不定期コラム化しました。
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2007.6.17 Sun.
ブログに手を染めてしまいました。気が向いたらお越しくださいませ。こちらはこちらで一応生かしておきます。
2006.5.25 Thu.
何ヶ月か前の話、駅貼り広告で見かけたキャッチコピー。
「誰からも影響されない、オリジナルでありたい。」(細部の表現は多少違ったかも)
オリジナルでありたいという部分はいいとして、「誰からも影響されない」には相当ショックを受けた。
その辺の高校生か何かが熱く語っているならともかく、仮にも某世界的企業の主力商品の広告に採用された、れっきとした言語表現のエキスパートがひねったであろうコピーだ。
人間が何かしら行動や表現をする際に、誰にも影響されないなどということがあり得ると、本気で思っているのだろうか?
「オリジナルであるかどうか」という価値基準は、決して「他者からの影響の有無・大小」なんかではない。
そもそも、他者からの影響というものに、有るも無いも大きいも小さいもあるわけがない。人間の行動や表現のもととなる資源は、100%が他者から何らかの形で受け取った影響(情報)なんだから。 「他者からの影響の程度」について語ることは、いわば「Aさんは生命を維持するために、どの程度外部からの栄養に依存しているか」という問いかけと同じくらいナンセンスだ。
(『複数いる他者のうち、誰からの影響がより大きいか』といった意味での『影響の大小』なら話は別で、それはもちろん議論として成立する。)
人間ひとりひとり、行動や表現ひとつひとつのオリジナリティは、
■その人が置かれた環境=「入ってくる情報の内容や量の違い」
■他者からの影響をどんなふうにに咀嚼したか/他者からの影響がどのくらい本人の血肉になっているか=「情報処理の方法・程度の違い」(←これにはその人が持って生まれた個性も少なからず関係すると思う)
によって決まるものだろう。
例えとして話を音楽に持っていってしまうと、
「私の音楽は誰かの真似なんかじゃありません。私は私です」と言うのならわかる。「他人の曲を丸呑みしてそのまま出しているのではなく、自分なりによく噛み砕いているのだ」という、あくまで程度の問題と受け取れるから。
これが「100%オリジナルです」となると怪しくなってくる。オリジナリティの度合いに100とゼロはありえない。
「誰からの影響も受けていません」、これは完全な勘違いだ。何たって、他人様がつくった「音楽」というフォーマットに乗っかっているんだからその時点でアウトだ。そのうえ他人が発明し製造した楽器を使っているのなら何をかいわんやである。
繰り返すけど、言語表現の素人に向かってこんな小うるさい理屈をたれたいわけではありません。ただ、せめてある程度の地位にあるプロにはこんな間違いをしてほしくない、と思った次第です。
2006.3.13 Mon.
書くべきことがみつからない。正確に言うと、思いつくのだがアップする前に萎える。最近だけの話ではない。
誰が困るわけでもないし、それなら書かなきゃいいというだけの話なんだけど、それでただ書かないのではいつもと同じだ。いつもと同じなのはそれはそれで何故かなんとなくいやな気がして、きょうはキーボードをチャカチャカ押してみる。
延べ文字数にすると数十行分にもなるさまざまなテーマの文章を入力しては推敲→編集→削除を繰り返し、結局残ったのはこれだけ。
なぜ書けないか、その原因についてほんの少しだけ考えを掘り下げる機会にはなったかもしれない。でも人様に説明できるレベルまではまとまらない。
2006.1.23 Mon.
社会人生活まる10年にして初の確定申告。住宅ローン控除だけなのに相当イライラする。
書類が完成しかけたところで、どうやら会社の源泉徴収票が間違ってるらしいこともわかったし。
堀江社長の逮捕。
彼の生き方や金の稼ぎ方が社会通念から見てどうかとか、愉快か不愉快かという議論は置いておくとして。
今後結果的に、犯罪であるという裁きが下るかどうかも別問題として。
「違法だという認識はない」という主張、あれは取り繕いではなく本心である可能性が高いと思う。
経済のしくみを緻密に組み合わせながら、しかも常に人を出し抜くスピードで判断し動き続けなければ、ああいう手段での金儲けは成立しないんでしょ?やったことないからわからないけど。
いちいち「この行為は100%法に適っているか」という周到な検証を済ませてから事を起こしていたら利益を得るタイミングを逸してしまうだろうし、最初から安全とわかっているような方法ではそもそもライバルが多すぎて、どちらにせよ旨い商売はできない。
だからこういう人たちは常に違法すれすれに身を置くしかないわけで、何かの拍子に適法のエリアから片足が出てしまうこともそりゃあるような気がする。検察にしてみれば揚げ足をとろうと思えばいつでもできるような話なんじゃないだろうか。
だいたい、他人からの評判しだいで時価総額が激しく上がったり下がったりするわけだから、捕まるようなことをしちゃあ会社が大損するだけだということは最初っからわかっているはず。カネを第一に考えれば考えるほど、法律にはシビアになろう、というのがこういう人たちの考え方なんじゃなかろうか。
(まあ、自分も堀江さんのいう「バカ」の範疇に入る人間であることは確かなので、これがまるっきり的外れな推論だったとしたら笑って許してください。)
それに、お役所って、適法かどうか事前に判断を求めても逃げてしまうことがある。
ちょっと前、カタログを制作中に、その中に出てくる説明文の表現について、法に触れないかどうか某公的機関に問い合わせたことがあった。
対応した担当者の回答は「問題のないようにしてください」。
「いや、だからこの表現が問題かどうか訊いているんです。じゃあせめてどうするとまずいのかを教えてください」と言っても、「とにかく問題のないようにとしか言えません」。
今回の件とつなげて考えるのはやや乱暴かもしれないけど。
2006.1.18 Wed.
ここに迷い込んできた物好きな方、こんばんわ。およそ1年ぶりの日記(日記??)です。
「ストレンジラボ」にこのページ行きの「日記」ボタンができてしまい、何となく刺激されたのが動機。
更新しない間に、8桁の借金を背負ったり子どもが生まれたり、それなりに大きな変化もありました。
改めて感じたのは、家族にオメデタがあると書店やネット上で育児関連の情報が急に増えた気がする/自分に子どもができると世間でも子どもがやたらと目に付くようになる、などといったこと。そりゃあ知識としてはわかっている現象なんだけど、実感として意識したのは結構久しぶりかもしれない。
よりよい仕事を心がけ求めれば、いい仕事をしている人たちが身近に出現する、ものかな。
世間ではよくそんな言葉が聞こえるし、きっとそうなんだろうという思いも頭をもたげてくるものの、まだ確信というほど強いものではない。
ただ、自分にとって「言われなくてもひと手間加えたくなる仕事」「ハードワークが苦にならない仕事」とはどんなものか、というのはだいたいわかってきた。とりあえずそこからフォーカスを外さないでいようと思う。
(『いい仕事』の定義については、これを読んだあなたがあなたなりに自由に当てはめてくださってOK。)
2005.2.2 Wed.
どうやら、人工甘味料にかなり弱いらしい。最近やっと気づいた。
怪しいのはスクラロース、エリスリトール、アセスルファムカリウム(表記あってたっけ)あたり。
あとキシリトール入りのガムやキャンディも多分クロ。
因果関係を証明できたわけじゃないが、この辺のものが入った食品を口にすると、必ずと言っていいくらい数時間後にひどい目に遭う。
腹の中に大量のガスが発生するようで、20〜30分間断なくゲップが出続けたりする。でもこうして排出できる時はいい方で、上からも下からも出てきてくれない場合は、胃のあたりの圧力が高まる一方でちょっとした地獄の責め苦といってもいいくらい。
今までは機能性飲料をけっこう頻繁に飲んでいたんだけど、「カロリーオフ」と謳っているドリンク類にはたいがいどれか入っているので、避けようと考え始めたら途端に選択肢が狭まってしまった。OKなのはキリンアミノサプリとポカリスエットくらい?
「一度に大量に摂取すると、一時的におなかがゆるくなる場合が云々」と表示されていることがあるけど、別に一度にたくさん摂ったりしていないし、症状もちょっと違う。皆さんはどうですか。身に覚えないですか。
2004.10.13 Wed.
前回のはほぼ完全に空振りましたね。
それでも負け惜しみを言わせてもらえば、「栄光への掛け橋だ」は準備してたの丸見えすぎでしょやっぱり。
(誤解のないように断っておくと、体操の金メダルじたいにはしっかり感激したクチ)
レコーディング開始から約1年余り、やっとトライブオブハイプスのセカンドがリリースされます。バンドはすでに実在しないので、考えようによってはフェアウェルアルバムとも言えますか。
自分の受け持ちパートに関しては、良くも悪くも素材剥き出しだった前作と比べて非常に手の込んだ調理が施されており、オケへの溶け込み具合はカレーのタマネギ並です。
パッケージを手にし、音を聴いたときに、500円は安いと思ってくれる人が一人でも多いことを祈ります。
実際、実費だけ考えても明らかに採算割れ必至。1曲100円とかいう単純計算はカンベンね。
2004.8.5 Thu.
オリンピックが近づいていて、もちろんけっこう楽しみではあるんだけど、テレビを通じてしか見られないことがどうにも憂鬱だ。
なぜなら、一人一人の選手に「公式」キャッチフレーズを与えて何かにつけて連呼するという、最近なぜか定着してしまったアレを絶えず目にすることになりそうだから。
ああいうキャッチフレーズって、実況アナウンサーとかが咄嗟に(ほんとは前もって考えてるのかもしれないけど表面上はあくまで偶発的に)、個人的に繰り出すからこそ感動に華を添えるものじゃあないんですか?
シンプルに見せてくれればそれだけで楽しめるせっかくの素材なのに、なんでわざわざ組織ぐるみで、お茶の間臭がぷんぷん漂う装飾を施したりするんだ。
だったらむしろ、些細なことをわざと大げさに騒ぎ立てるメディアハイプの方が、いくらか意義が感じられるというか納得がいくくらいだ。
かつて大阪国際女子マラソンのヤマ場(ロサ・モタ人生初リタイアの危機)でアルフィーが流れたときの、みんなのあの凄まじい拒否反応はどこかへ行ってしまったのか。
頼むから、焼肉に焼肉ふりかけをかけて食わせるようなもったいない行為は見合わせてくれ。
2002.5.2 Thu.
同時制作中(停滞中?)だった2バンドの音源のうち、まずはTribe Of Hypesの方からリリース開始。結局半年もかかってしまったけど、その間の逡巡やうまく行かなさなども含めて、こういう作業はやっぱり楽しいものです。なにしろ、自分たちで当初予想していたよりかなり質よく怪しくあがったことは確かなので、どうか聴いてみてください。
注文はメールでも、電話でも受けつけます。音そのものはもとより、外観にもそれなりに気をつかって作ったので、あえてダウンロード版の発表はしません。
その気になれば第三者だってコピーでもULでも可能だけど、まあたった500円の金を浮かすのが楽しい人はどうぞご自由にやってください。腹は立たないこともないけど、わざわざ価値観の矯正までしようとは思いません。それにパッケージで買うことに意味を感じない人がいるのはなんとなく理解できる気がするし。
2002.2.24 Sun.
印刷営業生活丸6年を経て、4月1日付けでの異動がほぼ固まりました。今までよりもう少し性に合う仕事になるはず。でも勤務時間の長さはほとんど改善されない模様。待遇は(行き先が子会社なので)ややダウンする模様。まあ今時希望どおりの人事がかなうだけでもよしとするべきか。
2001.10.27 Sat.
さる有名企業(少なくともウチよりは20倍は有名)から急に電話がかかってきた。電話の主はヘッドハンティングを担当していている人らしい。
一体自分に関してどこまで知っていて、どんな条件が引っかかってそんな話が来たのか、もちろん相手は情報ソースなど教えてはくれないのでわからない。自分の業績に関して、客観的な評価が世の中に流通している可能性はほとんどないと思う。そりゃ一応外交職だけど、特に業界に名を売る機会もなく組織にどっぷり浸かっているだけだし。たぶん大卒で30歳未満で現在営業職で転職歴なしってことぐらいしか知らないんじゃないかね。こんなに算数が苦手な職人気質人間にそんな職種を勧める時点でハズシてるもんなあ。
でも世の中の広さを知る助けにはなるかもしれないし、職業適性というのは自分だけで判断できるものじゃないと思うので、試しに会ってみることにしました。まあどうもならないと思うけど。
キングズXのニューアルバム購入。最近はどんどんオーガニック(?)になってきている。構成やキメにあまり意匠を凝らさず、三位一体のリズムパターンという生地の風合いを楽しんでくださいという感じ。もともと彼らのプレイそのものがしっくりきちゃってる自分は結構気に入ったけど、初めてのひとにはかなり敷居高そう。
ジャムバンドっぽくなったという捉え方もできるかも。
2001.10.02 Mon.
古今亭志ん朝死去!がっかり。個人的にはあとは小三治だけが唯一の頼み。
携帯の着メロを何十個か試聴・ダウンロードしてみて気づいたこと。どの業者もラップの表現に苦しんでいる。当たり前か。苦しいからと言って避けて通るとヒット曲の何割かを失うことになってしまうからか、無理矢理近い音階をあてはめて作ってあるけど、どれもこれも聴いてるとなんだかくすぐったくなってくる痛い出来。パーティー系のヒップホップなどならまだ能天気でいいかもしれないが、例えばレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなんかは怖くて聴けない。
でもけっこういっぱいあるんだよなあ、作ってる当事者もきついんじゃないだろか。聴いたことない人は試してみてください。