「競バカたちが集まって 2001」

この物語は、鉄馬というスナックに集まってくる馬券ベタたちのバカ模様です。

登場人物

500円のタク
この話の主人公。1レース500円玉1個で勝負するせこいサラリーマン。G1レースだけは1万円買う。単勝で中穴を狙うのが好き。

マスター
「鉄馬」のマスター。500円のタクとは同級生。姓が北で、愛称がけいちゃん。予想は馬連ボックス買いが多い。

ダイ
競バカ3人組の中で最も激しい馬券を買う男。ほとんど金をドブに捨てている様なものだが、たまに当たるとデカイ。姓が杉崎。

 

   

12日木曜。開店直後の鉄馬。

「まっすぐだ!」
「まっすぐだ!」
「どこまで行ってもまっすぐだ!」
「ゴー!ストレイト!」
タクとマスターが「新潟競馬場1000m直線コース開設記念のダンス」を踊っている。

こういう事には参加しないで、競馬新聞をにらみつけるダイ。

タク「素晴らしいぞ、直線1000m。」
マスター「行ってみたいぞ、新潟競馬場。」
ダイ「確かに、いい競馬場になったぜ。」

タク「という事で、今回は今週の土日の芝1000mの予想だ。」
マスター「土曜の第1レースの予想からするの?」
タク「そう。」
マスター「おもいっきりマイナーだけど。」
タク「いいんです。なんたって日本初の直線1000mのレースなんだから。ずばりゲイリートリックの単!」
マスター「本命なんだか穴狙いなんだか、よく分からないけど、次。」
タク「9レース閃光特別は、グリームステージの単。」
ダイ「たまにはオレにも予想させろ。」
タク「じゃあ、日曜のG3北九州記念はダイが予想しろよ。」
ダイ「ずばりグランドシンザンから総流しだ。ファイヤー!」

ダイ「しかし、まっすぐと言うことは、良いことだ。昔小学校の先生が、卒業式で「まっすぐに生きなさい。」と教えてくれたぜ。
タク「それとこれは違うぞ。」
ダイ「同じだよ。斜行すると失格になっちゃうからな。」
マスター「なんのこっちゃ。」

人生が失格寸前の競バカどもであります。

  

 

先週のレース

第37回七夕賞(G3)

1着:ゲイリートマホーク(郷原) 2.01.2
2着:マイネルタンゴ(田中勝)
3着:ミヤギロドリゴ(大西)

タクの予想:はずれ

 

 

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