早稲田大学稲門卓球会から日本卓球協会宛質問状
                            平成13年7月23日

財団法人 日本卓球協会
  会長 飯田 亮 殿

                            早稲田大学稲門卓球会
                            会長  蒲田 善一朗


 拝啓、貴会におかれましては、日々卓球会の発展のためにご尽力いただいており厚くお礼申し上げます。
 さて、私ども早稲田大学稲門卓球会は、早稲田大学卓球部に在籍した者より構成され、現在約400名の会員を擁しており、会員相互の親睦をはかり、早稲田大学卓球部との関係を密にすると共に卓球界の発展に寄与することを目的としております。
 昨年3月、当会会員である木村興治氏が貴会の専務理事に就任致しました。当会としましても、同氏を激励し、時折活動状況の報告も受けておりました。そして、世界、日本の卓球界・卓球人にとって最大のイベントである大阪での第46回世界卓球選手権大会も成功裡に、高い評価を得て終了しましたが、その陰で、木村氏が責任者の一人として大きな役割を果たしたものと認識しております。その大会の熱が収まった6月23日、貴会理事会は、突然木村専務理事の不信任案を審議・決議し、専務理事の役職を事実上解任するという行為を実施しました。
 新聞報道では、全く状況を把握できず、当会と致しましては、木村会員を呼び、不信任審議から決議までの内容の報告を受けました。また、貴会理事会に出席した他の当会会員よりも事情・経緯の説明を受けました。その結果、次の点から、今回の木村専務理事の不信任決議と事実上の解任手続きに強い疑義を持つに至りました。
  1. 専務理事不信任という議題にない重要案件を、理事会で取り上げるかどうかの意思確認もなく、いきなり審議に入り、しかも誰から不信任が出されたかの説明もなかったこと。
  2. 木村専務理事は別室で待たされ、不信任に対する説明、弁明の機会が与えられないまま、投票が行われたこと。
  3. 投票に基づく不信任議決の結果数値を、貴会重村副会長が別室で待つ木村専務理事に伝えただけで、理事会で同氏に対しての辞任勧告も不信任の理由説明もなかったこと。
  4. 投票に基づく不信任議決の結果数値を、貴会重村副会長が別室で待つ木村専務理事に伝えただけで、理事会で同氏に対しての辞任勧告も不信任の理由説明もなかったこと。

 以上の観点から、早稲田大学稲門卓球会を代表して、私は、日本の卓球界を統括している貴会が、本件を正しく処理されることを願うと共に、当会の疑義に対してご返答いただければ幸甚に存じます。
 末筆ながら、貴会のますますのご発展をお祈り申し上げます。

                                    敬具

写)関東学生卓球連盟 会長 児玉 圭司 殿
(注記)9月16日現在、日本卓球協会から本状に対する回答は出されていない。