「競バカたちが集まって 2001」おバカどもの馬券奮戦記です!

登場人物

500円のタク
この話の主人公。1レース500円玉1個で勝負するせこいサラリーマン。G1レースだけは1万円買う。

マスター
「鉄馬」のマスター。500円のタクとは同級生。姓が北で、愛称がけいちゃん。

ダイ
競バカ3人組の中で最も激しい馬券を買う男。

カミさん
ダイのカミさん。得意技は飛び膝蹴り。



開店直後の鉄馬。スキップするタクとマスター。

「G1!」「G1!」
「待ちに待ったフェブラリーステークスだ!」
「G1!」「G1!」
「犬は?」「ウー、ワン!」

バカな、と言うより情けない2人である。

そこにダイが入ってきた。「今週のフェブラリースレークスは面白いな。」
タク「実力馬がそろって、どこからでも買えそうだな。1番人気はウイングアローになるだろうけど、サンフォードシチー、ゴールドティアラ、ファストフレンドなどにも十分チャンスがあるよな。オレはファストフレンドとノボトゥルーの単勝でいくぜ。」
マスター「オレはウイングアロー、サンフォードシチー、ファストフレンドにイーグルカフェを足してボックスにするよ。」
ダイ「大井のアローセプテンバーから馬連とワイドの総流しだ。来たらでかいぞ。」
マスター「あんたは変わらないねえ。」
タク「だけどお前、金あるのか?ついこの前までプータロー状態だったじゃん。」
ダイ「こんな面白いレースを黙って見ていられるか。カミさんのへそくりとサイフから全額をガッと抜いてきたんだ。

タク「お前・・・。またカミさんに飛び膝蹴りくらうぞ。」
にやりと笑うダイ「大丈夫だ。オレはあの飛び膝蹴りを封じる方法を見つけたんだよ。」
マスター「本当かなあ?」
ダイ「まかせとけ。」

その時、入り口に黒い人影があらわれた。ダイのかみさんだ。黒い皮の上下に黒い皮の手袋とブーツで全身黒でまとめている。完全に戦闘モードに入っている。

フロアの中央でにらみ合うダイとカミさん。
カミさん「もはや言葉はいらん。」
ダイ「勝負!」
カミさんの体がふわっと浮いたのと同時にダイも大きい体でジャンプした。
その結果、膝蹴りはダイの股間に命中した。
床に落ち、股間をおさえてのたうつダイ「う・・・うう・・・。」
カミさん「一緒に飛べば顔に届かないと考えたんでしょうけど、サルの浅知恵ね。
ダイ「お前に・・・お前なんかに、この痛みが分かってたまるか!

タク「そりゃあ。」
マスター「分からないだろーなー。」

男の痛みを一身に背負ったダイでありました。


次週予告

タク「来週は、特別編です。」
マスター「団長さんをスペシャルゲストにお迎えします!」
タク「ご期待下さい!」


先週のレース

第51回ダイヤモンドステークス(G3)

1着:イブキヤマノオー(ペリエ) 3.18.0
2着:メジロランバート(蛯名)
3着:トシザブイ(岡部)

タクの予想:はずれ

ダイの予想:出走せず


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