タイトルは「競バカたちが集まって!」おバカどもの競馬コメディーです!
登場人物
500円のタク
この話の主人公。1レース500円玉1個で勝負するせこいサラリーマン。G1レースだけは1万円買う。マスター
「鉄馬」のマスター。500円のタクとは同級生。ダイ
3バカトリオの中で最も激しい馬券を買う男。カミさん
ダイのカミさん。得意技は飛び膝蹴り。
ジャパンカップのゴール前。東京競馬場でタクが、
自宅でテレビに向かってマスターが、
こちらも自宅でテレビに向かってダイが、
叫んだ。「残れ!」ダイの横でカミさんが叫んだ。「行け!」
勝ったテイエムオペラーをはさんで、ねばるメイショウドトウと追い込んできたファンタスティクライトがゴールに突っ込んだ。
タクはテイエムの単勝で1万円が1万5千円になった。
マスターは2着がメイショウでもファンタスティックでも当たりだ。カミさんは、ファンタステックライトが2着ならテイエム−ファンタスティックを5千円持っているので7.2倍でトップになる。メイショウドトウだとはずれだ。
そしてダイは、勝負の蚊帳(かや)の外のずーっと遠くにいる。
勝負の行方は写真判定になった。
タク、マスター「競馬の神様、お願いします!」場内放送「・・・2着13番。」4cmのハナ差だった。
タク、マスター「よっしゃ!」
日曜夜の鉄馬。
「よーかった、よーかった。」スキップするタクとマスター。睨み合うダイとカミさん。
ダイ「俺とお前は同着だ。俺は勝っちゃいないが、負けてもいないぞ。」
カミさん「あの4cmが届いていれば・・・。」
ダイ「4cmだろうが、大差だろうが負けは負けだ。見たか、悪の栄えたためしはないんだ!」
カミさん「お金も取り返したし。今日はそういう事にしといてあげるわ。」
カミさんは帰っていった。ダイ「正義は勝つ。」
タク「うそこけ。」大騒ぎのジャパンカップも幕を閉じたのでありました。