光速ノート 172
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 久しぶりの更新となりました。
 4日の対局については朝日杯の中継サイトを御覧頂くとして、ここでは
10月31日の日本シリーズを振り返ります。
 準決勝。私も7連勝中でしたが、久保棋王も8連勝中。久保棋王の方
は特に内容も良く、厳しい戦いを覚悟していました。
 子ども大会は900名以上が参加。10時から始まり、それでも時間
通りに2クラスの優勝者が決まり、15時半にはプロ対局が始まりました。
子ども大会だから、といってしまえばそれまでですが、スタッフの手際の
良さにはいつも感心します。
 席次は久保棋王が上ですが、1ヶ月ほど前の研究会の昼食時に、「駒箱を
開けて下さい。」と開始の作法を直接譲られましたので、そのようにさせて
もらいました。

第1図は△8六竜まで

 第1図は78手目△8六竜の局面。ここで▲3四香でしたが、▲3四桂
が優りました。というのも本譜は▲3四香△同桂▲同桂のときに、△6六竜
と切る手が生じたからです。対して、久保棋王も平凡に▲6六同銀では
勝てないとみて、▲3五桂△3四玉▲4一竜△同銀を決めてから▲6六銀
(第2図)と勝負に出ます。 

第2図は▲6六銀まで

 第2図は迷いました。堂々と△3五玉と取りたいのですが、▲3一飛
が気になります。実戦は△2二飛。長引けば駒得が生きる、という方針で
以降も丁寧な指し方を心がけました。160手で勝利。
 日本シリーズは2000年以来の決勝進出。2000名の小学生が参加
するという東京大会を実際に見るのは初めてで、これも興味があります。
久しぶりの大舞台を楽しみたいと思っています。

                       (11月5日 記)

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谷川先生のご厚意で、原稿を寄せていただくことになりました。
ご負担をおかけしないよう、特にテーマは設けず、書きたいことがあった時に書いていただく形式です。次の更新がいつになるかは、管理人にもわかりません(笑)。
気長に、そしてあたたかく見守っていてください。
なお、無断転載は禁止いたします。


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