訪問日:2005/05/04
ゴールデンウィーク、そして快晴。どう転んでも気持ちのいい一日になること請け合いのこの日、僕が行こうと思ったのは松尾大社でした。普段からたくさんの人で賑わう、公園みたいに楽しい場所です。
てくてくと参道を歩いて楼門のところまでやってくると、賑々しくフリーマーケットが開かれていました。どちらかというと、おばちゃん向けの服だとかそういう類ばっかりだったんですけど、こういうものは見ているだけでも随分楽しいものです。
僕はしばらく楼門の石段に腰掛けて、フリマの楽しげな様子を眺めていました。なんだか、気持ちよくなってそのまま寝てしまいそうになりました。
飛びぬけて素晴らしい寺宝は何もないけれど、境内を走り抜けるのどかな風を浴びていると、心の底から幸せな気持ちになれます。
松尾大社ってハッピーの缶詰だなぁ。僕は、なんとなくそんなことを思いました。
ここを訪れている誰もが、僕と同じ想いを抱いていることは想像に難くありません。誰もがニコニコと楽しそう。休日の松尾大社を心行くまで満喫しています。
マッタク、絵に描いたような気持ちのいいゴールデンウィークだ!
松尾大社には3つの庭園があります。どれもが昭和時代に作られた新しいもので、それだけに古びた印象のない現代風の庭ばかり。それは、まったくもって僕の好きなタイプの庭と言えます。
明るくて、曇りのない松尾大社らしい庭。この後何百年も経って昭和が遠い昔の昔のお話になったとき、“これが昭和の庭園なんだよ!”と胸を張って言えるような、そんな庭です。ここには昭和でしか作れない、素晴らしいオリジナリティがあります。大好きです。
ぽかぽか陽気に眺めのいい庭と来れば、僕のすることは決まっています。読書です。
いつもは大抵文庫本なんですけど、この日は仕事が忙しい最中にやってきたせいもあって、なんと仕事の本。
松尾大社にまで来て仕事かよ〜!!って感じですが、まあ本はマンガでも雑誌でもなんだっていいんですよ。“境内で読書”というそのシチュエーションが、僕は大好きなのだから。
それでも、こんな気持ちのいい場所で本を読んでいると、難しい仕事の本も、なんだか楽しい本のような気がしてきます。もっとも、それで仕事が楽しくなるというわけには、なかなかいかないものですけどね…。