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立山登山マラニック
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大会名 種目   歓走記を掲載した大会年
 立山登山マラニック 海抜0mから3003mへ 65Km
2008






立山登山マラニック 2008年8月30日(土) 曇りのち雨 ▲TOP
総括
初めて出場した。完走はできなかったが思い出に残る大会となった。
室堂で関門にかかった。室堂は60Km地点、標高は2,450m。タイムは9時間30分。制限時間を30分オーバーした。山頂へ向かうことはできなかった。
雨の中、急勾配の八郎坂を登り、高原の木道やバスが行き交う立山黒部アルペンルートを走り歩いて、室堂まで行くことができた。これだけでもう大満足。
木道から立山黒部アルペンルートに出たところ、室堂まであと10Km余りの地点で靴底がはがれだした。つま先部分が右そして左、さらに踵もはがれだした。これで山頂に登ること、つまり”完走”はあきらめた。雨の中、寒さに耐えながら室堂へ向けとぼとぼ歩いた。
”あきらめた”そのとき、私の立山は終わった。
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参加申し込み
海抜 0mの富山湾をスタートして標高 3,003mの北アルプス立山山頂まで行く。距離は65Km。
この数値と険しい”立山”を考えると、私には太刀打ちできるものではないと思っていた。
しかし、走友数人が出場して完走しているのを知り、ネットで参加者の完走記を読むうち、もしかすると私にも何とかなるかも? 挑戦してみたい! 挑戦するのは今しかない! と思うようになった。それは2007年夏、65歳のときのことだった。

参加資格はフル4時間以内と登山経験。
そのときの私にとってフル4時間は厳しいものだった。これまでの記録を見てみるとサブ4でゴールしているのは2002年2月。その後はすべて4時間をオーバーしている。まずこれをクリアしなければならなかった。
サブ4! これを目標に毎日走った。そして、2007年11月の「瀬戸内海タートルフルマラソン」で 23秒だが4時間を切った。2008年3月の「篠山ABCマラソン」では 1分9秒切ることができた。

走友やネットからさらに情報を集め、挑戦しようと心に決めた。
開催要項や参加申込書を取り寄せた。申込書には、聞いていたように「マラソン歴」「登山歴」「コメント欄」がある。これらから参加資格が判断されることになるのだろう。慎重に記入した。

6月29日付の参加案内が届き、出場できることになった。
応募者370名を抽選し、マラニック240名、ウォーク70名を選考したとのこと。

立山へ向けてのトレーニング
100Kmのウルトラマラソンは数多く出場し完走している。6年前までは九州の山々に走って登っていた。
それでも立山は別格のように思われた。標高差、距離、険しさが半端でない。真夏の暑さもある。それなりのトレーニングをしなければとても無理なような気がした。

自宅の裏山は五剣山。標高約280mのところに四国八十八か所第85番札所の八栗寺がある。第84番札所屋島寺は標高292mの屋島山上にある。これも近くだ。
ほぼ1年前、立山に挑戦したいと考えだした。そのころからトレーニングの最後に八栗寺へ上る参道をときどき加えた。7月中頃からは屋島へもよく上った。自宅から往復すると16~20Kmになる。
立山までの2ヶ月間(7月~8月)で屋島のコースを22回走り、八栗寺へは6回上った。走った距離は7月が432Km、8月は立山までに343Km。私の真夏の練習量としては破格のものであった。
立山を走ってみて思うのは、山道でのトレーニングには大きな意義があるということ。平地を走る場合は身体を水平方向に移動させる。登山では身体をより垂直方向に移動させる必要がある。両者では力の入れ方、使われる筋肉が異なるような気がする。登山のための筋肉を鍛えておくことは重要なことのような気がしている。

準備したもの
走りに関しては、基本的にはウルトラマラソンのときと同じ。立山のために追加したものはライトとトレイル用シューズ、ゴアテックスの雨具。

前日、富山へ  2008年8月29日(金) 曇り
・高松  8.55⇒ 9.47 岡山 9.58 (ひかり)⇒10.44 新大阪 ⇒ 大阪 11.42 (サンダーバード)⇒14.59 富山(乗車)
・高松 10.09⇒ 11.03 岡山 11.14(のぞみ)⇒11.58 新大阪 ⇒ 大阪 12.42 (サンダーバード)⇒16.04 富山(予備)

この日の泊まりはJR富山駅に隣接している富山地鉄ホテル。
JR富山駅着は14時59分。すぐ富山地鉄ホテルにチェックイン。ホテルのロビーがマラニックの受付場所。ここでマックス爺さんと会うことにしているが、まだ1時間ほど余裕がある。市内を散策することにした。目指すは富山城址公園と市役所。目についた「県庁方向」の道案内に従って歩くと県庁前に出た。市役所への案内があった。とりあえず市役所へ入り、エレベータで展望階へ昇った。市内や日本海、立山方向だろうか、連山も見た。富山城址公園も頭にあったが、マックス爺さんとの約束の時間もせまっていたので引き返すことにした。富山駅が近くなったところで地図が目に入った。富山城址公園は県庁のすぐ裏、すなわち市役所の至近だったことが分かったがもう後の祭りだ。

受付はホテルロビーで
受付の後、初参加ということでシューズ、防寒対策、雨具、荷物などに関して個別に説明があり、質問に答えてくれた。

16時過ぎ、マックス爺さんと再会。1月の宮古島以来であった。夕食の約束をしてホテルの部屋に落ち着いた。
夕食はマックス爺さんたち3人といっしょに隣ビル6階で。ホタルイカや白海老も入った和食にした。

当日、走る  2008年8月30日(土) 曇りのち雨
1時40分起床。
朝食は、前日スーパーで買い冷蔵庫に入れておいた巻きずし1本と和風お惣菜。これにお湯を注いだカップみそ汁。走る服装や持ち物、エイドに預ける荷物を確認。
天気予報は、曇り時々雨、雨の確率は50/50%、気温は22/26度。雨を覚悟した。

・ランニング時の服装・用品
靴はターサー(ランニングシューズ、スタートから称名滝まで)とゲルフジ(トレイル用シューズ、称名滝からあと)、半そでシャツ、ランパン、ウルトラ用帽子、汗対策のヘアーバンドとタオル2本(首と腰に巻く)、足裏にバンドエイド、靴下。

・ウエストバッグに入れたもの
ライト、ビニール袋の雨具、小銭、消炎塗り薬、鎮痛薬、写ルンです、ティッシュ、距離・関門時間などを記入した地図。
500ccペットボトルは手に持つことにした。

・称名滝エイドに預けるもの(中型ビニール袋に入れる)
ゲルフジ(トレイル用シューズ)、靴下、バンドエイド、軍手、長そでシャツ、大型ビニール袋の雨具、栄養食品(カロリーメイト、SOYJOY)

・室堂エイドに預けるもの(大型ビニール袋に入れる)
ゴアテックス登山用雨具、旅行用品などその他の持ち物すべてを入れたスポーツバッグ。

・コースの再確認
この歓走記を書くにあたりコースを地図上で再確認した。
スタートから立山駅までは常願寺川沿いの平坦道。最初のころは砂利道。立山駅からは称名川に沿ってレストハウス称名へ。レストハウスが近づくにつれ勾配が急になる。車道はレストハウスまで。この先は称名滝を見物するための遊歩道。選手は遊歩道を進み飛龍橋を渡って八郎坂へ。標高差500mの八郎坂を一気に登ると立山黒部アルペンルート。この道を少し進み木道へ入る。木道は曲がりくねったアルペンルートを短縮する歩道。ときどきアルペンルート脇に出る。木道が終わると再びアルペンルート。カーブが続くバス道を室堂まで進む。かなりの坂道だ。とても長く感じる。室堂から雄山へは本格登山道。
・スタート
スタート地点の浜黒崎キャンプ場へ向かうバスは富山地鉄ホテル前を3時に出る。称名滝と室堂エイド行きの荷物はここで預け、走る服装・装備でバスに乗り込む。少しでも身体を休めておこうと目をつむっているとバスは約30分で浜黒崎キャンプ場に着いた。浜黒崎キャンプ場は当日の受付場所でもある。ここの近くに宿をとった選手やここへ車などで来た選手が受付をし、着替えたり各エイド行きの荷物を預けている。選手が行き交う。暗闇の中にライトが光る。これから始まる壮大なドラマがどのようなものになるか、選手ひとりひとりが静かに思いをめぐらしているようだ。
スタート地点から砂浜を少し下ると海面。海水に手をつけて海抜0mを実感する。スタートを前にして簡単なセレモニー。そして実行委員長の気合に答え「オーッ」の掛声で一斉にスタート。しばらくは松明をかかげて走る実行委員長の後に続く。
・走りやすい気象状況
気持ちよくスタートできた。
曇りのようだ。気温は高くない、走りやすい気象状況だ。今日はまたとない好条件かも分からない。身体の調子も気になることは何もない。厳しいコースではあるがこれならかなりのところまで走れそうな気がする。暗い砂利道も気持ちよく走れた。

・砂利道
スタート後、農道を走り常願寺川の堤防を走る。薄明るくなるまではほとんど砂利道。水たまりがたくさんある。ライトで足元を照らし段差や水たまりを避けながら走る。水たまりはライトを直接向けるより、数メートル先に光って見える水面を確認する方がよく分かる。足元はよくないが快調だ。

・常願寺川・称名川沿いの道
スタートから立山駅エイド(36Km地点)までは常願寺川沿いのほぼ平坦な道。何度か橋を渡る。そのたびに川は右になったり左になったり。立山駅の踏切そして藤橋を渡ると常願寺川の支流、称名川沿いの道になる。
藤橋を渡ったところにお店があった。店先には山から引いた水が勢いよく流れている。この冷たい水で顔を洗い、ヘアーバンドを洗い、腹に巻いたタオルを洗った。
お店にアイスクリームがあった。カロリー補給を考え1個買った。パンやおむすびが食べられなくてもアイスクリームはのどを通る。歩きながら食べた。
次のエイドは称名滝レストハウス前。この間の距離は6Kmで標高差が400m。勾配がきつくなる。称名までは歩かずにゆっくりでも走りたいと思ってスタートしたのであるが、次第にスピードが落ち、歩きが入りだした。
称名滝エイドはスタートから42Km、フルマラソンの距離だ。最初の関門だ。ここに5時間52分で到着。制限時間は6時間30分なので余裕は38分しかない。歩きが多くなった分、時間がかかってしまった。

・称名滝エイド
車が来られるのはここ称名滝レストハウス付近まで。称名滝を見る観光客はここから遊歩道を進むことになるようだ。
レストハウスにはお店があったようだがのぞく余裕はない。必要もない。荷物を受け取りレストハウス前の階段に腰をおろした。そのとき、ぽつりぽつりときた。
ここまで日差しはなく、走るには申し分のない天気だった。それでも8月30日、暑かった。ヘアーバンドの汗は何回絞ったことだろう。予想していた雨が降りだした。標高が高くなることに加え雨で気温が下がることは歓迎だが、これから向かう八郎坂を前に身が引き締まる。緊張感を覚える。

シューズをランニング用からトレイル用に替えた。
雨対策はビニール袋に穴を開けたものを2つ。ひとつは頭と両腕部分を開けたもの、ひとつは大型で頭部分だけを開けたもの。大型ビニール袋は寒さ対策用でもある。
シャツをどうするか? 少し考えた。ここまでは半そでシャツ。このままでも良いようにも思うが雨の中、3,003mの雄山へ向かうには寒いようにも思う。八郎坂では両手も登山に使う。これまで手に持っていたペットボトルはウエストバッグに入れなければならない。その上、長そでシャツを入れるのは容量的に苦しい。でも雨の山で寒さに震え痙攣を起こしてはいけない。
結局、写真より安全と完走を目指すことを優先して「写ルンです」、それにライトをここで預け、軍手、長そでシャツ、ペットボトル、雨具2枚をウエストバッグに詰め込んだ。

称名滝エイドではスタッフがランナーの到着とスタートを確認する。いくつかのエイドでこの作業を繰り返すことでランナーの進行を把握しているのだ。
スタッフにゼッケンを示し「スタートします」と宣言して遊歩道へ入って行った。
雨は次第に本降りになりそうな雰囲気だ。いくらか涼しくなってきた。

・八郎坂
舗装された遊歩道はほどなく終わる。飛龍橋を渡ると「八郎坂」の石碑。ここから山道だ。
急勾配が続く。「危険」の表示や赤旗、トラ縄が張られたところが何か所もある。草や低木が茂っているが谷側に落ちるとどこまで行くだろうと恐怖を感じるところも。平な岩や岩の間の土のところを選んで足を運ぶ。称名滝が見える。落差350mは日本一らしい。雄姿を眺め水音を聞きながら高度を上げていく。

人ひとりが通れる細い道。先行ランナーに追いつくと「先に行きますか?」と声がかかったり、「先に行かせてください」と後ろから声をかけながら、快調に登る。雨は次第に大粒になる。

・木道
標高差500mwの八郎坂を一気に登る。弘法エイドだ。ここでも到着ランナーの確認がある。
そして立山黒部アルペンルートを少し進むと今度は木道だ。木道は、室堂へ至る曲がりくねったバス道「立山黒部アルペンルート」沿いに設置された近道の歩道。何回かアルペンルート脇に出る。幅は人ひとりが通れるほど、1枚の板の長さは数メートル。そんな板が連ねられている。段差や傾斜がある。板には溝が刻まれて滑りにくくはなっている。両側から熊笹や背の高い草が覆いかぶさっている。吾亦紅もたくさん目についた。雨水をいっぱいためた熊笹などを両腕、両足でかき分け、足元を確かめながら前進する。
全身びしょ濡れ。寒さを感じだした。これ以上、身体を冷やすとやばいと思い雨具をかぶることにした。雨具をウエストバッグから取り出し、走りながらかぶろうとした。そのときだ。左足が木道を踏み外した。思いっきりこけた。しまった! と思ったが後の祭り。どこか怪我をしたか? 起き上がって恐る恐る確かめた。右手に血が滲んでいる。他に怪我はなさそう。助かった。以後は注意深く走り、歩いた。

・アクシデント<靴底がはがれる>
木道が終わると再び立山黒部アルペンルート。美女平と室堂をピストン運転する大型バスなどが行き来する。室堂までこの道を進む。雨は降り続くが体調は良好、まだまだ走れそうだ。
次の関門である室堂までの距離と残り時間を計算した。このときは関門を通過できる可能性は大きいと判断していた。

しかし、だ。アルペンルートを走りだしてすぐ、それは起こった。
右の靴裏に違和感。着地前に何かを引きずっているいるような変な音がする。もしかして? と、靴底を見る。やっぱりはがれかかっている。つま先の黒いゴム板が後方から口を開けている。こんな靴で走るのは無理だろう。今日のマラニックはこれで終わりになるのか? そんなことが頭をよぎる。
しばらく前進していると左も同じ音がしだした。まだ先は長い! やばい!

少し進むとエイドが見えてきた。53Km地点の弥陀ヶ原エイドだ。
水などを並べたテーブルに「救護」の紙が貼ってあった。「救護をお願いします」と飛び込んだ。スタッフは一瞬身構えたようだ。「靴にアクシデント。底がはがれた。何か紐はないですか?」と聞いた。白いビニールひもを差し出してくれた。これはすぐ切れそうだ。もう少し強いものは? あたりを見回した。女性スタッフがテントのひもを見つけた。男性スタッフがナイフで切ってくれた。両方のつま先部分を二重に巻いた。予備にとさらに1本切ってくれた。

ここ弥陀ヶ原エイドにはきゅうりがある。塩をたくさんかけてくれたきゅうりをかじりながらスタートした。
ひもを巻いた靴で走れるのだろうか。このひもは大丈夫だろうか。この靴で頂上まで行くことは?・・・など、不安な気持ちを抱きながら走った。
ほどなく踵部分もめくれてきた。踵はひもでしばれない。踵のゴムは前方から開いている。普通に足を運ぶとめくれがさらに大きくなる方向に着地する。すぐちぎれてしまいそうだ。足を大きく前に振り出し、うしろ方向に着地した。不自然な足の運びだ。
この靴で頂上へ向かうことは危険と判断した。このとき完走はあきらめた。

この靴はアシックスの「GEL FUJI」。この記事を書くにあたり日記を調べてみた。
買ったのは1999年9月、12,800円。2002年3月まではこの靴で九州の山々によく走り上がった。2002年4月に香川に落ち着いてからはまったく使うことなく箱にしまいこんでいた。買ってから9年経ち、使用するのは6年ぶりだった。
登山靴ではゴムが劣化して底がはがれることがあるという知識はあった。同じことなのだろうか。
帰ってよくよく見てみると、接着部分がはがれていた。原因は接着剤にあるのか? ゴムにあるのか?

・室堂は遠かった
雨は降り続く。ビニール袋の雨具は肩のところで破れ用をなさなくなった。ウエストバッグからもう一枚のビニール袋を取りだした。これは頭のところだけ穴を開けたもの。腕は袋の中だ。寒さが幾分しのげる。
破れた雨具、空のペットボトル、雨水を含んで重たくなったタオルと軍手。不要なものだがここに捨てることはできない。両手に持ってとぼとぼ歩いた。カーブが続く、バスが来る。いくら行っても建物は見えない。距離表示はない。室堂までの残り距離はまったく分からない。
坂はきつくなる。寒い。疲れた。室堂は遠かった。

・室堂エイド
室堂に着いたのは13時30分。スタートから9時間30分だ。ここでの制限時間を30分オーバーしていた。
「お疲れさん」と迎えられた。テントに案内された。すすめられた椅子に座るとタオルで雨水を拭いてくれた。寒さに震える。差し出してくれたお粥は暖かく、塩コンブの塩味がおいしかった。
バスの中で着替えることをすすめられたが、ここで着替えても暖かくなりそうな気がしない。雷鳥荘へ行き、風呂に入って着替えたい。
室堂エイド行きの大きな荷物と称名滝エイドで預けた荷物を受け取り、雷鳥荘へ向かうランナーの後に続いた。室堂バスターミナルに入り3階展望階へ上がるのが雷鳥荘へのルートのようだ。ここからみくりが池や温泉施設の脇を通り、厳しいアップダウンの道を進む。雨は冷たい。両手に下げた荷物は重い。右手に左手に持ち替える。寒さに震えながら必死で歩く。あれが雷鳥荘かと聞いても違うという。遠い遠い。

・雷鳥荘
雷鳥荘に着いたが何からしよう? びしょ濡れだ。乾燥室の案内が見えたので行ってみたがここで着替えることもできない。部屋に行ったがびしょ濡れで入るのは気が引ける。廊下で着替えを出し風呂へ入ることにした。
身体を洗い温泉につかったが、冷えた身体はなかなか温まらない。

部屋は10畳。6人のようだ。今年の11回大会まで全部出場しているという方が横になっていた。あとから女性も同室ということが分かった。埼玉県からの参加者が集められた部屋のようだ。

マックス爺さんの部屋へ行ってみたがまだ帰ってないようだ。靴などを乾燥室に入れ、荷物を整理し、横になった。

夕食はマックス爺さんのグループと同席。マラニックに参加した方はやはり頂上まで行けなかった方が多く、ウオークに参加した方は頂上まで行った方が多かったようだ。でも、完走できなかった方も、みなさんそれなりに納得し、満足そうな様子だ。
ビールをたくさん飲み、出された食事も全部食べることができた。

食事のあと開かれた完走パーティでもビールを飲み、早々と眠りについた。

完走パーティで発表された結果は次のとおり。
マラニック  男子1位は7時間 9分、女子1位は8時間19分
ウオーク  男子1位は4時間51分、女子1位は6時間40分

・各エードの通過時間
エイド名 大日橋 雄山神社 立山駅 称名滝 弘法 弥陀ヶ原 室堂 雄山山頂
スタートから Km 10 19 36 42 50 53 60 65
区間距離 Km 10 9 17 6 8 3 7 5
標高

475m 970m 1,620m 1,930m 2,450m 3,003m
通過(時間 分) 2.04 4.27 5.52 7.08 9.30 - - - -
区間(時間 分) 2.04 2.23 1.25 1.16 2.22 - - - -
特記  砂利道


八郎坂 木道 立山道路
登山

・コース上で飲食したもの
各エイドで   梨(たくさん)、きゅうり(1片)、梅干し(1個)、水(全エイドで)
私設エイドで  梨、スイカ、パイナップル、水(1か所)
自販機で    500ccペットボトルのお茶(3本)
お店で     アイスクリーム(1個)
持っていた   SOYJOY(1個)

翌日、帰路  2008年8月31日(日) 晴れ
朝食はバイキング。昨日の夕食と同じく廊下に長い待ち列。
・雷鳥荘7.30⇒(景色を楽しみ、写真を撮りながら)⇒8.20室堂バスターミナル
・室堂バスターミナル 9.00 (専用バス)⇒10.50 JR富山駅
 「来年の出会いと再会を念じて!!」と書かれた大横断幕を持ち、手を振る大勢のスタッフに見送られ、
 ランナーを乗せたバスは室堂を後にした。
・富山12.06(サンダーバード)⇒15.32新大阪15.45(のぞみ)⇒16.30岡山16.41⇒17.36高松17.51⇒18.12八栗口

雷鳥荘を後にする

雷鳥荘遠望

ミクリガ池

登りたかった雄山

感動をありがとう








チャレンジ証
11月末にチャレンジの証「Great challenger」と大会模様が収録されたDVDが送られてきた。
「Great challenger」には「あなたは、海抜0~3003mを駆け登る偉業に挑戦されました。その姿は、私たちに大いなる感動を与えてくださいました。」と記され、脇に私の写真が入っている。DVDにはスタートからゴールまで、そして完走パーティ、帰りのバスなどの様子を写したスチール写真が多数収録されている。

送付状には次の一文があった。
「あの8月30日、残暑の季節にもかかわらず、頂上は気温5度以下という過酷さを味わいました。大自然の厳しさと素晴らしさの前に、人間は畏敬の念を抱きます。・・・当日を思い起こしながら、来年度への夢を描いていただければ幸いです。」

経費
参加費 25,000円 雷鳥荘の宿泊費と完走パーティ代金、
スタート会場へ、室堂から富山駅への専用バス代金を含む
前日の宿泊費 5,000円 富山地鉄ホテル(シングル素泊まり)
JR 志度⇔水橋 往復 24,580円 志度⇔水橋   往復割引乗車券         17,240円
岡山⇔新大阪 新幹線特急券  2,410円×2= 4,820円
新大阪⇔富山 特急券      1,260円×2= 2,520円
食事、みやげなど 10,420円
 合計 65,000円
                                                         2008.09.24.記

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