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ブレーキパッド交換(リヤ)
(1) バラシ手順



それでは、リヤ・ブレーキバッド交換を始めたいと思います。

当然ですが、図のようにホイールを外します。

このページでは、キャリパーからブレーキパッドを外すところまでを説明します。
(慣れてくると、パッドを外すだけなら数分の作業です)
せっかくホイールを外したので、各パーツをチェックしてみましょう。

写真はローターのアップですが、深いキズが2本入っているのがわかります。 なんだかイヤな感じです・・・。
ちなみにですが、この D.I.Y. 作業では写真のようなスペシャルツールを使用します。

キャリパーのピストンを戻すための専用工具です。 名称は、良く分からないのですが、「ブレーキ戻し」とか「ピストン戻し」とか言えば通じる気がする・・・。

そのへんの店では売ってるのをみたことない工具ですが、(ってか良く探せばあるのかもしれないけど)、 自分は通販で購入した気がします。
  ⇒ KTC (京都機械工具)
では、本題の交換手順に入りましょう。

写真が、リヤ・ブレーキキャリパーの概観です。

まず始めに、キャリパーの奥側にあるハリガネのようなパーツ(この写真では分かりにくい)を外します。

プラスドライバーネジ形状のものが2つあるのが分かると思いますが、 これはネジではなく、ただの心棒なのです。 これが手前から刺さって、キャリパー奥側へ突き抜けているのですが、その先端に小さな穴が開いており その穴にハリガネのようなパーツが突き刺さっているのです。
これがその心棒の先にハリガネが刺さっている状況です。 (肝心な刺さっている部分が見えていないですが・・・)
これがカタワレで、もう一方の心棒にもつながって刺さっています。

このハリガネ部品を外すのが最初の仕事です。
基本的には刺さって引っかかっている状況なので、適当に手でグイグイっとやって 引っ張れば抜けるパーツです。
このとき、手前側のプラスドライバーネジ形状の頭を利用します。
普通に、プラスドライバーを使用して、右へ左へグイグイ回しつつ、 ハリガネを徐々に上に上げると、不思議と外れてきます。
ハリガネパーツを半分外した状態です。

写真では、残念ながらハリガネパーツにピントが合ってないですが、まぁ、分かりますよね。

この例では下側(写真では「下」というより「右」に見える)から外しましたが、上が先でもどっちでもいいです。

ってか、上下同時にちょっとずつ 外していく感じです。
ハリガネパーツを完全に外したら、 今度はそのハリガネが刺さっていた心棒自体をキャリパーから引っこ抜きます。

奥側の心棒先端を指で押しつつ、写真のようにプライヤーペンチ等で引っこ抜きます。

ちなみに、この心棒は スプリングプレート のようなモノで押さえつけられている (上の写真ではなんとなくそれが確認できる)状況なので、そのプレートを指で押し込むような感じで チカラを加えて、心棒をその押さえつけから解放してやるとラクに抜くことが出来ます。 それをやらなくても、力ずくででも引っこ抜けます。
心棒、上下どっちでもいいのですが、写真では上側を抜いてみました。

スプリングプレートが跳ね上がった感じになります。

まったく同様の手順で、もう1本の心棒も抜きます。
心棒を上下とも抜くと、スプリングプレートが完全に外れる状態になるので、とり外します。

ここまで来ると、基本的にはブレーキパッド自体がフリーな状況になっています。

しかし、ピストン(つまりブレーキペダルを踏み込んだときにかかる圧力)が軽く出たままになっており、 この状態ではパッドを引き抜けませんので、そのピストンを押し戻す作業が必要です。
(ってか、言い忘れましたが対向キャリパーなので、パッドは「外す」というよりは「引き抜く」という行為になります)
ここで、これまでに取り外した部品を確認しておきます。

写真のとおりですが、3種類の部品を取り外しています。

心棒(2本)、スプリングプレート、ハリガネパーツです。
いずれも正式なネーミングは不明です・・・。
では、作業を続けましょう。

ここで、最初に紹介したスペシャルツールの出番となります。

特殊工具のわりに、使い方は特に説明する必要がないくらい想像どおりの使用方法です。

ブレーキパッドの一部の内側に掛けて、グルグルとハンドルをまわして広げる感じです。
適当なところまでピストンを戻したら、 ブレーキパッド自体は完全フリーな状態になっているはずです。

そこまできたら、あとはパッド本体を取り出すだけです。

手で、ひょいっと引き抜きます。
パッドを取り除いた後のキャリパー概観です。
取り出したブレーキパッドです。

この写真では分からないですが、
モノは ENDLESS CC-X です。

尚、ご覧の通りパッドには金属プレートがくっついた状態になっています。 これはブレーキパッド商品に付随してくるものではなく、 ノーマルパッドに付いていたものを使いまわします。

この使いまわし方法について、次ページで説明します。


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