2005年の活動を振り返って
田中 玲子
2005年度の土曜学校は幼稚園から小学6年生まで総勢63名、リーダー6名で5月14日からスタートしました。 前年度迄は特に班分けのようなことはしないで、子供達がそれぞれ好きなお友達と作業をする形式を取っていましたが、今年度からはテーマを「 よろこびを分かち合って大きくしよう 」と定め、このテーマに沿った活動をするため、また特に子供達の人数も多く、年齢も様々でありリーダー達としてはこの土曜学校が様々なお友達と遊ぶきっかけになってくれたら・・・という思いから子供達を男女10人ずつ6つのグループに分けそれぞれのグループの愛称を皆で決めました。子供達が話し合いの中で、様々な独創的な名前を考え出し、レインボーフラワー、ゴールデンクラッカー、エメラルドなどといった楽しいグループ名を決め、また班ごとのシンボルとして旗も作りました。 このことは新しい試みでしたので、初日は子供達も期待と不安が入り混じったような表情で互いにどこかぎこちなく照れくさそうな様子をしていたことを、1年経った今では懐かしく思い出されます。
年度末になり振り返ってみると子供達は1年間の活動を通して新しい友達も増え、また心身共に大きく成長をしたなぁと改めて思います。
今年度の主な活動は「 ちぎり絵紙芝居作り 」だったのですが、(詳しくは「 土曜学校についてご紹介します。 」の文をご覧下さい。)初めの頃は、落ち着いて皆と同じ活動をすることができなくて、大声を出して騒いだり、逆に緊張のため一言も口を開けなくなってしまった子供もいたのですが、数ヶ月もして慣れてくると班の友達と協力して活動をする様子が見られるようになりました。
互いに助け合い、大きな子供は小さな子供の作業の手伝いをする、そして時には活発に意見を交換させながら、力を合わせて1つの大きな作品を創っていく喜びは、子供達にとって何物にも変え難い喜びだったのだと思います。
そして子供達が一生懸命に完成させた作品は班ごとの個性が出ていて本当に素晴らしいものでした。
2006年3月11日 年間16回の活動を経て今年度の土曜学校は無事に終了式を迎えました。
今年度は小学6年生の卒業生2名の卒業式を兼ねた終了式だったのですが、その場で今年の活動の発表会をしました。
その時の子供達は、自分達の作品に真剣に見入っている様でした。協力し合い、時にぶつかり合い、最初は何も描かれていなかった只の白くて大きな紙が皆で少しずつ力を出し合って、こんなにも素晴らしい作品に仕上がったこと、そして創り出すことの悦びを子供達は一層強く感じたのではないかと思います。
2005年度土曜学校は終了しましたが、来年も楽しい活動を考えています。
また来年度新入生入学も控えていますし、リーダー達も助け合って頑張りたいと思っています。
春になって、また、子供達と笑顔で再び楽しい活動をすることができるよう願っています。

