2004年12月の出来事



31日(金)
■ついに最終日を迎えた高崎競馬場へ。
 例のライブドアが支援に名乗りを上げたが、県は首を縦に振らず、ついに今日のファイナルを迎えた。そして、毎年恒例の「高崎大賞典」が本当に最後のレースになる、はずだった。
 しかし、あろうことか、大晦日にしては珍しい大雪。ぼくたちが競馬場に着いた時には一面の銀世界どころか、積雪は10センチほどになっていた。入場口を見ると、8レースという看板が掲げられている。どうやらレースは行われている様子。ところが駐車場に入ると、係の人がやってきて「ついさっき中止になりました」と。どうやら8レースまで開催して中止になったらしい。ということは、メインレースを待たずして81年の歴史を持つ高崎競馬場はあっけないジ・エンドを迎えたわけだ。
 そもそもぼくにとっては競馬場に行くこと自体初めてだったのに、それも叶わなかった。残念だなぁ。
■「紅白歌合戦」。ほどほどに観た。司会のアナウンサーが、NHK総合で現在放送中の韓国ドラマ「美しき日々」を「素晴らしき日々」と言っていたような気がする。それくらいしか覚えていない。
30日(木)
■中学時代の級友を交えたミニ同窓会。去年と同じ飲み屋、そして同じ席だった。さらにこれも去年と同様、同じ学年だった別の集団も同じ場所で同窓会を開いていた。
 別集団には当時の教師が2人招かれていた。せっかくなので、そのうちの1人、K先生としばし談笑。あとはまあ、そこにいた数名と言葉を交わして元いた席に戻る。あとは昔話、それぞれの近況、その場にいない同級生らの情報交換などを肴に飲み続けたとさ。
29日(水)
■今日の映画:「夕映えの道」(01年、仏、監督:ルネ・フェレ)
 パリの20区、ルトレ通りに住む30代くらいの女性と老女との交流が描かれている。割と単調な作品だった。
 パリ市内のほとんどの通りが書き込まれた地図が手元にあったので、試しにルトレ通りを探してみた。20区といえば、パリの北東部。中心部の1区かららせん状に数字が振られているパリのはじっこ、最後の区だ。ちなみにぼくは行ったことがない。で、ルトレ通り。結局見つからなかった。ただ、かなり細かい地図なんで、見落としているかもしれない。まあ仮に見つかっても、「なるほど、ここね」という以上の感想は持てないような気もするけど。
■NHK総合で「天花」の総集編が放送されていた。
 藤澤恵麻の演技力に唖然としながら、小一時間の鑑賞。その中で気になることがひとつ。台詞の中に幾度となく出てきた「百姓」という単語だ。
 一般的なマス・メディアの世界では、「百姓」は使えない。普通は「農民」と言い換える。絶対ダメというわけではないが、できるだけ避ける。
 さて、NHKでは先の大河ドラマ「新選組」で百姓という単語が頻繁に聞かれた。かつては時代劇という設定を無視した言葉の言い換えが批判の対象になることもあっただけに、安易な言い換えをやめようというNHKの進歩的な判断があったのかもしれない。ただこれは、時代劇という設定があってこそ成り立つもの。「天花」の舞台は現代なのである。
 確かに舞台のひとつ、宮城県の田舎では百姓という単語は日常的なものだろう。でも、公共の電波を使ってなされる表現という視点で見るとどうか。まあぼくは「百姓」なら構わないと思うけどね。もともとは百の姓、つまりいろいろな人を表す言葉だったわけだし。とはいえ、NHKがどういう判断の下で百姓を解禁したのかはきちんと知っておきたいな。
28日(火)
■島田紳助は来月末に復帰するのか。あれ、その時期はもしかして安倍なつみと一緒?
 何となく早い気がする。女性マネジャーをめぐる今回の騒動に対して明確な意見を持っているわけではないけれど、騒がれた規模の大きさから考えるとやっぱり早いような。紳助が不在でもかつてのレギュラー番組はうまくいっているようだし。「ついに紳助が戻ってきた!」というようなテイストで煽ったとしても、病気や事故で休業していたわけではないのだから、視聴者は「あ、そう」と思うだけだろう。マイナスに作用する場合も考えられる。
 その辺り、林家こん平が「笑点」に復帰する時と比べれば一目瞭然のはず。こん平はまだ休んでいて、前回ようやく弟子の林家たい平が代役に座ったけどね。
■年末年始に観る映画を選ぶべく実家から自転車を15分ほど走らせ、レンタルビデオ店へ。
 DVDの棚をざっと眺める。うーん、違う。ぼくがいつも利用している東京都内の某店と比べて貸し出し状況がかなり異なっているような。
 例えば、「ラブ・アクチュアリー」のDVDが5本中1本しか借りられていなかった。都内某店の方は10本以上あるのにいつも全て貸し出し中だった。ということで、まずは、ずっと借りられなかったその「ラブ・アクチュアリー」を選択。そして、小津安二郎の「彼岸花」をもう1回観ようと思い、棚を見たが、松竹から昨年出た小津のDVDシリーズが「東京物語」、「お茶漬の味」、「秋刀魚の味」の3本しかない。これはつらいなぁ。結局、「秋刀魚の味」にした。
 もうひとつ気づいたのは、どうやら今日行った店ではVHSから先にレンタルされていくようだ。田舎の特徴と言えそうな気もするけどね。
27日(月)
■さて、今日で2004年の更新は終了します。
 田舎に帰って、友人たちと会ったり、家族と話したり、のんびりとした年末年始を過ごしてきます。
 思えば今年は個人的には転機の年となりました。その「転機」が良い結果に向かうものなのか、はたまた裏目に出るのかは今もって分かりません。でも、自分で決めたことですし、もう後には引けませんから、ひたすら前だけを見て進むしかなさそうです。
 また、夏にはパリ旅行に行ったりもしました。2度目のパリ訪問でしたが、今回も新たな刺激をいろいろと受けることができたと思います。連日の悪天候や帰国予定日のトラブルなども含めて。
 そうそう、旅行記が全然アップされていませんでした。写真はすべてスキャニングし、トリミングも終えています。ただ、肝腎の文章が一向に進んでいません。これもやはり年末年始の時間を利用して何とか進めることにしましょう。

 当サイト「アイ・アム・ザ・シティ」を訪れてくださった皆さん。ありがとうございました。もちろん来年も毎日更新を心がけていくつもりです。どうぞよろしく。
 それではまた来年。良いお年を。
 2005年は、右傾化している日本の世論が少しでも軌道修正される年になれば、と切望します。
26日(日)
■先日触れた「スジナシ」を観た。
 ゲストは妻夫木聡で、今回は特別に宮藤官九郎が舞台設定のアイデアを出していた。はっきり言って、ドラマ自体はそれほど見られたものではなかった。が、それも「スジナシ」ゆえの即興ならば仕方がない。一方、撮り終わったドラマを鶴瓶がゲストとともに見直しながら場面ごとの心情を語り合うプレビューのコーナーは、かなり面白かった。こうするつもりだったのに、あんな台詞が出てきたので、思わずこうした、などという演者のとっさの判断が垣間見えた。プレビューには宮藤も参加。話の流れで、なんと宮藤も加えた3人の即興ドラマを撮ることにもなった。まあこれはメチャクチャなドラマに終わったけど。
 ということで、期待通り面白い番組ではあった。欲を言うなら、もっとベテランの俳優が出てほしかったかな、と思うところはある。とはいえ、関東でもレギュラー放送するようになったとしたら、たぶん毎週チェックするだろう。
■個人的にはサッカーの天皇杯の行方や有馬記念よりも気になっていたM-1グランプリの決勝が行われた。
 優勝したのは本命のゼンノロブロイ。あっという間に会場を彼らのペースに巻き込んでしまうその実力は確かに優勝以外考えられなかったと思う。
 一方、やはり優勝候補との呼び声が高かったコスモバルクは、最終決戦に進むことができなかった。あのネタを見れば無理もないかな。
註)ゼンノロブロイ(有馬記念の1番人気-1着)→アンタッチャブル
  コスモバルク(同上2番人気-11着)→笑い飯
  です。念のため。
25日(土)
■こうてい
 「この わたしが やられるとは…しんじられ…ん…2どまでも…おまえに…おまえは いった…い な…にもの…
 ウボァー」
 FF2のラスボスが、倒された後に語る言葉。そして末期の叫びは「ウボァー」。これだけで2〜3分は笑っていられる。
■録画した「スジナシ」でも観るか、とテレビをつけた。すると、いきなりチャ・テヒョンの姿が。え、まさか、もしかして、と思ったら案の定、「猟奇的な彼女」だった。不意打ち。こんな昼の時間に放送するとは。日本テレビよ、ジブリ作品が続いたのは仕方ないとしても、「金曜ロードショー」に何とか持ってくることはできなかったのか?
 年末年始の間にDVDでもう1度観ようと思っていたが、そしてテレビをつけた時にはストーリーが3分の1ほど進んでいたが、観ることにした。
 もう2、3回観ているからそれほど感動しないかなぁ、との予想は裏切られた。やっぱりあのラストには涙腺が緩んでしまう。
24日(金)
■入れ替わり立ち替わりいろいろな韓国人俳優が来日してますなぁ。
 昨日は「韓国スター四天王」の1人、チャン・ドンゴンが来日。例によって今日付のスポーツ紙がこぞって記事にしている。

 チャン様出迎えに2000人!!(報知)
 ドンゴン様だよファン集合(トーチュウ)

 見出しとしては以上のようなものがあった。トーチュウの意味不明さはいつものこととして、ここでは無視する。気になったのは「様」をどこにつけるのかということだ。
 チャン・ドンゴン。「ヨン様」方式でいくと、ドン様か。これは避けるだろうね。例えばイ・ビョンホンはビョン様でほぼ統一されているけど、名前の前半を取れない場合は表記が分かれてしまう、と。だけど、チャン様もドンゴン様も、しっくりこないよなぁ。
 まあ、ここでしっくりくる呼称を考える必要もないか。そもそも結論はすでに出ている。
 ー 無理やり「様」をつけなければいい
23日(木)
■「鶴瓶のスジナシ」という番組をご存知だろうか。
 いわゆる名古屋ローカルのTV番組なので、その辺りに住んでいる人以外はほとんど知らないのではないかと思う。ぼくは関東以外の地域に住んだことはないが、仕事の関係で番組の概要と毎週の内容を知ることができた。そして、一度観てみたいと思っていた。
 どんな番組なのかというと、笑福亭鶴瓶がゲストとともに台本なし打ち合わせなしの即興ドラマを演じるというもの。テーマというか、舞台設定だけはあらかじめ決まっているが、そこでどんなキャラを演じ、どんな展開に持っていくのかは誰も分からないのだ。「らくごのご」の即興三題噺といい、こういうものに挑戦する鶴瓶は偉いと思う。
 今から1カ月ほど前、この「スジナシ」のスペシャルを東京でも放送するというニュースを目にした。今まで放送した中から選りすぐった内容のものがDVDで出ているが、買うところまではいかなかったので、実際に番組を目にする機会が持てるのはうれしい。
 そして、その放送がまさに今日の深夜。感想を書こうと思ったものの、早く寝なければならないため、オンタイムでは観られなかった。感想は後日。
22日(水)
■ユーキャン流行語大賞やワード・オブ・ザ・イヤーにノミネートされていない2004年の流行語をひとつ思い出した。
 それは「クマ出没」
 どうして今さらこれを思い出したのかというと、「狩猟界」という雑誌の表紙を見たから。
 「狩猟界」というのは、名前からおおよそ見当がつく通り、ハンター向けの専門誌である。名前は何となく聞いたことがある程度だったが、昨日、2005年1月号つまり最新号を手に取る機会があった。その表紙の写真がまあ、なんともショッキングなものだったのだ。
 写っているのは1人の男性と1頭のクマ。クマは横たわっており、鼻の付け根のあたりに赤い傷口が見える。要するに男性がクマを仕留めましたよ、という感じの写真だ。
 いくら専門誌とはいえ、露骨な写真だ。そして、同時にこう感じたわけ。あ、そういえば今年はクマがやたらと里に出没してニュースになったなぁ、と。
 話題の頻度でいえば、相当多かったはず。なのに、流行語としてノミネートされないとは。あっという間に忘れられちゃったのかな。
21日(火)
■架空請求の新たな手口が登場しているとか。
 料金の支払いが滞っているとして、どこぞの業者が架空の請求を裁判所を申請。間もなく、ある人のもとに裁判所から請求の書面が届く。身に覚えがない受取人は無視する。ところが、無視したまま一定期間が過ぎると差し押さえなどの措置がとられてしまうという。つまり、裁判所が出した請求自体は架空ではないため、受取人は払わざるを得なくなるわけだ。
 裁判所はなぜそれを見過ごしているのか、と思う。どうやら支払い請求の申請は、書類に不備がなければほぼ確実に受領されてしまうらしい。うーん、巧妙で悪質な手口だ。いったい誰がこんなことを思いつくのだろう。
20日(月)
■「ヘイ!ヘイ!ヘイ!・生のクリスマスSP!」を観た。
 10年近く前のものも含めたトークの総集編は懐かしく、やはり面白かった。だが、しかし、なぜ総集編でピックアップしたゲストを血液型別に分けたのか。何の意味があったのか。どうしても納得がいかないし、怒りすら覚える。
 ここで自らの立場を明らかにしておくと、ぼくは血液型と人間の性格とは何の関係もないと固く信じている。もっと言うなら、「性格」というくくりに疑問を持っている。
 そんなわけでぼくの場合、どんなに敬意を抱いている人でも、血液型性格診断のような話をされると途端に敬意が消滅してしまう。
 と、話を戻す。意味のないカテゴリーを作るんじゃねーよ。なになに、今まで出演したA型のアーティストは宇多田ヒカルや華原朋美、山田花子らか。はいはい、共通点がいっぱいあるね。あまりにありすぎて、同一人物に思えるほどだよ!
19日(日)
■今日の気になったニュース
・迷惑メール発信3社に賠償金10億ドル支払い命令 (アメリカ)
・成田空港 年間利用客数、初めて3000万人突破
など
18日(土)
■日本テレビで「緊急生放送!史上最強の千里眼FBI超能力捜査官マクモニーグル奇跡の挑戦」という番組が放送されていた。
 もちろん観なかった。だいたい、こんな番組を19〜21時に放送する日本テレビの意図が全く分からない。2時間通して観た人なんているのかなぁ。
 「千里眼」で数々の行方不明者の居場所を的中させてきたジョー・マクモニーグルなる捜査官が、いろいろやっていたみたい。大槻義彦が以前書いていたように、本当に行方不明者の居場所が「見える」能力を持っているのなら、北朝鮮に拉致された人たちの居場所を突き止めさせたらどうか。2時間のスペシャル番組として耐えうる能力として認めているのなら、日本テレビはそこに足を踏み入れるべきだろう。
 拉致被害者の捜索は微妙な問題だからできない、と日本テレビは答えるかもしれない。だとしたら、マクモニーグルとやらの能力を信頼してないということになるよなぁ。拉致被害者がまずいのなら、ビン・ラディンとかオマルの居場所を透視させればいいじゃん。まあそもそも「FBI超能力捜査官」だから、本国でとうに依頼されてるかもね。いまだに見つかってないけど。
 でも、番組の紹介文を読むと、行方不明者の捜索依頼などを視聴者から募っているようだ。政治的な問題が関わってこない一般人の捜索ならできるってか。
 先日、血液型と性格との関連をテーマにした複数の番組に対して、放送倫理・番組向上機構(BRO)が改善勧告を行った。まあそれもいいんだけど、オウム真理教の一連の事件の頃に批判されたオカルト番組が結局今も野放しになっているわけ。こっちにも注目してほしいな。
17日(金)
■今日の「タモリ倶楽部」の面白さは格別だった。
 その面白さの中心は、MJこと、みうらじゅんの仕事場訪問。これに尽きる。例えば1週間のスケジュールを示し、熊田曜子と対談したその後にONだなんて・・・。
 ホント、みうらじゅんって人は尊敬すべき人物ですよ。ハイ。
16日(木)
■アメリカで、双子の姉妹がまったく同じ日にそろって双子を出産したとか。すごい偶然だな。
 ところで、こうしたニュースの常套表現として使われるのが「確率」。CNNの記事で紹介されている、今回4人の子供を取り上げた医師のコメントによると、双子が同じ日にそろって双子を出産する確率は100万分の1らしい。あれ。けっこう高い確率だな。
 ちょっと調べてみたら、宝くじで1等が当たる確率が100万分の1なの? だとしたら低いのかな。そもそも任意の1組の双子が生まれる確率はどのくらいなのか。うーん、もういいや。
■全国各地で出店地域の住民とのトラブルが発生しているなどといった悪評の火の粉までをも撒き散らしているドン・キホーテの放火事件。今日、大宮大和田店の出火直後に店を出た「疑惑の」中年女性が逮捕された。
 といっても、容疑は放火ではない。窃盗、である。女性は出火とほぼ同時刻に、店から買い物かご(800円相当)を持ち出し、追ってきた警備員から逃げ、車で走り去ったという。この買い物かごを持ち出したことが窃盗にあたるというわけだ。そりゃ確かに窃盗だろうけども。
 別件逮捕まではいかないとしても、とりあえず身柄は確保しておこうと考えたのかな。今後、警察は監視カメラの分析を進めて、放火との関連を調べるらしいけど、白黒の結果が出るまで拘留できるんだろうか。
15日(水)
■「週刊現代」とか「FRIDAY」(ともに講談社発行)なんかが、有名企業のボーナスやら平均年収やらをしばしば特集している。
 たまーに特集するのならいいんだけど、「しばしば」と書いた通り、これがなかなかしつこいのだ。そうなると、どうしてもツッコミたくなるわけー「じゃあ、講談社の社員はいくらもらってるの?」と。
 給与水準が高い大手マスコミの中にあって、講談社の給与はトップクラスといっていい。5年くらい前の資料(出版業界の研究本)によると、30歳で1回のボーナス支給額は100万円を超える。それを棚に上げて、とは言わないまでも、あまりにしつこいと反感をかうんじゃないのかな。
■先日、「スポーツ報知」が2日連続でスクープを掲載した。上田晋也、高嶋政宏の結婚である。スクープというには少々物足りない気もするが、「他社を抜いて」という意味で考えればまあそう言えなくもないだろう。
 で、ネタ元はどこかと考えてみる。両方とも、話題は結婚。となると、役所の関係者なのでは? いや、上田が婚姻届を出したのは報知の記事掲載後か。何もネタ元が同一人物だと考える必要はないのだが、同一人物だったら面白いなぁ、と。
14日(火)
■新刊情報を眺めていたら、1月下旬発売予定の「香りの百科事典」(谷田貝光克他編:丸善)という書名が目に入った。
18,900円  もしや、香りのサンプルが付属しているんじゃないかと思って紹介文を見ると、

 ありとあらゆる身の回りの「香り」を多数の図版を交えてビジュアルに、平易に解説。

 とある。香りをビジュアルに解説? おお、どんな本なんだろう。欲しいよー。
 と思ったのも束の間、価格はなんと18,900円ナリ。これではとても手が出ない。立ち読みができる類いのものじゃなさそうだしなぁ。図書館が頼みの綱だが、最近の図書館はベストセラーばかりを優先して、少部数の学術的な本はあまり購入しないらしいから。
 思い切って、お年玉で買うか。という年齢でもない、ね。
13日(月)
■タウン情報〜。
 西武池袋線の桜台駅周辺は、自動販売機の缶ジュースの値段が全体的に安い。110円はもちろん、100円のものも多い。
 それはなぜか。・・・知らない。
■今日の映画:「パリ・ルーヴル美術館の秘密」(90年、仏、監督:ニコラ・フィリベール)
 言わずと知れた世界最大級の美術館、ルーヴル。このドキュメンタリー映画は総数1,200人にも上る同美術館の職員にスポットを当て、美術館の裏側をさまざまな部分から浮かび上がらせる。絵画の搬入や展示作業の様子、そして地下道やエレベーターなど建物自体の「秘密」までもを知ることができた。
 ひとつ特に気になったのは、館内の各部屋でピストルを鳴らし、音響効果を調べる作業。美術館には音響関係の職員もいるらしいが、はてさてどんな役割を果たしているんだろうか。その辺は映画を観ただけでは分からない。
12日(日)
■大河ドラマ「新選組」が終了。
 ドラマ自体の出来はともかく、ぼくは新選組についてほとんど知らなかったので、大まかな知識は得られたかな。
 で、来年は滝沢秀明主演の「義経」が始まる。ジャニーズの連中が主役を演じ続けているのはこれまで何度か触れた通り。松岡昌広、香取慎吾、そして滝沢。NHKはホント、安易なドラマ作りをするよね。
 だいたい、滝沢の演技力は大丈夫なのか? オロナミンCの新しいCMで「オフコースなり」とか言ってるけど、あの声の感じを耳にしただけでも大根ぶりがうかがえるんじゃないかと。ブリヂストンのタイヤのCMに出ている上原多香子の演技力といい勝負だ。
11日(土)
■今日の映画:「お早よう」(59年、日本、監督:小津安二郎)
 今まで観た小津作品の中で一番楽しめた。この作品もやはり、杉村春子のキャラが素晴らしい。
10日(金)
■「おれおれ詐欺」は「振り込め詐欺」に改名か。
■今日の映画:「ラ・ジュテ」(62年、仏、監督:クリス・マイケル)
 「12モンキーズ」が大幅に依拠しているという映画。多くのSF映画にも影響を与えた作品らしい。
 本編の時間はなんと29分。「アンダルシアの犬」かよ、と思うほどの驚くべき短さだ。しかし、もっと驚くことがある。それは、全編がスチール写真で構成されていることだ。全編というのは実は正確じゃないんだけど、ネタバレになるからいいや。まあとにかく、ものすごく奇妙な映画である。どちらかというとカルト映画の部類に入るのかな。
9日(木)
■うーん。最近、アクセス数が激減している。
 12月の忙しい時期、多少の減少は承知の上。とはいえ、例年に比べても少なすぎるような・・・。モチベーションの低下は否定しないが、続けられるうちは地道に続けていきたい。
8日(水)
■有楽町で、わりと派手めな高校生のカップルを見かけた。
 時間は午前11時頃だったか。なんでまた、そんな時間に有楽町なんていう場所にいたんだろう。しかも、あの辺に高校はないと思うんだけど。
 映画館にでも行ったのかね。別にいいんだけどさ。まあ高校生は渋谷とか原宿にばかりいる、という偏見が違和感を生んだんだろうな。でも、有楽町でなく八重洲にいたら、偏見がなくとも変な感じがしたはず。
7日(火)
■「吾輩はカモである」を購入。
 マルクス兄弟が出演するこのスラップスティック映画は、ぼくが大好きな作品の1つ。DVDは出ているのかな、と思っていたところ、「ユニバーサル・ザ・ベスト」の第5弾として期間限定価格1,575円で発売されていた。これは買わない理由はないよね。
6日(月)
■ついに実家にも「おれおれ詐欺」らしき電話が。
 母親によると、適当に話を聞き流して切ったため事なきを得たという。いやはや。
 というようなことがあったので、ぼくが電話をかける際は「それと分かる」ある種の文言を発してから用事を切り出すことにした。「実家の間取りは10LDKだよね」とか。家族以外の人は知らないであろうことを言う、と。まあ「10LDK」なんて言ったら怪しまれるだろうけど。
 「ぼくの部屋にある一番大きな本棚の最下段には『BUBKA』のバックナンバーが2年分くらいあるよね」なんてのもいいかな。おっと、これはぼくしか知らないことだった。
5日(日)
■今日の映画:「やかまし村の春・夏・秋・冬」(86年、スウェーデン、監督:ラッセ・ハルストレム)
 ハルストレムの作品はこれで7作目。これまでに一番よく観ている監督だろうな。次はたぶん小津安二郎。
 ホント、どの作品も素晴らしいんだけど、ぼくは本作をはじめとするスウェーデン時代の作品が特に好き。
4日(土)
■今日の映画:「24時間4万回の奇跡」(99年、ベルギー・仏・スイス、監督:ブノワ・マリアージュ)
 1999年制作だが、モノクロ映像である。その後カラー版のDVDも出たとか。
 タイトルの数字はというと、ドアの開閉回数の世界記録。ただのドアを設置し、ノブを回して開けて向こう側に入り、閉める。逆も同様。その繰り返しだ。そんな記録を破ろうと挑むのは1人の少年。別に彼は好んで挑戦するわけではない。どんなものであれ世界記録を更新すれば町の商工組合からスポーツカーが進呈されるという話にのった少年の父親が、コーチまで雇い、挑戦させているのだった。
 ストーリーをちょっと読んだだけで変な映画だなと感じるのは自然なことだろう。ぼくも、どんな展開になるのだろうと思いながら観ていた。そうしたら、これがもう予想以上に奇妙な作品だったんだな。何より、登場人物の多くが何かものすごく深い闇を抱えているように見えた。そしてモノクロ映像の影響もあって、かなり暗い作品に感じられる。だが、最後に見えるのは「希望」。父親が記者として働いている新聞社も「エスポワール社」なのである。
3日(金)
■ニンテンドーDS。今まで何度あのCMを目にしたか分からないけど、一度として「面白そう」と思ったことがない。
 確かに、タッチパネルでゲームを楽しめるところは多くの人の興味をそそるだろう。でも、それを体験するソフトがあれじゃねぇ。
 子供向け?と思いきや、毎日新聞は「ニンテンドーDS 発売開始、早朝から100人の列」という記事を配信していた。その中では<池袋では出勤前の会社員や中学生など約100人が列を作り>との描写があり、<1日の午後11時から並んだという大田区の会社員>の<「会社が休みなので同僚と並びました。出張や移動時間に遊ぼうと思っています」>という声も紹介されていた。この会社員、29歳と25歳。うーん、子供向けじゃないってことかな。単なる新し物好きが集まっただけかな。
 ゲームボーイアドバンス用ソフトと互換性があるらしいから、アドバンスの代わりに買った人も多いかもしれない。だとしても、それほど売れる理由がわからん。ゲーム通で知られる伊集院光は、絶対買わないと公言してはばからないようだけど。
2日(木)
■今年の流行語大賞は「ブログ」か。
 あ、そうじゃなくて「ヨン様」だ。おっと、これも違うか。
 前者は米ウェブスターが発表したネット流行語大賞。後者は朝日新聞社主催のワード・オブ・ザ・イヤー。
 ワード・オブ・ザ・イヤーなんて、1週間以上前に発表されたのにほとんど話題になってないよね。高橋源一郎のウェブ日記によると、大賞候補として最後まで残ったのが「たかが選手」だったため、朝日の人はずいぶんやきもきしていたらしい。まあ結果的にそれほど話題にならなかったから、どちらにしても無駄骨だったね。
 で、いわゆる本家の「2004ユーキャン流行語大賞」はというと、触れるまでもないや。「ユーキャン」が付くようになったことが気になったくらい。
1日(水)
■安倍なつみが盗作か。
 ぼくは数日前に知って、「ああ、こりゃいかんな」と思っていた。そして、謝罪は不可避だろうな、とも。騒ぎの発端になったと思われる「安倍なつみ盗作疑惑」というサイトを見れば誰しもそう考えるだろう。音楽の話題として盗作疑惑はよくあるものだけど、まあ今回は質といい量といい、やり過ぎの感が強いかな。
■音楽関係の話題をもうひとつ。
 浜崎あゆみがレコード大賞を辞退したというニュースがあった。浜崎本人のコメントや報道によれば、先のエイベックス騒動で関係各位に迷惑をかけたためだという。そのため、件のレコード大賞を含む音楽賞を前もって辞退することにした、と。
 そんな中、今日付の「サンスポ」が該当記事中で興味深いことを書いていた。

 ただ、レコード大賞事務局では「辞退の申し出は受けていない」としており、審査が行われた結果、落選となっている。

 ほかに、「日刊スポーツ」は<あゆがレコ大を辞退?>という見出しを掲げ、記事中では<“辞退”>とカギヅメで括っている。そもそも、浜崎が「辞退」のコメントを発表したのは、レコード大賞落選から漏れたことを受けてのこと。あやしい、よね。
 それを裏付ける報道もある。いや裏付けとしての確度は心許ないかな。昨日発売の「東スポ」が1面トップで<日本レコード大賞衝撃の舞台ウラ あゆたったの2票>という大見出しを打っていた。記事の本文を読んでいないので何とも言えないが、浜崎のコメントは「あゆブランド」の価値を落とさないための言い逃れのような気がする。



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