

最新刊!
『ゴルフ場は自然がいっぱい』
『森を歩く〜森林セラピーへのいざない〜』
おそらく森林ジャーナリストを名乗っている者は、日本で私一人だろう。林業ジャーナリストや環境ジャーナリストといった肩書の人はそこそこいるのだが、私はいずれにも属さない。林業・木材産業の業界記者ではなく、ゴミ問題から地球レベルまで含む環境の文字を冠することにも躊躇する。そこで森林を自然レベルから地域社会まで包括的に捉える意味を込めて「森林ジャーナリスト」を使っている。そして森と人の関係を考える森林ジャーナリズムというものを確立できないかと模索しているのである。
森林ジャーナリストの「思いつき」ブログ

[テーマ]
森林と一口に言っても、熱帯雨林もあれば冷温帯林もある。原生林と人工林、雑木林といった分類もある。同じ森林でも、動植物や地質、生態系など自然学の視点もあれば、人間にとっての資源として捉えることもできる。さらに木の生えた土地だけでなく、森と関わる人間社会も、森林の広がりの一部と捉える。
だから手がけるのは世界の森林、日本の森林、林業・林産業、山村社会。さらに農業、畜産業、水産業。そして地域づくり論、政策論、人物論。また里山、木造建築、森林療法、環境教育、ゴルフ場……手当たり次第である(^^;)。
また田舎暮らしなど田舎論も重要なテーマだ。森への視点は常に辺境を意識させ、それが田舎に目を向けさせた。そして田舎論は都市論へと発展する。
さらにアウトドアや旅もの、観光、健康、歴史もの、人物ものまで多少森林に関わるとなれば手がける。そのほかエッセイやガイド、教育問題、国際紛争などの社会派ルポも行う。ここまで広げると、何でも屋みたいだなあ。
[スタンス]
「自然はすばらしい」「森林が破壊され危機に瀕している」あるいは「田舎暮らしは楽しい」的な中身の薄い賛美モノ・告発モノとは一線を画す。事象の因果関係と、冷静な科学的見地、歴史的な社会構造から物事の本質をつかみ、今後のあるべき姿を表現することを心がけている。
意識するのは「鳥瞰」と「猿瞰」、そして「虫瞰」。森の上を高く飛ぶ鳥の視点で全体像を描くとともに、森の中に入って猿の目を大事にしたい。そして虫の立場で微細な動きにも目を配る。その上で常に裏を読むこと。自然破壊だと言われれば、本当に破壊になるのかと疑い、美しい自然と声が上がれば、美しいことが豊かな自然と同じなのか考え込む。そこから将来の展望を導き出したい。
[執筆舞台]
執筆は主に書籍のほか、一般誌、ライフスタイル誌、専門誌、機関誌とこだわらない。新聞などにも執筆。
最近増えているのは、国語の例文問題への引用。小学生用から中高生向きの模試・問題集、そして大学の入試問題などによく著書の文章が使われるようだ。
[プロフィール]
1959年大阪生まれ。小学生の頃は、乱読気味。小説やノンフィクション、なんでも読みふける。偉人伝や冒険モノ、科学関係の本が多い。ただし当時の愛読書は、なぜか料理の本(^o^)。寝る前に美味しそうな写真を眺めてから床につく習慣があった。ただし当時は作文嫌いだった。
中学校では、図書委員長に任命されて、図書室に君臨する。さらに高校では、図書部に誘われ、図書部長を務めた。おかげで図書館業界には結構詳しい。
大学は、農学部林学科に所属。森林生態学やら動物行動学にハマって猿の本を読みふけり、年間100日近くフィールドに出ていた。また探検部でボルネオにオランウータン調査に遠征した手記を旺文社の「蛍雪時代」に掲載。これが最初に原稿料の受け取りとなる。
卒業時は森林研究関係の職場を断念、急にマスコミを目指す。東京の編集プロダクションに勤めて大阪事務所に赴任。そこで退社・転職したため、その後の拠点は関西となった。
その後出版社、新聞社に勤めることもあったが、1992年独立。現在に至るまでフリーランス。
奈良在住。里山・林業地、歴史の舞台に近く、東京の雑音からは遠いという、執筆には有利な土地である。
もう一つの横顔 安楽椅子探検家
生駒通信
興味の湧いた方はメールをください。仕事もください。