2004年6月の出来事



30日(水)
「気狂いピエロ」(65年、仏・伊、監督:ジャン=リュック・ゴダール)を観た。
 ゴダールの作品は、いつか観てやろうと思っていた。数年前に「勝手にしやがれ」を観て、それほど難解な印象はなかったものの、やはり身構えてしまっていたのだ。最近ほどほどに映画を観るようになり、いよいよゴダールに挑戦、といったところ。
 でも、ヤッパリムズカシカッタ。ランボーの詩が散りばめられていたり、映画の様々な手法が取り入れられていたり、そのひとつひとつをきちんと受け止める余裕がなかった。まあ、もう1回観たら分かるのか、といわれても保証できない。
 一番の収穫は、フランス語の単語を思い出すきっかけが得られたことだろうか。逆に考えると、ゴダールの作品でそんなきっかけを得るな、ということになる。
 もうひとつ、マリアンヌ(アンナ・カリーナ)がフェルディナン(ジャン=ポール・ベルモンド)に対して「ねぇ、ピエロ」と呼びかけ、フェルディナンが「ぼくはフェルディナンだ」と言い返す場面が何度もあった。ぼくはこれを観て、「ワールドダウンタウン」でのやりとり、「ハマタはどう思う?」「ハマダやいうとるやろ」を思い出してしまった。
29日(火)
■区役所には行けず。書類がひとつ不足していたので。会社の総務部に連絡して送ってもらうことにした。
■「プロフィール」を更新。久しぶりだ。前のものをよく見ると、情報がかなり古い。宇多田ヒカルはもう聴いてないし、好きな映画は増えたし、何よりHP作成環境がまったく変わった。もちろん仕事についても。
 「好きな○○」をいくつか足した。かなり悩んでしまった。時間が経てば、「ああ、そういえばあの人を忘れてたよ」ということになるかもしれない。随時更新していこう。
28日(月)
■しばらく更新が止まってしまった。「ユーロ2004」を観ていたからだ。それはウソだ。
■土、日はそうでもなかったが、平日の今日になってようやく「ああ、仕事を辞めたんだなぁ」と実感。
 ひとまず住民税を納めるため、銀行に行った。今日はそれくらい。
 あとは後日、国民年金と健康保険の手続きに行かなくちゃ。あ、ついでに不在者投票もしておくか。
■夕方、再放送中の「ウォーターボーイズ」と「ドラゴンボール」を観た。ああ、まさに無職の身。天下一武道会初出場の時の話だった。ジャッキー・チュンね。それにしても、あの観客席。多国籍どころの話じゃないね。熊なんかが何の違和感もなく観客に入ってるもの。あれはちょっとすごい世界だな、と思った。
■さて、パリ再訪の件。予約を済ませた。
 予約の際、航路を訊いてみた。いわゆる格安ツアー(旅行代理店は航空券とホテルの手配をするだけ)なので、直行便ではなく乗り継ぎなのだ。話によると、南回りらしい。シンガポール航空でシンガポール経由。中国東方航空で上海経由。キャセイパシフィック航空で香港経由など。どれになるかは現時点では分からないという。
 いやー、難しいところだなぁ。中国東方航空なら、数時間とはいえ上海に行ける。ただ、シンガポール航空やキャセイパシフィック航空に比べると、サービスや人気は格段に落ちるらしい(参考文献:杉浦一機『エアライン<超>利用術』)。ちなみにぼくは、その人気や評価の高さからシンガポール航空を一度利用してみたいと思っていた。まあどうせ航路は選べないんだから、なるようになると考えるしかない。
 ともかく、行き先は決まった。英語とフランス語の復習も含めて旅の準備に取りかかろう。
27日(日)
■ものすごーく大きな迷いが生じた。この数年で一番大きな迷いじゃないだろうか。
 上海かパリか。これだ。
 何を今さら。しかし。きっかけは、意外と安価なパリ旅行のプランを発見したこと。距離や日数を考えると、次の仕事を始めた場合、パリの方が行きにくいよな。もちろん上海より出費がかさむが、パリに行くには良い機会かもしれない。ってな感じ。
 しかも、上海よりもパリの方が行きたいと思う場所が多い。4年前の訪問で行けなかったオルセー美術館とか。まあ今回行くかどうかはともかく。
 一番簡単なのは、両方行くこと。蓄えを考えれば不可能ではない。でも、余裕のある生活は消える。やっぱり1つを選ぶしかない。
 早く決めないと予約がいっぱいになってしまう。7月も下旬になればとたんに料金が上がる。えーい、上海却下。パリ行き決定!
26日(土)
■やはり、というべきか。一睡もしていないせいで、寝過ごしてしまった。気づいたら、降りるべき駅の次の駅だった。急げばそこで降りられたろう。でも、まあいいやと思ってまた眠ってしまった。結局、さらに2駅を過ぎたところで反対方向の電車に乗り直し、やっと帰宅。
 それからしばらく朝方のテレビ番組を珍しがって観たりしていた。で、夕方まで就寝。
25日(金)
■ついに最終出勤日。総務部で退社の手続きをしたほかは、特に最後だからというようなことはしなかった。デスクを片付けたり、資料を整理しておいたり、くらいのものか。いまいち実感がわかなかった。
 仕事が終わってから、同じ部署の人たちと飲んだ。そして、ぼくを含む数人は皆と別れた後、場所を移して深夜まで飲んだ。
 先輩の家で夜を明かし、朝方の電車で帰宅の途に。
24日(木)
■各地で歩きたばこ/ポイ捨て禁止条例が制定されている。ぼくの勤務先がある某区は6月1日から実施が始まった。
 知らなかったんだよなぁ。罰則はないらしいが、会社のミーティングで知らされるまで、会社の行き帰りに歩きながら吸っていた。日数にして5日間。人が多い通りは避けていたけど。
 時代の流れといえばそうなのだろう。反対するつもりはない。アイスランドのある町みたいに、民家を含むすべての建物内で禁煙というところまでいかなければ。
 と思っていたら、ぼくが住む某区でも7月1日から同じ条例が施行されるらしい。さらに、近いうちに千代田区のような路上喫煙禁止区域が指定されるとも。まあ仕方ないさ。
23日(水)
■フジテレビ系で放送される27時間テレビの司会が決まった。中居正広とナインティナイン。記者会見では、岡村の言葉に中居が激怒するという「演出」があったようだ。
 この記者会見。スポーツ紙によって記事の書き方がかなり違った。一番まずいのがサンスポ。フジサンケイグループということを考慮に入れても、まずいと言わざるを得ない。なぜなら、本当に激怒して、降板もあり得るという内容で終わっていたから。
 会見のオチは、スポーツ報知を読むと分かる。降板をちらつかせた中居は<乱入した関取に担ぎ上げられ「やります!」と絶叫>。そして、<最後は仲良く?3人で神輿(みこし)に乗って会場を後にした>という。サンスポにはこの部分がまったく書かれていない。たいした記事ではないのだから、いちいち目くじらを立てるな、と思う向きもあるだろう。でも、サンスポはあおり過ぎ。
 暇があったら読み比べてみては? 各紙の違いが楽しめる好例だと思うので。
22日(火)
■いやー、暑かった。さすが台風が過ぎた後の気候って感じがしたね。
21日(月)
■さて、上海旅行を前に知識を増やそうと思った。部屋の本棚を見る。ない。上海はおろか、中国に関する本が。
 じゃあ「旅」に関する本でいいや、ということで四方田犬彦の『旅の王様』を読み始めた。これがめっぽう面白い。知識はともかく、旅に出ることへの期待は思いっきり膨らんだ。
■台風のせいで今日はずいぶんと忙しかった。でも、こんなことを書くのはこれが最後だろう。終わってみればいい思い出に・・・はならないな。
20日(日)
「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」(01年、仏、監督:イヴァン・アタル)を観た。
 女優を妻に持つ夫の悩みを描いたコメディー。女優のシャルロットは本人が演じ、夫のイヴァンも本人が演じている。実際の夫婦が共演しているわけ。ただし、イヴァンはスポーツ記者の役。
 面白かった。妻が別の男(共演する俳優)とラブシーンを演じることに対する世間の目。そして嫉妬。誤解してしまうのも分かる。
 個人的に面白かったのは、嫉妬した夫が、イギリス人俳優が話したフランス語の発音の間違いを訂正するところ。このイギリス人、鼻母音が発音できないんで、夫のことをイヴォンと呼び続けていた。ハハハ。
 ほかにもいろいろと面白いシーンはあった。でも、最後の方、いったん冷えた夫婦関係が元に戻るところはちょっと急ぎ過ぎ。プロセスがもっと描かれても良かったのではないかと思う。
■旅行のガイドブックを買った。場所は、上海。そう、来月、上海に行ってきます。全4日間くらいだけど。経済成長著しいアジア最大の都市の1つ、上海。その姿をよく見てくるつもり。
19日(土)
「シッピング・ニュース」(01年、米、監督:ラッセ・ハルストレム)を観た。ずいぶん前に半分くらい観て、返しちゃったんだよなぁ。で、残りの半分を。時間がなかったんで、ホントに後半だけ。
 とんだ失敗だった。やっぱり映画はそんな見方をするもんじゃない。前半の出来事を覚えてないと何のことやら分からない台詞がいくつもあったもの。ただ、この作品については、全編を通して観ても理解できたかどうか。ハルストレムらしいシーンやキャラ設定はあったが、全体的にはいまいちよく分からない作品だった。
18日(金)
■仕事から帰って、ニュースを見て、「タモリ倶楽部」を観て、しりとり王を観て、グーグー寝てしまった。珍しくビールなんか飲んじゃったからね。
17日(木)
■小泉がサミットで自衛隊の多国籍軍参加を表明。そして明日18日、閣議決定されるという。ふつう逆だろ。
 しかも、活動は復興支援に限り、独自の指揮命令系統を持つという。「多国籍」軍でそんなことができるのかよ。このままなし崩し的に軍事大国への道を歩むことになるんだろうか。それだけは絶対に阻止しなければならない。絶対に。
■元タレントでビデオ制作販売会社社員田代まさし(本名田代政)さん(47)が、衝突事故を起こした。デイリースポーツの記事に依って書いたが、いやはやなんちゅう肩書きだ。
16日(水)
■「ウルトラマンをバックバンドに従えたアイドルグループがある」(76へぇ)。
 今日の「トリビアの泉」の1発目。円谷プロ所属だという。歌も披露していた。はぁ? これってプロモーションじゃないの? なぜか強い違和感を持った。
 ジョン・ケージの「4分33秒」が出たときにも失望したけど、今回もかなりのものだった。観るのをやめるまでにはいかないものの、この失望が解消されることはないだろう。
■退社後の予定の1つ、旅行の日程や費用などを考えていた。行き先はすでに決まっている。日程といっても、避けたい日を探すのがむしろ難しいくらい。結局、問題は金をどれだけ使えるかという部分に集約される。
15日(火)
■記者会見で、ひざのアザを指摘されて「そっかぁー、そんなのもあったのかー」と答えたのは綿矢りさ。
 そしてぼくは都/区民税の納税通知書を見て同じ言葉が浮かんだ。
 来月から無職になるので、油断していたところにやってくる出費は実に痛い。致命的な金額ではないけれど。
■必ず観る深夜番組が毎日ある。
 月曜日ー爆笑問題のススメ、お台場明石家城
 火曜日ーワールドダウンタウン
 水曜日ーロバートホール
 木曜日ー恋風
 金曜日ータモリ倶楽部
 土曜日ーワールドプロレスリング
 日曜日ープロレス・ノア中継
 と、そんなところ。「恋風」って何?という人が多そうだな。兄と妹がお互いを好きになってしまうというストーリーのアニメ。うわーどうなるんだろう?と思ってつい観ちゃうんだよね。ちなみに次回が最終回。ハラハラ。
14日(月)
■プロ野球大激震、ってね。企業がオーナーである限り、こういうケースが出てくるのは仕方ないでしょ。野球に興味ないんで、どうしろこうしろという意見はない。だけど、1リーグ制にして日本シリーズは東西対抗っていうのはイヤ。
13日(日)
■夜10時にインターホンが。電気もついてるし、いるのがばれていてしつこくされたら嫌だから、ひとまず応対した。
 ドアスコープを覗くと、30歳前後のスーツ姿の男性の姿が。なんだよ。
 何日か前にポストに投函したアンケートを回収しにきたという。今の居住環境がどんな感じで、将来持ち家が欲しいかどうか、大方そんな内容らしい。ただ、そんな用紙はまったく見覚えがない。そのまま伝えた。
 すると、今ここで記入してほしいという。夜10時に突然やってきて、アンケートに答えろだと? しかも、相手(自称不動産業者)にメリットがあっても、ぼく自身には何のメリットもない。用紙には名前等を書く欄も見えたし。当然断った。
 ものすごく怪訝な表情をされた。そして、要するに、このくらい答えてもいいじゃないか、というようなことを言われた。「やだよ、そんなの。めんどくさいし、教えたくない」とぼくは答えた。
 いや、別に簡単な事柄を記入するだけだし、持ち家が欲しいかどうかだけを答えるだけなのに、なにゆえ拒否するのか、と食い下がる相手。ちなみに今の家賃はいくらくらい、なんて質問を挟みつつ。これに対しても「そんなの教えないよ。個人情報じゃん」とぼくは答える。
 あきれたのか、「いやー、変わってますね。こんなことを言われたのは今回が初めてですよ。他の方は答えてくれるんですけどね」。
 変わってる? ああ、ありがとうよ。そんなよくわからないアンケートの回答を拒否して「変わってる」と言われるのなら、ぼくはその言葉を誇りに思うよ。相手には「そりゃ、他の人の意識が甘いんだよ」と答えておいた。
 結局、相手は最後までぼくを変な人扱いしていた。まあ別にいいさ。ただ唯一の心残りは、今の家賃は?と訊かれた時に「ああ、牛一頭と米20キロ」くらいの答えを放っておけば良かったかな、と。
「チャドルと生きる」(00年、イラン、監督:ジャファル・パナヒ)を観た。
 主人公はおらず、さまざまな女性の姿が数珠つなぎに描かれるという珍しい流れ。女性が抑圧されているイランの現状を知るのには適当な映画だと思う。ちなみに、本国イランでは公開禁止の憂き目にあったらしい。
12日(土)
「永遠のマリア・カラス」(02、伊・仏ほか、監督:フランコ・ゼフィレッリ)を観た。天才オペラ歌手、マリア・カラスの晩年を描いた作品である。
11日(金)
■会社の先輩(なんて書くのは初めてだ)に誘われ、有楽町のとある店へ。
 そこはカウンターに七輪が置いてあり、魚介類やら肉を注文して焼くというシステムだった。ハマグリがうまかったなぁ。あとはマグロの・・・何ていう部分か忘れた、も絶品だった。たまにはああいう店もいいね。
10日(木)
■神取忍が参院選出馬を表明。自民党の公認候補で。有権者をバカにしているとしか思えない。
 前回の大仁田厚は非拘束名簿方式の下、自民党に多くの票をもたらした。それだけの存在だった。神取だって票集めに「利用」されるだけだよ。
 記者会見では、「リングの外で福祉や青少年育成活動にかかわり出馬を思い続けてきた」と言ったらしい。だけどさぁ、活動にかかわることと、国会議員になることがそう簡単に結びつくもんかね。自民党の説得によってその気にさせられた、と考えてほぼ間違いない。
 神取の出馬がもたらすメリットは、得票数が今の日本の民度を計る指標になることくらいだろう。
9日(水)
■朝目覚めると、体の調子が悪かった。だるい。なんと、体が毒虫の姿になっていた。まさか。
 おっかしいなー。昨日何かしたっけ? あ、こいのぼりの取り付け器具を外す作業で頑張っちゃったんだな。もちろん落ちなかったよ。
 それはともかく、朝食をどうにか流し込み、家を出る支度を始めた。でも、このまま電車に揺られるのはちょっと不安だった。
 結局、1時間遅れると会社に連絡。そして30分ほど寝た。なんとか回復し、あとは何事もなかった。昨日のひざといい、体には十分注意を払わにゃいかんなぁ。・・・なんてつまらない締め方。
8日(火)
■ああ、もう年なのか。終戦直後、着物と米を交換するために数十キロを歩いた日々は今いずこ。60年安保の時に機動隊とやり合った体は過去のものなのか。
 ひざを痛めてしまった。
 電車がホームに入ってきた。急いで乗らねば。それ、飛び降りちゃえ。と、階段を3、4段。走った分の勢いを考慮しても、まさかこの程度でねぇ。
7日(月)
■くぼづけ洋介、飛び下りか。あ、「くぼづけ」っていうのはフジテレビのアナウンサーが言い間違えた名前だった。窪塚ね。
 こいのぼりの取り付け器具を外す際に誤って転落した、というのが事務所の発表。あるワイドショーは「物理学に詳しい○○大の××教授」にコメントを求めて、ベランダの真下に落下しなかったことの不自然さを採り上げていた。御苦労なことだ。
 ・・・こいのぼりの真似をしようとしたんじゃないの?
6日(日)
「おばあちゃんの家」(02年、韓国、監督:イ・ジョンヒャン)を観た。
 パッケージに書かれたあらすじを読んで、即決。期待感を膨らませていた。
 孫が夏休みの間に祖母の家に預けられる話。祖母は、とんでもない田舎で一人暮らし。口がきけず、耳が遠い。孫の少年はそんな祖母をバカにする。本当にバカ呼ばわりする。でも、祖母は怒らない。
 そして、さまざまな出来事を通して孫は心を許していく、と。そんなに劇的に変化するわけじゃないけど。
 泣いた泣いた。ぼくの場合は曾祖母の思い出がよみがえってきた。「ごめんね」。この一言がどんなに重い意味を持つか。そして、それを言えない人がどんなに多いか。ホント良い映画なんで、暇があったら観てください。
 それにしても、少年がゲーム端末で遊んでいた「バトルシティー」が気になったなぁ。画面は一度も映らなかったけど、あの音は絶対そうだね。
5日(土)
■最後の土曜出勤だった。何ら特別なことはなかった。
■あるコンビニで買い物をしたら、そこの店員が「1万円をお預かりします」と言った。「を」が少し強調されている感じがした。なるほど、中にはこういう人もいるんだろう。ちなみに、ここは売り上げ上位5位にも入らないわりとマイナーなコンビニ。だから、かな。
4日(金)
■会社の飲み会があった。体裁としては送別会だったり、歓迎会だったり。もちろん、ぼくにとっては最後の飲み会となる。
 いつもそうだが、ぼくは飲み会の数日前から「こんな話をしてみよう」とか「こんなボケを試してみよう」というようなことを考える。当然、今回も。だけど、その半分も言えなかった。いつものことだ。
 別にぼくのディナーショーじゃないんだから、すべてを出せるとはゆめゆめ思っていない。ただ、できるだけ出せるにこしたことはない。ゆえに、今回に限らず飲み会の後はいつも多少なりの後悔が残る。言いたいことをすっかり忘れている場合もあるんだけどね。
3日(木)
■日記の更新が滞ったのは、ずっとビデオを観ていたから。一昨日の日記に書いた通り、桑田圭祐のライブを観ていたのだ。「竹田の子守唄」を聴くだけじゃ済まないよ。「桑田圭祐が選ぶ20世紀ベストソング」というライブで、「花」とか「木綿のハンカチーフ」とか、とてつもない名曲が目白押しなんだもの。
2日(水)
■「ニューズウィーク」(日本版)を購入。韓国映画を特集していたから。
 今の韓国映画の隆盛は97〜98年のアジア通貨危機がきっかけだという。財閥の傘下にあった映画製作会社の足枷が外れ、自由な映画作りが可能になった、と。まあその他いろいろと理由はあるんだけど、詳しくは同誌を読んで下さいな。
1日(火)
■森達也の『放送禁止歌』を再読し始めた。ある人に薦めたらものすごく好評だったので、ぼくも読み返しておこうと思ったのだ。それにしても、薦めた本が好評を得ることほど嬉しいことはないね。
 さて、再読の影響で、放送禁止歌も聴きたくなってきた。とはいえ、そうやすやすと聴けるものでもない。ぼくが聴きたかったのは、桑田圭祐が歌った数曲。「TOP OF THE POPS」に収められた「ヨイトマケの唄」と、ライブ映像として残っている「竹田の子守唄」だ。
 ぼくは「ヨイトマケの唄」が好きで、もう何度も聴いている。桑田の歌声でしか聴いたことないけどね。ちなみにこの歌がなぜ放送禁止と「思われている」のかというと、歌詞の中に「土方」という言葉が出てくるから。それだけ。 /tr>



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