「競バカたちが集まって 2002」おバカどもの馬券奮戦記です!
登場人物
500円のタク
この話の主人公。1レース500円玉1個で勝負するせこいサラリーマン。G1レースだけは1万円買う。マスター
「鉄馬」のマスター。500円のタクとは同級生。イサム
タクとマスターの旧友。パチンコと競艇のファン。競バカのレギュラーになりたいと思っている。
2月7日、開店直後の鉄馬。やっとタクがやってきた。
マスター「お前なー、何やってたんだよ。」
タク、ハイネケンをぐっと飲み干して、「仕事だよ、仕事。この時期だけは、いそがしいん・・・、グー。」いきなりカウンターに突っ伏してしまった。
マスター「おい、タク、起きろ。お前が寝ちゃったら、話が始まらないだろ。」
タク「・・・ダイヤモンドステークスは・・・セイコーサンデーのた・・・・、グー。」
マスター「だめだこりゃ。他にお客もいないし、コントにならないじゃ・・・。」「うははは!」入り口のほうで勝ち誇ったような笑い声。
マスター「誰だ?」
「イサムレンジャー!」マスターとタクの旧友で、競バカのレギュラーになりたがっているイサムが、シルバーのTシャツ姿で登場した。イサムレンジャーとはイサムが大バカ5人組のギャンブレンジャーに「6番目の戦士」として参加した時の名前だ。
マスター「お前、まだイサムレンジャーやってたの?」
イサム「言ったはずだ。オレはレギュラーになるためなら、なんでもする。」
マスター「ダイもいないし、タクは寝ているし。いいよ、予想したら。」
イサム「予想?」
マスター「そう、今週のダイヤモンドステークスの予想。京都のきさらぎ賞でもいいけど。」
イサム「オレ、競馬知らないもん。」
こけるマスター「なんだよそれ、それじゃレギュラーになれる訳ないだろ。」
イサム「コントならなんでもやるよ。」
マスター「コントもやるけどね、この競バカは競馬の予想が中心なの。」
イサム「オレ、パチンコと競輪はやるけど。それじゃだめ?」
マスター「だめに決まってんだろー。」なんだかよく分からない夜であります。