タイトルは「競バカたちが集まって!」おバカどもの競馬コメディーです!
登場人物
500円のタク
この話の主人公。1レース500円玉1個で勝負するせこいサラリーマン。マスター
「鉄馬」のマスター。500円のタクとは同級生。ダイ
最近常連になった競馬好き「エアシャカール来ちゃうもんなあ。アグネスフライトはどこ行っちゃたんだよ。」とぐちるタク。マスターと共に連敗中である。
タク「天皇賞はテイエムオペラオーで鉄板だからここで取り返す!」
マスター「復襲するは我にあり!」「いいや、鉄板じゃねえ。」先週来たデカい男が入ってきた。この男は体が大きいところからダイ(大)と呼ばれるようになった。
マスター「ダイ、それじゃあ何から買うんだ?」
ダイ「ダイワテキサスだ。来たらデカいぞ。ダイワテキサスから1万円ずつ総流しだ!」
マスター「えっ?!」
(この間をお楽しみください。)
タク「今、何て言った?」
ダイ「だからダイワテキサスから流すんだよ。」
タク「いくらずつ?」
ダイ「1万ずつと単勝3万で20万勝負だよ。」
(この間をお楽しみください。)
タク「あの、ちょっと聞いていいかな?」
ダイ「何だよ?」
タク「あんた普通の会社に勤めている普通のサラリーマンだよね。」
ダイ「なんだよ人を普通じゃないみたいに。」
タク「普通じゃないだろ。サラリーマンでカミさんがいて、子供がいて、家を買おうとしている奴が天皇賞とはいえ、20万も賭けちゃうのは。」
ダイ「来たらデカいぞ!」
マスター「そうじゃなくて、なんでそんなに金があるんだよ!お前まさか・・・」
ダイ「何を疑ってるんだ。この金はきれいな金だぞ。」
タク「まあ、それならいいけど。」
ダイ「カミさんのヘソクリをギッてきたんだ。」
マスター「それはアウトだぞ!」
タク「家庭の平和のためにも、その金は返せ。」
ダイ「大丈夫!当たったらご祝儀つけて返してやるよ。」
マスター「はずれたらなくなっちゃうんだぞ。」
ダイ「大丈夫!俺はいつも前向きだ。」
タク「ああ、話がかみ合わない!いいか、仮に当たってもカミさんは怒るぞ。競馬はおこづかいの範囲の中でやるもんだ。そんな大切なお金を賭けちゃだめだ。」
ダイ「俺は火のように危険な馬券を買わないと熱くなれないのさ。マスター、キンキンにひやしたウオッカをくれ。」
ダイはウオッカのグラスを一気に飲み干した。
「ファイヤー!」
「だめだこりゃ。」バカにも色々な種類があるようです。
第122回天皇賞(秋)
1着:テイエムオペラオー(和田) 1.59.9
2着:メイショウドトウ(的場)
3着:トゥナンテ(幸)タクの予想:あたり
マスターの予想:あたり
ダイの予想:はずれ