競バカたちが集まって 2008『南の楽園編』
おバカどもの馬券奮戦記です!登場人物
500円のタク
この話の主人公。会社員。1レース500円、G1レースは1万円で勝負する天才馬券師。2005年は圧倒的勝利。2006年もディープインパクトをけり続けたがわずかなマイナス。座右の銘は『本命は切り』ハード&クール、そしてセクシーな43歳。マスター
「鉄馬」のマスター。500円のタクとは同級生。姓は北。愛称はけいちゃん。趣味は競馬と自動車競技ジムカーナ。ダイ
全レース万馬券狙いのような激しい馬券を買う男。カミさんのサイフから金をちょろまかして、いつもカミさんと戦っている。イサム
タクとマスターの旧友。競バカのレギュラーになりたがっている。恵美
イサムの奥さん。優しい性格だが、コントのためにはイサムを足蹴にする残忍なキャラ『エミ』に変化する。駅前のお姉さん
F沢駅南口、Y浜銀行前で営業するインチキ占い師。男への煩悩が強い。
3月30日(日)、午前10時、F沢市民病院。イサムは2月8日(金)、世にも珍しいF沢特産の『毒猫』に、なんと1日に2回も噛まれてしまった。それから3月30日(日)までずっと昏睡状態が続いている。
<補足説明>
毒猫の毒は『体に入ると瞬時に重要な器官を攻撃してすぐ分解するタイプ』なのでもう心配は無いのだ。ただイサムの肉体は毒猫の毒に対抗するために膨大なエネルギーを使ってしまったので、疲れきってえんえんと眠っているのだ。「はあ。」イサムのベッドの横で、あくびをする恵美。「命に別状が無いって分かると、こうやって起きるのを待ってるの退屈ねえ。」
そこにナースが入ってくる。「こんにちは。ご主人まだ起きませんねえ。」
恵美「本当にいつまで寝てるのかしら。もう飽きちゃったわ。」
ナース「じゃあ…、剃毛でもしてみます?」
恵美「えっ?」とナースをみる。ナースは、タクやマスターと同じ『面白ければ、他人の痛みなんて知ったこっちゃない』という目をしていた。
エミ(恵美ではない)、ぶっと吹きだす。「いいわね。せっかくだから頭も眉毛も体中そっちゃいましょう。」
こうしてイサムは寝ている間に、全身ツルツルに剃られてしまうのであった。午前11時45分。F沢南口商店街。スポーツクラブで汗を流して『今すぐビール状態』で鉄馬にいそぐタク。
「タク」とマスターの声。
タク「ん?」ふりむくとマスターがいる。
タク「あれ、どしたの?」
マスター「レモンきれちゃって、買出しだよ。」
鉄馬に向かうタクとマスター。
建物の間から猫が出てきた。
タク「猫―!!!!!」正午の鉄馬。今日は『高松宮記念観戦パーティー』だ。
マスター「なあタク、お前が猫好きなのは分かるけど。猫に「猫」って言ってもしょうがないだろ。」
タク「理屈じゃねえんだよ。猫が大好きで、でも飼えなくて、いつも猫が足りない時に、猫がいたら「猫ー!」って叫ぶだろう。小学生だって大好きなパンダ見たら「パンダー!」って叫ぶじゃないか。」
マスター「そうかなー。」
駅前のお姉さん「そういうものよ。アタシだって、男日照りで『最近チ★ポ見てないなー』と思っていたら、昨日の夜、酔っ払いが立ちションしてたのよ。思わず『チ★ポー!』って叫んじゃったわよ。」
タク「そんな話で共感されたくねーよ。」<予想コーナー>
タク「高松宮記念は、プレミアムボックスとエムオーウイナーの単」
さて