タイトルは「競バカたちが集まって!」おバカどもの競馬コメディーです!

登場人物

500円のタク
この話の主人公。1レース500円玉1個で勝負するせこいサラリーマン。G1レースだけは1万円買う。

マスター
「鉄馬」のマスター。500円のタクとは同級生。

ダイ
3バカトリオの中で最も激しい馬券を買う男。

カミさん
ダイのカミさん。得意技は飛び膝蹴り。

なぜタクとマスターのお金までダイのカミさんが管理するのか?」という根本的な疑問を残したまま3バカトリオはダイのカミさんと馬券勝負することになってしまった。

ルールが決められた。

カミさん「金庫のカギは私があずかります。」
ダイ「なんでそんな面倒くさいことをするんだ。レースが終わったら馬券を見せればいいじゃねえか。」
カミさん「だめよ。どうせあんたのことだから、たくさん馬券をかって、当たったやつを出すつもりでしょう。」
ダイ「・・・・・。」
カミさん「図星でしょう。」
ダイ「ちくしょう、なんてずるがしこい女だ。」
タク「それはお前だろ。」

土曜日の午後1時。3バカとカミさんはそれぞれ検討していた。

タクの検討(東京競馬場にて)
カミさんは初心者だから新聞の印通りにテイエムオペラオーの馬連かワイドを買うだろうな。テイエムオペラオーの軸は堅そうだけど、混戦で1着2着3着まで順当には決まらないな。だからカミさんははずれだ。つまり俺は当てればいいんだ。テイエムの単で勝負だな。

マスターの検討(横浜ウインズにて)
カミさんは新聞通りに買うだろう。それに初心者ははずすのが恐いからきっとテイエムオペラオーのワイド総流しだな。テイエムオペラオーは2着は外さないだろう。俺がテイエムの馬連総流しをかければカミさんより配当金は高くなるから俺の勝ちだ。

ダイの検討(銀座ウインズにて)
ダイワテキサスだ。きたらでかいぞ。

そしてカミさんは横浜ウインズに向かう京浜急行の中で競馬ビギナーの本とスポーツ新聞を熟読していた。

夜、開店直後の鉄馬。
タク「おれはテイエムオペラオーの単、1点だ。」
マスター「おれはテイエムから馬連でエアシャカール、ファンタスティックライト、ジョンズコール、メイショウドトウ、アグネスフライトへ千円。他の馬へ500円の総流しだ。」
ダイ「おれはダイワテキサスから勝負だ。ワイドと馬連300円ずつ総流し。それと単勝千円。きたらでかいぞ。」
タク「なんちゅう馬券を・・・。」
カミさん「私はテイエムオペラオーからエアシャカールとファンタスティックライトへ五千円ずつよ。」
マスターは、読みがずれていたので内心動揺している。
カミさん「私が勝ったら、お金は没収よ。」
ダイ「金の亡者め、俺のファイヤー馬券で勝負だ!
タク「金の亡者はお前だろう!

明日は決戦のとき、ジャパンカップであります。


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