光悦寺(京都市北区)

訪問日:2004/12/30

年末はいつもここ

ここ数年、年末に鷹ヶ峯を訪れて一年の寺社巡りを〆るのが習慣になってしまいました。
どうしてかと言われるとちょっと困ってしまうのですが、静謐の中に横たわる鷹ヶ峯ののどかな山並みを見るにつけ、穏やかな気持ちで一年を締めくくるにはこれほど相応しい場所はないよなぁと思えてくるのです。
そんな鷹ヶ峯の山並みを、最も美しく見せてくれるのが光悦寺です。それは鷹ヶ峯三山と光悦寺の見事なコラボレーション。自然と寺院で織り成す美しい芸術作品なのです。

何度訪れても見飽きない

自然と寺院のコラボということで言えば、最も素晴らしいのは光悦垣の向こうに鷲ヶ峰を望む右の写真の眺めということになるでしょうか。
垣根があることで山が粋に見えるし、山があることで垣根が伸び伸びとしている。相互作用なんです。
ちょうどこの位置には大きなベンチが四つ置いてあって、座りながらのんびりと美しい景色を眺めることが出来ます。取り立てて強いインパクトを残すというわけではないのだけれども、ほのぼのと美しい。できればこの空間を切り取って、そのまま家に持って帰りたいなぁと思います。
何度訪れても見飽きない、大好きな大好きな景色です。

“いいなぁ”

境内の奥の奥まで進むと、鷹ヶ峯、鷲ヶ峰、天ヶ峯の鷹ヶ峯三山を一望のもとに見渡せる場所があります。なだらかな山が三つ、互いに支えあうように重なり合って立っています。どこからか、さらさらと清流の音も聞こえてきます。
目に優しく、耳にも優しい。こういう時、脳裏に浮かぶ言葉はただ一言、“いいなぁ”。
僕はこの一言のために旅をしているのだといっても過言ではありません。あとは、ぼーっと目の前の光景に見とれていれば、それで僕は大満足です。

たくさんの人が訪れていた

この日は年も押し迫った12月30日でしたが、境内にはたくさんの人が訪れていました。
家族連れもいれば、老年のご夫婦もいます。若いカップルもいれば、僕のような一人ぼっちの人もいます。さまざまな人が、年末の一日を鷹ヶ峯で過ごしていました。
みんな、僕と同じように一年の締めくくりをここで過ごそうと考えた人なのかなぁと思うと、なんだか仲間がたくさんいるみたいで嬉しくなってくるのでした。

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