キウイ・柿  花粉採取 → 花粉の冷凍 → 花粉の解凍

                                                                                                                                                           2009年05月29日 最終更新
より簡易な方法 キウイ等の雄花が雌花より先に終わってしまう場合、雄花(当日か翌日開花)を朝摘み、タッパーに入れて野菜庫で冷蔵します。徐々に花弁が茶色くなりますが、花弁や雄しべが分解してしまうまでは使えます。使いたい分だけを出して室温に30分ほど置いた後、黒布に触れさせて花粉が出ていることを確かめてから、雌しべに触れさせます。
 これができない時に備えて、次により冷凍もしておきます。

キウイ  サン・キウイ倶楽部の掲示板に書き込んだ質問と、いただいた回答を、見られなくなるときに備えて編集して再掲しました。最初にサン・キウイ倶楽部にある受粉説明をご覧になると、分かりやすいでしょう。

なお、キウイ花粉販売サイトがあります。リンクが切れた際は、検索エンジンに「キウイ花粉 袋 送料」と入れてみてください。また、4月下旬に限り、当方で開いた花少量を郵送できます。


花粉取り出し・冷凍保存

Q
冷凍する花粉の、取り出し方と貯蔵方法を教えてください。

A  
花粉の採取方法
@開花直前の蕾や当日開花の花を採取する。
A採葯機やハサミ等を利用して葯を切り取る。
B新聞紙の上に薄く広げて22〜25℃で一昼夜かけて開葯(乾燥)させる。
C100〜120メッシュのフルイで花粉を採取する。
※飛散するのかほとんど集らないので、Cを省略しています

花粉の貯蔵方法
@花粉を10g程度に小分けし、薬包紙等で包む。
※葯と花粉の混合物を包んでいます。
Aコーヒーの空瓶や茶筒の中に、包装した花粉と、同量のシリカゲルを入れ、密封する。
B家庭用冷凍庫で貯蔵する。
 ポイントは、必ずシリカゲルを入れて冷凍貯蔵することです。シリカゲルを入れないと花粉が湿るため、花粉の発芽率が低くなります。
C解凍は、冷蔵2日を経てする。

花粉冷凍開始時の注意
Q
冷凍開始時は、冷蔵を経由しなくても可なのですか。

A 技術者会員のキウイとーさんです。
  乾燥条件さえ確保出来ておれば、冷凍開始時は一気に冷凍OKです。解凍時はゆっくりというのは、冷たい花粉を空気中で開封すると、温度差による吸湿が起こるためです。

シリカゲルと生石灰 
Qシリカゲルの代わりに生石灰(せんべいなどに添えられている)で代用できませんか。花粉は、過乾燥には弱いのですか。

A 海苔のビンなどに入っている生石灰の乾燥剤でもOKです。ただし、袋は破らないでください。
花粉は過乾燥でも問題はありません。冷凍状態であれば、湿度が高いことが問題となります。
ちなみに、よくある失敗は冷凍庫で保存後、受粉直前に冷凍庫から取り出し、花粉を結露させることです。
こうなると、数日で発芽能力が低下します。しっかり乾燥状態をキープしてください。

 花粉解凍時結露を防ぐために
Q 花粉の結露を防ぐには、密封茶筒等の表面が結露しなくなるまで(1〜2日)室温に置けばよいですか。

A 花粉を常温に戻す際の結露を防ぐ方法ですが、冷凍庫から出した後、2日間冷蔵庫内で保管してから常温にもどしてください(^^)

 

 

   『現代のカキ』(石崎政彦著 農業図書)p.119から抜粋・編集

花粉取り出し・冷蔵保存 飛散しやすいので開花と同時に採集開始。開花前日に花弁先端が黄色くなり、翌日早朝に開花する。飛散防止のために、着生枝を紙・ポリ袋で覆っておく。採集花蕾を木・紙箱に広げ、天日乾燥(雨天時は加温40〜50℃)して2日以内に花粉採集。花弁除去し、1花ごとに指先で揉み出す。花粉1gずつを薬包紙さらに硫酸紙で包み、生石灰10gと茶筒に入れ、冷蔵。0〜3℃で2週間以上使用可。

希釈 石松子、脱脂粉乳、うどん粉、片栗粉で50倍重に。

授粉 変色いていない(花弁が白く、柱頭が光っている)、開花3日以内に、2回に分けて、結果枝中央の1花に。毛糸類が、絵筆より保持力が強い傾向。

 

 

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