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通知表&要録一覧 Ver.3.61 

 学校教育にも地方分権化が進んで,様々な点で各学校の自由度が認められてきました。通知表の形式も,その学校の特色に合わせて,独自の通知表を作る時代でもあります。一方,新学習指導要領やその後の通知によれば,従来の書式や内容では不十分になっています。本システムでは,従来の通知表のイメージを残しながら,新学習指導要領の趣旨を踏まえ,新しい指導要録に発展できる通知表を目指しました。それぞれの学校に合わせて,使いやすいものに変更して使ってください。
 また,以前から,指導要録のために3つの通知表データを集計して一覧表を作るシートを作って欲しいという要望がありました。通知表と指導要録は目的も趣旨も違うということで,頑なにお断りしていたのですが,あくまでも参考資料としての一覧表を作るということで,納得(妥協)して作ってみました。どうせ作るならということで,できるだけ簡単な作業で,新学指導要領に準拠した一覧表ができるようにしてみました。これも「事務処理の軽減」に重点をおいた提案です。



★主な機能と特徴
○通知表について
 ・各学期にA4サイズで1人1枚の通知表を作ります。従来のように1枚の通知表を年間利用するのではなく,各学期ごとに渡す通知表です。
 ・一覧表に各種データを入力すれば,マクロがデータを通知表に転記し印刷します。従って,上司への検閲は一回で済みます。(ただし,学校長の印鑑は必要です。)
 ・一覧表への入力は,他の名簿データや成績処理ソフトのデータをコピペします。
 ・入力項目は,
    ・教科(国語・社会・算数・理科・生活・音楽・図工・家庭・体育)の評価    ・行動に関する評価   ・外国語活動の観点と所見   ・総合的な学習の観点と所見
    ・特別活動の記録    ・総合所見         ・出欠席の記録
 ・通知表の書式や評価の観点は,各学校に合わせて変更してください。改造サンプル集同梱。
 ・サンプル(本システム)は,新学習指導要領の趣旨を踏まえたものになっていると思います。
 ・所見の文字が多すぎて枠からはみ出すとき,自動的に文字サイズを縮める機能(所見文字自動調整機能)を搭載しました。
 ・所見を入力しながら,実際の印刷状況を確認する機能(ワンタッチ印刷プレビュー機能)を搭載しました。
 ・手書きでないと気がすまない方は,所見などを部分的に空白にして印刷することも可能です。
  手書きの場合は,記入後,再度検閲を受けなければなりません。
 ・学級40人分の通知表をレーザープリンタなら3分程度で印刷します(自動連続印刷機能)。
 ・学校全体で意識改革と共通理解が必要になりますので,職員会への提案資料も同梱しました。
 ・保護者への変更案内文書例を添付しました。
 ・教科の成績一覧入力時に簡単に○×を入力するマクロを付加しています。
 ・初めて使う職員のためのアドバイスを各ページに配置しています。
 ・表紙のサンプルが含まれています。

○要録一覧表について
 ・各学期の成績データは,ファイルを指定するだけで,データを読み込みます。
 ・3学期制だけでなく,2学期制の学校でも使えます。
 ・各学期の成績データから,参考値として年間の集計データを自動作成します。
  観点別の集約値から,参考値として評定も自動作成します。
 ・その判断基準は自分で設定できます。
 ・参考値は初期値と捉え,その他の記録データを参考にして最終結論を判定していきます。
 ・最終の成績は,提出用一覧表に自動転記されます。
 ・外国語活動・総合的な学習の時間・総合所見と参考事項用の入力表が付いています。
 ・実際の指導要録のサイズ(行の高さ)に合わせて印刷する,転記用シートも付いています。

・Ver.1.1〜1.9での変更点
  ・教科の成績一覧入力時に簡単に○×を入力するマクロを付加しました。
  ・出力プリンタの変更ができるようにしました。
  ・画面上で印刷直前の状態を確認できるようにしました。
  ・職員会用説明資料・保護者への変更案内文書例を添付しました。
・Ver.2.1〜2.9での変更点
  ・新学習指導要領に対応しました。表紙を作りました。VBAのアルゴリズムを見直しました。
  ・外国語活動と特別活動にかかわって4タイプの通知表を同梱しました。
  ・所見の文字サイズを自動的に調整する機能を搭載しました。
・Ver.3.1〜3.3での変更点
  ・評価の観点等の学年内で統一する事項は,一覧表で定義するようにしました。
  ・VBAのアルゴリズムを見直しました。
・Ver.3.4での変更点
  ・新「学習指導要領」と「児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について(通知)(H22.5.11文科省)」に準拠しました。
  ・評価の観点の例文を一新しました。
  ・外国語活動や総合的な学習の時間の観点を個別に設定できるようにしました。
・Ver.3.5での変更点
  ・学期名が表示しないことがあるバグ,コントロールキーが動作しないバグ等のこれまでの累積的なバグを修正しました。
  ・要録一覧を追加しました。
・Ver.3.6での変更点
  ・所見文字自動調整機能の設定一覧表を基本シート移動することによって,通知表の改造エリアを広げました。
  ・一覧表に評価・評定による条件付き書式を付加することで,見やすく誤入力しにくくなりました。
  ・中学校の新学習指導要領の完全実施に伴い,中学校用通知表と要録一覧を同梱しました。
・Ver.3.61での変更点
  ・小学校用の要録一覧のバグ(各学期のデータを読み込めない)を修正しました。通知表は変更なし。
  ・中学校用の通知表と要録一覧を正式版にしました。(バージョンを正式版にしただけで内容は同じです)

★使用環境     ・Windows 2000,XP,Vista,7  +  Excel 2000,XP,2003,2007,2010
             Excel2003用(xls)は,2007-2010用(xlsm)に比べ,見やすさで劣っています。機能(表現力)に限界がっあって,どうにもなりません。Q18参照。

★ダウンロード      tsuchihyou361.zip(2,079kB) … 小学校用/中学校用,通知表/要録一覧ともに Excel2000-2003用とExcel2007-2010用の各2種類のブックが同梱されています。

                  tsuchihyou354g2.zip(467kB) … 岐阜市専用に作ったものです。正式版で「xls」のみです。要録一覧表も同梱しています。

★よくある質問
Q1.「各学期にA4サイズで1人1枚の通知表」とは,本当に1枚だけを渡すのですか。
 いいえ。厚手のA3用紙に表紙を印刷し,二つ折りにして通知表を挟みます。更に,クリアフォルダに入れて渡しています。保護者は裏表紙に押印して,次の学期始めに中身を抜いて提出します。印刷代が消耗品費ですみます。
Q2.評価の観点は各学校で変えられますか。
 シート「観点」に学年/教科別の観点一覧表がありますので,そこに入力します。サンプルの文章として,「各教科等各学年等の評価の観点及びその趣旨(H22.5.11 文科省)」から評価の観点を抜粋して入力してあります。
Q3.前のバージョンにはタイプAとBがありましたが,なぜ止めたのでしょうか。
 タイプAとBでは,外国語活動と総合的な学習の時間を1つの枠で所見を書いていました。しかし,外国語活動と総合的な学習の時間は全く別の領域の学習ですので,移行期間中なら言い訳もできますが,完全実施となってからも,これらを同じ枠に置くべくではないと考えました。
Q4.外国語活動の評価はどうあるべきだと考えていますか。
 「小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について(通知)【H22.5.11/文科省】」にヒントがあると考えています。その中で,指導要録の外国語活動については「学習指導要領の目標及び具体的な活動等に沿って評価の観点を設定することとし,文章の記述による評価を行うこと。」明記しています。従って,これに準じて通知表も文章で評価しておいた方がよいと考えています。新「学習指導要領」によれば,「コミュニケーションに対する意欲・関心・態度」「音声や基本的表現への慣れ親しみ」「言葉の面白さや豊かさ,多様なものの見方や考え方があることなどの気付き」の3観点で評価しますが,特区でもない限り教科として(教科のように)扱うのは間違いでしょう。同時に出された「指導要録(参考様式)」を見ると,タイプCがよいのではないかと思われます。
Q5.本校では,これまで特別活動を文章で評価してきました。修正できますか。
 枠を広げてやれば文章での評価は可能です(サンプルD参照)。また,観点や活動を定義して「〇」で評価することも可能です。しかし,領域が増えて,評価ばかりに時間をとられるのもどうかと思います。なるべく簡単に評価したいものですね。
Q6.本校では,これまで教科の場合,観点別の評価のほかに「3〜1」の評定も付けていました。経緯上止めることができません。修正できますか。
 以前,そういった声も聞かれました。実は,Ver.3.4 からは,隠れた機能というのを内蔵していまして,比較的簡単に改造可です(サンプルF参照)。詳しくはお問い合わせください。
Q7.本校は特区で,英語を教科として扱い研究指導しています。観点別の評価が必要なのですが,修正できますか。
 改造可能です(サンプルG参照)。VBAも変える必要があり,簡単ではありません。詳しくはお問い合わせください。
Q8.「所見文字自動調整機能」というのは,どんな関数を使うのでしょうか。ヘルプを見てもフォントを指定するような関数は見つけられません。
 当然です。関数でフォントの調整はできません。関数ではできない部分をVBAで補っています。
Q9.裏表紙の「修了証」の発行日はどこで設定するのでしょう。
 特に設定する場所はありませんので,直接セルに入力してください。裏表紙は1学期から使用しますが,発行日を3学期の終了式(卒業式)なと,学校・学年・年度によって変わる場合,注意が必要です。
Q10.Ver.3.5の不具合…シート「5年」では,出席番号の1〜3番の児童が表示できないという問題について
 今のVer.3.51では修正したものがアップロードされていますが,ダウンロードするより,次の方法で対処した方が手っ取り早いです。
 @シート「5年」のセル「C1」(黄色のセル)にポインタを置く。 Aメニューバーのデータ → データの入力規制 → 設定のタグ → 最小値を「1」にしてください。 以上で完了です。
Q11.Ver.3.51の不具合…は簡単に修正できますか。
 現Ver.3.52では修正したものがアップロードされていますが,ダウンロードするより,次の箇所を直接修正した方が手っ取り早いです。一覧表の表示の問題です
@シート「評価」「所見」の「〜学期学期」と表示されますが,数式から最後の「&"学期"」を取り除きます。
Aシート「観点」「評価」の算数の3つ目の観点の「表」を「技」に変えるだけです。 以上で完了です。
Q12.通知表Ver.3.52以前の不具合…とは何ですか。簡単に修正できますか。
 現Ver.3.53では修正したものがアップロードされていますが,それ以前のバージョンでは,シート「2年」と「3年」の次のセルの数式を下記(赤字)のように修正します。
 セルC18 → =IF(VLOOKUP($C$1,評価!$A$7:$BV$51,32)="○","○","")
 セルC19 → =IF(VLOOKUP($C$1,評価!$A$7:$BV$51,33)="○","○","")
 セルC20 → =IF(VLOOKUP($C$1,評価!$A$7:$BV$51,34)="○","○","")
 セルD18 → =IF(VLOOKUP($C$1,評価!$A$7:$BV$51,32)="・","○","")
 セルD19 → =IF(VLOOKUP($C$1,評価!$A$7:$BV$51,33)="・","○","")
 セルD20 → =IF(VLOOKUP($C$1,評価!$A$7:$BV$51,34)="・","○","")
 セルE18 → =IF(VLOOKUP($C$1,評価!$A$7:$BV$51,32)="×","○","")
 セルE19 → =IF(VLOOKUP($C$1,評価!$A$7:$BV$51,33)="×","○","")
 セルE20 → =IF(VLOOKUP($C$1,評価!$A$7:$BV$51,34)="×","○","")

Q13.最近,「通知票」が「通知表」と表記されるようになりましたが,何か意味があってのことですか。
 特別こだわっている訳ではありません。両方の言い方があるようです。都道府県によって違うようですが,「通知表」の方が全国的には多いようです。文科省の文書にも「通知表」の表現が多くみられます(例:「教育の情報化に関する手引」H22.10.29文科省)。
Q14.エラーメッセージ『実行時エラー'-2147024809(80070057)':このメンバにアクセスできるのは、WordArtオブジェクトの場合だけです。』が表示されました。
 Excel2003用のファイル(xls)をExcel2007(2010)(互換モード)で開き,使用後に「Excel97-2003ブック」で保存すると,Excel2003では使えなくなってしまい,このようなエラーが発生します。これは,通知表の表紙の題字にWordArtを使っているからなのですが,オブジェクトの認識方法がExcel2003とExcel2007(2010)では異なっており,Excel2003→Excel2007(2010)では変換できるのに,その逆ができない(完全互換ではない)のです。Excelのバグとも言えます。対策としては,Microsoft Updateを実施することで治りますし,エラーが起こったら,Excel2003側で題字を削除し,ダウンロード直後のファイルから題字だけをコピペすれば戻ります。また,1つのファイル(xls)を2種類のExcel(2003と2007(2010))で共有しないことです。
Q15.要録一覧のシート「要録」の「各学期の成績表示」は優れものですが,どういう仕組みなのでしょうか。
 単に,Excelの「ふりがな」機能を使っているだけです。本来の使い方ではありませんが,これもアイデア。この要録一覧を使うと,学年末だけでなく,2学期末でも(2学期制として使い)1学期の記録と比較ができるという利点もあります。2段階の変化を調べたりするのに使えそうです。
Q16.通知表の形式を改造するうちに,列を挿入したところ,「所見文字自動調整機能」が動作しなくなりました。
 列の挿入によって,表「所見の文字指定」がズレたことに原因すると考えられます。ズレを戻すために,使っていない列(L列)を削除して調整できるでしょう。ただし,Ver.3.6ではこの問題は起こりません。
Q17.要録一覧3.53のシート「要録」セル「AK2」の学年・組・担任氏名が連動しないバグはどのように修正すればよいでしょう。
 シート「要録」セル「AK2」に次のような数式を入力してください。「=JIS(基本!C7)&"年 "&JIS(基本!C8)&"組  担任 "&基本!C9&"  印"」です。次のバージョンには修正します。
Q18.要録一覧3.5〜3.6βの不具合とは何ですか。
 「要録一覧Ver.3.6β以前」のシート「要録」で評定データを入力(調整)した後は,シート「@教科」「A行動」「転記用」に移動してもデータが自動転記されません。VBAプログラムの不具合でイベント処理がOffになってしまいます。VBA内部でのバグですので簡単には修正できませんが,次の対応で回避できます。
対応@:評定の編集が全て終えたら保存終了(Excel自身も終了)し,再度開けばイベント処理がOnになりますから,自動転記するようになります。ただ,再び評定を編集すると同じ処理が再度必要になります。
対応A:H24/3/17以降の新しいバージョン(Ver.3.6)をダウンロードしていただき,その中の「要録一覧Ver.3.6e」を使うのが簡単です。申し訳ありませんでした。
Q19.Excel2003以前用のブック(xls)とExcel2007-2010用のブック(xlsm)の違いは何ですか。
 Excel2003以前(xls)では,「条件付き書式」が3条件までしか設定できませんが,Excel2007以降(xlsm)では多くの条件を設定できます。例えば,評定に5段階評価(1〜5)があり,それぞれに背景色を設定すると,見やすいだけでなく,間違い(誤入力)を減らすことができるのですが,Excel2003以前では3段階しか区別できません。その他の機能にも違いがありますので,できることなら,Excel2007以降用(xlsm)の利用をお勧めします,また,Excel2007以降用(xlsm)を,Excel2003用に変換したりしても,正しく表示されませんし,元に戻すこともできなくなります。従って,1つのファイルを混用するのは止めた方がよいと思います。

★スクリーンショット
○通知表の成績一覧表…この一覧表に通知票データを入力するか,他のファイルから値コピーする。


○児童に渡す通知表…出席番号で読み込まれる。連続印刷可能。


○指導要録の成績一覧表…通知票一覧表かデータ読み込み,各学期の成績から年間の成績の初期値を算出する。





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