2004年早春 再び迎える季節
3月初旬、今年も暖かった冬が去ろうとしている。季節は例年にも増して目まぐるしく行き来する。
花粉が舞い飛ぶ中を、少しばかりならと散策する。いつもの公園へ。
樹林の径路を行けば”ヒカリモノ”を見つけた。降り注ぐ逆光に、あたかも自ら光を放つように。
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梅の花は、今を謳歌している。その一帯だけが、華やかさを発散させている。桜とは違った、健気な華やかさだ。
少々つらい我が鼻にも、その香りがはっきりと感じ取れる。
静寂の中に咲く花々。桜の喧騒を思えば、いとおしい。
木々の間に寝転んで、空を見上げる。
華やいだ場所をあとにすれば、顧みられることの少なかろう、彼の花が目に止まった。
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季節を分ける花、山の春の使者。やっぱり今度は、山へ行こうか・・・