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2000年12月19日(火)
●すんません。すんません。忙しい、ってほどでもないんですが、こう寒くなると知能も身体も何か、どんどん停滞してしまって。
来年は、何をやるって話でブチ切れてましたが、まず一コいっとくね。
こんどは中学生と組む。R15逆指定だな。(意味わからん……)
タイトルだけ決めてある。その名も「マジ怖えぇ」展。
参加資格は13歳から15歳まで。まっずー、学校か広報か新聞とおして「有志」に呼びかけるね。「キミタチ。これまで読んだ本のなかでいちばん怖かったのを持ってきてみ」
それで、日を指定して持ちよるわけ。中学生が、「いっちばん怖かった」本をね。そしたら、それをみんなで交換して、「回し読み」をします。で、何日か経過しました。
さってー、また日を決めて集まる。で、投票がはじまるね、黒板に「正」の字を書いていきます。それで、いちばん得票した本が「マジ怖い大賞」だ。
これからが、本番。その本の中味を「展覧会」にする。やるのはキミだよ。キミタチ。オジサンもいっしょにやるよ。ほらほら、どんどん開いていくぞ。コトバにならなかったものがね。「なによ。フツーじゃん。え? う……」みたいなとこに行きましょうね。キミタチ。
と、いうようなプランを家で話しておりましたら、中2の娘がいいました。「そんなことをしたらレイが来るよ、お父さん」
ま、じょじょにやっていきますよ。期待大だね。
2000年12月22日(金)
●んー……。寒いのは気候のせいばかりではなかったみたいですね。こういう気分のときにも書いておいたほうがよかろうとも思いますので、書きつけておきます。やっぱり滅入るな。一人で戦っている人、けっして少なくない。ほんとうに偉いと思う。僕は、いまだかつて一人になったことがないですからね。小熊秀雄という詩人が「ミソサザイばかりが鳴いていても淋しがるな」って歌っているけれども、強いな、ほんとうに。
2000年12月27日(水)
●この文学館が何か問題を抱えているとする。それも大きく深く複雑な問題だ。その問題を解決する唯一の方法。それは「小樽文学館の仕事」しかない。徒手空拳たるこの小樽文学館。その唯一で最大の武器が、「小樽文学館の仕事」だった。そして文学展こそ、その最大のもの。展示とか図録を作るなんていうのは、その先端のちょっぴりみえるところでしかない。もっともっと入り組んで複雑で大きく深いもの。人間と人間のつながりをそのいちばんの深みにおいて拡げ変容させていくもの。もうだいぶ前から気がついていたはずのことに、あらためて思いいたりました。困難であればあるほど、それしかない。ありがとうございます、柴田一美さん。勇気づけられました。
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