著作紹介 1 |
これまでに出版した著作や翻訳書を紹介しています。
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2007年10月 新刊(単著) |
『善悪は実在するか:アフォーダンスの倫理学』(講談社メチエ) これまで善悪、あるいは価値といったものは、観点の相違に左右される主観的なものだと考えられてきました。本書では、この考えに抗して、ギブソンのアフォーダンスの概念や、カンギレムの正常概念批判、アガンベンの法批判をもとにしながら、価値や道徳が個別的でありながら、客観的であることを主張します。 客観的だが個別的な価値の概念は、ケアの倫理学やニーズの政治学、修復的司法の考えと共通項をもっています。善悪の主観主義を批判しながら、同時に、個別的なものを尊重する社会のあり方を探ってみました。 ぜひ、ご一読ください。 本書は『週刊読書人』2007年11月30日号で、金森修氏による書評でとりあげていただきました。 本書は『図書新聞』2007年12月22日号、「07年下半期読書アンケート」(萱野稔人氏)で取り上げていただきました。 |
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2007年9月 新刊(対談) |
「対談2:生態学的心理学」前野隆司『脳の中の「私」はなぜ見つからないのか?:ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史』(技術評論社) 慶応大学理工学部教授の前野隆司さんとの対談が「第5章哲学者との対話」に所収されています。ギブソンやロボット工学をめぐって議論しています。 畏友、前野さんはロボット工学者であり、工学者の視点から脳の機能解明の研究をはじめて、「心は脳が作り上げた幻想である」という考え「受動意識仮説」に至りました。この本ではその仮説を古今東西の思想を通して検証しています。古今東西の哲学を大胆にまとめて、コメントしてゆきます。 現象学者の斎藤慶典さんとの対談も収録されています。前野さんの考え方には共感できる点が多いのですが、違いもあります。その辺が明らかになっていれば成功です。 面白い本ですので、ぜひ、ご購入ください。 |
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2007年8月 新刊(共編著) |
『組織不正の心理学』(慶応義塾大学出版会) 蘭千壽(千葉大学教育学部)・河野哲也 編著 〈共同執筆者〉 松野良一(中央大学総合政策学部教授) 山内佳子(東京海上メディカルサービス株式会社、医療安全の心理学研究会幹事) 樽木靖夫(横浜市立寺尾中学校教諭、日本教育心理学会編集委員) 高橋知己(岩手県滝沢村立姥屋敷小学校教諭、日本教育心理学会編集委員) 頻発する組織不祥事はどのようにしたら防げるでしょうか。 組織内で起こる不正予防のための心理学を使った新しい分析と教育方法を提示することを目的として、集団心理学や教育心理学の専門家と共著を書いてみました。組織の倫理教育、倫理基準作りのテキストとしてお役に立てれば幸いです。 組織の倫理は個人の道徳観でなく組織内と外とのコミュニケーションから自ずと生まれる、という視点に立って、企業だけでなく、学校、官公庁、病院、マスコミなど、非営利的側面の強い組織の倫理教育にも使える、新しい教育方法を提示しています。 ぜひ、ご一読ください。 本書は『教育と医学』11月号の書評で取り上げていただきました。 |
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2006年2月新刊(単著) |
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『〈心〉はからだの外にある―「エコロジカルな私」の哲学』(NHKブックス) 本書は、『エコロジカルな心の哲学』と『環境に拡がる心』を通して発表してきたエコロジカルな立場の哲学を、自己論の分野に拡張して論じたものです。 「私とは何者か」「性格や人格とは何か」「本当の私とは自分の内面にあるのだろうか」「個性とは何か」「自分はかけがえのない存在なのだろうか」「世界は私の主観的表象か」「なぜ人を殺してはいけないのか」といった問題について考察してゆきます。 また本書のもうひとつの目的は、現代社会に蔓延している「心理主義」を批判することにあります。心理主義とは、人間のあらゆる行動を、社会や環境の存在を無視して個々人の性格や内面から理解しようとする傾向のことを言います。 心の科学に見られる心理主義的傾向を批判的に分析する点で、本書は心理学のメタサイエンスであると言うこともできるでしょう。 本著は、日本経済新聞書評「エンジョイ読書」(2006年3月8日夕刊)で紹介していただきました。 本著は、『第三文明』557号(2006年5月号)「論苑(座談)」で紹介していただきました。 |
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2005年6月発売(単著) |
『環境に拡がる心』(勁草書房) この著作は、前著『エコロジカルな心の哲学』の続編で、ギブソンの生態学的心理学の立場を哲学的に敷衍しながら、主体、他人、自然的・人工的環境、対話、動物、自由といった問題について論じています。 とくに、自閉症と呼ばれる人たちの生のあり方と、人間と動物との関わりを基点として、心の哲学や心理学の哲学の諸問題を考察しました。 本著は、読売新聞2005年7月3日の書評で取り上げていただきました。 『週間読書人』2005年7月29日号の「2005年度上半期の収穫」で取りあげていただきました。 ぜひ、ご一読ください。 序 論:淡い主体と鮮やかな主体 第1章 出来事としての身体 第2章 他人のいる環境、他者ではなく 第3章 環境と心の受動性: 対話とテクノロジー 第4章 動物による人間の心の形成 第5章 心は主体だろうか: 自由と意図について |
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リンク集 |
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勁草書房 |
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