観劇日記〜2002年04月〜
01日(月) 17:00 新国立劇場オペラ
「ワーグナー:ワルキューレ」
新国立劇場オペラ劇場
02日(火) 19:10 映画「エトワール」 bunkamura ル・シネマ
03日(水) 18:00 宝塚歌劇団雪組「殉情」 赤坂actシアター
04日(木) 18:00 東宝「チャリー・ガール」初日 帝国劇場
06日(土) 17:00 宝塚歌劇団 初風緑「愛・舞・魅」 アートスフィア
07日(日) 15:30 宝塚歌劇団専科+雪組「風と共に去りぬ」 日生劇場
08日(月) 19:15 映画「Lord of the ring」 丸の内ピカデリー1
09日(火) 18:30 宝塚歌劇団月組「GUYS AND DOLLS」新人公演 東京宝塚劇場
10日(水) 18:30 ベジャール・バレエ・ローザンヌ「バレエ・フォー・ライフ」 東京文化会館
14日(日) 15:30 宝塚歌劇団月組「GUYS AND DOLLS」 東京宝塚劇場
15日(月) 19:00 ストリング・クヮルテットARCO JTアートホール
19日(金) 19:00 AMP「THE CAR MAN」 オーチャードホール
20日(土) 18:00 都響プロムナードコンサート 東京芸術劇場
21日(日) 15:30 宝塚歌劇団専科+花組「風と共に去りぬ」 日生劇場
22日(月) 19:00 有森博 室内楽シリーズ Vol.3 すみだトリフォニーホール小ホール
26日(金) 19:00 東京都交響楽団 第549回定期演奏会 東京文化会館
27日(月) 17:30 「アニー」 青山劇場
28日(日) 14:45 映画「キューティー・ブロンド」 シネ・リーブル池袋1
29日(月・祝) 14:00 韓国国立バレエ「白鳥の湖」 東京文化会館


2002年4月1日(月)17:00-22:30
新国立劇場オペラ「ワーグナー:ワルキューレ」@新国立劇場 オペラ劇場

 Z席1500円 4階R1列5番  (パンフレット:1000円)

 演出:キース・ウォーナー
 指揮:準・メルクル
 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

 早起きして1500円のZ席を購入。見切席なのでそりゃ乗り出しながらの観劇になるんだけど, 招待席のむっつりつまらなそうな評論家なんかと違って 「公演を楽しむために来ました」って人ばかりなので観劇気分はご機嫌。 ちょっとしたやりとり(前を通したり)もほのぼのムード。 何よりも新国立劇場オペラ劇場の4階席は音響が素晴らしい。 オケはクリアに聞こえるし,歌声だってビンビン響きわたる。 久しぶりの天井桟敷だけれど,やっぱり良いわ〜o(^-^)o  6時間もの公演を1500円で楽しめるのは嬉しいね!!!!!  最近値上げ続きの宝塚劇場も見習え〜! 演出はとにかく遊び心沢山で面白かったよ。ヒロインがおもちゃの木馬にまたがって登場したり、いきなり場面が病院になったり。でも、それらが奇をてらっているのではなく、ちゃんと融合しているのがこの演出家の才能。新国立劇場の舞台機構をたっぷり使っての大仕掛けも凄かった。満足。


2002年4月3日(水)18:00-20:45
映画「エトワール」@ル・シネマ

 全席自由・前売一般1500円 K列1番 (パンフレット:800円)

 監督:NILS TAVERNIER

 パリ・オペラ座300年の歴史の中ではじめてカメラが舞台裏に入ったんだとか。 たったの3ヶ月しか撮影期間が与えられなかったんだけど、 たまたま撮影がバレエ団の日本公演とぶつかったので、いきなり渋谷の町並みからスタート。 そんなわけで、まさか本編が始まっているとは思わなかった(笑) ル・シネマでの単館上映だったので、ほとんどの人が映像の道を歩いてきたはず。 この映画館は定員制なので、お昼の次点で夜の最終回しか席が残ってなかった。 映画としてはこれといった新しい発見もないし、フランス物らしくサービス精神も悪いんだけど、 やっぱりバックステージものというのはボクにとっては非常に魅力的。 ピカピカホヤホヤの新国バレエ団とはいろんな意味で対照的なのが面白かった。ただし、オペラ座バレエに対する知識がない人(ボクだって大したことないんだけど) にとっては、主役もストーリーもわからないつまらない映画らしいです。 帰りのエレベーターの中でしきりにぼやいているおじさんがいたもの。 これは「オペラ座バレエ団」が主役で、ストーリーは「踊りへの情熱と焦り」だよ、おじさん。


2002年4月3日(水)18:00-20:45
宝塚歌劇団雪組「殉情」@赤坂actシアター

 S席7000円 23列33番 (パンフレット:600円)

 演出:石田昌也

 同行のよたろー君は僕がうらやましくなるくらい、気持ち良さげに泣いてました。 確かに、谷崎潤一郎の名作だけあって、泣かせるものがあります。 が、現代人のカップルを登場させるという演出は最悪。 まず、その手法が「猛き黄金の国」と同じ(上演順で行くと「猛き〜」が後か) 、そして、とってもシンプルだし、わかりやすい芝居なのに、 いちいち説明されてもうざったいだけ。 まったく、観客が芝居に入り込もうとする瞬間にあらわれる彼らは、 芝居の邪魔者でしかなかった!(おまけに暗転も多すぎた!!) クライマックスもしみじみとした良い場面だな、と思った矢先に彼らが登場。 まったく石投げてやろうかと思ったよ!! よたろー君もさすがに涙がひっこんだ模様。 二重構造を取りやめ、島崎世界だけの2時間物だったら感動の名作になったかも。

●紺野まひる(春琴)
 春琴役の事実上の主役。 今回の「殉情」は7年ぶりの再演なんだけれど、 初演の時は月影瞳が演じた役。 そして、大地真央のトップお披露目公演「愛、限りなく」では、 春風ひとみが演じた役です。 まひる嬢は情感に乏しいので、普通のヒロインだと苦しい部分があるんだけれど、 今回は役と彼女の特性がドンピシャリ。 まったく彼女のニンにぴったりで、いきなりこんな舞台に恵まれては、 おそらくこれ以上の役は回ってこないであろう彼女の今後の宝塚人生に思いをはせた程。 とにもかくにも、トップが演じる佐助を虐待したり、アゴで使ったりが、 こんなにも似合うのなんのって!!今までの彼女の舞台の中でベスト! これだけ威張っていた春琴が、最後に佐助に手をついて愛を伝える感動。 彼女が宝塚にいてくれた事に感謝!です。 おそらく今後彼女はニンに合わない役に苦しむでしょうが、そして、劇団四季の保坂さんの後任が似合いそうだけれども、 (おそらく技術点の低さからそれはないでしょうが)今、最高の輝きを見せてくれたこと、そしてその場に立ち会えたことに感謝。

●絵麻緒ゆう(佐助)
 初主演でキャリア豊富な娘役に助けられている時期ならいざ知らず、 トップお披露目公演としては、アタリ役ではあるけれども、 まひる嬢に食われてしまったキライがありました。 ここ最近の公演の中ではもっとも化粧が綺麗だったし、 芝居も情感豊かで結構なはずなんだけれど、 「へぇ」「すんません」のイメージが脳裏に焼きついて離れない!次回公演に期待。 ……と思っている間に二人そろって、そそくさと退団発表。匠ひびきに続くハロー・グッバイのトップ。まったく、トップの価値も落ちたものよのう。ま、退団会見での発言からすると、裏ではゴタゴタがあったようなので、数年後になされるであろう暴露話に興味あり!


2002年4月4日(木)18:00-21:10
「チャリー・ガール」初日@帝国劇場

 A席8000円 1階U列28番 (パンフレット:1500円)

 演出:佐藤和男

 いよいよ初日です。 同行予定者が「愛華さんって上手いんでしょ!?」と聞いてきたので、 さすがにそれは訂正。そしてら、 「じゃ、真央さんのように存在感があるんだ!?」とのたまう。 残念ながらそれも訂正。 あぁぁぁ、タモさんについてはどのように説明したら良いのでしょう??? ほんわかした雰囲気が魅力なんですけど、難しいよぉ〜。 あ、ちなみにアンチではありません、はい。

●愛華みれ (シャーロット)
 紫城るいも千ほさちも真っ青のアニメ声。 演技は「H2$」のバドと同じ。 歌えば超音波,踊ればどたばた。 こんなにハラハラする主演女優は初めて。 ん〜,彼女の主演作を観るのはこれが最後になるんだろうな。 同じ「非」実力派でも真央さんのようなはったりはまったくナシ。 でも、なぜか憎めないのが彼女の魅力。上手い下手以前の何かがあるのはやっぱりスターなのかなぁ?友達に欲しいタイプ。

●錦織一清(ジョー)
 中村紘子と同じヘアスタイル。 「ハウス・シチュー・ド・ボー」と歌い出すかと思った。 お歌はもっと頑張りましょう。

●鈴木綜馬(ジャック)
 コメディ・リリーフ。 とっても似合ってなかった〜。 彼にはおちゃらけ男は無理ありすぎ! とはいえ,唯一の実力者とあって,ソング&ダンスのシーンは独占。安心して舞台を見られるのはやっぱり嬉しい。そうそう、ものすごいラッキーをはいていました。 高嶺ふぶきも真っ青!

●森公美子(コナー夫人)
 タマさんと並んで実質的な主役。 彼女一人でコメディとしての作品を支えてくれたし, 歌もうまければタップダンスまで披露。 キャラクターも実力も,今回のベスト・キャスト。

●初風淳(伯爵夫人)
 モリクミさんと一緒に熟女パワー作烈。 彼女はリッチな雰囲気を醸し出すのがうまい。 実力も押し出しも,出過ぎず,引き過ぎず, 今までのブランクが信じられないベテランぶり。

●春風ひとみ(ペネロープ)&植田チコ (フィオーナ)
 まるで叶姉妹。頑張ってた。 キャリアがものを言ってか、見せ方・魅せ方が上手い。でも,さすがに若作りしきれずに(半分以下の年齢の役ですもの)オペラグラスで眺めると不気味な仕上がり。

●太川陽介(ニコラス)
ニコニコして舞台いるだけで観客を幸せ気分に出来る人。とはいえ「エニシング・ゴーズ」の時のような怪演が披露されなかったのは、演出なのか、はたまた年か?

 帝劇のタッパを生かした三階だてのセット、回り舞台を効果的に用いた美術は素晴らしかったけれど, ほとんど筋なし&余裕のない主演陣&どうしちゃったの?のミス・キャスト公演のため、 初日ならではのファンの盛り上げがなか ったら悲惨だったろうなぁ。

 今回の感想はただひとこと,「くっだらね〜!」
観客にそう思わせちゃオシマイよ。>スタッフ・出演者のみなさん
(比べるのは酷だけど)どんな作品でも力技でねじ伏せる真央さんは偉大なり!!
そういや、麻路さきさんもこの手の実力は並じゃなかった!!


2002年4月6日(土)17:00-19:35
宝塚歌劇団 初風緑「愛・舞・魅」@アートスフィア

 A席4000円 3階D列20番(パンフレット:400円)

 演出:藤井大介
 演奏:ザ・スクラッチ

 駄目でした。バラードをたくさん歌うんだけれど、 やたらとキーを低く設定しているし、 (無理して声を出すので聞いてて気持ち悪い) 歌自体もまったく雰囲気ナシで面白くない。 さらに、構成まで一本調子で変化がないので、 まるで「寝てください」というコンサート。 宝塚らしい舞台ではないし、かといって一般のコンサートのクオリティもナシ。 元来ボクはガイチさんのファンじゃないので点数が辛いんですが、 彼女はそんなに実力派なのかなぁ??? ダンスは腕をヒラヒラさせるだけで、体を使ってないし、 かといってターンのキレが良いわけじゃない。 (これはサザンクロス・レビューでも思った)。 そして、歌も良い声はしているけれど、 アップテンポの曲はまったく駄目だし、 かといってスローな曲も雰囲気たっぷりに歌うわけじゃない。 「男役の声」を持っているから宝塚の舞台では「歌手」扱いされているけれど、 音程ばかりに気を使っているだけで、決して上手い人ではないと思う。 だから、どの曲を聴いても同じように聞こえてしまって、 コンサートとしての盛り上がりがまったくナシ。 じゃ、MCが良いかというと、これまたヘッポコ。 豪華な衣装も似合わないことはなはだしい。 思うに、彼女は元来の「専科」のタイプで、 芝居などで舞台を引き締めるのならばともかく、 舞台の中央で、ショースターとして輝くのは無理がありすぎかな。 彼女のトップはまずありえない、と確信したコンサートになりました。 一幕30分、二幕35分、三幕55分の長かったことといったら! ここ最近の舞台の中でも最低でした!!!!! 今日は怒り心頭。 まったく、金返せのコンサートでした。良かったのは三幕前半の女役っぽく歌い踊るところ。 男役には向いてない人なのかもね。 宝塚メドレーはガイチさんが出演・歌った曲はともかく、 他スターの曲については、いかにガイチさんに華がないかを露呈。 パンフの写真はかつての寿ひづるみたいなんだけれど、 舞台で見ると小さいし、着こなしも様にならないし、 年ばかり食ってしまった生徒って感じ。別に下手でもお客さんへのアピールが上手だと楽しいんだけれど、 なまじ本人が「私って上手いでしょ」みたいな認識なので、 (トークの端々からそれが感じられる)、 とってもとっても引いてしまったなぁ。 ……あれ、良いところを書こうとしたんだけど、、、なかった(爆)


2002年4月7日(日)15:30-19:10
宝塚歌劇団専科+雪組「風と共に去りぬ」@日生劇場

 S席7000円 1階J列3番
 演出:植田紳璽、谷正純
 パンフレット:1000円

 バトラー編とスカーレット編を合わせて、完全版を作ったという感じ。 原作のファンとしては、よくぞまあまとめたもんだ、と関心しつつも、 舞台作品としては、ヤマが分散してしまってシマリがなくなったように感じました。 個人的には、はしょる部分はあったとしてもバトラー編が好きです。 日生劇場は改装してから舞台の幅を大きく狭めてあり、 また、奥行きもないので、東宝劇場の他でも、市川文化や神奈川県民で見てきた 「風共」ですが、妙に舞台が小さく感じられた。装置がチャチだし、奥行きもないし(たしかこの劇場は16m)。 でも、芝居を観るには最新式の東宝劇場よりも、古い日生劇場の方が観やすいし、 音響も良かった。 「風共」は前半は一気に話が進むので、今回の舞台もあっという間だったけれど、 総集編と聞いて危惧していた通り、後半はだれた。 宝塚版は細かなストーリーを大きくカットしているのが魅力だったのに、 今回は丁寧に扱ったがゆえに、とても長く感じられた。 いつもはビービー泣くよたろー君も、許容範囲を超えたらしく、 第二幕はおとなしく観ていました(笑)
●轟悠(レット・バトラー)
 専科として参加のせいか、出番は意外と少なめだった。 好き嫌いは別として(何しゃべっているかわからないからね)、バトラー役は彼女に合っていると思う。今日はいつもにもましてハスキーな声でした。 歌もセーブしてたけれど、調子が悪いのかな???
●朝海ひかる(スカーレット)
 可愛かった。でも、声は男だった(笑) 意外にも娘役にてこずっている印象。 一幕は固かったけれど、二幕はだいぶ良くなってたかな。 歌は……何も語るまい。 バトラーが小さいので、彼と並ぶシーンでは腰をかがめるんだけれど、 自然に小さくなるのではなく、バネで動くかのように急に小さくなるので、 客席から笑いが漏れていた。わざと???
●檀れい(メラニー)
 久しぶりの宝塚の舞台。 元トップということもあってか、だいぶ役が拡大されてた。 台詞も多いし、歌もあった。 綺麗だけが撮り得の人なんだけれど、情感が感じられて、 素敵なメラニーでした。儲け役。
●湖月わたる (アシュレ)
 昨年の今井アシュレはあまりに似合わなかったけれど、さすがに「白馬の王子様」が似合ってた。 彼女のウリとなる、荒々しさや、キレの良いダンスはないんだけれど、 立っているだけで絵になって、それが様になってた。 でもね、でもね、彼女がアシュレというのは今でももったいないと思ってる。 バトラーの人でしょ、彼女は。 宙組公演「カスミラ」「ダンスピ」は大劇場に引き続き東宝劇場に出演し、アシュレは他の専科生ってわけにはいかなかったのかなぁ!?
●未来優希(ベル・ワットリング)
 歌も芝居も良かった。まるで専科生みたい。
●一原けい(ピティパット)
 本日のワーストアクトレス! 星ばらでもそうだったけれど、ヘタな上にさらにこねくり回した芝居をするので、 うるさいだけで舞台の邪魔。 まったく、ダンサーは躍らせておくだけでよろしい! 五○さんや、万○さんを見習え〜!
●白羽ゆり(スカーレットU)
 抜擢はされたけれど、歌も台詞も聞きにくい。これからの精進に期待。ん〜、なぜこの子が抜擢されたんだろう???
●夢園麻衣(プリシー)
 超音波でした。一原けいとの場面なんて、耳をふさぎたくなった!もっと、聞きやすい声を出して欲しい!


2002年4月8日(月)19:15-22:15
映画「Lord of the ring」@丸の内ピカデリー1

 自由席・前売一般1300円 M列11番
 監督:PETER JACKSON
 パンフレット:700円

 ボクにはつまらなかったな。 次から次へとモンスターが出てくるだけなのであきちゃった。 そして,主役の子がバカっぽくてダメ。 だって,大切なリングなのに,手でにぎってたり, 切れやすいチェーンでぶらさげてるんだもん。 で,心配した通り落とすし,いろんな人の目につくし。 そして「〜しちゃダメ」といわれたことは全部しちゃってるし!!さらには,一人でフラフラいなくなってはみんなに心配をかけ, そのために友達はさらわれ,おともの人も死んじゃったんだよ!?!? パート2,3を作るらしいけど,僕はもういいや。ストーリーはワーグナーの「ニーベルングの指環」みたいな感じ。


2002年4月9日(火)18:30-20:10
宝塚歌劇団月組「GUYS AND DOLLS」新人公演@東京宝塚劇場

 SS席5000円 2階1列43番
演出:児玉明子 指揮:清川知己
パンフレット:無料

 ベテランの風トドの直後だけに若さを強烈に感じた公演でした。 で、感想はというと、良かったんだ、これが! ま、今回の月組は本公演も新人公演みたいな感じなので、 あまりギャップを感じなかったというのと、 中年オヤジの作品なのに、やたらと二枚目揃いという違和感がある本公演に対して、 新人公演というワンクッションが入ったので、年齢の無理も気にならず。 そして、全体に破綻のない公演で、ハラハラすることもなかった。 ま、新人公演なので、ハラハラがないのもなぁ、と勝手なことも思ってますが。
●紫城るい (アデレイド)
 彼女の女役良かったよぉ。本日のベスト・キャスト。娘役転向は正解だね! トップにならなくても,別格女役を目指せる!! 上手い!可愛い!!面白い!!! 今後の舞台でどう使われるかが楽しみ。
●月船さらら (スカイ)
 幕開きのダンスは相変わらず群を抜いて目が釘付け!←反語としてとらえてね。 (リカさんはダンサーなんだ、とあらためて納得) 歌や台詞は声の抜けが悪いので,上手に聞こえないんだけど, (マリコさんやタモさんもそうだった!) 喉が強いので「I've Never Been in Love Before」は歌い上げてくれて, ちゃんとクライマックスが盛り上がって気持ち良かった。 ほら,今までのスカイって来日公演以外は真央さまに始まって,トシちゃん,リカさんだったもの(^_^;) 本公演ではふざけているのかとしか思えない、女の子声での演技だったけど、ちゃんと低い声も出るのね。じゃ、普段から出せよ(怒)
●北翔海莉 (ネイサン)
 さららんと対照的に声が素晴らしく通るのは彼女。 彼女はタッパもあるし今後が楽しみ。 そういや、本公演の三人組でも唯一台詞と歌詞が聞き取れるのは北翔嬢だった!
●楠嬢 (フラニガン警部)
 芝居も上手ければ,ご挨拶も気が利いてて上手い! ぜひぜひ組長をめざして,将来はメリーウェザー夫人(!)を目指して欲しいものです。 もちろん,ミード博士でもよいけど,辞めるなよ!!
●映美くらら (色々)
 トップ娘役だけれど、あまりに若い故か、新人公演に借り出されていた。アンサンブルの女だけでなくキューバでは男装のウェイター役で登場。 緊張気味の本公演とは対照的にのびのびと嬉しそうに踊ってたのが印章的。
●城咲あい (サラ)
 初ヒロインなんですよね。 多くは語るまい。 出番も少なかったし。 綺麗なだけで、実力はまだまだ。
 ……トップコンビの出番が少なく、 脇のしっかりした役者に出番・見せ場が多いという、 まことに今回の陣営にぴったりの作品でした。スカイとサラが弱く、他の役は強力。そんなわけで、今回の新人公演が面白かったのは、 出演者が良かったからなのか、それとも作品が良かったからなのかは不明。


2002年4月10日(水)18:30-20:30
ベジャール・バレエ・ローザンヌ「バレエ・フォー・ライフ」@東京文化会館

 A席14000円 2階4列25番
 振付:モーリス・ベジャール
 パンフレット:2000円

 ベジャールのバレエは振り付けとしては実はあまり好きじゃないんだけど、 雰囲気作りはさすがに天才だと思う。と言いつつも、最近の作品はコレって言うのが(ボクには)ないんだ。 クイーンとモーツァルトという、あまりにもミスマッチな音楽を利用し、 とっても面白い発想の公演なんだけどね。 客席は熱狂的でした。 そういや、昨日の宝塚でも思ったんですけど、 手拍子の裏打ちが出来ない人というのは、 自分の拍手が音楽とあってない、もしくは回りとはあってないのに、気持ち悪くならないのだろうか??? 思わず指導したくなっちゃうんだよねぇ。 でも、どういう時に裏打ちになるかっていうのは、 言葉では説明できない。体で覚えているだけだから。 とはいえ、裏打ちにすると音楽がとっても生き生きするのは気持ちよい。


2002年4月14日(日)15:30-18:35
宝塚歌劇団月組「GUYS AND DOLLS」@東京宝塚劇場

 A席14000円 2階4列25番
 S席8000円 1階11列35番
 演出:酒井澄夫、三木章雄 指揮:清川知己、大谷木靖
 パンフレット:1000円

 紫吹淳(スカイ)
 映美くらら(サラ)
 大和悠河(ネイサン)
 霧矢大夢(アデレイド)
 立ともみ(ブラニガン警部)
 夏河ゆら(カートライト将軍)
 汐美真帆(ビッグ・ジュール)
 大空祐飛(ナイスリー・ナイスリー・ジョンソン)

 Billyさんとよたろーが一緒。 開演まではマリーさんとお茶。 が、昨夜が遅かったので、すっかり寝坊。11時の部でなくて良かった〜! そうそう、今回の公演はDVDになるとか。 嬉い〜と喜んだのもつかの間、料金は12600円だって。 まったく、普通のDVDの倍以上もするってどういうこと? どうせなら、特典として、新人公演ノーカット版も 一緒に収録しておいてほしいなぁ。 まず、本日はしぶじゅんの会の総見日でした。 二階からはりかさんが登場するだけで悲鳴があがっていました。 そして、ロビーは紺のデニムのジャケットを着た人で一杯。 さらに、一階前方には西條嬢(←文字はともかく発音しにくいでしょ)。 そんなわけで、出演者はひたすら真下と二階席をみていました。 せっかくの11列目センターなのに、目線はほとんど飛んでこず。 ま、ファンがいる組じゃないから良いけど。
 さすが総見日とあって、りかさんは久しぶりに真面目に歌い踊ってた。 舞台で手抜きすることにかけては、祐さんか、しぶじゅんか。昔は他にもいたけれど、今の両横綱はこの二人だなぁ。 今日はとっても頑張ってたけれど、いつもこのレベルを求めてはいけないのかなぁ。 トップは昔から忙しいものだけど、最近は病弱スターが多くない? 健康第一! ゆうひ君とさららんも僕は嫌いなので「こんなもんか」と思ってました。 さららんなんて、なしてあんなに女の子の役作りなんだろう? 新公(スカイ役)でも思ったけれど、今のうちに男役の技術 (&見せるダンス…技術的にはもう無理だろう)を習得しないとね。 技術と体型はタモさんに通じるものがあるよ、うん。 よたろーとも話していたんだけど、今回は不思議な位どの生徒もガキっぽい演技。 「ウェスト・サイド・ストーリー」ならともかく、中年物だよ。 (ウェスト・サイドはティーンの話なので宝塚版が四季版より演技としては良いのだ!) ガイズはタータンクラスの男役がズラリでないとね。 あ、花組の新人蘭とむは加えて良し(笑) なんだか定価を払って新人公演を観ているようでした。 ・・・とまあ作品としての出来栄えには文句たらたらですが、 きざるりかさんは格好良かったし (あんなしぐさが決まる男優は日本にはおるまい!)、 ボロを出さない大和君は可愛いし華やか。 キリヤンは女優としてのクオリティが高かった。 (一番派手な役なのに派手にならないのが課題か!? )ま、カリンチョもタータンもそうだった!けど。 えみくらちゃんは今後に期待。 うまくなった!かわいいし。 ただ、しぶじゅんとはカラーが違いすぎ。 お互いに相手役いらずの印象。 むしろキリヤンとからむシーンが良かった。 ゆらねえさんはやりすぎ。でも好きだったー! ビビアンリーは天童よしみが超音波を発しているみたい、 フィナーレの影ソロ&エトワールのみ圧巻。 そんなこんなで、ミュージカルとしてはヒドイ出来だけど、宝塚ファン、生徒のファンとしては、 役と生徒のアンマッチを含めて楽しめたかな。 でも、一般客にすすめちゃ駄目ね。 下手、ミスマッチとわかってて観に行く新公の方がそれゆえに楽しかった! 教訓。 ナツメさんやカリンチョのようなスーパーテクニシャンのいない宝塚に クオリティを求めてはいけない! そしてターコさんや真央さんのような大スターのいない宝塚に オーラを求めてもいけない!! 本日のしぶじゅんファンの「とにかくその場その場を楽しめ!」の姿勢が正解!!! 母のような心が必要ですね>自分 劇団四季が月ガイズのような公演をうったら大クレームになるだろうけれど、 かといって、宝塚が劇団四季のような公演をうったらそれはそれで大クレーム。 完璧という言葉は舞台ではありえないんだけれど、 たとえば「ウェスト・サイド・ストーリー」なんて、 四季も宝塚もやっているけれど、それぞれ他方には太刀打ちできない長所があった。 だから、これからの、きっと口悪く文句は言い続けるだろうけれど、 それでも、両者の舞台に通い続けるんだろうなぁ、と思っている次第。 別にどちらの劇団の関係者でもないのだから、その都度、弱点には目をつぶって、 それぞれの舞台の美味しいところを楽しみたいな。 ……って、意外と難しいんですけどね。 宝塚の中でさえ、組による違いに戸惑うことがあるのですから。 ま、少なくとも、舞台を投げずに、自分たちのウリを大切に、 観客を魅了する作品がたくさん生まれますように!!!


2002年4月15日(月)19:00-20:55
ストリング・クヮルテットARCO@JTアートホール

 全席指定3000円 5列6番
 パンフレット:無料

 クロ−ド・ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10
 サミュエル・バーバー:弦楽四重奏曲ロ短調Op.11
 アントニーン・ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105,B.193

 ARCOのコンサートは久しぶりなのだけれど、 今までになく、色彩感豊か、かつダイナミックレンジの大きな演奏を堪能。 演奏上の事故があったり、ピッチが合ってないだのと相変わらずの問題はあるけれど、 それをも上回る気持ちの良い音楽を聞かせてもらえて大満足。 失礼ながら、ARCOには緻密な演奏は期待していないので、 若々しい、勢いのあるやつを頼みます! で、せっかくなので、今からハイドンだのモーツァルトだのといった、 繊細さが必要な曲ではなく、ロマン派の生きの良い曲をCDにしてもらいたい!


2002年4月19日(金)19:00-21:00
AMP「THE CAR MAN」@オーチャードホール

 S席13000円 1階13列24番
演出・振付:MATTHEW BOURNE
指揮:BRETT MORRIS 管弦楽:東京フィルハーモニー室内合奏団
パンフレット:2000円

 ミュージカル扱いされているけれど、実際はモダンバレエ。 今回のカンパニーはテロリスト・アタック直後のL.A.で体験済み。 素晴らしく良かったので楽しみにしてたんだ。Wキャストなので、お目当ての人の出演じゃなかったけど、前回とは別キャストが観られたのでボクは嬉しかった。 そして、とっても出来の良い作品だな、と改めて感嘆。 いかにもロイヤル・バレエという作風なので、 モダンといえどもとっつきやすいのが良かった。 でもね、こればビゼーの音楽でなかったら実はあまり好きな振り付けじゃないかも。ボクはロイヤルよりもロシアンの方が好きなのです。 フレンチだと幾何学的すぎて戸惑うことも多いかな。 結局、小さいころから慣れ親しんでいるものが一番なんですよね。ま、それはさておき、展開も面白いし、ダンサーも良く踊ってて楽しいショーでした。
 客席には大竹しのぶさんやSAMさんもいらしていたとか。 でも、ボクにとっては正木君が一番のスター。 牧阿佐美バレヱ団(バレエじゃないよ、バレヱだよ!)のプリンシパルなのですが、 同業者が観に来ている公演ってなんだか得した気分。 知らない人だったら平気でサインをお願いできるんだけれど、 なまじ応援している人には近づけないものですねぇ。
 終演後は食事会。 とっても楽しくて時間があっという間にたってしまい、 どうにかこうにか終電に駆け込む。 新宿を8分も遅れて出発したあげく秋葉原でさらに5分も停車。 まったく、遅れるのが悪いんだから、その場合は本数増やせ!待っててもこれ以上乗れないって! 酒&汗臭いオヤジと、吐きそう&痛いとうるさいネエちゃんたちに囲まれてイライラ。 まったく、騒いだって楽になるわけじゃないんだから大人しくしてろ!! さらに、各駅で2〜3分停車するので、いつもは30分位の距離に1時間以上かかった! 携帯メールすら打てない劇混み状態。 疲れました。。。


2002年4月20日(土)18:00-19:55
都響プロムナードコンサート@東京芸術劇場

 C席2800円 3階G列27番
 指揮:ジャン・フルネ
 ヴァイオリン:矢部達哉
 オルガン:室住素子
 パンフレット:無料

 サン=サーンス:歌劇「サムソントデリラ」より<バッカナール>
 サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
 サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」

 久しぶりのオーケストラのコンサート。 残念ながらのびーは非番。そして、プログラムはサン・サーンス特集。 一曲目は吹奏楽コンクールでもおなじみの 「バッカナール〜サムソンとデリラより〜」 狂喜乱舞の曲だというのにとっても真面目な演奏。 こんな時にのびーを登用しなくてどうする! まったく、都響も適材適所ってのを知らないなぁ。
 そして、二曲目の「ヴァイオリン・コンチェルト」については、 派手な曲に挟まれていたせいか、とても綺麗だな、というだけで印象に残らず。 ま、意識を失ってもいたんですけど(汗) 矢部さんごめんなさい。 でも、あ〜たの演奏が禁欲的すぎたのがいけないのよん!
 そんなこんなで心配しながら迎えたトリの大曲「オルガン交響曲」 。休憩時間に誰かからお説教をくらったのか、はたまた一杯ひっかけたかは知らないけれど、 同じオーケストラとは思えないすばらしい演奏。 繊細かつ色彩豊かな導入部に始まり、怒涛のごときクライマックスまで完璧な曲づくり。 あまりの快感にエクスタシーを感じてました。 今日はコンサートに行く気分じゃなかったんだけど、キャンセルしなくて良かった! ここ数年「オルガン交響曲」ってお気に入りなのです。 (東京はオルガン付のホールが多いので、大曲の割に生演奏に触れる機会が実は多い)。 そして、この曲に関してはサントリーよりも芸劇の音響の方が合ってた。 あれ、芸劇が良かったなんて思うのはこれが初めてだぁ!
 休憩時間にバーカウンターでのびー仲間のNOMIさんに会う。 開口一番「開演直前にエスカレーターを駆けのぼっていませんでした?」ですと。 確かにウロウロしている人を突き飛ばしてたのはボクです(汗) まったく、いつ、誰に見られているかわからんもんですねぇ。 絶対に知り合いに会ってしまう都響や宝塚の時は気を付けなければ。


2002年4月21日(日)15:30-19:10
宝塚歌劇団専科+花組「風と共に去りぬ」@日生劇場

 C席2800円 3階G列27番
 S席7000円 1階G列5番
 演出:植田紳璽、谷正純
 パンフレット:1000円

 たっぷりと稽古期間があった雪組版を、大劇場千秋楽(それもトップの事故というとんでもない状況下)間もなくの生徒が引き継いだ花組版。ハンデありすぎで可愛そう、と思ってました。観るまでは。それがフタをあけてみれば圧倒的に花組版の方が完成度が高くてびっくり。ところどころ稽古不足の箇所があったけれど、そんな枝葉のことはどうでも良いと思わせる勢いがありました。ブラヴィー!!
●轟悠(レット・バトラー)
 男役としてはさすがに完成。というか、女には見えない。専科としての面目躍起。でもね、でもね、花組生に囲まれると、なんだか浮いてた。スターとしての魅せ方が弱いのかなぁ?レット・バトラーが今ひとつ魅力的に見えなかったんだよねぇ。とはいえ、アサコスカの演技のおかげもあるけれど、レットがスカーレットを挑発する気持ち、心理がとっても良くわかった!
●瀬奈じゅん(スカーレット)
 とにかくドキドキしました。オカマちゃんに見えないか、短い稽古期間でちゃんと公演できるのだろうか、ナドナド。でも、全てが杞憂に終わりました。アサコスカ、素晴らしいです。声は強弱のみならず、音色まで使い分け、演技は感情がこもっていて、雪組の朝海ひかるのスカーレットは「計算高いイヤな女」だったのに、「挑発に乗りやすく、熱しやすく醒めやすい可愛い女」を公演。もうね、台詞の一つ一つがちゃんと演技に反映されているし、スカーレットの生命力に満ち満ちた姿は、今までのスカーレットの中でピカ一。稽古の少なさゆえか、台詞をあちこちで噛んだり間違ったりしてたけれど、萎縮することなく勢いで乗り切ったのは立派。雪組版は「けっ!」と泣かずに(!)見ていたよたろー君なんて、一幕途中から鼻を鳴らしっぱなし。彼が劇場で泣くのは慣れっこのつもりだったけれど、今回の泣きっぷりは凄かった!
●湖月わたる(アシュレ)
 今日は不調なのかな? 存在感があまりなかったし、歌も生彩に欠けた。とはいえ、スカーレットがついつい恋してしまうのも納得の「お兄ちゃん」ぶり。スカーレットは恋しているつもりなんだろうけれど、実は「お兄ちゃん」に甘えていただけだ、というのが現れてた。「お兄ちゃん」ゆえにスカーレットを愛した人なんだなぁ。。。
●檀れい(メラニー)
 儲け役ではあるんだけれど、奥ゆかしそうでいながら、実はスカーレットよりもレットよりも芯が強いという難役。それを、今まで演技力については散々叩かれてきた檀れいがくっきりと演じたのが嬉しくもあり、意外でもあるな。夫がスカーレットと一瞬であるとは知りつつ、そして、スカーレットが夫の事を狙っていると知りつつも優しい態度を崩さない。夫を愛し、スカーレットを愛し、南部を愛する人を愛した素敵なメラニーでした。檀ちゃんが演じるということもあって、歌も場面も増えていたけれど、それも納得の存在感。今日はスカーレットとメラニーが強力で、レットとアシュレはそれに圧倒されてた印象。
●京三紗・邦なつき・一樹千尋(奥様がた)
 雪組版〜花組版で続演。初日近くに観た雪組版では、おのおのが「私を見て!」とアピールしていたので、ちと疲れてしまったんだけれど、いつの間にやら抜群のチームワークで、おのおのを立てていた。おのおのを立てることによって、いつの間にか自分をアピールできている。さすが、ベテラン!そして、ベテラン同士で絡むのではなく、ちゃんと下級生にも見せ場を譲っている姿は清々しかった。実は今までは嫌い、邪魔だと思っていた奥様がたのシーンだけれど、今日は逆に見せ場に感じた。
●●余談●●
 そもそも「風と共に去りぬ」は前半は面白いし、泣けるんだけれど、後半は最後の最後にスカーレットの自我の確立がある以外は、とりたてて、人物心理の面白い場面があるわけじゃないので、どうしても、どの公演も(東宝版や映画もね)だれてしまうのです。今回も前半だけで幕、だったら良かったな、と実は思っているのですヨ。後半はまったくなくて良しってね。話だってそれでちゃんと成り立つでしょ。
●一原けい(ピティパット)
 花組生が感情を込めて「生きた人物」を造詣しているというのに、演技も役作りも雪組の時とまったく同じ。ベテランと呼ばれる学年だけれど、ちっとも実力なしを露呈。変に台詞をこねくりまわすだけで、ちっとも感情が人物像が伝わってこない。こんなんだったら、組子の誰かに演じさせれば良いのに。。。
●真丘奈央(ベル・ワットリング)
 淫売宿のマダムらしふてぶてしさと柄の悪さ。いっけんつまはじき者なんだけれど、メラニーのように自分を認めてくれる人の前では素直な心になるし、そして誰よりも南部を愛する女性。。。シーンごとに役作りが違うので、アンビバレンツなベルになってしまうことが多いんだけれど、彼女はちゃんとそれを繋げ演技。ふてぶてしく振る舞いながらも、心の底では品位と知性を忘れない女を造詣した真丘嬢は素晴らしい! 彼女がメラニーを募金のために訪れるシーンは本日の白眉。まさか、このシーンでこんなに感動するとは思わなかった!隣席の連れも大きく鼻をすすってました。
●遠野あすか(スカーレットU)
 場数も積んでいるし、実力もあるので、スカーレットとのバランスが良かった。アサコちゃんにちゃんと拮抗してたもの。論ぱぁなんかでは叩かれまくりの彼女だけれど、そこそこ可愛いし、戦力としても申し分ないと思うなぁ。
●桜一花(プリシー)
 超音波プリシーではないっていうだけで嬉しい!どうしてもぶりっ子になってしまう役だけれど、ぶりっ子になることに全精力を使うのではなく、ぶりっ子の中からもちゃんと演技していたのには好感。今後に期待!!


2002年4月22日(月)19:00-21:10
有森博 室内楽シリーズ Vol.3@すみだトリフォニーホール小ホール

 全席自由席3000円 5列5番
 ピアノ:有森博
 フルート:白尾彰
 ヴァイオリン:中村静香
 チェロ:古川展生
 レクチャー:中田昌樹

 プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94
 キュイ:5つの小二重奏曲 Op.56
 ショスタコーヴィッチ:ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調 Op.18
 タニェエフ:ピアノ三重奏曲 ニ長調 Op.22

 まずは演奏には関係ないのだけれど、18時にホール前を通ったら誰もいなかったので、久しぶりにカフェ・ド・クリエでお茶をする。お気に入りのワッフルの種類が増えててご機嫌! と、間もなく本日のお目当てである古川氏が登場。親しい関係ではなく、かといって顔は割れているという中途半端な知り合い(という表現で良いのかな?)なので、こんな時は声をかけるべきかどうか悩んでしまう。間もなく開場だというのに、こんなところをフラフラしてて良いんかい!? でも、開演前に何だか得した気分。でも、今になって話したかった事を思いついても遅いって!>自分
 で、始まったコンサートなのですが、いつもの事ながら、一曲目の段階ではまだ体がコンサート仕様になっていない上、フルートの音色(同行のらっしいに言わせると息が漏れている音)と、真面目で面白味のない演奏(これは数日 前の矢部さんにも通じる)のおかげで、せっかくの超絶技巧を散りばめた僕好みの曲だというのに、意識がもうろう。 このままじゃヤバイとエリを正して臨んだキュイの小二重奏曲では、タイトルに反して、ピアノ・フルート・チェロによるトリオの曲。古川氏が登場したからというわけじゃないけれど、これが変化とエスプリに富んだ面白い曲で、一気に眠気が吹っ飛ぶ。
 そしてショスタコのトリオ。うねるようなメロディにただただ身をゆだねるだけで快感。ARCOとは違って、やや神妙な古川氏で、足癖も大変お行儀が良かったけれど、最年少でありながらも、しっかりリーダーシップを取っていて、充実した演奏でした。ファンとしては、文字通り音を楽しんでいるのびーを見られて嬉しい。
 コンサート後半は本日の掘り出し物となったタニェエフのトリオ。20世紀の作品なので、身構えていたんだけれど、どうしてどうして、ロマン派としか思えない、そしてそれぞれのパートに見せ場のある素敵な曲。この曲はもっともっと演奏されて良いと思う。ただ、この曲は聴いているだけでもとってもエネルギーが必要で、演奏しているのびーなんて終楽章では疲労困憊してた。らっしい曰く「スポーツ「鑑賞」 」の曲で、体力ないと弾けなさそう。そして、ご本人様によると「本当にあの曲確かに良い部分もたくさんあり個人的にも気に入った曲だったのですが、演奏される事が少ないのもわかる気がする・・・・。」だとか。ふふふ、こういう正直な感想をポロっと言っちゃうところが良いですねぇ。
 終演後はアイコさん、FUMIさん、らっしいと一緒にしばしお茶の時間。AHA時代に通いなれたはずの錦糸町もいつの間にやらガラリと町並みが変化していて(そごうが雑居ビルになったのが大きいけれど)、さんざん歩き回った挙句、エクセルシオーネ・カフェに落ち着く。のびーの京都のコンサートやハンガリーツアーの話であっという間の一時間。そうそう、また「のびーって楽器良くないよねぇ」の話が出た。オケで弾いているには良いんだけれど、今日の編成ですら音が通らずに埋もれ気味。ましてや大ホールでのリサイタルやコンチェルト、ARCOでも一部の曲によっては、せっかくの演奏が勿体無い!!いっそのこと、YAMAHAのサイレント・チェロをアンプに繋いで演奏して欲しいとすら思ってしまったよ。楽器取り替えないのかな???


2002年4月26日(金)19:00-21:10
東京都交響楽団 第549回定期演奏会@東京文化会館

 B席4000円 1階1列9番
 指揮:ジャン・フルネ チェロ:クイリン・フィアセン
 パンフレット:200円(入場者へは無料配布)

 ラヴェル:道化師の朝の歌
 ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
 ワーグナー:ジークフリート牧歌
 ルーセル:交響曲第3番 ト短調 作品42

  本日は遅刻してしまい、休憩時間まではロビー(のびーじゃないよ!)のモニターで鑑賞。ちょうどチェロ協奏曲が始まるところ。が、モニターの音量が小さくてほとんど聞き取れず。とりあえず、主席奏者が勢ぞろいで豪華メンバーだ、ということと、音量たっぷりのソロだということだけ確認。まったく、オケをバックにしてもこれだけくっきりした音が出せる楽器なんだから、のびーもしっかりせんと!やっぱり楽器を変えるべきだ!
 休憩時間は、らっしい、アイコさん、NOMIさん、ラルゴ氏(NOMIさんの上司だとか!)と世間話。最近は、休憩時間にコンサート仲間とお話するのが楽しみの一つ。ハンガリー旅行の件で盛り上がる。 で、後半ようやく席につくものの、↑の通り主席が揃ってしまったので、のびーがいつもの位置じゃない!矢部さん邪魔!と思いつつ、足のみ鑑賞。ま、今回はオケのコンサートであって、のびー目的じゃないから良いんだけどね。
 ジークフリート牧歌は弦セクションが大活躍で、とっても美しいサウンドに感嘆。ワーグナーが愛妻コジマの「お目覚めの音楽」として作曲したらしいんだけれど、「お休みの音楽」になってしまいそうだったのを告白しておきます。すっごく聴いてて気持ち良くなったもの。どうも、最近の僕は禁欲的に音楽にはすぐ体が反応してしまうようで。。。
 が、トリのルーセルは打って変わって派手派手な曲。知名度が低く(僕は知りませんでした、ハイ)、中国公演になんでこんなのを持っていくんだろう、といぶかってたのですが、まるで「スターウォーズ組曲」で、管鳴りまくり、弦うねりまくりで、フランス音楽というよりも、ハリウッド音楽。ま、深みがあるかと問われると困ってしまうんだけれど、僕はかなり好きです。CD欲しいな。
 指揮のフルネ氏は89歳なんだけれど、かくしゃくとしていて、背筋を伸ばしたままの指揮っぷり、袖に引っ込んでも座らずお茶せず(最前列だから丸見え!)すぐに舞台に舞い戻る。とってもダンディで格好良かったな。僕もあんな風に年を取りたいものです。高齢ゆえか、音楽が尊敬されているゆえかわからないけれど、最後に楽員からも拍手されてた。で、普通そんな時って拍手しながら足もトントンと鳴らすものなんだけれど、われらがのびーはダンダンと足を踏み鳴らしてた。まるでダダッ子のようで笑ってしまったなぁ。
 昨日はサントリー、本日は東京文化で「定期演奏会」という名前だけれど、実質的な「中国公演の試演会」を終えて、都響のみなさんは明後日から中国入り。お気をつけて〜〜〜!


2002年4月27日(土)17:30-19:20
「アニー」@青山劇場

 S席7800円 1階C列23番
 演出:ジョエル・ビショッフ(JOEL BISHOFF)
 パンフレット:2000円

 今年もアニーの季節がやってきました。子役が中心なので、幕が上がるまでは出来が良さそうかどうかの予測すらつかないギャンブラーな舞台。さてはて今年の成果はというと……。
●川綱ゆめ(アニー)
英語の発音は綺麗なのに、なぜか日本語の発音が変な子(イントネーションやたらとなまってた)。外人さんかと思っちゃったよ。したがって歌詞は意味不明だし(僕の観劇人生でワースト)、決めの台詞が引き立たないのには困った。で、失礼千万を承知で書いてしまうけれど、可愛くも綺麗でもないんだ。ま、これから半年でどう成長するかが見ものかな。そういえば、僕は「アニー」に関しては千秋楽を観ることが多かったので、比べるのは酷なのかもしれない。ダンスは動きが大きくのびのびとしていて気持ちが良かった!
●平野忠彦(ウォーバックス)
芸大の教授ざんす。この方が芸大にいてくださるおかげでどんなに「ちゃんと歌えるミュージカル俳優」が輩出されていることか!まったく、感謝感謝の方です。そして、もちろん、その歌声は素晴らしい!!いかつい体格に反して、アニーたちに向けられるまなざしの暖かなこと!すっかり「アニー」の守護人ですね。上條さんが演じることも多いこの役だけれど、それぞれ持ち味が違って比べると面白い。
●岩崎良美(グレース)
いつもリリカルで若々しいのは精進の賜物かな!? この役は今まで迫力ある歌唱の人が演じることが多かったので、今回はとてもスマートな印象。嫌味なオンナにならなかったのは彼女のお人柄?演技力??
●岡まゆみ(ハニガン)
ミスキャスト。悪役は出来ない人だなぁ。この人は「まんがはじめてものがたり」でも「エビータ」でも「プリマドンナ」でも、演技が一緒に感じてしまう。口先だけでしゃべっている感じ。多くの人は劇団四季を退団後は生きた台詞術をいつの間にか身につけているものだけれど、この人はまったく進歩ナシ。多分。進歩あるのかなぁ???少なくとも、か細いアニメ声が役柄を狭める原因になっているんだろうな。
●本間ひとし(ルースター)
田舎の野暮天。姉のハニガンに甘えるところは地なのか?さすがの演技。本間兄弟は甘えキャラをさせたらピカ一! でも、歌がねぇ、、、。まったく通らない声&重い発声で、リードを取る部分が全て埋もれてしまってた。
●胡桃沢ひろこ(リリー)
3列目で観劇の僕ですら声が聞こえず。ダンサーなのかな?と思ってたのに、プロフィールによると「歌手」となってたのでビックリ。演技も台詞も重くてはじけてなかった。本日「もっとも稽古不足」と感じた人。

 昨年(観てない)から演出家が外人さんになったんだけれど、アニー以外の子も発音不明瞭が多いってことは、やっぱり日本語のわからない演出家を起用した弊害? 回り舞台は使わず、セットのスライドやセリの使用も激減。おまけに大人キャストを減らし、子供のダンサーを増やすという台所事情が丸わかりの公演でした。そして、たぶんこれも予算が絡むんでしょうけれど、オケのレベルがとっても低かった! 特にTpの塚本義成!音はやせ細っているし、音程はフラフラ。Tbの伊藤弘昭もひどかったけれど、聞かせどころの多いTpの方が椅子からずり落とされることが多かったな。木管よりも音量ないし。まったく、塚本処刑!!!!!!!! ロビーで主題歌CDを販売していたので購入。


2002年4月28日(日)14:45-16:20
映画「キューティー・ブロンド」@シネ・リーブル池袋1

 全席自由・当日カード割引1600円 K列12番
 監督:ROBERT LUKETIC
 パンフレット:600円

 ブロンド娘=バカ という偏見になにくそ〜と燃え上がっちゃった女の子のお話。気楽に楽しい映画でした。ストーリーは予想通りなんだけれど、逆に安心して笑えたかな。ポジティヴでエネルギッシュで、まったくもって僕好みの映画でした。こんなにファッショナブルに生きられるのならば、バリバリ働くのもアリかな、なぁんて単純に思っているところ。この映画大好き〜!


2002年4月29日(月・祝)14:00-16:45
韓国国立バレエ「白鳥の湖」@東京文化会館

 S9000円 1階9列6番
 演出・振付:M.プティパ、Y.グリゴローヴィチ
 指揮:チェ・スンハン 管弦楽;東京ニューシティ管弦楽団
 パンフレット:2000円

 とあるかたからチケットをいただいての観劇。なので、書きにくいんだけれど、ここは僕のHPだから好き勝手に本音を書いてしまおう!きっと辛口の感想になること請け合い!!この公演に感動した人は見ない方が良いと思いますよ(笑)
 今回は日刊国民交流記念事業とのことで、近くて遠い国からの来日公演。パンフの文章が珍妙なのも(デザインも変。どこのデザイン会社が担当したんだろう?)、広告が摩訶不思議なものが多いのも、メジャーな公演としてではなく「公演することに意義がある」という印象。事実、客層もいつもの東京文化会館じゃなかった。まず全体的に騒がしく、フラッシュ写真やおしゃべりも珍しくない。かといって、日本の二流バレエ団にありがちなお弟子さんたちの集団ってわけでもないので、バレエ公演の客席というよりも遊園地のショーの客席のような雰囲気。TシャツでもジーンズでもOKよん!という気分。ま、外来公演でありながら日本のバレエ団の公演よりも入場料が安いってのもあるのかもね。やはり、料金設定によってバレエ団の格式が決まってしまう部分があるものね。今後、バレエが民衆化、カジュアル化するには良いのかも。
 で、韓国のバレエを観るのは初めてなんだけれど、技術的レベルは低くないと思うんだけれど、とにもかくにも情感が皆無。まるで器械体操を観ているかのようなバレエだった。「白鳥の湖」というと情感命の作品かと思うんだけれど、どのソリストもひたすら振りをなぞっているだけという印象。勢いは良いけれど、バレエとしては「???」だったなぁ。自分のパートを踊り終わると素に戻ってしまうんだもの。身びいきを差し引いたとしても、新国バレエや東京バレエ団、牧阿佐美バレヱ団の方が実力も格も上ですね。多分、これは人材不足ってのもあるかと思う。キャラクターダンサーがいなかったし(演出が影響?)、出演者も少なかった。情感のないダンサーに合わせてか、オケも抑揚がなく平坦な演奏。このオケとしては好演奏だったみたいだけれど、どうせならばもっと豊かな響きのオケで聞きたかったなぁ。最近の東京のバレエだと、ちょっと変な演奏があるとすぐにブーイングがおきるんだけれど、今日はブラボーばかり。良し悪しわかってるのかしらん?ブラボー屋さん???
 グリゴローヴィチ版は1幕と2幕、3幕と4幕を繋げての上演。僕個人としては、幕ごとのカラーが違うので、わざわざ繋げる必要は感じなかった。繋ぎのために余計なダンスが加わってしまったし。この版の特徴は芝居部分を重視してないってこと。だから、小道具もほとんど使われないし、マイムも少なめ。上記の通りキャラクターダンサーもほとんど登場せず(登場した人も若くて貫禄ナシ)。したがって、今回のプロダクションではじめて「白鳥の湖」を見た人にとっては細かなストーリーがわかりにくかったと思う。衣装も装置も地味だったので、貴族と使用人の差があまりなかった。同じ国立とはいえ、新国バレエの豪華絢爛な舞台、高レベルのダンサーが沢山出演する公演に慣れてしまったせいか、そして、ほとんどの外来バレエ団が「白鳥の湖」を上演するせいか、目が贅沢になってしまったのかもしれない。衣装も装置も安っぽく見えてしまうことこの上ナシ。
 さて、個々のダンサーだけれど、ジークフリードのダンサーは品があって良かった。いかにもダンス・ノーブルといった風情で、登場するだけで華があった。無表情だけれど、全体的に良かったよ。ジャンプは大して高くないのみ高く見せる技を持っているのも偉い!難しい部分は「大変だぁ」というのが客席に伝わってしまうので、雰囲気で見せるタイプのダンサーなのかな。繋ぎの部分で増えたソロも破綻なく踊ってたし、まずまずの主役ぶり。 一方プリマは問題山積み。「白鳥」はバサバサ、「黒鳥」は妙ににこやかとあっては観ているこちらとしてもナカナカ話に入り込めないってものです。テクニックも今ひとつかな。32回フェッテはふらつくし(回転が終わると同時に休みを入れ、テンポも落としたのにはアリャリャだった)、ターンもゆるい、背中も固くて反り返らない(グリゴローヴィチの直々の指導だったのにねぇ)。彼女を外すだけでもだいぶ印象はかわったかな?
 拾い物は道化役のダンサー。道化としての遊びがなかったのと、踊りの前後が素に戻ってしまうので、単純にテクニックが良かったというだけなんだけどね。全体に固くてバサバサ踊るダンサー、もしくはもたもた踊るダンサーが多い中、しなやかにバリバリ踊る姿は気持ち良かった。カーテンコールでは登場させてもらえなかったのが可哀想。本日のベストキャスト。
 さほど地方を回るわけではないので、個性に合わない「白鳥の湖」と「ジゼル」を持ってくるよりも、評判の良かった「スパルタカス」でも上演してくれればもっとお客さんも入ったかと思うんだけれど、チケットを回してくださった方のお話だと、チケットの売れ行きの問題があってこれらの作品でも来日公演になったとか。ん〜、でも正直に申し上げて、東京ではブレイクするとは思えない公演だったなぁ。今日の客席しか知らないけれど、同業者のお客さんも見かけな かったし。。。ま、近所で気楽にバレエを観ましょうか、というには手ごろなバレエ団なのかもね(って僕も言いたい放題ですねぇ・汗)。来月の新国「ドン・キホーテ」にはこのバレエ団のプリンシパルがゲスト出演するので(「ドン・キ」は向いていると思う)そちらに期待。うん、新国の「ドン・キ」は良いよぉ。オケも東フィルだし