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掲示板過去ログ―漫画02


▼ぐーまま 2002/10/28(月) 20:39  
風太さま、今日やっとLaLaを読みました。「彼方から」終わりましたね・・・
来月は「獣王星」も終わるんですね。
「彼、彼女」・・(やっとすっきり)・・・ももうすぐ終わりそうですね・・・
最終回って好きなんですけど、こんなに終わりが多いと寂しくなっちゃいますね。


▼風太 2002/10/29(火) 04:47  
『LALA』
たしかに馴染みの作品が終るのは淋しさがありますね。
『魂送り―YASHA番外編』
偶然本屋で立ち読みした「フラワーズ」に載ってました。後日談って感じ。


▼きな 2002/11/01(金) 02:30  
そうそう、吉田秋生といえば、BANANA FISH、あるぷさまにもお気に召していただけたようなんです・・・(きゃっほー!)


▼風太 2002/11/02(土) 06:26  
>あるぷさま
「BANANA FISH」気にいってくださったようで、きなさま同様私もきゃっほー!

▼八方美人男  2002/11/04(月) 21:54  
マンガの一気読み――ええと、高橋しんの『最終兵器彼女』をついさっき一気読みしました。
昔は私もけっこう一気読みとかしていたんですけど、最近は四コマ漫画が多くて・・・。ずいぶん久しぶりの一気読みでした。

うわーん、とっても切ない物語でした。でも、そもそもの設定自体が「なんでやねん」という突っ込みを入れたくなったのも確かで・・・(笑)。高橋しんというと『いいひと』のイメージが強かったのですが、こんな話も描けるんだ、と意外な気持ちでした。


▼風太 2002/11/05(火) 00:12  
>八方さま
『最終兵器彼女』うわーん、ですよね。こんな切ない話ないですよね。設定については私もしょっちゅう突っ込みいれてました。ほのぼの初恋ものだと思っていたらあの展開なんだもん。


▼樽井  2002/11/05(火) 01:16  
こんばんは〜、樽井です。
 書き込みどうもありがとうございました。で、来てみたら『最終兵器彼女』の話題が出ていますね。こちらでは来週の深夜からTVでやるみたいです。
 で、この作品ですが、たしかに『いいひと。』のイメージからかなりずれますね。でも、このひとの中には昔からこういうのが強く書きたいものとしてあったのか、今サンデーで連載中のものも世界の終わりを舞台にした物語のようです。

絵柄がかわいいから騙されているけれど、けっこうえぐい話もおおいですね、『最終兵器彼女』。


▼風太  2002/11/05(火) 10:18
樽井さま、おはようございます。
絵柄がかわいいからつい油断しますが、言われてみればたしかにえぐい。最初「兵器」が比喩として使われているのかと思っていて、文字通り兵器だとわかったときはぶったまげました。

高橋しん、今はそういうの書いてるんですか?


▼八方美人男  2002/11/05(火) 20:40  
「世界の終わり」というテーマ、もしかしたら今流行っているのかなあ、とふと思ったりします。

たいして例を知っているわけではないのですが、アフタヌーン系ですと遠藤浩輝さんの『EDEN』とか、芦奈野ひとしさんの『ヨコハマ買い出し紀行』とか、あるいはちょっと違うかもしれませんがアニメの『エヴァンゲリオン』とか、「世界の終わり」というか、その後の世界、「黄昏の時代」を描いていく作品が目立つような気がしています。

昔はもっと、「科学がもたらす輝かしい未来」が保証されていることが前提の漫画やアニメが多かったと思うのですが、さすがの今の時代にはそぐわない、ということなのかもしれません。


▼きな  2002/11/05(火) 22:07  
「最終兵器彼女』
知らなかったので、検索して とりあえずアニメ化のあらすじだけ読んで。
涙ぐんでしまった私(笑)。せ、切なすぎる〜!

「世界の終わり」というテーマは、けっこう昔からあるものなのかも。
永井豪の『バイオレンスジャック』とか大友克洋の『AKIRA』とか宮崎駿の『風の谷のナウシカ』とか。ただこれらは近未来が舞台だけど、いまでは現実が廃墟。当たり前に「そこ」にある戦場。。。

『エヴァンゲリオン』で「男の子」は、とうとう戦う自分を引き受けられなかったけれど、『最終〜』の「女の子」はいやおうもなく引き受けざるをえないんですね。
その点で彼女は、ナウシカやレッド・星(萩尾望都『スター・レッド』)や『スケバン刑事』のサキや柴田昌弘の・・ああ、度忘れだ、エスパーの女の子の子孫なのかもしれないし。
もっと言えば「自分の中に自分ではどうしようもない異質な自分がいる」という意味では『ポーの一族』の子孫なのかも。
つまりは「かつての少女マンガ」の血を引いているような、そんな気がしました。
・・・いや、読んでもいないのにエラそうで ^^;ごめんなさい。
これ、ぜひ読んでみたいです!!


▼風太 2002/11/05(火) 23:44  
>八方さま
「エヴァンゲリオン」ってすごく話題になって気になってたのに、実は観たことなくてほとんど知らないんです。ものすごく暗いということは聞いてます。

>きなさま
「世界の終わり」今思いつかないけど、たしかにこのテーマ普遍なのかもしれませんね。

「最終兵器彼女」ぜひ読んでみて下さい。


▼あるぷ  2002/11/05(火) 23:50  
SFの中には「終末論SF」と呼ばれる、人類や世界の最期を扱った一連の作品群があります。古い例ですが小松左京『復活の日』や筒井康隆『幻想の未来』など。どちらも科学文明が元で人類が絶滅する話でした。異星人が原因の終末まで含めるならクラーク『地球幼年期の終り』あたりも入れていいのかも。←やっぱり例が古い^^;
宮崎監督は『未来少年コナン』からして文明が滅びた後という設定でしたね。その後、文明に疑問を投げかける方向にどんどん進んでいってしましました。
永井豪なら『デビルマン』の壮絶な最後も忘れ難いです。
あ。『指輪物語』も、いろんな意味で終末、黄昏の物語でもありますね。世界大戦の影響を指摘されることを、作者は嫌ったそうですが。
まあ環境問題や宗教・民族問題がどうにかならない限り、多かれ少なかれ終末的気分が世界を覆うのは止めようがないでしょう。
余談ですがこの頃は「我々は既に核戦争後の世界を生きている」(←言われてみればそのとおりだ…)とか「終わりなき日常を生きるしかないんだ」なんて叫んでる評論家もいますね。


▼スウ  2002/11/06(水) 12:22  
>八方美人男さん
>昔はもっと、「科学がもたらす輝かしい未来」が保証されていることが前提の漫画やアニメが多かった
あ、今は科学の発展が必ずしもプラスだけじゃないというイメージで、科学好きのこどもが減っているという雰囲気らしいですね。
本当は、それをプラスに転じるのも科学のはずなんですが。

ところで「最終兵器彼女」、とりあえずアニメのほうから観たいと思いますがどないでしょうね。ビデオ撮んなきゃ…


▼八方美人男   2002/11/06(水) 20:42  
世紀末という言葉が、20世紀にはありましたね。皆様の書きこみを拝見していて、ふと思い出しました。

漫画では『北斗の拳』が、映画では『マッドマックス』が、見事に世紀末の世界を舞台としていました。「199X年、地球は滅亡した」という出だしではじまるヤツです。

あの時期、よくよく考えればノストラダムスの大予言が流行った時期でもありました。思えば「世界の終わり」というテーマは、「世紀末」というテーマとしてすでにあったのかもしれませんね。特撮ものなんかでも、「ウルトラマンレオ」のはじめの頃が、もろにこの「世紀末」に影響されていましたし<でもリアルで観ていたわけではないです、念のため(笑)。

ノストラダムスの大予言も空振りで、2000年問題もとくに何事もなく過ぎ去ってしまった今の「世界の終わり」というのは、やはり「世紀末」のもつイメージとは微妙に変わってきているのかも。「世紀末」というと、時限爆弾のようなものを感じますけど、「世界の終わり」というと、徐々に侵食されていく、という感じがします。

余談ですが、村上春樹さんの『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』という作品にも、何も変わらない、出ていくことの許されない「閉じた世界」が登場します。この作品も、ある意味切ないですよ。


▼きな   2002/11/06(水) 21:31  
『最終兵器j
大人買いして一気読みしました。
ぼう なびだど はだみずで だびべんなごどに・・・ぢ〜ん!←鼻をかんでいる。

失礼しました〜。「どこと戦争しているのか」とか「なぜ『ちせ』が こうなったのか」という余計なことが一切省かれているところも よかったです。
つっこみドコロは たくさんあるけど、つっこむと自分がひどく意地悪な人間に思えて そうは出来ないところも(笑)
昔の少女マンガ好きとしましては、紡木たくの影響があるように思えて懐かしかったり。
大槻ケンヂの『ステーシー』とともに、ハマっている事を知られるとちょっと恥ずかしいけれど ハマってしまってどうしましょう、な物語でした。

ふと。「最終兵器ミセス」なんてあったら?
「お仕事」の後、何事もなかったように大根を刻んだりしそうでコワイかも。筒井康隆の『如菩薩団』未来版みたいになりそうな気がします(苦笑)


▼テハヌー  2002/11/06(水) 22:13  
>最終兵器彼女
(なんでもいいけど「ことえり」だと「最終平気彼女」と変換されてしまった…緊張感もなにもあったもんじゃない(笑)。
「いいひと」は持ってないんですが高橋しんはこれだけ持ってます。ものすごくおっきな話をただ二人の関係の中に納めてしまった不思議な話と思います。つっこみ箇所は確かに一杯だけど確信犯的に描いてあるから「ま、いっか」って感じになっちゃいますよね。
 
>「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
…大好きなんです。(八方美人男さま、私の前で村上春樹の話を振ると「猫にまたたび状態」になってしまうんですよ〜)最近の話題から私も思わず連想していました。偶然ですが今「ワールズ・エンド(世界の果て)」というポール・セローの短編集を読んでます。実はこれ地名なんですけどやはり題名から感じる印象をそこはかと持つ短編集です。それにしてもスウさまが書いてらしたけど、尾崎豊がそんな本を持って拘置所に入っていたとは全然知りませんでした。そうだったのか、と驚きました。深い意味があるよな、ないよな…。


▼くら  2002/11/06(水) 22:38  
世界の終わりというテーマは、昔から普遍的なものでしたが、ここまで「君と僕」しかいない世界というのは、「世界の終わり」モノの中でもちょっと極めちゃっているなーという感がありました(笑)
批評家の東浩紀が著作の中で、「現代の若者は、自分の身近な世界(恋愛)と『世界の果て』とがくっついてしまい、その中間(社会、国)がないという指摘をしていましたが、先日『最彼』を取り上げた「BSマンガ夜話」というTV番組で、同じことが指摘されていました。個人的にはこの図式(自分/世界の果て)は面白いなぁと思っています。


▼風太  2002/11/06(水) 23:11  
>あるぷさま
SFには終末の設定がほんとに多いですね。思いだせば「百億の昼と千億の夜」も「マージナル」も、途中で読まなくなった「X」もそうでした。そうか「指輪物語」も神々やエルフの時代の終わりですね。

>スウさま
『最終兵器彼女』きなさまに続いてぜひどうぞ!


▼樽井  2002/11/07(木) 03:56  
こんばんは〜、樽井です。
みなさん、『最終兵器彼女』読まれてるんですね。ここまで浸透しているとはちょっと意外でした^^
でも、まぁ、アニメ化もされたし、注目度はけっこう高かったのかな?

僕がつい最近読んだ『キノの旅』というライトノベルの小説もアニメ化されるようだし、いいのはちゃんと映像化されるようになっているのかな?


▼風太 2002/11/07(木) 09:10  
>樽井さま
娘のサークルで話題になっていたようです。
『キノの旅』もアニメ化ですか?軽く読めるんですが、けっこうこわい話ですね。貸してくれてる友人と最近会ってないので最新刊はまだ読んでません。


▼ぐーまま  2002/11/07(木) 22:23  
『最終兵器彼女』で盛りあがってましたね・・。
一冊だけ読んだことがあります・・・なんじゃこれは・・・状態でやめちゃったんですがそうですか・・こんど、まとめて読んでみます・・
私にとってアフタヌーンのSFといえば「寄生獣」とか「犬神」・・・これで涙涙です・・(^◇^;)
今日、星野之宣の「ブルーシティー」と言うマンガを読みました。これもある意味終末設定・・・SFは多いですね。


▼風太  2002/11/08(金) 06:19  
>ぐーままさま
あの展開、そう叫びたくなるのも無理ありませんね。最初の印象が見事に裏切られて「??…!」でしたからね。
「寄生獣」評判になってましたね。まだ読んでないんです。

漫画といえば吉田秋生の「ラバーズ・キス」が映画化されるそうです。すごく好きな作品なので、楽しみよりもイメージがこわれるのが心配です。


▼ぐーまま  2002/11/09(土) 12:21  
いつも話の腰を折るような話題で申し訳ないです・・・・

「ヒカルの碁」読みました。
面白いです♪ d(⌒o⌒)b♪
「ワンピース」はダメだったんですがこれは久し振りにイッキ読みしちゃいました・・・ V(^0^)


▼風太  2002/11/10(日) 18:50  
>ぐーままさま
『ヒカルの碁』面白いらしいですね♪読みたいんですがはづきが買ってこないので…*
ぐーままさま、碁はなさいますか?私は将棋はこどものころ兄弟と遊んだのですが、碁はやったことないんです。
でも『ワンピース』ダメですか?これもおもしろいと評判なのですが。


▼八方美人男  2002/11/10(日) 20:50  
『ヒカルの碁』――あの漫画に影響されてじっさいに碁をはじめる子どもが増えた、という話をどこかで聞いた覚えがあります。
私はぜんぜん・・・。将棋は「将棋崩し」とか「まわり将棋」、百人一首だって「坊主めくり」とかばかりやってた記憶が(笑)。


▼樽井  2002/11/11(月) 02:33  
おとといに『八雲立つ』の漫画最終巻を読みました。しかし、、、予想だにしないオチにびっくりしました。
うーん、将来がこまりそうなオチでした。


▼風太  2002/11/11(月) 07:22  
>樽井さま
『八雲立つ』ラストは気にいりません。あれではあの子の将来はどうなるのですか。寧子には絶対に知らせられませんね。せめて『スターレッド』くらいにしてくれたら、と思います。


▼テハヌー  2002/11/12(火) 23:42  
「八雲立つ」最終巻、読みました〜。
確かにちょっと強引な気もしますね。あれは。私も「スターレッド」のラストのが好きです(切ないけど、そこがまた。くー。)。記憶まで戻っちゃうのがなあ。うーむ。
 
漫画といえばこないだ図書館で藤子・F・不二雄さんの「SF短編漫画集」を借りてきたんですが、こんなに面白いとは思わなかった〜という全く失礼な感想を持ってしまいました。それにお話が温かいんです。藤子さんの優しい人柄が現れているんでしょうね。また中にはあれ、これ読んだことあるような…と思って初出を見ると私が小4の頃の「小学4年生」に載ったものだったりして、思わず懐かしさにむせんでしまったりしております。


▼風太  2002/11/16(土) 11:06  
>テハヌーさま
ねえ、『八雲立つ』あれは強引過ぎますよね。
藤子・F・不二雄さんの作品はほんとにあったかいです。私も小学生のとき読んでました。当時はまだお二人で描いていました。中学生のころ兄の雑誌で「夢魔子」(だったような)という漫画を読んで、なんだか雰囲気が違うのに驚きました。今思うとあれは藤子・Aさんの作品だったような気がします。


▼風太  2002/11/17(日) 22:38  
『ジェニーの肖像』少女たちの憧れをかきたてる設定で、少女漫画ではよく使われるようです。ほぼ忠実な水野英子の『セシリア』ちょっとひねって逆の設定になっている萩尾望都の『マリーン』など、私の大好きな漫画の生みの親ですね。


▼テハヌー  2002/11/18(月) 14:00  
過去ログの少女漫画編、懐かしい!ですね〜。でもおばさんさまだけじゃなく、くろねこやさまにも連絡がつかないのですか…。本当に復活が待ち遠しいです。ところで「ジェニーの肖像」私も好きです。文庫本で持ってますよ。観たことは無いですが確か映画にもなっているんでしたか?萩尾さんの「マリーン」は知ってましたけど水野さんの「セシリア」は知らなかったです。でもあの設定は他にもどこかで読んだ気がします。ただ思い出せないのがちょっと悔しいのですが(^^')。


▼やまもも  2002/11/18(月) 23:19  
風太さん、こんばんは、やまももです。

過去ログの「絵本」のところに私の拙いコメントも転載して下さり、誠にありがとうございました。その過去ログの「漫画」も拝見いたしましたが、残念ながら話題の中心が少女漫画ということもあり、全く知らない作品ばかりでした。私も漫画は幼い頃から親しんできた人間なんですが、しかし自分の間口の狭さや偏りをあらためて痛感させられました。そんな私ですが、みなさまの漫画についての語らいに刺激を受けましたので、大好きな西岸良平の「夕焼けの詩」シリーズ(小学館から出版)をちょっと紹介させてもらいますね。

西岸良平は私と同じ団塊の世代で、彼の作品「夕焼けの詩」にはそんな団塊の世代が子ども時代を過ごした昭和30年代の懐かしい生活が描かれています。しかし、夕日町3丁目の鈴木さん一家とその近所に住む人々の織り成す慎ましやかで心優しい人間ドラマは、きっと世代を超えて読者の心にしみじみと伝わってくるものがあると思います。
 
例えば、このシリーズの第18巻の巻頭作品「一枚の写真」もしみじみとしたいい話です。夕日町3丁目の高木寫真館はこの町のただ一軒の写真屋さんですが、そこのおムコさんは近所の評判がとてもいいのです。なぜなら、彼は写真を写しに来る人の心を和ませ自信を持たせ、撮った写真には修正に修正を加え、みんな美男美女にしてしまうからです。そんな彼ですから、カメラ雑誌に投稿しても、「技術は良いが、どれも見合い写真のようで、きれいすぎて面白くないのが欠点だ」と批評されてしまいます。でも、彼は言うんです。「大勢の人が感動する、芸術写真ばかりが必要なんじゃないんだ」「七五三、成人式、お見合い結婚……、誰にでもあるような平凡な人生の一コマ。そういう一瞬を、出来るだけきれいに撮ってあげるのが、写真館の仕事なんだなあ……」。


▼風太  2002/11/19(火) 02:21  
>テハヌーさま
『ジェニーの肖像』映画にもなってたらしいですね。あの設定はたしかによく使われるようです。『マリーン』は原作が他の人なのですが、『ジェニーの肖像』をヒントにしたことは間違いないと思います。
『セシリア』は私が小学生の時の作品なので、ご存じないのも当然です。名前のほかはほとんど『ジェニー〜』と同じでした。

>やまももさん
「絵本」に続いて「漫画」にも感想をお寄せくださり、ありがとうございます。
西岸良平の「夕焼けの詩」ってビッグコミックに連載されている漫画ですね。
私もこの漫画大好きで弟のところに行って漫画雑誌を読むときは、いつも目を通しています。
あの作品を読むと子供時代のことを思い出して、昭和30年代の雰囲気に懐かしく浸っています。


▼きな  2002/11/19(火) 23:26  
>『セシリア』
懐かしい〜。私がこの年齢になってもマンガが好きで、たぶんこれからも読み続けていくだろう その大元はこのマンガなのかもしれません。リアルタイムではないけど『セシリア』があって楳図かずおショックがあって、そして萩尾望都・大島弓子と出会う。呪われた世代なんです(笑)
ちなみに、この『ジェニーの肖像』のマンガ化といえば、石森(石ノ森)章太郎の『きのうはもう来ない だが明日もまた』もそうでしたね。
あとマンガではないけれど、似たタイプの話としてジャック・フィニイの『愛の手紙』も。ブラッドベリにも同じタイプの作品があった記憶がありますし、『トムは真夜中の庭で』も一脈通じるものがあるかも・・・。どれも大好きです。

>西岸良平さん
やまももさま(こんにちは!)の書き込みで思い出しました。この方の奥様で、80年代に活躍していた絵本作家の木村泰子さんを、とても好きでした。『へんなこが来た』とか『夜のかいぶつ』とか。『へんなこ〜』は英訳もされていましたが、「へんなこ」が「sea monster」でがっかりした記憶が。いまはもう、あまり描かれていらっしゃらないようなのが 残念です。西岸さんの絵の、ぷっくりしもぶくれの顔を見ると、彼女を思い出します。
大切に取っておいた絵本は、いま姪っ子の元に。繰り返し読まれてぼろぼろなのが嬉しいです。
自然に汚れるのって、絵本の勲章ですよね?


▼風太  2002/11/20(水) 02:21  
>きなさま
「漫画ログ」
どうぞ今からでも怒涛のように書き込んでくださいませ(笑)きなさまとお話するようになったのも、yuiさまのところの「夢の碑」の話がきっかけでしたよね。よろしかったらメールでも。過去ログにいつでも追加します。
私の場合「セシリア」、楳図かずおショック、そのあと西谷祥子ショックがきて、萩尾望都ショックと続いたのが、運のつきでした。私もこれから死ぬまで読みつづけると思います。

木村泰子さんって西岸良平さんの奥さんなんですか?この方は名前しか記憶にないんです。絵を見たら思い出すかもしれません。西岸さんのしもぶくれの絵は、みているだけで懐かしさがこみあげてきます。


▼やまもも  2002/11/21(木) 20:42
風太さん、きなさん、西岸良平の『夕焼けの歌』についての拙文にコメントを下さり、ありがとうございました。

風太さんも『夕焼けの歌』のファンだったんですね。「あの作品を読むと子供時代のことを思い出して、昭和30年代の雰囲気に懐かしく浸っています」と書いておられますが、この作品には夕焼けの向こうに置き忘れてきた子ども時代の思い出がいっぱい詰まっていますね。

きなさん、西岸良平の奥さんが「80年代に活躍していた絵本作家の木村泰子さん」ということを教えて下さり感謝いたします。「西岸さんの絵の、ぷっくりしもぶくれの顔を見ると、彼女を思い出します」と書いておられますが、夕日町3丁目の鈴木一平くんのお母さんのような優しい顔をしておられるのかな。

大人になってから愛読したのが西岸良平の漫画ですが、私が子どもの頃は手塚治虫の漫画が大好きでした。手塚治虫の漫画を借りるためなら野越え山越えどこへでも行ったものです。彼は1989年に亡くなっていますが、私のような大ファンの気持ちを一番よく表してくれているのが矢口高雄の『ボクの手塚治虫』(毎日新聞社)です。

貧しい農家に生まれた矢口少年が初めて出合った手塚漫画は『流線型事件』でした。表紙を見たとたん、その立体的で迫力のある絵は、「まるで自動車と正面衝突したようなショック」を与えたそうです。この作品の絵の新鮮さ、都会的でスマートなキャラクター、実に科学的な内容、クライマックスのカーレスのシーンでは、車が「画面の奥からおらをめがけて飛び出してくるっ!!」と感じたそうです。

矢口少年は、友人の家の遊びに行ったとき、便所に便所紙がわりに置いてあった『ジャングル大帝』をもむさぼり読みましたが、それが連載されている『漫画少年』を毎月買うお金などありませんでした。でも、どうしても読みたい、なんとしても続きを読みたい。そこで彼は杉の樹皮を山の伐採現場から背負って運び出すアルバイトを始めます。一把5、6キロの重さ、それを2把背負いながら片道2.3キロの山の急勾配を膝をきしませて下りるという重労働を続け、そうしてやっと『漫画少年』を買うお金を得たのでした。こんな思いをして手に入れた『漫画少年』を夢中で読んでいるとき、彼は最高に幸せな時間を自分の力で手に入れることができたのだと思います。

矢口高雄は『ボクの手塚治虫』の最後を、「ありがとう手塚先生・・・・・」「安らかにお眠りください」と結んでいますが、それはまた全国の手塚ファンの気持ちでもありました。


▼あるぷ  2002/11/22(金) 01:18  
>きなさま
『ジェニーの肖像』読みそびれてますが、なんとなくイメージが湧いてきました。
男性が時を行き来する話といえば『時をかける少女』がそうかも。おっと、でも出会いは一回限りですね。SFでは、いろいろあったような気がします。
ところで「サヨコ」といえば、山口小夜子以外ではやはり『紅い花』のキクチサヨコを思い出します。

西岸良平、懐かしいですね。昔月刊誌で時々読んでいました。手塚治虫にふれているととめどもなくなるのでまた次回(笑)


▼風太  2002/11/22(金) 02:05  
>木村泰子さんの絵本
図書館で借りてきました。「へんなこ」は所蔵してなかったのですが「おくれてきたサンタさん」と「たからのちずみつけた」がありました。絵を見て納得。西岸さんの絵に似てますね。

>やまももさん
今度もまた手塚漫画と矢口少年の素晴らしいエピソードをありがとうございます。
それにしても矢口少年の熱い思いは、遠い日の自分にも重なり、本当に胸に迫ってきます。それほど夢中で何かを追いかけ、自分の力で得たという経験そのものが、素晴らしい宝物だと思います。


▼きな  2002/11/22(金) 18:36
>やまももさま
あ!すみません。言葉が足りませんでした。
風太さまがおっしゃるように、西岸さんと木村さんの描く絵って似ているんです という意味でした。
木村さんご本人は写真で拝見しただけですが、小柄な方なのでは?という印象の・・・麦藁帽子が似合いそうな少女のような女性でした。

>サヨコ
あるぷさま、きっとキクチサヨコとおっしゃるだろうと思っていました。私は見たことがないのですが、「夢の島少女」のヒロインもサヨコなのですって?私は サヨコというと、『吉祥天女』(吉田秋生)の叶小夜子が浮かびます。


▼風太  2002/11/23(土) 09:13  
>サヨコ
「吉祥天女」は私が吉田秋生に出会った最初の作品で、最初てっきり作者は「あきお」という男性だと思っていました。「あきみ」と読んで女性だということは、かなり後で知りました。


▼やまもも  2002/11/24(日) 22:02  
あるぷさん、風太さん、きなさん、こんばんは、やまももです。

あるぷさんも西岸良平の作品は読んでおられたんですね。また、「手塚治虫にふれているととめどもなくなるのでまた次回(笑)」と書いておられますが、いつかお暇なときにぜひ「とめどもなく」大いに語っていただきたいものです。「次回」を楽しみにお待ちしております。

風太さん、拙文「手塚漫画と矢口少年」にお返事を下さり、「矢口少年の熱い思いは、遠い日の自分にも重なり、本当に胸に 迫ってきます。それほど夢中で何かを追いかけ、自分の力で得たという経験そのものが、素晴らしい宝物だと思います」とのコメントをいただき、心から感謝いたします。このようなとっても素敵な共感のコメントをいただけると本当に嬉しいです。しかし、大事なもの、愛しいものに対する共感の重なりはどうしてこんなに嬉しいんでしょうかね、不思議ですね。

きなさん、わざわざ「風太さまがおっしゃるように、西岸さんと木村さんの描く絵って似ているんです という意味でした」とのご説明のコメントをいただき感謝いたします。木村泰子の絵は残念ながら見たことがないのですが、いつか実際に入手して見てみたいものです。


▼あるぷ  2002/11/25(月) 00:05  
やまももさん、こんばんは。
私が西岸良平を知ったのは、今はない少々マニアックなSFマンガ誌「月刊スーパーアクション」誌上でした。お目当ては諸星大二郎や花輪和一(わ!こんなところで出していい名前か?)でしたが、そこに西岸さんの連作短編が掲載されていました。タイトルは失念しましたが、やはり昭和30年代?頃のお話で、私は「新鮮な懐かしさ」さを感じ好感を持ちました。掲載紙の性格もあってか、SF、ファンタジー的趣向もこらされていたように思います。

ところで手塚治虫についてですが、私の「次回」はあてにならないというのは定評あるところなので、あまり期待しないでお待ち下さいまし(苦笑)

最近とみに生活が不規則で、ネットに書きこめる時間も減る一方ですので…

やまももさんや矢口高雄氏が、子供の頃に大変な努力をされて手塚漫画を買われたエピソード、ややうらやましく思いつつ拝読しました。私は本に関しては幸か不幸か飽食の世代です。読みたい本はたいてい図書館にあったし、親の策略でかなり早い時期に活字の面白さに目覚めてからは、あまり漫画を読みたくなくなってしまいましたので。(その代わり大学生になって反動がきましたが 笑)そんな中で最も楽しかったのは、誕生日や何かの機会に1冊づつ買ってもらった「アーサー・ランサム全集」全12巻でした。あれほど夢中になって読んだ本は、他にあまりりません。子供の頃に何かに夢中になって追いかけるという体験は、本当に大人になってからいろんなことの基本になりますね。そういう体験がかなり不足ぎみの私は、結局職業上でも苦労する結果になり、子供時代の大切さを今更ながら痛感しております。

やまももさんにつられて、つい長くなってしまいました(笑)



* はづきがてのひらを返すには、2003年3月を待たねばならない(はづき日誌参照)。


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