電飾

改造に関しては、個人の責任において行ってください。うまくいかなくても当方は一切関知いたしません。メーカー保証も受けられなくなりますのでご注意ください。


はじめに

第1回大会の終了近くなり、ある晩ヨンサンスクエアに行くとエポックの高岸さんが電飾を装着した車を走らせていました。聞くと、今度正式に発売するのだとの事。多少電気の知識があった私としては、LEDなんて秋葉原で買って来れば。。。と考え、心の内で「よしよし、電飾でレースに出れば今度こそコンデレはいただき」と思い、電飾カーの製作に入った。


電飾1号(純正GT−Rボディ)

さて、そのころ電飾はまだだれもやっていなかったため、クリアボディに装着するか、ハードボディに装着するかを悩みました。電飾専用のクリアボディを買うのもな〜と思い、レースの賞品でもらったハードボディを使う事にしました。しかし、コンデレを取るに塗りなおしが必要で、さらに、ハードボディではレースに大きなハンディとなるため、中抜きを行い軽量化しました。さて電飾ですが、インパクトを与えるには?考えました。
LEDを探しに秋葉原をうろついていると、高輝度LED白色、赤色は簡単に見つかります。しかし、これではエポックさんと同じだな〜と考えてさらにうろついていると、高輝度LED青色が格安で売ってました。これだ!!!近年実車ではHIDの青白いランプが多くみられるようになりました。それをイメージしての青です。

買って来たLEDです。一番上が白色LED(秋月通商)、真中がリアランプ用赤色LED(鈴商)、一番下が今回フロントに採用した青色LED(鈴商)です。

それでは、実装です。回路は簡単です。ヨンサンの電源は4V前後です。
フロントのLEDは3.6V15mAの定格なので、なにか電流を制御する物を入れなければいけません。しかし、この時はお店のオヤジが「4Vならそのまま直結しても大丈夫だよ」と言ってたので、そのまま電源につないでしまいました。(失敗談:後でLEDが壊れたので、この方法はいけません。)
リア側のLEDの定格は2V10mAです。オームの法則からすると、直列につなぐ抵抗は
R=E/I =(4V-2V)/10mA = 200オーム
LED1つあたり200オームです。
LEDと直列に200オームの抵抗を入れることで無事点灯します。

これが完成したボディです。

内側です。結構汚いです(汗)

これで、もくろみ通りコンデレをゲットしました。^^//
おまけにレースでも2位をゲットしました。


電飾2号(ネオン管)

最初の電飾で気を良くした私は、次の電飾を考えました。ライトの電飾、テールランプをクリアボディに装備する人が他にも現れるようになり、ただの電飾ではつまらないと考えました。そこで思いついたのがネオン管。その昔、大黒埠頭に集まる車たちの下からは妖しい光が放たれていた事を思い出し、それを実現しようとシャーシにLEDを装備することにしました。

ヨンサンのシャーシにはフロントタイヤのやや後ろのあたりにわずかな隙間があります。そこにLEDを埋め込みます。3mmの穴をあけ、LEDの頭を平らに削り、シャーシから飛び出ないようにします。LEDは前回フロントライトに使用したものと同じです。今回は15mAの定電流ダイオードをLEDに直列に挿入しました。

こんな感じになります


電飾3号(AE86 ブレーキランプ)

私が電飾をやってから、みんなが電飾に凝り出しました。中でも10バンドおやじさんはブレーキランプに対応してきました。初代電飾を飾った私としては、これは負けてはいられんと早速回路を考えました。夜間使用のブレーキランプを作りたかったので、スロットルOFFでフル点灯、スロットルONでちょっと暗めに点灯することにしました。

回路は簡単に考えました。スロットル信号は、アンプからモーターへ行く信号を使うと、モーターの電流が食われてしまうのがいやだったので、アンプに入る信号を使用しました。幸いアンプを改造するときに取り出していた信号なので、簡単に引き出せます。

さて、実際の制御はPNPのトランジスタを使って行います。明るさ調整はあまり考えずに行いました。回路は以下の通りです。

PNPトランジスタはベースに入る電流がなくなった時にコレクタ−エミッタ間に電流が流れるため、スロットルOFFでLEDに電流が流れます。スロットルをONにした場合は、コレクタ−エミッタ間に電流が流れなくなりますが、バイパス抵抗にわずかな電流が流れますので、LEDは少しだけ点灯します。

本来ならばトランジスタ分の電圧降下があるので、抵抗200オームでは大きすぎるのですが、あまり気にしないことにします。またトランジスタをバイパスさせる抵抗は光量をみながら調整しました。

出来上がりです


電飾4号、5号 (ハードボディ)

UFOキャッチャーの頭文字Dシリーズのボディにも電飾を施してみました。AE86とEK9です。AE86の方は、もともと電飾装備だったところを削り取って、LEDを入れました。EK9の方もライト部分は透き通っていたので、そのままLEDを装備することが出来ました。

どうです!格好いいでしょ!


電飾6号(アメパト)

大王がパトカーを作ってきたときに、10バンドおやじさんがパトライト電飾を装備させていました。これは私もやらなくてはと思い、アメリカンパトカーを製作することにしました。ここでは電飾の話なので、パトライト部分について解説します。
パトライトは左右交互に点滅する仕組みが必要になりますが、これは非安定マルチバイブレータと言う回路を使用します。非安定マルチバイブレータはトランジスタ回路の本には必ずと言って良いほどのっている定番回路です。回路図は以下の通り。

非安定マルチバイブレータ回路

この回路は、各素子の微妙な個体差を利用して発振するようになっています。発振周波数は抵抗とコンデンサによって変化します。ここでは抵抗50kΩ、コンデンサ22μFを使用していますので周期を計算すると
T=0.7CR=0.7x50kx22μ=0.77秒
となります。0.77秒ごとに交互に点滅します。
200Ωの抵抗は電流制限抵抗です。テストボードで組み上げてから、空中配線で作ってみました。

ボディに実装すると以下のようになります。

ブレーキランプも装備しました!!

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