達からいじめや嫌がらせを受けて泣いていた女生徒もいつまでも負けてはいられない。そんな逆境をはねのけて、今や家庭で子供二人を守る強い母親になっている。立派に成長したものだと思う。)
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いま生きる
子らに未来を託(たく)す風
(なんだかんだと言っても、今を懸命に生きている子供達にこの社会の未来を託すしか方法はない。だから、どんなに苦しくても、私達以上に生き抜いて未来を築いていってほしい。)
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子等(こら)と出逢い
恋は路傍(ろぼう)の花となり
(学校に乗り切れない、様々な子供達と出逢ったことによって、教育に没頭した青春の日々。恋愛やお金もうけ、名をあげる、そんなことは私にとって、単なる通りすがりの道端に咲いている美しい花でしかなかった。気がつくと、今でも目的に向かって歩いている自分がある。)
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* 下記の句は注釈ができてから句集へいれます。
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やさしさの
権化(ごんげ)になれず罪深き
掛(か)け合いに
行った母親返り討ち
都大会
柔道ニ位で不登校に
(東京都主催の中学生柔道大会で二位になったG君。相当強い。強い故に、同じ中学や他校の中学校のツッパリにケンカなら俺達が上と目をつけられ、元来物静かで真面目な故、目立ち過ぎて学校へ行かなくなる。いくら強くても、群れをなすものには漫画や劇画の主人公のように1人では難かしい。)
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当時は長髪でした
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いじめまで
追っかけが居る 群れて居る
(ジャニーズ事務所に金切り声をあげてファンが押しかけ、ヨン様を追っかけて、韓国詣(もう)でするファンも居る。いじめも追っかけが居る。いじめとなると不思議なくらい付和雷同した人数が1つにまとまって、1人に向かって、まるでファンの裏返しのように群れて動いていく。)
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明けまして
死にたいです(おめでとうの代わり)の年賀状
(新年初頭のおめでたい日に「明けまして死にましょう」の年賀状がJ君から届く。おめでたい元旦に何という年賀状だと普通の人間は怒るところ、律儀に年賀を寄こした文章が苦しくはあるが個性に溢れて、こんな表現はコピーライターでも難しかろうとただただ感心し、苦しさを重く受け止めることができた。 )
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教育とは
涙ボタボタ落ちるもの
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七重八重(ななえやえ)
花めでるなし七苦八苦(四苦八苦)
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寡黙(かもく)でも
お宅、根暗(ねぐら)、無口でも 子と喋(しゃべ)れ
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メガネかけ
マスクハット(帽子)でサクラ咲く(高校合格)
(中2のC君はいつも外に出る時はメガネとマスクをかけて、帽子を被っている。一年中花粉症にかかったように人目を避けている。学園に慣れるにつれて、帽子を取り、マスクを外してメガネをかけただけの素(す)に戻る。彼の趣味は園芸と盆栽。同じ学年でいくら彼が鉢植えの松の枝ぶりや盆栽の苔が朝日に照らされて、見事な色合いを見せることを強調しても、学校の同級生には相入れられず、笑いの種となる。彼は園芸高校へ合格して、今では趣味を生かした高校へ通っている。)
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生徒1人に
教師パタパタ倒れ伏す
(セミナー等の講演の中でよく引用する古いながら適確と思われる日露戦争の203高地争奪戦の例。1つの丘を奪う為に日本軍が攻めのぼり、敵のロシアの機関銃の前に何万もの戦死者が出た203高地の戦い。今の教育の最前線の現状を見ると、問題を多く抱えた1人の子供をなんとかしようと努力する教師やボランティアの姿に似ている。指導者側の多くは傷つき、あるいは手に負えずに生徒の前から敵前逃亡する者も居て、多数の指導者の犠牲の上に1人の生徒が立ち直る図式がある。教育とは多くの犠牲を払わなければ成り立たないということが、これから益々増える時代に突入している。その解決法は、又セミナーの時にでも。)
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スッポンの
活(い)き料理で己(おのれ)を恐れさせ
(高2のKは1年遅れで通信の高1になった。彼のとる行動から(時間や約束事を守らない)中学校時代、同級生や上級生に軽んじられ、そのへんが災いして、友達もできずに、むしろいじめの対象となった。彼は中学時代に溜め込んだウサ晴らしと現在のイライラを解消する為、中学の部活の後輩を呼んでは、自分の強さを示すスッポンの活料理をして見せる。後輩はその料理の仕方の残酷さに恐怖して、今は彼を先輩として立てているが、スッポンショウの強さが本当の彼の強さなのかはいつかはバレてしまう。)
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兄おとと(弟)
双子(ふたご)兄弟ひきこもる
(双子のT雄君とT助君が高校に入ったあとひきこもった。一卵性双生児の兄と弟は顔も体つきも性格もそっくり。他人の前では口ベタながら、二人だけになるとよく喋る。温厚でやさしいが運動が苦手。ドッチボールも顔に当ってから手を出すなど、二人共動きの遅いことに目をつけられ、中学時代からいじめを受ける。兄弟揃っての試練は10代に入ってから続き、高校に入学したあとひきこもる。二人を心配する叔父さんと協力し合い、学園で通信高校の資格を取得させ、今は社会人として、いじめとは無縁な生活を送っている。)
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カード切る
音のみ響くウノゲーム
(不登校生4人でウノゲームをしている。よけいなことは何も喋らない。言葉は限りなく最小限。 ひっそりと笑って声は出さない。静まった部屋の中で、カードの音だけ響いていた。)
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こいつもか
こいつ こいつと打つ藁(わら)人形
(いじめられた腹いせに、同級生に見立てた紙をくり抜いて名前を書き、毎晩ワラ人形代わりに突いたり踏みにじったりして笑っている。)
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いじめ山
越え去り来ればいじめ川
(1つのいじめから解放され、ホッとしていると又別のいじめが待っている。尽きることがない。)
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座禅僧
俺は毎日座禅僧
(毎日学校で目立たないように1日中自分の席に座ったまま動かない。動けない。座禅僧のようにただ1日中座っている。話せる友達も居らず、忍耐からすると彼は座禅僧以上である。)
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ワイキキの
浜でもこもる修羅の道
(サンサンと太陽の照らすワイキキの浜辺。ハワイまで行っても部屋にひきこもっている。)
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鬱屈(うっくつ)を
手首刻んで生きている
(リストカットする女の子。発散する手段は手首をカッターでリストカットするしかない。逃げ場のない傷だらけの人生である。)
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光らない
蛍(ほたる)可哀(かわい)そ ただの虫
(蛍は光るから存在感がある。光れない蛍は自己の個性を出し切れないただの虫になってしまう。人前で思いっきり輝くことができず、悩んでいる子達もまた、光れない蛍に似ている。)
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日本男児
いじめお守り持ってます
(日本男子たるもの今やいじめお守りを持つことは当たり前である。)
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今日もまた
いじめ囃子(ばやし)と御神楽(おかぐら)と
(今日もいじめっ子達がはやしたてたり、いじめる相手の格好を真似したりしてしゃしゃり出てくる。)
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はじかれて
修学旅行の1人旅
(修学旅行はグループに分かれて自由行動することが多い。どこのグループにも嫌がられ、つまはじきされたG君は集団旅行なのにいつも1人で行動するしかなかった。)
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もの言えぬ
言葉なき子のくれた花の香(か)
(つらいいじめ体験をして、言葉を失ってしまった子が持ってきてくれた鉢植えの花。帰ったあとに花の香りだけが言葉代わりに部屋に漂っていた。)
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憧れの
デートに誘われ御布施(おふせ)会
(好きだった子にデートに誘われ、ウキウキした気分で出かけてみると新興宗教の御布施勧誘会だった。)
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コスプレで
踊る不登校生 原宿美人
(学校にない自由を求め、仲間と毎日コスプレ衣装で原宿の路上で踊っている中3生K子。そこには彼女自身の世界と輝きがあった。)
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家こもり
行かずの雨を見て過ごす
(今日も学校にもどこにも行かず、ただ降っている「行かずの雨」を見て過ごしている。雨は降っている。行かないということが彼のぼんやりとした脳裏の中での強い意志である。)
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自然への
環境いじめで季語が消え
(自然への破壊で近頃温暖化どころか亜熱帯化している昨今、すっかり季節感がなくなっている。俳句を詠む人、鑑賞する人にとっても季節を味わう季語がすっかり色あせている。)
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いじめ記念日
メールで競(せ)り合うターゲット
(いじめ記念日のように、いじめる相手に的をしぼっていじめメールを競って打っている。誰のメールが一番致命傷になるかを争っている。)
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モナリザの
ほほ笑み真似て逃げ出され
(好意をこめてモナリザのほほ笑みを真似してみたものの、不似合いなニンマリ笑いとなって相手に逃げ出されてしまった。)
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旨(うま)し国
大和(やまと)の子達はいじめ合い
(万葉集に詠まれた美しい国日本。今や子供達のいじめ王国になってしまった。旨し国はどこへいってしまったんだろう。)
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いじめには
サンタクロス(さんたくろす)も怒髪天(どはつてん)
(あれほど温厚なサンタクロースですら、今のいじめには髪の毛を逆立てて怒っている。あんなに怒って煙突から降りてきたサンタさんは初めて見た。)
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各マスコミで紹介された学園のお守りカード
子供達や来園者には無料で進呈
ゴールデンメンバーズカードになっています。 クリックすると拡大します
立ち上げた いじめお守り普及会
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TBSテレビ「モーニング・アイ」の中で学園発行の「お守りカード」を手にゲストが討論。
右から2番目のコラムニスト天野祐吉氏は大変気に入ったとの発言。 右端は木元教子氏。
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平成4年
文科(もんか‐文部科学省)は不登校生認めたり
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社会問題
いじめ不登校ひきこもり
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文科省(文部科学省)
フリスク(フリースクール)在学認可する
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不登校から
ひきこもり防ぐ道
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学園(高崎学園)の
在学証明 重み増し
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学習が
嫌いな不登校少数派
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統計に
出にくい私学の不登校生
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声かけに
身構え顔の登園日
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不登校は
ひきこもりへの分岐点
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自分にも
味方が居ることわからせる
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免疫を
まず小集団で身につける
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夏なのに
不登校生が夏期講習
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記録した
子の輝きを学校へ
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将来への
情報ヒントで生き返り
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すがっても
元気になれば袖(そで)ふられ
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立ち上げた
いじめお守り普及会
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テレビ出演
モザイクだらけの学園生
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恒例の
広島女子高来園日
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がぶり四つ
共に倒れぬすべ探し
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笑い興じ
急に泣き出す子の履歴
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自殺まで
追い込むいじめ ひとでなし(人でなし)
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学校の
トイレを友に 三年間
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いじめれば
いじめるだけの安心感
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アタシ達
友達だよねと足を踏み
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石投げりゃ
いじめに当たるはやりよう
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デザートの
代わりは真白き安定剤
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イケ面(めん)と
ツケ面(めん)格差 子の社会
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行きて戻り
戻りて行けぬ登校日
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いじめ好き
親の代(だい)からいじめ好き
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平成が
嫌(イヤ)でも子供は生きている
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もったいな
いじめの時間 もったいな
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面白き
ことの無い日はいじめの日
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ゆららかに
ゆららゆったり不登校日
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いじめ遭(あ)っても
親への恩は生きること
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いじめっ子
いじめの鈴は誰れつける
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子の泪(なみだ)
親の泪(なみだ)と重なって
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溜(た)めに溜(た)め
溜めこみ過ぎてキレる子等(ら)
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キレるのも
相手のやさしさ見定めて
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戦争という
いじめに一億 酔いしれて
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いじめたり
いじめられたりで育つ論
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戦争とは
いじめを束(たば)ねて担(にな)うもの
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いじめられた
命(いのち)戻せと千鳥ヶ淵(墓苑)
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浮いた世の
ハンドルさばき難しく
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ムカデ競争
あんたがムカデと蹴飛ばされ
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愛よりも
恋に憑(つ)かれた中高生
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貞子とか
花子の名前で損してる
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友二人
三人居れば天下取り
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目が覚めて
友居る今日が楽しくて
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ふざけ合い
じゃれ合いに見せる いじめ有り
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喰われちゃう
学校サバンナ逃げ場なく
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学校という
舞台で脇役ばかりなる
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学校とは
遠きにありて思ふもの
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いじめさも
中(ちゅう)くらいなり我が母校
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そこはかない
君の気配でドア開(あ)けぬ
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理由なき
不登校故(ゆえ)に父母怒(いか)り
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なんとなく
不登校生が流行語
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十代で
そんな人格者は居るものか
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いじめとは
こうするものよと手本見せ
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こんなにも
やさしい子達が不登校
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不登校の
仲間ドデカイ 年+数万余
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優秀な
成績掲示はゲーム店
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生ニンニク
噛(か)じりてイロハ(坂)登った子
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やわらかな
木洩れ日さえも まぶしくて
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今日の友
明日はいじめる側に立ち
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オミクジに
すがりつけども凶ばかり
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二人きり
やっとなれたね コブラツイスト
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いじられて
いじられキャラを演技する
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ネットにも
いじられキャラの裸んぼう
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触れ合えぬ
親子の不登校物語
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LDの
児童は応じたカリキュラム
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自(みず)からを
いじめ逝(ゆ)きたる子等(ら)に合掌
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通学路
今日も咲いてるいじめ草(ぐさ)
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ジパングは
いじめが文化の国となり
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この日本
いじめ取ったら何(な)に残る
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学級の
崩れはひとつ親にある
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メール攻め
朝がけ夜討ちと押し寄せる
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中学は
ハナカミ王子(ハナチン王子)と人気者
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いじめられても
仲間ほしさについていく
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使われる
パシリながらも仲間うち
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派閥(ばつ)とは
いじめられずに生きる知恵
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友無くて
言っては返す独り言(ひとりごと)
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生けるもの
生きとしすべていじめあり
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不登校の
先生で賑(にぎわ)う ○○病院
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笑々(わらわら)と
答え笑われ黙りこく
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ニンマリと
ほくそえんでるメルマーク
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絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)
アレ人間も入ってる
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頼りなき
世であればこそ 友求め
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青々と
子達を包む 晴天下(はれてんか)
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欠点を
あら探しする子 目がいじめ
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身体(からだ)病(や)み
ローン地獄でも子と語る
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不確かな
愛より金の下剋上(げこくじょう)
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過度期なる
人類PC(パーソナルコンピュータ)化 情はなし
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帰り道
ぬっと出てくるいじめっ子
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山田(ヤマダ)先輩!!
俺はサンタ(山田)でいびられる
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価値標準
わからず仕舞い(じまい)で親となる
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真面目なる
いじめられっ子身をいじめ
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女子トイレ
押し込められてトラウマに
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様々な
反面教師揃い踏(ぶ)み
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集団の
孤独は真(しん)に耐えきれず
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可愛げな
顔して非礼な言葉吐(は)き
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心霊の
写真撮りたる講師病(や)み
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人生とは
生きて初めてわかるもの
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動物と
人への愛護週間を
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ここかしこ
アザはいじめの無念痕(むねんあと)
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死にたいと
100回言う子と日々対し
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本日の
愛のストック底が見え
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三十年余
愛を灯(とも)して渋谷川
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かけがえない
人との出会いで人育つ
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人は皆
人と出会って人となる
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21世紀
不登校生の世が来たる
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語り継ぐ
いじめの時代長くして
(3.11 歴史的大震災。それに次ぐ放射能汚染問題。人々はいじめられている。一般的ないじめも昭和50年代以降顕著になってから、30数年経った現在、個々の解決はあってもいまだ根本的解決をみていない。放射能汚染と同様、いじめ問題はいったいいつの時代まで続いていくのだろうか。)
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海の量(かさ)
人の命だけ膨(ふく)れてる
(半年経って津波の引いた海がテレビに映っていた。何事もなかったかのように静かで穏やかな海。しかし、その海も多くの人を呑み込み、不明者は半端ではない。人の命のぶんだけ、海が膨れているように見える。)
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あっち向き
ポイこっち向きポイはじかれる
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いじめてる
奴ほど楽しい夢を見る
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学園丸(がくえんまる)
みんなの心が帆をはらみ
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文明は
ネットいじめを開花させ
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ネットいじめ
ウザイキモイは挨拶語
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姿なき
捕らえようないメール犯
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目の前の
奴にキモいとメル快感
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いじめ撲滅(ぼくめつ)
訴えブログがいじめられ
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アフリエイト
貼りつけ稼ぐ15才
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メール禍(か)を
逃(のが)れた心境打ちまくり
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携帯を
持たせる前の家庭訓(くん)
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仕置人(必殺)
不在メール禍(か)鬱(うつ)招き
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糸電話
可愛いい時代を思い出し
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いじめ奉行
ネットいじめにはお買い得
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武田方(長篠の戦い)
組(く)みした御先祖いじめられ
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いじめられた
太郎君今や 健康不登校児(健康優良児にも劣らない)
いじめに遭った太郎君は、現在は悩みも消え去り、学校に行かずに心身共に健康な不登校生となって毎日頑張っている。
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痛々しくも
可憐(かれん)なる花 不登校の花
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とうりゃんせとうりゃんせ
情報ヒント取りに 学園とうりゃんせ
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観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)
の如き笑(え)みほしい
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長崎の鐘
唄う不登校生キラリ
原爆被爆の歌「長崎の鐘が鳴る」を唄う中2の不登校生の女子が居る。太平洋戦争直後からラジオで日毎に流れ、忘れかけていた歌を現代っ子が唄う。そんな個性のある子は今の学校では異端児となり、仲間外れとなる。
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教え子の
セリ(石川セリ)は陽水(井上陽水)とカラオケ店に在(あ)る
(園長の玉川学園教師1年目の教え子に歌手となった石川セリが居る。カラオケ店に行くと1曲だけセリの歌が残っていて、御主人の井上陽水と仲良くカラオケの選曲歌集に載っている。セリの中学生の頃を思い出してなつかしい。)
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現在のネット喫茶難民など、作者の青春一時期(世田谷代田の4畳半の下宿に
隠れひそんでいた頃)を重ね合わせて詠んだもの
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夢破れ
でもまた夢は夜に咲く
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軽労働
つられた日払い重労働
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一杯の
かけそばタマゴ入れ迷う
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バイト先
言わず手配師バス押し込める
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番号で
呼ばれる日払い身は貧し
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ゴミトラの
バイトのパンは香りつき
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日払いの
金で日払いまでしのぐ
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日払いを
終えて風呂なき寝苦しさ
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作者の生家、激動の中の歴史ひとコマを詠んだもの
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戦争の
コア(核)たるものはいじめです
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大空襲
いじめ逃(の)がれた父母に乾杯
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逃げていく
子達を炎は焼いていく
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いじめとは
飛行機から爆弾落とすこと
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タイムスリップ
銀座に火柱 立ちすくむ母子(ははこ)
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逃げまどい
一家(いっか)全滅 なるまいぞ
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おぶわれて
見た空襲の火はおぼろ
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三月十日(東京大空襲)
大きく燃えた 日本橋の生家
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物は燃え
人も燃えたり東京は
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焼け跡の
芋を喰(く)らいて疎開(そかい)先
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教育革命
ラーメンフリースクール味三昧(あじざんまい)
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教育維新(いしん)
湯煙りフリースクール 癒(いや)しの湯
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一杯の紅茶シリーズ(高崎学園は30年間にわたり、毎日紅茶を子供達に出し続けています)
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一杯の
紅茶に溶け合う子等の声
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一杯の
紅茶でねぎらう負荷(ふか)の道
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一杯の
紅茶に会話を添えて出し
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一杯の
紅茶に憩(いこ)う日だまりの子等
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一杯の
紅茶に今日も 愛を入れ
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今日もまた
紅茶に愛をたんと入れ
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冷えた手に
ぬくもれる紅茶 大盛で出す
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一杯の紅茶
やさしさの隠し味
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一杯の
紅茶の香り子の歴史
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一杯の
紅茶を囲み顔顔顔 笑顔(えがお)
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いじめのない
けがれなき色 紅茶色(こうちゃいろ)
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一杯の紅茶 涙と共に飲む
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一杯の
紅茶で乾杯(かんぱい)巣立つ子等へ
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一杯の
紅茶ほんのり香りやさしき
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