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お泊りオフ会レポート
主催者:バーバままさん 参加者:八方美人男さん・くらさん・風太・はづき
写真と文・はづき

今回のお泊りオフ会レポートは発起者&立役者であるバーバままさん(ふかぶかと礼)のサイトでもご覧になれます。そちらが正典です。で、こちらはほとんど人を撮っていない写真を中心にした外典となります。詳細を知りたいかたは迷わず「昼下がりのバーバ」へどうぞ。

第一日:2004年10月23日(土)

東京駅から新幹線で浜松駅へ。そこから在来線に乗り換えて、弁天島駅に到着。

天気は上々で気分もさわやか。この写真は空だけ撮るつもりだったので、街燈のはいりこみ具合がとても微妙です。どうせなら街燈までいれて撮るんだった。

おひるごはんまでの時間つぶしに海辺でぶらぶら。

みんなを撮った記念写真は八方美人男さんとくらさんのデジカメに。はづきは基本的に人でも物でも撮りまくるわりに、自分のカメラに自分のすがたをおさめるのは恐怖なのでスルー。

そしてこちらが弁天島の鳥居。赤が映えていましたが、どうもこっち方向を撮った写真は陽の位置が問題なのか、うすぐもりな色合い。

おなじ位置から右手へ顔をむければ、この青空。

海だって空だって、より「広い」場所はいくらでもみてきたはずなのですが、ここはかつてないほど「ひらけている」と感じました。

すっぱりと、すこんとぬけている景色には、たとえ人のなかにいてもなにか根源的な人恋しさをすうすう感じます。

海彦か山彦か、というような話がでていました。山彦な自分は、山彦であるから海につくと心もとない感覚を味わうのか、もともと海が心もとない気分にさせるから山彦なのか。山だって恐ろしいし、時に非情であるかもしれませんが、海はもっとつきはなして、無情であるように思うのです。



左の不安をそそる画面のかしぎかたは、ファインダーのぞかずに撮ったせいかと。
人間が写っていませんけど、この場は家族連れが子どもをはだしで遊ばせていたり、釣りの人が竿を垂れていたり、のどかなふんいきでございましたよ。



てんてんと植わっている椰子の木には「どこの南国か?」とみんなで反応してしまいました。ブランコはいいかげん錆びておるので、子どもが乗って遊ぶというよりは海辺の演出に役立っているもよう。またこうゆうものをすぐ撮りたがる人がいますからね(自分とか)。

それではそろそろ移動です。待望のうな丼! 天然うなぎ! 心ときめかせて乗りこんだ車内では、おや?

キルビルサントラが流れていますよ
オウド・トゥ・オーレン・イシイだ!

ユーハヴアミニットゥプレイ!
セカンドトゥダァ
(いまだここしか歌詞をおぼえていられない)

石井の姐さんの半生を噛みしめながら一路、うなぎ。この付近はちいさな島と島がそれぞれ橋でつながっていて、とてもおもしろい風景でした。そして天然うなぎの記憶は、オフ会メンバーの視覚・触覚・味覚にのみ留まることになったのでございます。

いや写真撮るの忘れただけなんですが。でもわざわざ撮るのもいじましいし、ね。ああ肝吸い。

ひきつづきバーバままさんの運転で(道中ずっと運転していただきました、ありがとうございます)、浜名湖パルパルへ。パルパルとはなにか。色彩がパルパルだ(浜名湖パルパル公式ページ)。

おどろくなかれ、このパルパルのキャラクター(パレオとかパーラとか)デザインは、やなせたかしだ。そして浜名湖キティはうなぎの着ぐるみ着用なのね。パルパルしてる遊園地はスルーで、ロープウェイで展望台へあがります。秒速5Mってけっこう速いな。

階段に「展望台」の矢印があったので、1階昇ればすぐだと思ってぶいぶいとばしていったら、なんか3階分くらい昇らなきゃつかなかった…八方さんに指摘されてしまいましたが「高いところから下をのぞきこむのが好き」なはづきは意地で駆け足のまま昇りとおしましたが、「やっぱりいちばん若いからねー」といいあっていたバーバままさんと風太の声を背中に、ひそかにぜいぜい死にそうだったのはここだけの秘密で。

んで展望台にはこういうものがありました。

そういえばここにはオルゴール美術館もあるのですが、オルゴールではなく自動演奏カリヨン。残念ながら時間が合わず演奏はきけませんでしたが、せめて写真を。五線譜デザインがすてき。

カリヨンとはグロッケンシュピールのことです。

残念ながら天の裾はくもりぎみで、富士山は見えませんでした。ところでこの写真の方向じゃあ富士山は永遠に見えません。

浜名湖を走るモーターボートをものすごい遠近感の狂いで「水鳥か」と口走ったこともここだけの秘密で。

スピードがもっとでていたらまちがいっこなかったよ!

くらさんの「友人と火サス写真撮影」の話をききながら、非火サス風な記念写真もパチリとしましたが、あいかわらず自分のデジカメでは撮らず。

階下の喫茶店「自鳴琴(=オルゴール)」でコーヒー(八方さん甘味は見送り)。 あからさまに製氷機あがりの氷を、なぜだか風太が誉める。すべてがすばらしく見えるオフ会マジック。

休憩のあとは、うえからも見えた浜名湖遊覧船に乗りにいきます。の、まえにパルパル土産物屋で八方美人男さん、「うなぎアイス」を購入。高い。なぜならこれは、真にうなぎを使用しているアイスだからだ。お好みでどうぞ、と山椒までおいてあるうなぎ蒲焼へのこだわりっぷり。なぜそこまでうなぎをアイスにしたがるのか! パイでじゅうぶんじゃないか!

はづきはけっこう、こういうものが食べられるほうです。が、ほうだった、と過去形にせねばなりません。これは……だめでした。うなぎアイスはだめでした……みごとにタレの味がしたよ…いっそ山椒をかけて徹底的にうなぎ蒲焼を再現すれば、まだ食べられたかもしれませんが。

浜名湖遊覧、60分コース船上より。さすがに「タイタニック」はやりませんでしたが、同乗していたおじさんグループがやっていたので、なにか果たされた気分に。

行きはびょうびょう風に吹かれまくり、帰りは船のなかでまったり。のんびり。むしろ忍びよる睡魔。

そして今夜の宿泊所へ。

ついた場所は、たいへん居心地がよさそうで、うれしくなりました。そこではづきはぶーんと走り回った…らしい。バーバままさんのオフレポを読んで愕然となる。何歳ですかわたしは

そしてこれよりさきは写真がございません。ばんごはんを待つあいだ、夕暮れから夜への時間帯にした散歩では、撮っておきたいと思う情景がいくつもありました。しかしそれはこの目でみて、感じて、思い出のなかに焼きつけておくだけに…じゃなくて、カメラを持ってでなかっただけでございます。現実問題、性能からして夜がきれいに写るとも思えないしなあ。

散歩のあとは、管理人のおばさまがお茶を淹れてくださって、またまったり。ここで『谷川俊太郎の33の質問』を、『続〜』とともにくらさんにおかりいたしました。話題は33のこと以外でもいろいろ。八方美人男さんの説明で、乾くるみ『イニシエーション・ラブ』が読みたくなりました。ラスト2行でって…うううう気になるなあ。ラスト2行といえば、『夏と冬の奏鳴曲』の第八章([8月12日)ラスト2行がいままででいちばん衝撃的でした。もう5年くらいまえですが。

昼にひきつづいて大満足な夜の食事のあとは、おたのしみタイムです。でででは、まずは前座にわれら母娘がぞっこんのキルビル2特典映像、「熱狂のマリアッチ」を!! と、そのまえに「ビル幻の必殺ファイト」も上映。ここでの見所はあれです、ベアトリクスのファッションです。かわいいvv フェミニンvv デートだもんvv そして星飛雄馬の姉のような見守りポーズです。

で、マリアッチ。エレンディール! エレンディール!!(まちがい) でもみなさんvol.2自体の評価もあれなのに(そして八方さんはどちらも観ていないのに)、こんなん観せられてひいてしまったらどうしよう…という不安もややあったのですが、好意的にうけとめてくださってありがとうございます。ええもう、アレックスさん(Vo)の目交ぜがかわいいんですのよ。

そしてこちらが真打でしょう、八方美人男さん持参の「ICO」。

宮部みゆきのノベライズも横目でとおりすぎていましたし、ゲームに興味はなかったのですが「カメラワークが非常に映画的だし、ノベライズしてみたいという気持ちもわかるんです」ということばにどれどれと、プレイを鑑賞。すこしだけコントローラーも握らせてもらいました(バイオハザードの主人公をまっすぐ歩かせることすらできなかった不器用さが、ここでもでました)。そして八方美人男さんが話の要になるシーンをちょこちょこセーブから呼びだしてはみせてくださって、そしてラストまで! はじめはイコが飛びあがったりよじのぼったりするたび声をかけていたんですが、しだいに息をつめて魅入ってしまい     なるほど、鳥肌ものです。くらさんも「宮部の気持ちがわかった」とおっしゃってました。うわあ。これはほんとに、すごく物語心をくすぐるゲームです…さまざまな人の、それぞれの「ICO」が書けそうだ。

小説を読んでみることにしました(やっぱりゲーム自体には手がのびません。やってるところをみるのは好きです)。「ICO」をクリアしたところで、就寝。女性陣は和室で4人、八方さんは洋室に、それぞれわかれておやすみです。そのときになってはじめて地震の規模と被害のすごさを知り、携帯電話がつかえなくなっていることにもおどろきつつ、ふとんにもぐりこみました。

で。

はづきは眠るまでにわりとごろごろごろごろ動くほうなのですが、それなのに。みなさん、えらい静かなんですけど…! 寝息すらきこえないんですけど……!! 静寂のなか身じろぎするとやたらうるさい…しかしどうしてもごろごろごろごろ動いてしまうはづき。しかも風にふかれまくったせいか、鼻がつまってふごふごふご。

2時ごろまで寝たり起きたりうとうとしていましたが、あとは5時ごろ風太がいちど起きた音で目がさめただけで、8時までぐっすりでした。



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