空を見上げよう2

part1

京都府:大徳寺の空

大徳寺に来るといつも曇り空。それが僕のジンクスでした。
ところがこの日は一転、抜けるような青空。いったい、どうして今までこんなきれいな空を隠していたの?

僕と大徳寺。一緒に広々とした青空を見上げました。

ひこうき雲がぐんぐん天を翔けていきます。


大阪府:観心寺の空

この日は年に二日だけ行われる秘仏公開の日。休日(日曜日)というだけでもすごいのに、雲ひとつないとってもいいお天気。全国からたくさんの人が、麗しの如意輪観音を一目見ようと観心寺に足を運びます。

秘仏日和。

きっと、たくさんの人に集まってもらおうと仏さまがプレゼントしてくれた青空だったに違いありません。


奈良県:海龍王寺の空

鬼瓦というのは職務上やたらめったら怖い顔をしているものですが、こんな気持ちのいい青空の日には、内心ニコニコしているだろうことは想像に難くありません。
お寺の中で、一番空に近いところにいるんだもの。一番いい位置で空を眺められる。それはもちろん、彼の役得なのだ。
ともすればゆるみそうになる頬をギュッと引き締めながら、鬼瓦は表向きムッとした顔をキープしながら美しい青空を見つめ続けています。


京都府:金戒光明寺の空

見上げればひこうき雲。
飛行機が「青空って気持ちいいね」って言いながら真っ直ぐ飛んでいた跡。
見上げている僕だって、とても気持ちがいい。特に金戒光明寺みたいな、のびのびとした広大な巨刹で見るひこうき雲は本当に気持ちがいい。

空に憧れて 空をかけてゆく

きっと、ひこうき雲って空を愛する人すべての願望の代弁者なんだと思います。


兵庫県:浄土寺の空

浄土寺の空はとても広大です。周りを見渡しても、高い建物が何一つないので、遠くどこまでも空が見通せます。
ましてやこの日は、青い絵の具を空いっぱいに振りまいたような美しい青空。お寺を見ずに空ばかり見てても、ここに来た甲斐は充分にあるような気がしました。

近年まれに見るような素晴らしい空。僕がこの「空を見上げよう2」をはじめようと思ったのも、この空を見たからなのです。


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