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 バランス体操でリラックス 


 鍼灸・ヨガ・カイロプラクティック・呼吸法・整体などを参考にして、1日に3分から5分程の運動とストレッチの組み合わせで、気持ちよくリラックス出来る方法を紹介します。



■ 体のバランスを整えると、心もリラックス出来ます

 ここで紹介する方法は、私が考案した物で、実践する事で丹田力が高まるように設計されています。昔から丹田とか丹田呼吸法などと言われていますが、丹田とはへその下(約5cm〜7cm)の事で、ここに力が集中していると、心身の安定感が高まると言われています。

 実際にやってみていただくのが、一番わかりやすいのですが、とても気持ちよく、しかも心がリラックスされるのを体感されるだろうと思います。緊張しやすい人や、眠れない人、あるいは鬱病による早朝覚醒などに、いい影響があるようです。文字だけで伝えるのは難しかったので、イラストを入れてみました。


■ 骨の歪みを正し、筋肉を鍛え、ストレッチでリラックスします。

 人間の特徴は、直立して生活している事です。つまり背骨を縦にして、生活しています。当然、重力がありますから、その為に脊椎骨は横から見るとS字状になって、頭の重みを支えています。

 骨を支えているのは、主に筋肉です。最近はストレスが多い割には運動不足の人が多いようで、若くても筋肉が衰えていたり、精神的な緊張やストレスから、肩や首などの筋肉が凝って、下半身が弱くなっている傾向があるようです。

 そこで丹田力を高める筋肉トレーニングとストレッチの組み合わせによって、心身の安定度を高める必要がある訳です。


■ バランス体操の原則

 筋肉をトレーニングするにも、様々な方法があります。例えば筋肉を増強させてマッチョマンになりたい場合には、バーベル等を使って10回を1セットとして3〜5セットを実行します。また、やせる為の筋肉トレーニングの場合は、有酸素運動と言って、呼吸数や脈拍数を一定に保った状態で、20分以上歩いたり、運動をします。

 バランス体操の場合には、これとは視点が違います。筋肉を縮める筋肉トレーニングと、筋肉を伸ばすストレッチという、陰・陽、相反する方法を組み合わせる事で、体のバランス維持能力を高める事がねらいですので、激しい運動は必要ありません。また筋肉トレーニングもストレッチも、反動を利用しないように、静かに動かす事が大切です。

■ 筋肉トレーニングの原則

 筋肉トレーニングの場合には、3つの原則があります。それは『動き』『呼吸』『意識集中』です。1つの動作をする時に、反動を利用しないで、静かに動きます。使っている筋肉に意識を集中し、それぞれのポーズによって呼吸の決まりがあります。

 筋肉トレーニングが終わった時、自分の呼吸と気分の変化を感じてください。『運動をする前に比べて、呼吸が深くなり、気分が良くなっているかどうか?』が、適切に運動できたかどうかの判定基準になります。運動した後、呼吸が全く変わらなかったり、呼吸がおいしく感じない場合・気分よく感じない場合には、何かやり方に間違いがあって、体がその運動を喜んでいない証拠と考えます。細かいコツについては、個人的な指導が必要になる場合もあると思いますが、残念ながら、ホームページ上で全てを伝えるには限界があるようです。

■ ストレッチの原則

 ストレッチの場合も、反動を利用しません。静かに呼吸しながら、ポーズを続けるのがコツで、その場合、最初は多少の痛みを感じたとしても、ポーズを続けるうちに、その痛みが少しづつ和らいでくる程度にストレッチしてください。もしかえって不快感や痛みが増強するようでしたら、伸ばしすぎです。


 バランス体操のやり方 



■ ももの筋肉:大腿四頭筋
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 まずは足のももの筋肉(大腿四頭筋)の筋肉トレーニングの方法です。立って足を肩幅ぐらいに開きます。そして胸の前で腕を組んで、息を吸いながら足を曲げていきます。この時に、意識はももの筋肉に向けて下さい。そしてヒザがほぼ90度ぐらいまで曲げたら、今度は息を吐きながら足を伸ばしていきます。これを最初は10回ぐらいから始めて下さい。腰を一番下まで落として反動を使う事は、この方法では使いません。


 もし、足の筋肉が弱っている場合には、机などに手を置いて、補助しながら、運動をしてみてください。もし筋肉が強い人の場合には、曲げた足を一度に伸ばさずに、90度ぐらいに曲げた状態で、伸ばしたり曲げたりを2〜3度繰り返してから、足を伸ばすようにしてください。
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 また、立位でのトレーニングで、ヒザに負担がかかる場合には、仰向けに寝てやる方法もあります。この場合は、ヒザをまっすぐ伸ばした時に、ももの筋肉が収縮しますので、伸ばした状態で1〜2秒留まってから、ヒザをまげてください。呼吸は、ヒザを伸ばす時に息を吐き、ヒザを曲げる時に息を吸います。
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 今度は、今縮めた筋肉をストレッチで伸ばします。これをしないと、筋肉痛になる場合もあるでしょうし、縮めた筋肉が血管を圧迫して、かえって筋肉が凝ってしまいます。

 方法は、両足を伸ばして座ります。まず左足は伸ばしたまま、右足をイラストのように曲げ、足の甲を床に付け足の指が自分の後方に向くようにします。両手を後ろへ着くか、両肘を後ろの床に着けるようにします。曲げた右ヒザを床に付けた状態で、静かな呼吸を繰り返します。

 最初は少し痛みを感じるかも知れませんが、その姿勢を続けているうちに次第に筋肉が伸びて来て、痛みがやわらいで来ると思います。もしも不快感や痛みが増強するようでしたら、上半身を起こす等して伸ばし方を弛めて下さい。右足のももが伸びたら、次は同じように左足をストレッチして下さい。



■ 腹部の筋肉:腹筋
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 次は腹筋のトレーニングです。腰痛のある方は腹筋を鍛えておくと、予防効果があると言われています。図のように仰向けに寝て、両ヒザを立てます。手をまっすぐに伸ばして、吸った息を腹に込めて、静かに起きあがれる所まで起きあがり、静かに仰向けに戻ります。慣れないうちは床に戻った時に、一呼吸してから、2回目をやるといいかも知れません。なお起きあがる時に反動を付けないで、静かに起きあがって下さい。

 腹筋が弱っている場合には、上半身を起こさなくても、首を床から離すだけでも効果があります。苦痛を我慢してやる必要はありません。自分の出来る範囲で運動し、終わった時に呼吸と気分が気持ちよく感じる事がコツです。
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 次は腹筋のストレッチです。方法はたくさんあるんですが、簡単な方法を書きます。うつぶせに寝て、図のように両肘を付きます。そのヒジを手前に引きつけるようにしながら、胸をはると腹筋が伸びます。腰痛がない人の場合は、ヒジを付くのではなくて、腕立て伏せのように手のひらを床に付け、お腹は床に付けたまま、曲げた腕を伸ばす方法でも、腹筋のストレッチになります。



■ お尻の筋肉:大臀筋

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 大殿筋(お尻の筋肉)のトレーニングの方法です。女性の場合ヒップアップにも効果があると思います。イラストでは左右がわかりにくいかも知れませんが、四つんばいになって、まず左足を後ろに大きく伸ばしながら、足先を上げていきます。意識は今使っている左のお尻に集中し、呼吸は足を伸ばす時に吐き、足を曲げてヒザを胸に付けるようにする時に吸います。左足が終わったら右足をやります。
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 大殿筋のストレッチは、仰向けに寝て下さい。図は右の大殿筋のストレッチになっています。左足を伸ばしたまま、右ヒザを両手で抱えます。これだけでもいいのですが、より強く伸ばしたい場合には、右手で右ヒザを内側へ押して、ヒザが体の中心線(胸の正面)に来るようにし、左手はヒザから下へずらし足首付近を持って左の方へ引っ張ると、より強いストレッチになります。



■ 全部終わったら必ず最後に・・・

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 これでバランス体操の運動とストレッチは終わりですが、終わったら最後に必ず、図のように仰向けに寝て、全身をリラックスさせます。ヨガのポーズで「くつろぎのポーズ」「死体のポーズ」等と呼ばれていますが、手の平を天井に向けて、全身の力を抜きます。ポカーンとするのがコツです。

 この時に、今までやったバランス体操(筋肉を縮めるトレーニングと、筋肉を伸ばすストレッチの両方)の刺激が、心と体に良い影響を与えます。この時が、おそらく一番心地よく、リラックスした感じを味わえると思います。そのまま、寝てしまっても構いません。
 


バランス体操で、さわやかな心身を取り戻そう!



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