競バカたちが集まって 2008『南の楽園編』
おバカどもの馬券奮戦記です!登場人物
500円のタク
この話の主人公。会社員。1レース500円、G1レースは1万円で勝負する天才馬券師。2005年は圧倒的勝利。2006年もディープインパクトをけり続けたがわずかなマイナス。座右の銘は『本命は切り』ハード&クール、そしてセクシーな43歳。マスター
「鉄馬」のマスター。500円のタクとは同級生。姓は北。愛称はけいちゃん。趣味は競馬と自動車競技ジムカーナ。ダイ
全レース万馬券狙いのような激しい馬券を買う男。カミさんのサイフから金をちょろまかして、いつもカミさんと戦っている。シェフの前田
鉄馬のシェフ。腕は抜群。悪い友達(タクやダイのことです)に感化されて、どんどんダメ人間になっていくマスターの代わりに鉄馬の屋台骨を支えている。駅前のお姉さん
F沢駅南口のY浜銀行前で営業するインチキ占い師。男に対する煩悩が強い。
5月16日(金)、午後7時の鉄馬。テーブル席は6割程度うまっている。カウンターにはダイ。ちなみにタクはまだ仕事中です。
ダイ「ヴィクトリアマイルは、テンイムホウから馬単総流しだぜ。来たらでけえぞ、ファイヤー。」そこに駅前のお姉さんが来た。鉄馬では見かけない、お姉さんと同年代くらいの女性を連れていた。」
マスター「いらっしゃい。」
お姉さん、マスターに目で合図。
マスターも目でわかったと合図。(ダイに)「おいダイ、一杯おごってやるから、お前あっちの端に行ってろ。」お姉さんと連れの女、カウンターのマスターの前に座る。ハイネケンを注文する。
お姉さん「さあ、乾杯。」
女、寂しげな笑顔でグラスをあげる。
こういう時はマスターはバーテンダーに徹する。ダイもカウンターの反対の端で独り酒に徹している。
女がぽつりぽつりと、去っていった不実な男について語り始める。
たまった涙をハンカチでぬぐう。
お姉さん、ため息をついて「男って、本当にバカよね。股の間にあんなもんブラブラさせて。」
ドダダダガラガラガッシャーン!!!!(鉄馬中のみなさんがこけます。)
ダイ「てめえ、何だ今のセリフは?」
お姉さん「バカだから、バカだって言ったのよ。」
ダイ「そうじゃねえ。今の話の流れなら・・・、たとえば『男って、本当にバカよね。こんなに可愛くて気立てのいい女を振るなんて』とかそういう話になるだろうが。」
お姉さん「ちょうどここで話題が変わったのよ。」
ダイ「じゃあ、百歩譲ってここで話題が変わったとしてやろう。しかし、言うに事欠いて『股の間にブラブラさせてるから男はバカ』とは許せん。」
お姉さん「だってバカじゃない、あんな収まりの悪いものブラブラさせて。」
ダイ「何て事言いやがる。最近男日照りのお前だって、あれで良い思いした事があるだろう。」
お姉さん「竿(さお)はいいわよ、竿は。でも玉なんてただブラブラしてるだけでバカじゃない。」
マスター「やめてよー。うちの店で竿とか玉とか大きな声で叫ばないでよー。」
ダイ、聞いちゃいない「あれの中ではな、子孫繁栄、少子化対策に貢献する大切なものが製造されているんだぜ。」
お姉さん「そんなに大切なものなら、ちゃんとお腹の中にしまっときなさいよ。」
ダイ「あれはな、冷やさないといけないんだぜ。」
お姉さん「だからバカなのよ。冷やさないといけないのに、パンツはいて蒸らしてどうするよの。」
ダイ「ならオレたちは犬や猫みたいに金玉さらけだして歩きまわれと言うのか。」
お姉さん「冷やした方がいいなら、そうしなさいよ。そうでなけりゃ、股の間じゃなくて耳にぶら下げるとかしなさいよ。」
ダイ「そんな所にそんな物ぶら下げたら、寝る時にまくらに圧迫されて痛いだろうが。」
お姉さん「だったらやっぱりパンツはかずに歩きなさいよ。」
ダイ「てめえ。マスター、純真で朴訥なオレには、この屁理屈女を論破する言葉がない。なんとか言ってやってくれ。」
マスター「頼むから2人とも帰ってくれよ。」さて、ヴィクトリアマイルは?
<予想コーナー>
今回登場していないタクの予想「悩みに悩んでブルーメンブラッド、ジョリーダンス、ピンクカメオの単。」
第3回ヴィクトリアマイル
1着は、タクが最後の最後に切ったエイジアンウインズタク「仕方ねえ。」