北野天満宮(京都市上京区)

訪問日:2004/08/29

わくわく動物ランド

北野天満宮にはたくさんの動物が住んでいます。もちろん、それは彫刻のお話。想像上のケモノや美しく舞う鳥たち、シカやウシなど様々な動物の彫刻が境内の至るところで派手に踊っています。
本当にこれは楽しい。一見建物の欄間や柱の中に閉じ込められているようなこれらの動物たちですが、その姿は躍動に満ちていて表情はとても生き生きとしていています。
それは賑やかな境内で繰り広げられる動物たちの大パーティーなのです。

ダンディな建物たち

北野天満宮の建築物はとってもダンディ。国宝の本殿や三光門、楼門などの建築は、どれもダークブラウンの木材に金の装飾という統一したカラーリングが施されています。一見派手な感じですが不思議と落ち着いた印象を作り出しています。
なんだかホストのファッションみたいだなぁとも思います(ダークスーツに金のアクセサリー)。だけど、見事に決まっています。下町の庶民的な神社ながら、このカラーリングによってもたらされるさりげない高級感。憎いテクニックです。

神さまはここにいる

本殿の裏側は表の賑わいとは一転、別世界のような静けさに包まれています。まるで魔法のように周囲の雰囲気は一変します。ここが、この神社の一番美味しいところです。
表だけ楽しんでもダメ。裏だけ楽しんでもダメ。表の喧騒を存分に楽しんだ後で、突然音を失ったような静寂の裏側に回るから感動があるのです。その瞬間、“神さまはここにいる!”という確信めいた想いを掴み取ることが出来ます。

のんびり牛くん

北野天満宮といえば牛。いったい何匹の牛がこの神社に住んでいるのかわかりませんが、僕は写真の黒牛がとても気に入っています。
ふてぶてしさ。かわいげのなさ。飲んだくれのオヤジみたいなくたびれた顔。そのどれもが魅力的。見れば見るほど味わい深い牛だなぁと思います。
「まあ、難しいことはええ。ゆっくりしていき」
なんか、お気楽な口調でそんなこと言ってそうなこの牛くんなのです。

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