訪問日:2005/04/10
懐かしいなぁ。
伏見稲荷の大きな楼門を見て思いました。この楼門を目にするのは、子供の頃家族と一緒に訪れて以来のことです。
伏見稲荷といえば、隙間なく延々立ち並ぶ千本鳥居が有名ですが、僕の記憶にあるのはずっとこの楼門でした。絶えず人の行きかう門前の賑やかな中を、家族と共に歩いているシーンばかりがいつも思い浮かぶのです。
この日も門前は溢れんばかりの人で賑わっていました。そうそう、あの時も確かにこんな楽しい感じでした。
なんだかデジャヴのような気持ちを味わいつつ、このでっかい楼門をくぐりました。
明るい朱色に塗られた建築、たっくさんの人、満開の桜。ウソみたいに陽気な境内です。これって、もしかしてお稲荷さんにだまされているんじゃないだろうか?
活気が人を呼ぶのか、人が活気を呼ぶのか、伏見稲荷にいると境内の至るところから元気なパワーをもらえるような気持ちがします。
「元気があれば何でもできる」ってアントニオ猪木が言っていたけれども、伏見稲荷も言いたいことはきっと同じだと思います。うん、元気があれば何でもできるよね。ここにいると、確信できます。
ラビリンス。
千本鳥居の前に立って、思いました。
それは、いつかアリス・リデルがウサギの後を追っかけて通った道。ポールがミラクル大作戦でいつも通り抜けていた迷宮のトンネル。庶民的な雰囲気が一転、幻想の世界に早変わり。
夢を見るのは何も子供だけの特権じゃないと思っている人がいたなら、ぜひこのラビリンスを体験してみてほしいと思います。ここは大人が夢の世界を味わうことのできる、素敵なワンダーランドなのだから。
幻想の赤いトンネルは、いつ果てることなく延々続きます。病弱な僕は最後まで行けませんでしたが、もしかするとこのトンネルに最後なんてなかったのかもしれません。
トンネルのところどころに休憩所のようなところがあって、そこでホッと一息、現実に戻ることができました。ある休憩所には、とっても大きな池がありました。
池の向こう側に回ると、千本鳥居の様子を外から眺めることが出来ます。幻想的だと思っていた赤いトンネルも、外から見るとなんだか鳥居で作ったドミノ倒しみたい。ぱたぱたぱた、それは豪快に倒れていくことだろうな、と思いました。