長楽寺(京都市東山区)

訪問日:2005/06/26

大観光地に通好みのお寺

祇園・清水周辺には京都を代表する観光寺院が目白押しで、界隈はいつでもわいわいがやがやの大賑わい。観光地の醍醐味を思う存分味わうことができます。
そんな中、左に高台寺、右に知恩院、前を見れば八坂神社と、人気寺社に取り囲まれているにもかかわらず、静けさの中にひっそりと佇む魅惑の小寺があります。
それが長楽寺。深い味わいを持つ通好みの名刹です。

初めはつまんなかったけど

長楽寺って、ちょっと見たところなぁんにもないなぁと思います。境内をしばらく歩き回っても、さらになぁんにもないなぁと思います。
初めてこのお寺を訪れた時、僕はがっかりして帰ってきました。つまんないお寺だと思いました。
だけど、不思議なものです。何回か訪れた今ではすっかり大好きなお寺になってるんですから。ほら、嫌いな人でも何度か話してるうちに知らず知らず仲良くなってることってあるじゃないですか。ちょうど、そんな感じ。
長楽寺は、今じゃ僕の大切な友人みたいな存在なんですよ。

お坊さんだらけ

長楽寺には、たくさんのお坊さんがいらっしゃいます。といっても、それは木像のオハナシ。宝物館には、長楽寺ゆかりのお坊さんの像が七体、ずらりと並んでいます。
いろんなお顔があって面白いですよ。意志が強そうな方もいらっしゃるし、飄々とされた方もいらっしゃるし、優しそうなお顔をされた方もいらっしゃいます。
一癖も二癖もありそうなお坊さんたち。それぞれのお坊さんにさまざまな苦労があったにせよ、どの像にも今の平和なお寺の様子にとっても満足しているような表情が伺われて、なんだか嬉しくなってきます。

賑やかな長楽寺もいいもんだ

この日は、団体で来られている方々がいらっしゃいました。いつもは静かな境内ですが、その時だけわっと華やいだ雰囲気になりましたよ。
もともと明るいお寺です。ホントはこういう賑やかさが似合ってるのかもしれないな、なんて思いました。
だけど、団体さんが帰ってしまうと、あっという間にいつもの静かな長楽寺に逆戻り。今度は、やっぱりこっちの方が似合ってるな、なんて勝手なことを思ったりするのでした。

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