坂 村 真  民  の  世  界

よ う こ そ タ ン ポ ポ 堂 ヘ(最終更新2006.4.1)

   ( 愛媛県西予市野福峠の桜と俵津湾:2006.4.1撮影 )

 

1.鳩  寿  第 15 号 2. タ ン ポ ポ 堂 か ら            (鳩寿終刊のお知らせ)
3.日めくりカレンダー・新DVD             発売のお知らせ 4.坂村真民全著作一覧 
5.詩国バックナンバー 6.タンポポ堂ライブラリー(野福峠の桜)
7.作成者からのご挨拶 8.坂村真民関連HPリンク集
9.メッセージボード  

     あなたは  人目の来訪者です。 


坂村真民さんの略歴

明治42年1月6日  熊本県に生まれる。8歳の時に、父親

の急逝によりどん底の生活に落ちる。5人兄弟の長男とし

て母親を助け、幾多の困難と立ち向かう。昭和6年 神宮皇

学館(現皇學館大學)を卒業。25歳の時、朝鮮にて教職につ

き、36歳全州師範学校勤務中に終戦を迎える。昭和21年

から愛媛県で高校の国語教師を勤め、65歳で退職、以後詩

作に専念する。始めは短歌を志し、昭和12年『与謝野寛

評伝』を著している。四国に移住後,一遍上人の信仰に随

順して仏教精神を基調とした詩の創作に転じる。昭和37年、

月刊詩誌「詩国」を創刊、16年3月からは「鳩寿」と改題し、

以後毎月、一回も休むことなく発刊し1200部を無償で配布

 している。また詩の愛好者によって建てられる真民詩碑は

日本全国47都道府県に分布し、その数は現在,海外の

35基と合わせると約730基となる。         

主な著書は、4.「坂村真民全著作一覧」に載せてます。

(愛媛県県民文化会館にて(16.2.1撮影)

                                                                


 鳩  寿  第 15  平成 17 年 9 月 1 日 発 行
             
    川

  菊池川は、わたしの少年時代の
  思い出の川
  五十鈴川は、青年時代
  終(つい)の栖(すみか)は、重信川
  川はずっとわたしに詩心を
  与えてくれた
  山は父であり、川は母である
  川は、海に達する

          (平成十七年五月)

 ※  これはまだ完成していない詩です。
   原稿用紙に推考中のまま残されています。
   しかし言いたいことは伝わってまいりますので、
   あえて載せさせていただきました。


 
これらの葉書は、父が大切にしている「はがき」です。
スキャナーの調子が悪く、少し読みにくい所がありますがお許しください。
 この上の葉書は、花の名前あり短歌ありでとても父らしく、また当時のものはほとんど残って
いないので紹介致しました。
  はじめに

 鳩寿第十五号の発行が遅れ、且つこういう形になりましたことをお詫び申し上げます。
 父が再びペンをとり原稿にむかう気力がもどることに望みを託し待っておりましたが、
 これ以上先に伸ばし続けることは、皆様に御迷惑をおかけするばかりと思い終結を
 決めました。
 詩国(鳩寿)の読者の皆様は、一般に言う作品を読む人ではなく、父を愛して下さる方々です。
 父が体調を崩しました後は、一層強く素晴らしい読者に見守られていることを実感致しました。
  皆様の心にきざまれた父の詩が、皆様の未来を開いてくれることを切に祈り、鳩寿を閉じたい
 と思います。ありがとうございました。    (娘一同)

   後   記
    
 鳩寿第一号にもふれていますが、父が現在心に決めていることを載せておきたいと思います。


   一つ・・・・・葬式はしない

  宝厳寺(ほうごんじ)に第五番目の碑があり、その下に遺骨をいれるよう設計してあるので、
 時宗のお経を唱え入れてもらいますが、葬式という形はとりません。骨は骨(こつ)つぼにはい
 るだけで、(骨つばは用意しております)あとの骨は、わたしの好きな海へ散じてください。

   二つ・・・・・香典・供物など一切頂かない

  これはわたしが尊敬する伊豆蔵福治郎さまにならいます。(わたくしはうっかりしてお送りし
 ましたら、御遺族が返されました。) そんなことのないよう、妻の場合もわたしと同じく、
 決して送ってくださらないよう、かたくかたくお願いします。

   三つ・・・・・

  お別れの会など有形のものはしないでいただきたい。「?になる」「飛天となり」 という詩
 にも書いたように、わたしは天にいるのではなく、花咲けばそこに私が、鳥飛べばそこに私が、
 いつも皆様のそばにいるのです。

    
  詩国(鳩寿)の送料として皆様からお預かりしている分が残っています。
 以前詩国の後記で、犬養道子著「一億の地雷ひとりの私」を紹介しました。
 父がとても感動しておりましたので、まとめて犬養基金に寄付したいと思います。
 こちらの独断をお許し下さい。

 


    追  記

  父の近況を簡単に記しておきます。
  自宅(タンポポ堂)にて、日々を送っています。三月以降体調は一様ではありませんでし
 たが、現在は比較的落ち着いていると言えましょう。ほとんどの時間横になっていますが、
 一日三回起きて食卓につきます(移動は車椅子にて)。食事は介助無しでゆっくり時間をか
 けていただきます。しかし、水分補給の点滴も毎日欠かせません。五月以降ペンをとること
 はありませんが、言いたいことを言い、その記憶力に驚かされることが度々あります。
 病院の検査で問題点は無いそうですが、残念ながら乾皮症は衰えを見せてくれません。
 お医者さん、看護師さん、ヘルパーさん達に助けられ見守られながら、一日一日を大切に
 過ごしています。


  ビデオ『坂村真民 詩魂の源流』『すべての川は海に向かって流れる』が合体し、
  詩国500号記念大会・全校51人の山の小学校との交流風景が付け加えられ、
  永久保存用DVD(105分)が発売になります。
  詩集がついて定価4300円(税込)です。発売は11月上旬予定。

  申込先=ぼるす出版 
       〒101・0061
       東京都千代田区三崎町2の15の2
      電  話   03-3556-9361
      F A X   03-3556-9360

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