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12月31日(月)
●きのうが年内最後の開館日だったんで、ほんとの「御用納め」だったんだけど。やっぱり納まんねー。どころか。あーとうとう始まっちゃった。ヌマゲンさん、いらしたよ。午前11時に。
ほとんどぶっとーしだな。午後7時近くまでね。モスキート級のハードパンチャー。ボディブローのラッシュ。けっこう利くでしょ。事務長「あー、ときどきタバコで席たたないと、キツイな。ほんとに」。いうまでもないだろーけど。沼田さんマトモなのよ。ほんとにストレートにマトモなの。でもさ、小樽文学館は、そりゃ文学館としてはヘン(いや違うな、まとも、だな)の部類だろーけど。お役所の一部には違いないんだ。お役所よ、お役所。
ある程度、セキララに書いちゃうね。問われて事務長が答えた展覧会予算総額200万円。この金額についてはコメント控えるね。まだ決定されたわけじゃないしさ。もちっと多いかも知れんが、少なくなっても不思議じゃない。
ここで沼田さんまず考え込んだ。「展示80万、イベント60万、図録60万……。これじゃ、本格的に内装工事って、いくらなんでもムリでしょう。展示の部分がなくなってしまう。この展覧会を機会に、文学館そのもののカタチを、っていう意気込み、じゅうぶんわかります。大切なことだと思う。でもそれで展示ができなくなるってゆうのは。それは本末転倒じゃないですか」。
そのとおり……。
「内装はやっぱり書き割りでいきましょう。裏を見れば張りぼてだってわかって構わない。でもそれなりに頑丈な」。
そうですね……。やっぱり「仮設」だ。それが展覧会のパワーを生むんだって、山口昌男さんに教わったんじゃないか。しかもけっこう丈夫な仮設。ん?「三年仮設」?
「図録ってゆうか、本をね、やっぱりしっかり作りたい。そのために小樽、札幌の喫茶店をしっかり見て歩いて、コーヒーも飲んでみて、取材をがっちりやりたい」
「まさか、電話とかファックスとかで、ちょこちょこ意見や指示やして、そんなことボクに期待なさっていたわけじゃーないでしょ」
そのとおり……。
「謝礼、なんてボクはいいんです。おもしろくてやっているんでもあるから。でも……、いくら何でも取材に掛かった実費、は役所から出るんですよね」
………………。
「え!?」
って、時間がなくなった。続きは明日だ。元旦でも文学館では仕事ができるんだって、20何年か務めてきて初めてわかった。正月なんていってられねー(泣)。
12月29日(土)
●沼田元氣さんは、けっきょく、どーなったの?って、あー気になるなって、人が、いないとも限らないから。いうね。とにかく驚かせるな。スリリングだな。
まずね。私は昨夜9時30分くらいまで文学館で電話待ってた。寒いしね、あきらめて帰りました。そんで、キムタクの忠臣蔵かなんか途中から途中までみてて、眠くなったからチョイ寝して、んでも気になってたからだろーな。午前1時頃目が覚めて。鳴りましたよ、私のピッチ。午前1時30分だ。「あーすみません。やっと終わりまして、もー今回は飛行機の予定むちゃくちゃ狂って、パリ、ロンドン、フランクフルトから、えーと」「じゃーさっきは、やっぱり成田に着いたばっかりだったんで」「そー、もーその足でサイン会に連れていかれて」「……」「でも、明日は」(もう、きょうじゃん)「行きますよ。小樽。夕方の5時半から御用納め?間に合わせますよ、スタッフの方々にも会いたいし」(えーッ?)「じゃとにかく明日、とゆーことで」ぷつッ。
きょうも朝から電話待ち。文学館も年内残すところあと一日だけどさ。いろんなお客様来てました。スキンヘッドの古本オヤジも、ちょっと久しぶり!つーても三日ぶりくらい?ぜんぜん平然たるもんだねー。昼で切り上げたと思ったら、休憩はさんでまた来てやんの。で、ちゃんと二回入館料は払ってるらしい。「中学生日記」のおなじみさんも、来てくれるね。変わらねーなー。
きょうはココアとか紅茶とかコーヒー無料サービスやっててね。山崎さんにおまかせだったんだけど。まーこれも今年の締めくくりにふさわしいお客様。偶然だけどね。韓国からの留学生3人さん。東京外語大生だって。山崎さんもはりきっちゃって。木浦って知ってますかー、この古本がこうしてこうなって大学にご寄贈したらとても喜んでくださって、私たちそれでこないだ木浦まで訪問しちゃったんですよー、お役に立ちそうな本があったら、ぜひ持っていってくださいなー、ってね。学生さんも、ほー、って思ってくださったみたい。けっこう長居なさって、帰るときに山崎さんに、いっしょに記念写真撮しませんかーって。
ってな光景横目でみているうちに、ようやく沼田さんから電話。「えっと羽田に向かってるところです。17時台になってしまいそうですね」しばらくしてまた電話「羽田です。乗れるかなー、きょうは帰省のピークだったんですね。キャンセル待ちます」(そうだった……、ムリだ、こりゃ)しばらくしてまた電話「あ、乗れることになりました」(えー?)「まっすぐ向かいますか。9時までにはつけると思うけど」(あわあわ。「すんません。沼田さんもお疲れでしょうし、きょうはとりあえずホテルでお休みいただいて、明日、朝いちばんでいらしていただけませんか」)「そうですか……」(心なしか不満げ、そりゃそーだなー、二週間以上外国歩いててさ、日本に戻ったと思ったら、ほとんどその足でこっち来るってゆうんだもの。まっすぐ来ちゃうさねー、でも、こっちは体制整えないと太刀打ちできねーもの……)
つうわけで、文学館スタッフ VS ヌマゲン は明日に持ち越し。ギリギリまで、波瀾万丈さ!
12月28日(金)
●文学館は30日までやっているが、んで、ワタシも30日まで出ているが。いちおう明日「御用納め」だねー。もっとも納まんないだろーってのは、あのヒトがくるはずだからさ。ヌマゲンさん。沼田元氣さん、じゃ29日にって感じで外国に行ったらしいが、いま、いったいどこにいるんだ。連絡とれないじゃありませんか。またサハリン、まさかアフガン……。
でヌマゲンさんは、ただいま現在、あしたほんとうに現れるのか否か。わからなーい。もし現れればね、もちろん喫茶店展の打ち合わせにくるんだけど、そのままウチの人たちといっしょに「御用納め」をやりませんか、って、そのほうが楽しかろうって、みんないってるのね。そもそも「御用納め」っていったいなーに。ウチみたいところでお客さんなおざりにして、職員で盛り上がってどーすんの。ウチだけじゃないよね。もー二三日前から掃除始めてる職場あるらしーが。役所でしょ、公共機関でしょ。ギリギリまで仕事、が筋に決まってんじゃん。
ウチはギリギリまで仕事。閉館間際のお客様は、もう「御用納め」もご一緒しませんかー。それから、もひとつ、明日お出での方にはココアサービスってプランがね。あります。ココアについては、山崎さんの発案。いいねー、ココア。ウチは寒いからさ。ココア。ココアって飲み物は、寒さがおいしさを増しますじゃん。寒けりゃ、寒いほど、ココアはおいしい〜。あー、一息つけた。ってねー。
中学生の「プロジェクト」は。タイトルだけいっとくか。「ラブコメさん♪」(爆)。詳細は後日。え、聞きたくない?
ただいま午後8時8分。私はあいかわらずJJ氏の資料のリスト作りながら、ヌマゲンさんからの連絡待ち。さっき携帯に電話したらようやくつながって。「え、えー。いま空港です。これからサイン会なんで、あとから電話します」プツッ。って。沼田さん、どこの空港なの?アフガンから成田?それとも新千歳?いったい、いつ来ますの?
で、佐藤さんのページみてたら、「言葉、」の会場予想図。こりゃビックリだ。ほんとにコタツ。しかも、このイラストだったら床にべったり。三つ連結?うーむ。これ和。
って、私のセンスなんて詮ずるところジャポネ・アメリカン(何語?)だからさ。JJ氏になら(遙か及ばねーけんど)スッとなじめるんだ。でも、和……。うーむ。ジャポネ・シャコタニズム(???)。いやー、タバココーナーの喫煙ベンチの蒲団柄にもビックリしたんだけどねー。うーん。おもしろすぎじゃ。
12月27日(木)
●きょうの「驚き」は、副館長がピアノを弾けた、ってことか。ちょびっとだけど。「春の小川」を、それでも伴奏付きだったぞ。ピアノは謎だねー。謎を呼ぶねー。
そんで二、三日前にきてたちょっとふっくらめのハリー・ポッター風の男の子は、そうとうな弾き手らしい。不登校気味だって、ウチじゃー関係ないねー。不登校<ピアノが弾ける・マジックができる・除霊ができる・タロット占いができる・ヒマつぶしがうまい……。不登校がナンボじゃー。
で、これから「中学生日記」の忘年会です。会費一人500円なり。で、来年の、驚天動地の大プロジェクトの発表ね。あした、ここでも発表するからね。
12月26日(水)
●24日に祝日開館したので、きのうもきょうも振替休館なんだけど、きのうもきょうも館に出ている。きのうは、これはね。シークレットなんだけど。こんどある人が来るんでさ。その打ち合わせ。うーん、これはこれで、おもしろ味のあることではあるんだ。でも、シークレットだからねッ。
で、きょうは何で出てるかとゆうと。せっぱ詰まっているからだねー。まずJJ氏だ。もったいぶっててもしょうがねーからいっちゃいますが。植草甚一氏の遺品をね。えーと、いろいろ経緯がありまして。いま、この文学館でお預かりしています。ごくわずかだけろーけど、イロメキタツかた、おいででしょ。多少の事情ご存じの方はよけいにね。まー、事情や経緯のほうはとりあえず、いまはどーでもいいんでさ。私のやることやらなきゃねー。リスト作り。おー、けっこうたいへんだー。なんせスクラップおじさんだからねー。おなじスクラップ狂でもイトウセイ氏とはほんと対照的だなー。
JJ氏はね、って語り出すと、きょうは仕事にゃなんねーからさ。やめときますが。シティーライフスタイル、とか、カタログ、とか、サブカル、とかさ。何か横目でみられるよね。で、たしかにしかたもないわけだ。薄汚れたからさ。何で薄汚れたか。センスがねーからさ。それにつきるんだ。こういうものの初めのころにね。こーいうものがほんとうに新鮮でさ、だっせえアバンギャルド尻目にさ、キラキラって光っていたころに、そのずっとずっとの「先達」として、JJ氏がいたんだ。だから、みんな大好きだった。JJ氏がね。尊敬とか一目置くとかと違うんだね。JJ氏だけは。いいのさ。洋書専門の古本屋でペーパーバックとかグラフ雑誌山ほどかいこんで、好きな喫茶店でコーヒー飲みながらパリパリ包装紙をやぶって、映画とかジャズとかポルノグラフィーとかコミックとかね。もうみるみるスクラップしていく。そんなスタイル。誰もマネなんかできなかったんだよな。ほんとうはさ。でも好きだった。憧れたさ。
きのう整理してたらね。実にいろんな人からのファンレターがある。たとえば塚本邦雄。ちょっとビックリでしょ。そんでこれがさ、ほんとに少年みたい。「ご返事いただけるとは思ってもいませんでした。とてもうれしいです。お書きになったもの、これまで漏らさず拝読しております」なんてねー。塚本がよ。塚本邦雄がこんなファンレターだした作家、ほかにいたのかしら。そのJJ's
Cafe が喫茶店展に登場するわけだねー。楽しみでしょ。
きょう来てるのはもう一個用があるからなの。ピアノ、ただでいただくことになったんでね。夕方運ぶんだ。佐藤さんとその仲間のパワーリフター集まっていただいて。私は、まーその。ムリをしないでね。ケガをしないようにね……。指示とか……。じゃまにならないように、とか……。
モリヤユキコさん、みてますか。アナログレコードプレーヤ、ピアノ、客席(ホーマックで買ってきた680円×6脚だけど)も揃ったよ。で、何しようか?
それはそーと。いま館内ちょうど10度だ。寒みー……。
続き。ただいま午後6時44分。ピアノ搬入ぶじ!完了だ。私はあれね。中学校のバスケットの試合で、ジャマにだけはなんないよーに、ドンマイドンマイってばたばた回り走りまわってる生徒みたいね。みんな、ども、ありがとう。おかげさまで。あは。文学館にピアノ設置だよ。ピアニストはお客様ですよー。一曲どーぞ。ねッ。
12月24日(月)
●いまも、ちょっと変わった光景なんかな。中学生がまた例のごとく、4時頃にどっと来て。一人、私は知らない子がいたけど。他の連中は、やー、ひさしぶりー、なんてやってた。で、さっきみんな帰って翔子ちゃん一人残ってる。6時30分に聖公会って教会に行くんだって。お父さんお母さん結婚式あげた教会で、毎年12月24日だけは必ず家族で行くんだと。それでさっき来てた私の知らない男の子は一個上の3年生で、不登校なんだっていってたな。ほんとに、みんなと昨日も会ったみたいに話してたけどね。
私も古いアナログレコードひとかたまり持ってきたからさ、さっきから佐藤さんが音量上げて何枚かかけてた。ヒカシューとかfeeliesとか、ナンバーワン・バンドとかスーパー・ゼビウスとか。パソコン打つ手がとまるぜ。記憶の風景がフルスピードで巻き戻しかかるぜ。あー、文学館ってこれだ、ってね。本もレコードも独立した一個の、じゃないでしょ。それを手にとったさ、聴きこんださ、あのときあの頃、ってね。雪の降る深夜、とか暗いゲーセン、とか、こみでなんぼ、でしょ。本の話、レコードの話じゃあない。いつもいつも「私の物語」、じゃん。みんなそれを確かめにくるんじゃん。
けーもー、とか、きょーいく、とか、やめようね。とはいわねーが。ここでは、やらん。コンリンザイ、やらん。
佐藤さんも、翔子ちゃんも帰って、私一人だ。展示室の片隅だ。静かな、いいクリスマス・イヴじゃーないですか。ね。文学館へ、いらっしゃい。
12月23日(日)
●きょうはレコードプレーヤーか。9500円のちゃっちいやつね。インターネット通販で買いました。
ラジオカセットにつなごうとしたんだけどな。うまくつながんない。こういうのは、どうせちゃっちいんだからさ、ラジカセでいいんだって、って、がんばってたら。事務長が、もうでっかいのにつないだらどうよ、ってね。
ステージ作っちゃった、ってのは書いたでしょ。写真も佐藤さんのページに素敵なエフェクトかけてアップしてあるね。そこにけっこうおっきなスピーカーとアンプが写ってますでしょ。そもそもこのアンプセットはさ。新倉屋様からのご寄付で買いました。もちろんこんなふうに使うつもりじゃなくってね。講座とか、ちっちゃいスピーカーじゃ聴きにくいって苦情がありましたからさ。もう亀井館長の連続講座もばっちりなわけだ。
でも連続講座は月一回。あと遊ばせておくのはもったいないからねー。このステージはほんとこれからどんなふうに千変万化していくのか楽しみなんだけど。
ちょいと苦労したけど、たまたま来てた旧館長の長枝さんも手伝ってくれて、何とかつないだ。
それで、ウチの「古本」には、いつのまにかレコードまじってきてるのね。それも正直、ちょっとどーしよーもないってか、リーダーズダイジェスト社がセット販売した世界の名曲みたいのとか、こりゃシングルLPか、あれ「潮陵高校校歌」なんてあるじゃん。大正7年岡田三郎作詞なんて、文学館資料か……。で、もー「影を慕いて」とか「乙女の祈り」とかおもしろがって何でもかんでもかけまくってたら、あらー文学館の雰囲気たんびに変わるじゃないですか。BGMの要素って大だったのねー。「うるさい日本の私」なんて本もあったくらいで、BGM公害ってのもあるわけど。ならさ、どおお。お客様にBGM選んでいただく。選ぶのもちょっと真剣になるでしょ。客は自分だけじゃないからねー。音量もあるし、曲種とかね。で、これならよかろー、って決めたらさ。自分の選んだBGMで観る小林多喜二の生涯、って感動もひとしお……、不謹慎?
それだけじゃなく。いろいろアイデア湧くじゃない。泉のごとくさ。私の選んだこの一枚って。どんなに「喋り」の苦手な人でも、これはね。しゃべりたいの。しゃべりたいこと山ほどあるでしょ。それだけで企画できちゃう。事務長だけじゃなく。みんな喜んじゃって。いま子どもにMDプレーヤーなんか買ってやってもこんなに喜ばないだろー、昭和30年代に初めて電蓄買ったお茶の間状態だなー、ってね。
でね、ここで真顔になっていうんだけど。日にちほぼ決まった。2月17日(日曜日)午後6時から。文学館でやる「言葉、」。プロデュース佐藤寿夫。宣伝部長千葉乙代。このイベントがどんなにだいじなものかさ。こういう「道具立て」をふるに使ってもらうんだ。つうより、ここにある「道具」だけでやる。なかったら地下から探してくるか、どっかからもらう。ステージ、アンプ、スピーカー、アナログプレーヤー、そしてピアノ。それからもってけ状態で置いてある(誰ももってかない)古レコード。これらが「文学館の展示室」に混じっているってゆう状態を使い切ってほしいわけだ。
もういちどいう。文学館の顔をかえちゃうよ。この場所がかわる。この「言葉、」と4月末からの「喫茶店展」で、この文学館の「スタイル」がかわる。成算はないけどね(いつものことだね)、自信はあるのさ。いままでもある程度そうだったけど……。はっきり、日本に類例のない、「文学館」になるよ。みんな来い。ね。
それにしても佐藤さんたちのつけたこのイベントのタイトル。「言葉、」。すげーじゃん。すげータイトルだなー。
12月21日(金)
●ちょっと思い立って、あちこちの文学館のサイトのぞいてみたんだけど。ヨソ様のサイトにくらべると、ウチのサイトはほんと使えねーなー。非実用的ね。そんで10000人以上のお客様に来ていただいてるなんて、バチが当たるねー。てんで、さっそくコーナー新設。「ちょっとお茶して」あは。
ホームページのいちばん下、カウンターの上のカップをクリックしてね。まだノートは真っ白です。ここだけは本名なのらなくていいからね。だってお客様のお名前ならびに氏素性なんて、お店のマスター(ワタシのことです……)の知ったこっちゃねーもの。きがる〜に投稿してね。で、なにを?
???
12月20日(木)
●拝啓 つい最近まで住吉神社の木々の間から鳥達の賑やかな泣き声が聞こえていたのに、あっという間に銀世界となりました。
この度は写真をありがとうございました。「郵便です」という声で玄関に行きますと大きな封筒がありました。ひょっとして文学館からかしらと思いましたら、まさにその通りでした。すっかり忘れていましたから、とってもうれしかったですよ。千枚もよくも撮ったりと思って、あの時はじっくりと眺めていた事を思い出しました。
その中でいただいた写真(水天宮神社に登る階段)は、とても懐かしかったのでお願いしました。あの階段の近くに四階建てのアパートがあり、その四階で十二年間住んでいたのです。とても景色の良い所で虹が必ず見え、海の色の変化、山の四季、そして何より夏はクーラーのいらない風通しのよさは心地良いものでした。
私も夫も生粋の小樽っ子です。二人共五十才を過ぎ、昔の小樽を思いだし、おしゃべりしたりします。
小樽は今年寄りの町といわれていますが、私にとって生まれ育ったこの土地はすごしやすく安心です。
友人達も両親が在住しているので帰樽してきます。そんな時昔の小樽の話になります。
そんな小樽を千枚見せてくださった皆様本当に御苦労様でした。これからも楽しい企画をお願いいたします。
思いがけないプレゼントありがとうございます。皆々様の御健康をお祈りしております。
かしこ
たいへん遅くなっちゃんたんだけどね。「小樽論・1」で希望された写真、ようやっとこないだ送ったんだ。それでお礼状をいただきました。見る人が、出会った人が蘇らせるもの、「私の物語」。「小樽論・1」のこれがテーマだったんだね。とまどった人も多かったみたいだけど。いーじゃない?嬉しいし、ちょっと切ないじゃない?私の小樽。この町でずっと年老いて、って、ちょい待ち。私、48歳じゃない。もうこの方とあんまり違わないじゃない。あらら……。
すがすがしい気持ちになったのに、ガラリと変わってエロ本の話。「私たちの常識」では考えられない人もいて。って、別に非難することでも何でもなくて、ま、ありがたい、って思わなきゃ、なんだけど。ボストンバックに目一杯詰め込んで帰るオヤジもいりゃーね、たくさんの本を持ってきてくれる人もいる。だから、オヤジが毎日来ても本もいっこう減らない感じなわけだ。で、こないだ来た人のね、持ってきてくださった本がさ、うーん、これは……、マニアックな……、エロ本……、よくぞ、こんなに……。だったのね。その、禁断の、とか昼下がり、とか緊縛、とか後ろからとか(ピーッ!)……。はは。さすがにさ。どーしよーか。って。少し処分したのかな。でもあとはまあまとめて廃棄するのも、それはそれで人目をはばかるものでもあり。って、けっきょく適当に「配架」しちゃったわけ。
そしたら、先日マキノ・ゴローさんがね。ゴローさんは、文学館とは古いつき合いの、なんつーか年期入ったフリーター?みたい人なんだけど。ゴローさんが本棚見回して、ダメさー、これじゃあ。ってね。エロ本は固めたらだめだ。って。せっかくこんないろんな本があるんだからさ。って。おー、目からウロコじゃ。
なーるほどねー。エロ本は固めたら手にしにくい!つまりブロックで置かれることでエロ本は「エロ本」ってカテゴリーに押し込められるわけだね。けれども、つーじょーの本屋では、場末の古本屋でさえも、まーいろいろ世間の目もあるし、カテゴリーにせざるを得ない事情もあるわけだ。そうすっとさ。そのコーナーの前に立つ。まして一冊を手にする。ってね。これはオーゲサにいえば、ある種の覚悟がいるわけ。これで私は世間でいうところの「健全な社会人」とはある一線を画してしまった、って……。いや、ほんとーよ。
まして一般図書館、文学館(誰もそんなこと考えていねーって)じゃね。ところがー、うちでは混ぜれる!純文学といい大衆文学といいエロ本といい芸術といい猥褻といい、語ろうと思えば、まあ思えばだけど。語りさえできる。へへ「文学館」だからさ……。てなこと言いながら、「女たちのルネサンス」と「汗まみれ汁まみれ」(そんなのあるか?)とを、うむ、300円ほどのドネーションで、ってね。いーじゃない。ね、文学館へいらっしゃい!
12月19日(水)
●いま午後4時20分だね。いまの文学館のなかを実況中継してみようか。まず、中学生がきてる。3時30分ころかな。コウジはめずらしく早く帰った。残ってるのは怜奈ちゃん、祐梨子ちゃんとタッヒー。3人の女子は、さっきトイレで着替えてたな。制服から普段着に着替えたのはわかるが、タッヒーは謎だ。それなーに。巫女さん?首にかけてるのは念珠?これからどこ行くの?
そんできょうは来ないのかなと、思ってたら来ましたよ。ついさっき。武闘派古本オヤジね。あいかわらずだな。スキンヘッドに金縁メガネ。火のついてないくわえタバコ。で空のボストンバッグね。またまたー、床に古本積み上げてるぞ。
ロビー(もうロビーっていえねーかも)にはいくつか机置いてるんだけど、半日ほど文庫本読み続けてるセーネンもちょっと気になるな。で、こーした人たちに交じってフツーのお客さんも来てるわけだね。
マリちゃんが2月の雪あかりの路ってイベントのさいちゅうにちょっとした展示やるからさ、その模型をね。作ってきてくれた。展示室内を雪の積もった夜中の公園にしたいんだね。街灯(あがた森魚さんが置いてった)がポツンと立ってて、ベンチ(地下に放ってあるヤクルトのロゴ入りのやつ)があって、ね。その一隅がいきなり部屋んなかになってんだな。暖炉が燃えてて、窓の外はふりしきる雪だ。どーやってやるかって、それは来てのお楽しみだね。
オヤジのほうは、左の棚の本を詰め込み終わった。こんどは右の棚を物色してるな。
亀井さんは、きょうはヒマだからって、幕末の横濱の絵図の版本コピーしたり切貼りしたりしてる。グローバリゼーション論の、亀井さんのテーマだ。そんでさっき横濱の石川商店て図版を見せてくれた。薬屋なんだけど、岡倉天心の生家なんだって。天心岡倉覚三の父は福井藩士だが、勘定方を務めてたとき藩主松平春嶽公の命令で商人にされて、横濱にやられたんだって。春嶽公先進的だからさ、藩の財政立て直すための実践研究のつもりだったんだろう。で、そんな家に生まれたのが岡倉天心。何だかおもしろいねー。
オヤジはまだ物欲しげだったけど、タッヒーが巫女さん姿でパソコン打ってるし、そのタッヒーとか怜奈ちゃんがインターネットから引き出したイラストやら小説をワタシがCDロムに焼いたりしてやってるうちに、オヤジも見切りつけて帰っちゃった。ただいま5時15分。文学館のドアを閉じてきょうはしまいだね。亀井さんも、いつのまにか帰ったらしい。この人は、かならず事務室とふたつの受付のところ赴いて、きちんと挨拶して帰るんだよ。
ワタシは展示室のすみの机のiBookで、これ打ってるんだが。ね、おもしろいでしょ。そーかー?って?
思い出の喫茶店。2通目。
甘く、苦く、切ない思い出…何にもないのですが忘れられない喫茶店があります。忘れられない理由が分かりません、ホントに。20数年前に何回か行った店です。その特徴を箇条書き的に寸描してみます。
・場所は福井市の中心に位置するビルに囲まれたところ。木造の平屋、引き戸の入り口にはコーヒ(コーヒーではない!)美松の文字が白抜きの茶色の木綿の暖簾
・店内は土間。二人ぐらいしか座れない円形木製のテーブルが二つか三つ。
・メニューはコーヒー以外に思い出せませんが。そのコーヒーも明らかにインスタント、いうかそれ以前のもの・ママ(?)は、60〜70ぐらいの元芸者さん。芸者さんだったというのは見せてもらったブロマイドから多分確か。福井の街が織物で賑わったころ、豆腐を敷き詰めたお座敷で踊ったそうです。もっともっと面白い話をたくさん聞いたはずですが残念ながら…。
なんだかとりとめない答えでごめんなさい。
追記すれば玉川学芸員がジャーニーズ系も逃げ出すほどスマートな美少年だったころのことです。⇒編集されそうですね。
(三重 玉川)
このヒトはワタシの兄貴だ。まー、基本的には編集しない、とゆうことで……。汗……。
12月18日(火)
●いろんなことがあるな。
まず、アクセス10000件突破。皆さん(どなたかよくわかんないけど)ありがとうございました。ちなみにキリ番はワタシがとった。スクリーンキャプチャしときゃよかったかな。何にも出ねーけどね。
15日には忘年会。で、ワタクシが指名されたらしゃべるつもりだったんだけどさ。あっちゃー、指名なし。ちょっと前までは(こどものころから、ずーっとね)、「指名」って恐怖だったんだけどな。何か、「喋りた」になってるみたい。最近。自重だなー。
でも、しゃべりたいことがあったんだから、ここで書いちゃおう。つまり。今年の文学館の最大の収穫。「リピーター」ができたことだ。文学館ファンって名乗ってくださる方は今までもいたよ。帰省したときは必ず寄ってくれる、とか、小樽と縁もゆかりもないのに四、五回も来てくれてるとかね。
でもさ。今年の「リピーター」はちょっとちがう。リピートの頻度と、それが確かである点においてね。おそらく、全国でも稀な例?
で、さらに稀だろー、ってのは、その「リピーター」が、まさにさ。ちょっと前に書いた"THE REST OF US"だってことだ。
ひとつはもうおなじみのMajico改め、「中学生日記」メンバーだねー。もうワタシがいようといまいとお構いなしだねー。前にテレビでちょっと見たどっかの駄菓子屋と同じだ。学校帰りに制服来たままダベってゆくとこ。教育的配慮?知んねーよ。でも、何かにはなってんだろう。それで十分。
もうひとつ。こりゃ古本関係で。「背取り」の三円オヤジのことはちょっと書いたよね。で、最近新手が出てきて。どういうわけか、三円オヤジと入れ替わりみたいにさ。コイツが三円オヤジよりさらに強力なワケね。三円がそれなりに知能的で確信犯(悪いことやってるわけじゃないけどさ)的で、シニカルでもあるのに対し、この新手のオヤジは肉体的、本能的、武闘派的。
このオヤジとの「対決」については、「オトヨ日記」を見てくれ。で深刻になりきらねーのは、どっか笑ってしまうのはさ。「知能的」とか「武闘派」たって、たかが「文学館」たかが「古本」だってとこだね。
それにしても、とくに「武闘派オヤジ」は手強いからねー。「オトヨ日記」のとーり、あの手この手の攻防戦だ。あー来たら、こー直す。あるいはー、バッポン的にコーゾー改革する、とかね。
ウチのスタッフにはさ、整理整頓能力欠如ニンゲンと、もう卓越した人とが同居している。このワタクシが欠如派の最たるもので。まあ、オトヨさんとかもそのルイらしい。もーひとり欠如しまくってるのが事務長なわけだけど。この人はやや特殊なのね。本人は欠如してるくせに、整理ということにつねに重きをおいてて、一家言あるんだねー。で、けっこううなずいちゃうんだなー。これが。
事務長いわく、さ。モチベーションの質の問題だね。整理整頓しなさいっ、じゃとーてーダメでさ。お客様にみっともないでしょ、で、まーそういやそーか、程度でさ。
でもね、武闘派オヤジは強力だ。だってオヤジと対抗するためにはさ、「実のある整理整頓」せざるを得ねーんだもの。ルーズにしてたら手の施しようなくなるくらい荒らされますからね。
でもね、結果としてワタシ(オヤジ来てても背中向けてパソコン打ってるだけだ)とか、もー対決も辞さない、ってキリまいてるオトヨさんとか、何だか楽しげな事務長だけじゃなくってさ、山崎さんとか、副館長も、みんな考えざるを得ないわけ。どーすりゃいいんだろうーってさ。
ね、このオヤジ強力でしょ。本人の知ったこっちゃねーとこでさ。社会を活気づけてるわけだ。なーるほど、トリックスター、ってよくいったもんだねー。
長くなりそーだな。館報も作んなきゃなんねーから、いったん切るか。
寒いけど、続きだ。
「思い出の喫茶店」は、一通ね。うれしい……。
さて、私の喫茶店の思い出は、高校生の頃。まだ喫茶店の出入りがややはばかられる頃で、薄暗い隅っこでコーヒーを啜っていると、補導の先公が通り過ぎていった、午後8時半。なにやらひそかなわくわく気分があった、単純で拙い背伸びの頃。あの頃の自分に言いたいですね。はやくやりたいことが見つかればいいねって。もっとも吹雪で汽車が止まってしまったから、汗臭いセーラー服たちが喫茶店の隅っこで時間をつぶしていただけなんですけど。
以上です。あんまりドラマチックなものではございません。
藤田美和子
あは。いーなー。ロマンチックなこととか劇的なことなんて、人生にそーはないわけだ。眼つぶって思い出す喫茶店ってね。うーん、たいしたことなかったなー、何もなー、ってね。でも、何となくいいと思わないか。ふんふん、ああ、そう。あ……。もうこんな時間か。オジさん、寝てんの?とかね。喫茶店、ってこんなもんだろー。かんどーもしねーが、耳ざわりでもない会話。ちょっと斜めになりだした陽射し。時計の音とか、小さなBGMとかね。で、いきなり決めた。このサイトでサ店(死語?)開くよ。近日中にねっ。コーナータイトルは「ちょっとお茶して」。ダサい?
12月12日(水)
●ウチのホームページんなかで「会話」やってんのも何だかなー、だけどさ。佐藤さん、千葉さん、サンキュ。思い切り、イメージふくらませてよ。カッフェもキッスもタバコだってオッケーだ。小さい文学館にも「エリア」があるんだからさ。そのエリアをじょうずに使えばいいわけだ。タバコについては「おとよ日記」でバクハツしてましたが。タバコをくゆらせながら語り合うエリア、それを絵になるよーにしてもらえりゃーいいんだね。
給湯室で肩狭めて、ってのは、絵としてみっともないよねー。
ウチなんかさ、どっからどこまでがエリアなん?って、「結界」張ってるわけじゃないからねー。まあ、いいかげんでもあるんだが。エリアってのは、グズグズになってるよりは、ある程度はっきりしているほうが、ラクなんだね。
それは今の古本コーナー(ドネーション)が、売り本(価格あり)といっしょになっているのは、いろんな意味でまずかろー、って、今朝、事務長と佐藤さんでエリアを整理してたよね。そんで古本を主にしたあの場所が、より気楽なかんじになりました。要するにさ、これは窓口でお金を支払うもんだろーか、ガラス玉に適当にお金を入れときゃいいもんだろーか、ってちょびっと考えるだけでも、ストレスになるわけだ。
さっき来てた「中学生日記」の怜奈ちゃんが、最近学校ヤダなー、って。「もうすぐ休みじゃん」って私。「休みが近いからよけいイヤさが濃くなんの」って怜奈ちゃん。怜奈「文学館ってほんとにラクだよね」。私「そう」。怜奈「タッヒーが結界張ったからね」。私「……?」。怜奈「タッヒーが文学館には幽霊(悪霊?)入ってこれないように結界張ったから」。私「……???」。タッヒーは、おなじみの人はおなじみの「霊能中学生・特技お祓い」の田平さんのことですが。いつ結界張ってくれたの?
思い出の喫茶店、投稿をお待ちしてるんですが、一個もこねー……(泣)。まーね。じゃお前はどこよ、ってゆわれればさ。うーんと、たいした思い出ねーなー。すぐ浮かぶのは、あそこかな。札幌市北18条にあった「タマキ」って店。すぐそばのボロ貸間にいたからさ。わりあいよく行きました。ショートカットで小柄な、感じのいい女の人がやってたな。とりたててどーという店じゃないけど。ふつうに頼めばウインナコーヒーってのが、いま考えてみりゃ、めずらしいね。
ほんというと私、喫茶店てあんまりトクイじゃないんよ。ってか、「常連」がやーなのね。「常連」のかもしだす雰囲気、がやーなの。でもさ、同じ店になんどもいってりゃ、いやでも「常連」化していくじゃん。それが苦痛なんだよね。したら現代随一の喫茶店人間ヌマゲンさんに、「常連になるべからず」ってモットーがあるのをみて、ほー、って感心しちゃいました。
来年の喫茶店展だけどさ。三つの「エリア」を作ろうと思ってます。ひとつは昭和初年代の小樽にあったとゆう伝説の喫茶店、多喜二や整や、小熊や凡平とか、画家のクニマツさんやらミウラセンジらも出入りした、そんで岡田ヨシコが恋人とソヴィエットロシアに亡命する前に落ち合ったともゆわれている「街角(カルチエ)」の精緻な再現。(例のモーソー・カフェだからね。気ぃつけてね。念のため、だけど)
もひとつは札幌・小樽の喫茶店の歴史をふりかえり、「街におけるモラトリアム空間としての喫茶店」を考察するまじめな?エリア。
そんでもひとつが。ここまで、あーそー、って気のない感じーでみてたアナタ。えっ!って目が覚めますよ。「JJ's Cafe」。そーそーそーそー。あの!「JJ氏」よ。他にいないでしょ。へへへへ、これは、もうチョイね。ひっぱらせてねー。
12月11日(火)
●北海道はモーレツな寒気団に襲われております。つうわけで飛行機も止まった。沼田元氣さんもきょうは来られません。ヌマゲンさんがナニを言いだすか、ひそかに楽しみにしておられた方は残念。強力な助っ人、片桐さんと前田さんにも大事な時間空けてもらったのに、もうしわけないことでした。
極地のごとく凍り付いたオタルに沼田さんひっぱって、どんな妄想カフェでっちあげようか、ってハカリゴトめぐらそうとしてたわけですが、ここでコレをみている皆様(いったい、どなた?)にお願い。メールをいただけませんか。私に。お題はこうよ。
あなたの忘れられない喫茶店、あるいは忘れようとしても思い出せない(by 赤塚不二夫)喫茶店とその思い出(ウソやモーソーも可)。
今回は匿名でもかまいません。ただしあなたが今住んでいらっしゃるところ、そしてその喫茶店がある(あった・あったような気がする・あってほしかった)街の名前をご明記ね。いただいたメールはぜんぶこちらに転載いたします。って来るんだろーか。
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☆忘れられない喫茶店と、その思い出(どーかお気軽に、ね)→ |

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12月8日(土)
●寒み、寒み、さみいー。午後8時をまわるとたいへん寒いぞ。
ここ二、三日はちょい早めに帰ってたんだけどなー。きょうはね、何で久しぶり遅くなってるかといいますと。亀井館長のホームページをやっと見つけたんだ。館長、せめてYahooくらいには登録したほうが。
うーん。思い出すなー、イハラさんのコトバを。「ケンカもけっこう強かったらしいよ」。口げんかじゃなくってよ。いや、殴り合いってのも想像はしにくいんだけど。
一カ所、笑かすつもりじゃなかったのかも知れないけど、笑っちゃったとこあって。高校教師になる教え子へのアドバイスのところ。裁判沙汰になったときの費用くらいの貯金はしとけ、ってヤツね。ははは、すごいってゆうか、適切だなー。
いや、でも面白くって。「200枚くらいになってしまいましたよ」っていうのを、一気に三分の二くらい読んだな。私はもう驚きはしないけどね。のけぞる人もなかにはいるだろーな。で、改めていうまでもないんだけどさ。この人こそ、リベラル、です。筋金入り、のね。ほんと、めったにいねーな。
ちょいと予告だけ。館長は3月半ばにはアメリカに行って、半年くらい留守になってしまうんだけど、行く前にやってもらいます。特別講座をね。「歴史教科書問題」をめぐって。(上っ調子のいいかた館長いちばん嫌いだろーけど)ウゾームゾーが木っ端微塵に飛ぶ、でしょう。
4、5日前に楠かつのりさん、って「詩のボクシング」を主催されてる方からお電話いただいて、小樽でもやりませんか、って。で、昨日BSでやってましたでしょ、これの全国大会、ってのを。見ました。うん、おもしろかった。もっとハチャメチャも期待してたんだけどね。意外にたいへんマトモでした。優勝した高校生の子は、とても才能豊かだと思います。納得ね。ひとけのない、窓からチリっぽい日光がさしこむ学校の廊下歩きながら、水道管に詰まって死んだ野ネズミのこと思い出すくだりなんかね、実に感心しました。
でも、ね。決勝戦、9−0、はないんじゃないかな。第二ラウンドの即興詩、あれはノーカウントよ。カレのほうはしどろもどろのギブアップだったけど、彼女のほうも、あのラウンドに限れば詩にも何もなってない。だいたい彼女は(場外の諸先生方の評とは違うんだけど)コトバがコトバを生み出すってタイプじゃないな。もうちっとキツくいえば、場外の諸先生方、感心しすぎ。才能と情操は豊かです。それは私も大肯定。
でもTVで見てた限りではね。「えぇッー?!」まではいきませんでした。ウチの娘(中3)の評はね。「私はオモシロイほうが好き」でしたよ。
もひとつだけ。聞き咎め。場外の先生方のお一人ってゆうか、昨日の番組ではメインコメンテーターだな。高橋源一郎センセーの一言(ってゆーか二回は言ってたぞ)「(厳密にいうと?)ほんとの詩人っていえるのは彼女だけなんだよね」。
って、さー。高橋さん。それいっちゃったら「詩のボクシング」って意味なくない?
で、(突然フリますが)佐藤さん、千葉さんにお願い。第二回目の「言葉」。2月にやるんならさ、いや会場があそこ(佐藤さんの「人間性」のガレージ)だってのがいい、ってのは承知よ。承知のうえでお願い。文学館を会場にしてもらえないかな。
でね、いままで文学館でやったイベントは不肖ワタクシがほとんどすべて仕切らせていただきました。でも、今回は出しゃばんない。つーか、プロデュース佐藤寿夫。広報宣伝部長千葉オトヨ。そのままね。私はワキね。ノー出番でも文句なし。(こないだの「言葉」で、そのつもりなかったんだけど、またけっこうテンションあがっちゃって、もどったらさ。怜奈ちゃんが「タマちゃん」って。「何だー(熱いコトバ伝わったのかなー)」ったらさー。「長すぎ……」って。ギャフン)
やること考えるまえにステージ作っちゃったんだし。2月の夜なんていちばん寒いんだし。やろーよ、やってよ。文学館で「言葉」。館長もステージにあげちゃおうよ。あと、古本リピーターのオヤジとか、ボイラーのオジさんとか、タカハシさんとか。もー誰でもカレでもさ。
12月5日(水)
●じゃあ。この日記でね。展覧会をたちあげる。この文学館がさ。どーいう風に展覧会を作るのかさ。逐一、教えてあげる。始めるよ。まず、展覧会要項だ。いっとくけどさ、わかってる人は、またかー、だけどさ。どんどん変わるよ、タイトルとか内容とか。イベントとか前日発表だったりして。で、それにはそれなりの理由があるわけね。そいつを逐一書いていく。読者のみなさん(おーおー、エラソーに)、ではごいっしょに作ってまいりましょうね。
特別展・木曜三時にいつもの店で。─小樽喫茶店物語
客にコーヒーを提供する、いわゆる喫茶店が札幌に登場したのは大正末頃だが、昭和3年北2条西3丁目に開店した「ネヴォ」が喫茶店らしい喫茶店の第一号といわれている。その名からしのばれるように、ここは前衛的な美術家、詩人らのたまり場でもあり、知識人と労働者がコーヒーを挟んで議論する、という、それまでにありえなかった空間となった。ここには小林多喜二もひんぱんに出入りしていて、その色紙が長く店に飾ってあったともいわれている。
ほとんど間をおかず、小樽にもつぎつぎに喫茶店が開かれた。小樽でもそこは画家や文学者、その他知識人、さらに学生やサラリーマンらの気の置けない交流の場として重要性を増していった。この時期、知られている喫茶店として、小林多喜二や伊藤整が思想研究、あるいは文学仲間の会合に使った「越治」がある。画家国松登氏が電気館通りに「夢」を開いたのは昭和6年、その二階が「裸童社洋画研究所」となった。裸童社創設者の一人でもあり、詩人でもあった国松登氏こそ、典型的な「喫茶店芸術家」であったといってもいい。また並木凡平に師事した口語歌人和田義雄氏が花園町松竹座前に「茶房・銀と金」を開いたのは昭和12年、和田義雄氏はその後児童文学者として活動しながら長く喫茶店経営にもかかわり、『札幌喫茶界昭和史』その他の名著を残した。
世情に翻弄された時期はあるものの、喫茶店は現在にいたるまで庶民が友人どうし、また一人でもくつろげる、市井における数少ない空間であり、また時の流れそのものを味わいながら、芸術や社会について会話を重ねることのできる場でもあった。その点において、いまこの文学館が指向している方向とも共通するものである。
今回の展覧会は、たくさんの学生、詩人、美術家、そして普通の市民が出合い、語り、別れていった小樽の喫茶店の歴史をふりかえりながら、実際に様々な時代が幾重にも折り重なっているような「どこにもあってどこにもない」(仮設)喫茶店を文学館内に設えるものである。
喫茶店、小道具、ポスター、図録のデザイン、執筆等に、沼田元氣氏(ぬまたげんき・東京在住、アーチスト、ポエムグラファー、著書に『ぼくは盆栽』『ぼくの伯父さんの東京案内』『ぼくの伯父さんの喫茶店学入門』など)の全面的な協力を得る。
なお、この小樽文学館内(仮設)喫茶店は、特別展終了後も一部を残し、文学館ならではの、市民のくつろげる休憩コーナーといたしたい。
会期 2002年4月27日(土)〜6月30日(日)/入場料 一般300円 小・中学生50円
主催 市立小樽文学館・後援 小樽文學舎
担当学芸員 玉川 薫/tel.fax.0134-32-2388/E-メール otarubun@chive.ocn.ne.jp
ホームページ http://www4.ocn.ne.jp/~otarubun/
えっと、これはあちこちに送ったり回したりする「要項」だからね。もっともらしい書き方しております。みなさんは、この「要項」からそれぞれのイメージ作っておいてね。そのとおりになるか、なーんだ、になるか、え。うっそー……、になるか、ね。お、た、の、し、み。
ここには書いてないことで、とっても重要なキーワード。これも注意しておいてね。どんなふうに展開していくか。その1、「歴史の捏造」。その2、「街のなかのだいじな場所」。きょうはここまで。
12月11日、沼田元氣さんがやってきます。「夜を徹して語りましょう」ってゆってます。戦々恐々、ね。
12月4日(火)
●美術館の星田さんたちが絵をかついでエレベーターで行ったり来たりしている。何をしてるのかよく知らないんだが、笹原さんから誰か美術館のカウンターにちょっとのあいだついてくれませんか、っていわれて、だれも返事しなかったし、まー、ワタクシはふだん展示室の一隅におりますので、展示室の一隅もカウンターも大差なかろうと、ややヌクいだけマシだろうと、それはみんなからもそう思われているでしょーし、でカウンターに坐っております。
菱川善夫さんの著者校で入稿原稿を直し、メールをチェックし、カウンターでできることがなくなってしまったので、姜尚中氏の「ナショナリズム」を読んでいる。たまに本を読むと頭が疲れて20分も続かないです。
石垣さんが来たので立ちあがれば「あ、いえ交代じゃないんです」笹原さんが来たので立ちあがれば「あと一時間ついてもらえませんか」で、ワタクシは「いーよ(どーせヒマだから)」っていってしまうのね。わーん、午前中ずっとここかー。お客さん一組しかこねーじゃねーかー(ヤツ当たり)。うーん、カウンターはヒマだー。同じヒマでもね、拘束されてのヒマはつらいなー。って、カウンターのつらさが分かったろう。はーい。しくしく……。
きのう「地球バナレした」って書いて失礼しちゃったモリヤユキコさんのページをみてたら、ステージのことが書いてありました。何に使ってもいいのかしら、って、もちろんいいんですよ。じつはなーんにも考えてないの。もっとアリテイにいえば商大展で地下から引き上げてきたでっかいステージをさ、また戻すのが面倒、もっとアリテイにいえば文学館のオトコたちにはこいつを戻す能力(体力、気力、テクニック等)がないわけね。じゃーどうするか。戻さない!なんぼなんでもそのままほうっておくわけにはいかないから、こじつける!
でカーペット貼ってアンプ、スピーカー、マイクスタンド置いて(そのほうがメンドーじゃねーか……)ステージにしてしまいました。その根拠はね、「やろうと思えば出来る空間」を先に作ってしまおう、とゆう思想(何をエラソーに……)。
だから何にも考えてないの。事務長は「小樽文壇」というネーミングはどうだ、ってゆってましたが。ダサい……。まー、皆さんも含んでおいてください。文学館にはステージがあるそうだ。いったい何するん?ってね。
12月2日(日)
●政村庭園のモリヤユキコさんからメールいただいて。モリヤさんは、政村さんから「地球バナレしてるくらいトロい」といわれながら、ずーっとがんばっている人。私は内心、政村庭園を将来しょって立つ人、と思ってます。政村さんもひょっとしたら、と思っているらしい。
モリヤさんは私の日記が行間詰まってて、チョーみにくい、ということ。これは前から4、5人の人にいわれてた。ウインドウズPC版IEの標準設定で見ると確かにそうなのね。おんなじIEなのに何でこんなに違うのかしら。
ホームページ設計してくれた小路さん(マック使い)に聞いたこともあるんだけど、「うーん、仕方ないんですよ。マックで設計してる限り……」ってゆうことだ。それで芸術の森美術館(前にもいったけどゲーモリなんて略さないでね、ほんとーに)のホームページ(これはマックの達人吉崎さんのセンス横溢ね)に掲げてあった注意書き(このサイトはマックで制作しているのでウインドウズPCでご覧の方はブラウザをつぎのように設定してください云々ってやつ)をそのままコピーして載せてたんだけどね……。
まー芸術の森とかはともかく、ウチくんだりワタクシごときの日記を見ていただくのにさ、設定調節してみなよ、見やすくなるよー、ってナニサマ?だよね。だって85パーセントがウインドウズでしょ。しかたないよね、あわせよーねー。
で一苦労しましたけども、日記の行間あけることができました。どーですかー?
むー、マックで見てるとね、ちょっとマヌケな感じ?小路さんが乗り気じゃなかったのも解りますねー。ただここはひとつ、まーひとつ、ってね。だって世の大勢に合わせるってのもダイジなことでしょ。これがマイナーの生きる道ってね。けっきょくはマイナーからメジャーまで幅広く対応できますって、タクマしく生き残るってことでしょ。
IE、OEってゆえばさ、すんごいねー、ウイルス汚染。ここ2週間ほど。前代未聞じゃない?それこそ80パーセントはやられたんじゃない?こうなっちゃうとマック使いはありがたいねーマイナーならではの強みだねーサイバーテロも相手がマックじゃ張り合いも、ってピーッ、警告!
ウイルスなんてビギナーには無縁のなんて思ってたけどね、いや未だにウイルスとかワクチンとかぜんぜん理解できてないけどさー。
マックといえど「メール通信」なんてこともやってるから。やっぱり最低限の対策はしておかないと、それこそ公共たる、なんてとりあえずウイルス対策のサイトをあたってみました。うん、それはもう有り難いサイトがいっぱいね、ご指示どおりにやれば何とか世間様にご迷惑をかけるようなことは避けられそうな、ね。ありがたいけどねー……。
またまたヨソのサイトを勝手に引用。しかもこの個人サイトはね、とってもありがたいのね。ウイルス対策をホントーに微に入り細に入り。でもねー。暗澹。引用部分は「ありがたい」以外のとこね。そんなとこ引用すんなよってね。
パソコンの初心者の方は感染していることに気づかない場合が殆どです。それはパソコンの入門書の類にも、せいぜい電子メールの添付ファィルを開かないようにすることと、メールで件名のないものは削除しましょうという位しか記述がないためです。
また私の知る限り、パソコン入門書や初心者向けのパソコン雑誌さえ読まないでインターネット接続される方が大多数です。パソコンの操作が簡単になってきたからです。
感染したままですと、多くの方たちに迷惑を及ぼすのだという認識を忘れてはいけません。パソコンばかりしていると、よその方たちの迷惑を考えず、インターネット上でヒト迷惑な存在になってしまうことがあります。ヒトの気持ちを考えるという配慮が疎かになり勝ちです。
パソコンの向こう側には無数の人間たちがいるのを忘れないことです。
インターネットをしていて困るのは、ウィルス対策をしない方です。さらに困ったことにホームページ運営者の方にもおります。少なくてもホームページを運営していればウィルス攻撃を一番受けやすく、標的になりやすいのだという認識が必要です。
ウィルス対策をしないということは、ウィルス攻撃の加害者になることです。
私はメールだけしていて、ホームページ閲覧も少ないから感染しないと思っている方もウィルス対策をしていない方の傾向です。
自分は注意しているから大丈夫。どうせヒトには感染しないのだからという思い込みをしていませんか?
ウィルスに感染していることを発信元へメール連絡する。ウィルスは感染していることに気づかない場合が多いという認識を忘れないで下さい。
すべての方たちが意図的なウィルス送信の確信犯ではありません。但し、こちらがメール連絡しても返信がない場合は確信犯として疑われます。
近所のネットカフェに立ち寄り、拡張子検索で、そこのパソコンが感染していることが判明。既にアクセススピードが遅くなっていた。店員に事情を告げたが、意味がわからなかった様子。(ネットカフェの実態は怖いものがあります)
例によってアンダーライン引いたのは私。何かさー、こういう口調あっちこっちで聞かない?最近。
私は思っちゃったのね。どうせ「根絶」できないんならさあ、あきらめようよ。こんなウットーしい思いするくらいなら……。あーッ、またキリキリッってゆわれそうだから、やめよーね。
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