〜あとがき〜

この話は、レイヴァンに支援ありエンディングがルセアとしかない理由を自分なりに 色々と考えていて、出来上がったものです。

個人的にはレイヴァン単独エンディングの方が私の中のレイヴァン像に近いので 設定的に、単独エンディング後の話にしようかルセアエンディング後の話にしようか ちょっと迷ったのですが、自分の意図する部分を効果的に書くには敢えてルセア エンディング後にした方がいいかな?……と思って、 結局ルセアエンディング後+単独エンディング風味な感じになってしまいました。
(結果、自分にとって都合の良い設定にしちゃったかもしれません(汗))

この話をアンハッピーなものと受け取る方も多いと思います。
でも、私自身はこの話の中のレイヴァンは決してアンハッピーであるとは思っていません。

以前は、レイヴァンにはレベッカとか誰かと恋愛したり、結婚したりとか、そんな平凡な幸せを 得られる人生を送って欲しい気持ちがあったりしました。

でも、だんだんこれはこれで多分レイヴァンなりに幸せな生き方なんじゃないかと、 思えるようになってきました。
だから、今は特に誰かと引っ付いて欲しいとかそういう気持ちもなく、 ただ、彼の思うように生きて欲しいと思います。不器用でも。
と言うか、その不器用な部分が好きなんですが。

彼は不器用だから、こんな感じの人生しか送れないんだけど、それでも 死の間際に自分の人生を振り返った時に、「ああ、俺の人生は結構幸せだったな……」 とか思ったりするんじゃないかと思うのです。

プリシラとか、ルセアとか、大切に思える人たちがいて、一応帰れる場所もあって……。
きっと彼にとっては、それで充分幸せなんじゃないかなぁ……と。


支援会話を色々見ていると、コンウォル家が何者かに陥れられたのか、或いはレイヴァンの思い込み&勘違いでしかないのかはっきりしないんですよね……。
仮に何者かに陥れられていたとして、且つそれが誰であったか判明したとして、レイヴァンが仇をとりに行けば、成功しても失敗しても、彼には不幸な展開しか待っていないと思うのです。
なのでやっぱり、復讐の相手が永遠に判らない事を願ってしまいますね、私は。


エルク×プリシラについては、エルクが魔道軍将になるとしたらプリシラとのエンディング後かなぁ、 と自分なりに捏造してみました。
ちょっとしたお遊びのようなものと思って下さい(^_^;)

補足。
ロプノールとは実際にある、と言うか、あった湖です。
残念な事に、現在は川にダムが出来てしまい、ロプノールも干上がってしまったそうです。
詳しく知りたい方は、ヤフー等の検索サイトで「ロプノール」とか、「さまよえる湖」とかで検索すると色々と 引っかかってくると思いますので、どうぞ。

ストーリーを頭の中でなんとなく思い浮かべていた時に、ふとルセアが「レイヴァン様は人生を 彷徨っていらっしゃる」みたいな事を言い出したので、確か『さまよえる湖』ってあったよなぁ…… なんて名前だったっけ?ロプノールとか言ったっけ?とか思いまして、この話のモチーフとして 使ってみました。

オリジナルキャラならよくある事なのですが、二次創作のキャラが勝手に何か言い出して、 それがきっかけとなって、ストーリーを組み立てるって私には初めての事だったので、ちょっと驚きました。
二次創作のキャラでも、勝手にしゃべる事ってあるんですね。

最後に、こんな長いあとがきまで読んで下さった方々へ、有難うございます。