競バカたちが集まって 2008『南の楽園編』
おバカどもの馬券奮戦記です!登場人物
500円のタク
この話の主人公。会社員。1レース500円、G1レースは1万円で勝負する天才馬券師。2005年は圧倒的勝利。2006年もディープインパクトをけり続けたがわずかなマイナス。座右の銘は『本命は切り』ハード&クール、そしてセクシーな44歳。今年は競馬絶好調!マスター
「鉄馬」のマスター。500円のタクとは同級生。姓は北。愛称はけいちゃん。趣味は競馬と自動車競技ジムカーナ。ダイ
全レース万馬券狙いのような激しい馬券を買う男。カミさんのサイフから金をちょろまかして、いつもカミさんと戦っている。シェフの前田
鉄馬のシェフ。腕は抜群。悪い友達(タクやダイのことです)に感化されて、どんどんダメ人間になっていくマスターの代わりに鉄馬の屋台骨を支えている。イサム
タクとマスターの旧友。競バカのレギュラーになりたがっている。
<コントの前に>
このコントは、もちろん完全にフィクションです。11月21日(金)、午後11時、タクの自宅。
タクは、仕事帰りにレッツスポーツプラザCヶ崎店でエアロビクスをして、F沢駅南口の居酒屋S屋でビール飲みながら日曜日のマイルチャンピオンシップの検討をした。
自宅に戻って、歯を磨く。歯間ブラシを使っていたら右の下の奥歯の詰め物がぽろっと取れた「あ、やべえ。」
この歯の詰め物は大きい。イコール、自分の歯をぼっこりと削ってるあるのだ。いきなり冷たい水がしみる。大事なマイルチャンピオンシップの時に歯が痛くなったら大変だ。
翌日、22日(土)午前8時50分。タクはあわててなじみの歯医者に電話する。
だが、電話は『***歯科医院です。誠に申し訳ありませんが、11月17日より23日まで技術研修のため、お休みとさせていただきます。』
タク「うわー、タイミング悪い。」
あわててインターネットでF沢駅の歯医者をさがす「『ビックドリーム・デンタル・クリニック』か、ちょっと名前がなんだけど、設備は新しそうだな。」(注:もちろんこの歯医者はフィクションです。)
電話をかけて、事情を説明すると『では、9時から来てください。』ということになって、さっそく行った。例の歯医者のいす(いやなんだよねー)に座って待っていると、歯科衛生士(若い女性)が来る。「佐藤さんですね。詰め物が取れてしまったので、今日は歯の型取りして、仮詰めします。」
タク(「また削るんだよなー。もともと穴があいているところを削るんだから、痛いよなー。」)
歯科衛生士「最初は、麻酔なしでやります。痛くなったら麻酔しますから、言って下さいね。」
タク(「えー、最初から麻酔してよー。」)
そこに院長が来る。「じゃ、削りますよ。」
ぎゅいいいいん。いきなりドリルが痛いところをつく。
タク「あががががががが!」(「痛い痛い痛い!はやく、麻酔して!」)
歯科衛生士、タクの頭を押さえながら「佐藤さん、頑張って。」
タク「あががががががが!」(「『頑張って』じゃない!麻酔!麻酔!」)
歯科衛生士「佐藤さん、もう少しです。」
タク「あがー!あがー!」(「麻酔してよー!」)
院長、激しく削りながら「しかし、景気は本当にどうなるんだろうね。」
歯科衛生士「ええ、本当に。」
院長「こういう時こそ、政治がちゃんとしなきゃいけないのにねえ。」
歯科衛生士「困っちゃいますよねー。」
どうやら、タクの意識を歯の痛みからそらそうとしているらしいのだが、タクはそれどころじゃない「あがー!あがー!」(「世間話はいい!麻酔してよー!」)あまりの激痛に気が遠くなる。数分後、やっと削り終わる。目に涙を浮かべて放心状態のタク。
歯科衛生士「佐藤さんって、我慢強いですよね。」
タク、ぐったりと、反論する気力もなく(「それはお前が麻酔しないだけだろー。」)
歯科衛生士「普通の人なら、とっくに麻酔してましたよ。」
タク、ぼう然としながら(「だったら麻酔してよー。」)型取りして、仮詰めして、会計して歯医者を出た。
タク、まだもうろうとしながら「とんでもねえ目にあった。」<予想コーナー>
タク、まだ放心状態で「マイルチャンピオンシップは、ブルーメンブラッドの単を厚めに、人気薄のジョリーダンス、キストゥヘヴン、外国馬ラーイズアートニーの単を押さえる。」第25回 マイルチャンピオンS(GI)
1着、ブルーメンブラッドタク「だー!」