クロスへの改造(ロードレーサーベース)

はじめに

 シクロクロス専用車ももともとロードレーサーから派生したようなものです。 ロードレーサーの改造車でも泥がひどくなければシクロクロスを走ることは可能です。  なお、ベースになるロードレーサーは丈夫なものがよいのはいうまでもありません。

具体的改造法

●まず、走るのに必要ないものは全てはずします。 (といってもボトルケージ、ポンプくらいでしょう)
●タイヤの交換
 これは絶対に必要です。ロード用の細くてパターンのないタイヤは シクロクロスのコースには不向きです。シクロクロス用のチューブラータイヤ にすることがよいでしょう。
 ロードレーサーは一般的にタイヤとフレームのクリアランスが 小さいので太いタイヤは使えませんが一般的な太さ(26mm程度) のシクロクロス用のチューブラーくらいはふつうは装着可能です。
 WOホイールの場合もタイヤを替えればよいのですが、タイヤクリアランスの関係で 使えるのは通常28C以下くらいでしょう。
 チューブラーに比べて重くて同じ空気圧を入れた場合にはパンクしやすいのが欠点です。
タイヤの例
 ビットリアマスタークロス28C
 ビットリアティグレ
昔は・・・
 ミシュランハイライトクロス28C、
 スペシャライズドのトライクロス2の28Cなど。

●ギア比の変更
 ロー側のギア比はできるだけ低くした方がよいでしょう。 チェーンホイールのインナーは39T(又は38T)、 スプロケットもディレイラーの許容範囲内でできるだけ大きく28又は26Tにすべきです。
 予算に余裕があればチェーンホイールそのものをLXなど MTB用の小さいものに交換するのもよい方法です。この場合インナーは外して使用します。
 MTBと比べるとかなり高いギア比ですが、 タイヤのグリップ力が弱いため急な坂はどうしても押すか担ぐかすることになる のでこの程度で十分でしょう。

●ペダルの変更
 MTB用ビンディングペダルに変更するのが一般的。 シマノのSPDがおすすめ。(最も普及していていざというとき代車も借りやすい。)
 当然シューズもSPD対応のものが必要です。

●変速レバーの変更
 手元変速システムが採用されていないものは変更した方がよいでしょう。荒れた路面で 片手放しでダウンチューブのレバーを操作するのは危険です。手元変速には次のものがあります。
・デュアルコントロールレバー(シマノ) 現在最も普及している。
・エルゴパワー(カンパニョーロ)
・バーエンドコントローラー(各社) 安いのが利点。 シクロクロスではドロップバーの下を持って走ることが多いので 使い勝手も意外とよく愛用者もまだまだ多い。
・コマンド(サンツアー) 今や幻?の変速レバー

●ポジションの変更
 シクロクロスでは体重移動をやりやすくするため、また、ドロップバーの下を持った方が下りでは安定する場合が多いため、ハンドルポジションをロードより高めの近めにした方がよいでしょう。ステムを上げるだけでもかなり違います。
 サドルも少し下げた方がよい場合があります。

作成者:でんか

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