1
 
 
(例1) 今日の会には行か  (共通語) 今日の会には行か
 
(例2) 今日の会には行かでもええんや。  (共通語) 今日の会には行かなくてもいいんだ。
 
この「ん」は、打ち消しの助動詞。共通語では「ぬ」。
次の例のように「へん」も同じように使われる。
 
(例3) 今日の会には行かへん  (共通語) 今日の会には行かない
 
(例4) 今日の会には行かへんかってもええねん。  (共通語) 今日の会には行かなくてもいいのだ。
 
上の4つの例の中で、(例1)はちょっときつい感じがする。
(00.08.31←00.06.27)
 
2
 
 
(例1) たしかにここで見たよ。  (共通語) たしかにここで見たよ。
 
(例2) 本当にここで見た  (共通語) 本当にここで見た
 
(例3) 飲むはええけど、ほどほどにしときや。  (共通語) 飲むはいいけど、ほどほどにしておけよ。
 
この「ん」は助詞。共通語では「の」。関西語での用法は、断定・質問の終助詞と、準体言の格助詞と言われるものらしい。(例1)は断定の終助詞、(例2)は質問の終助詞、(例3)は準体言の格助詞。 準体言の格助詞としては、「ん」の他に「の」や「のん」も使われる(例4、5)。
 
(例4) 飲むはええけど、ほどほどにしときや。  (共通語) 飲むはいいけど、ほどほどにしておけよ。
 
(例5) 飲むのんはええけど、ほどほどにしときや。  (共通語) 飲むはいいけど、ほどほどにしておけよ。
 
(00.08.31←00.06.27)