競バカたちが集まって 2008『南の楽園編』
おバカどもの馬券奮戦記です!登場人物
500円のタク
この話の主人公。会社員。1レース500円、G1レースは1万円で勝負する天才馬券師。2005年は圧倒的勝利。2006年もディープインパクトをけり続けたがわずかなマイナス。座右の銘は『本命は切り』ハード&クール、そしてセクシーな44歳。現在、仕事が忙しくてお休み中。マスター
「鉄馬」のマスター。500円のタクとは同級生。姓は北。愛称はけいちゃん。趣味は競馬と自動車競技ジムカーナ。ダイ
全レース万馬券狙いのような激しい馬券を買う男。カミさんのサイフから金をちょろまかして、いつもカミさんと戦っている。シェフの前田
鉄馬のシェフ。腕は抜群。悪い友達(タクやダイのことです)に感化されて、どんどんダメ人間になっていくマスターの代わりに鉄馬の屋台骨を支えている。イサム
タクとマスターの旧友。競バカのレギュラーになりたがっている。
このコントは、変わらないバカその26「イサム、やけになって急襲!」の続きです。
10月26日(日)、正午の鉄馬。今日は『菊花賞観戦パーティ・・・
「イサム登場!!!!!」いきなりイサム乱入。
マスター「ちょっと待て。今日の台本にお前の出番は・・・」
イサム「キャリアー・マシーン、レディ!」(ナレーター)「説明しよう。サイボーグ・イサムレンジャーは、サイボーグボディーを運搬するために4種の『キャリアーマシーン』を開発したのだ。『道路を走る高さ2mのオートバイ形状のロードキャリアー』、『空を飛ぶ大型ヘリコプター形状のスカイキャリアー』、『海を行く大型モーターボート形状のシーキャリアー』、『地下をドリルで削りながら走行する大型地下推進車のドリルキャリアー』があるのだ。ちなみに開発・製造コストは4台で約2億円だ。これらはすべてCヶ崎市民の血税でまかなわれているのだ。」
競馬中継観戦用にレンタルしている大型モニターの画面が、いきなり切り替わった。鵠沼海岸からの海の風景だ。
イサム「シーキャリアー!」
(モニター画面)、湘南の海が、いきなり鳴門海峡の渦潮のように渦をまいた。「きゃああああ!」「あああああ!」泣き叫ぶサーファーたち。(注1:もちろん怪我人はいません。コントですから。)その渦の中心からゴゴゴゴとシーキャリアーが現れた。船上には風になびく『サイボーグボディー』。いきなり海岸に向けて高速でつっこんで来る。
イサム「ドリルキャリアー!」
(モニター画面)突然、海岸の砂浜が、もこっと盛り上がった。砂を吹き飛ばしてドリルキャリアーが登場した。
マスター「イサム、お願いだからドリルはやめて。店が・・・、店が壊れちゃうからー。」
イサム、ちょっと考えて(「それは、そうだな。」)と納得。「スカイキャリアー!」
「ガラガラガシャーン!」と稲妻が光り。雲を割ってスカイキャリアーが飛んできた。
イサム、空を指さして「ゴー!」
バーン!と、シーキャリアーから『サイボーグボディー』がハンガースタンドごと、スカイキャリアーに向かって打ち上げられた。
スカイキャリアーのロボットアームが、『サイボーグボディー』をがっちりとつかんで、鉄馬に向かう。ガガガと鉄馬の天井が開く。
(ナレーター)「説明しよう。鉄馬の天井は、開く構造になっているのだ。理由は、このコントの後半で明らかになるのだ。」
スカイキャリアーが鉄馬の上空3メートルにホバリング(空中静止)しする。ロボットアームが『サイボーブボディー』をおろしてくる。
イサム「サイボーグイサムレンジャー、インストール!」と叫んで、『電球をソケットから外す』ように、両手で頭をぐるぐるまわす。
マスター「やめろ、イサム!また頭をはずすと動きが止まるぞ。」
イサム「大丈夫、今回は普通の体にコンデンサを入れたから、頭をはずしても30秒は動けるようになったんだよ。」
マスター「だから頭をはずせたり、コンデンサが入ってる体は普通じゃないって。」
イサム、はずした頭を両手で持って、ジャンプする「ダーンク・シュート!」頭が『サイボーグ・ボディー』に装着される。『サイボーグ・ボディー』の各部のLEDが光りだす。
サイボーグ・ボディーがぴょんと飛び降りて「完成、サイボーグイサムレンジャー!」変な決めポーズ。
ダイ(今までセリフがありませんでしたが、カウンターにいたんです。)「おお、すげえな。」
イサム「でしょ、ダイさん。これだけ派手に登場したんだから、タクがお休み中の今なら、ボクがレギュラーになれるよね。」
ダイ、気まずい顔で「そ…、それは。」
マスター「それは、オレが説明しよう。」とイサムの肩をたたく。真上を指差して「なあイサム、真上に、『正三角形を描く、青白く輝く星』が見えるか?」
(ナレーター)「説明しよう。『天頂三角星』とは天頂で正三角形を描く3つの星だ。この星は、競バカのレギュラー3人しか見ることが出来ないのだ。ちなみに、この『天頂三角星』を見るために、鉄馬の天井は開く構造になっているのだ。」
イサム「いや、それは見えないけど、『赤い流れ星』が西の空へ消えて行ったよ。」
ダイ、思わず(「あちゃー。」)という顔。
マスター、ため息をつきながら「イサム、今お前が見た流れ星は、俗に『リストラ星』とか『肩たたき星』と呼ばれている星で、正式名称は『早期退場星』と言い、これを見たゲストは今後出番がなくなると…」
イサム「何だよー、それー!」このコント、タクが登場する『天皇賞(秋)編』をはさんで続きます。
<予想コーナー>
タク「菊花賞は、珍しく1番人気のオウケンブルースリの単!」
結果:1着:オウケンブルースリ」
タク「シャア!」