| 2006/5/1 |
| 『王への手紙 上下』 トンケ・ドラフト(西村由美訳) 岩波少年文庫 2005年 |
| おもしろかった。手紙を届けるというただそれだけの話だが、その道程を丁寧に描きなかなか読ませる。 |
| 映画 | 2006/5/5 |
| 「サンセット大通り」 ビリー・ワイルダー監督(DVD) 1950年 |
| 主演グロリア・スワンソンの演技が凄かった。 |
| 2006/5/6 |
| 『つくも神』 伊藤遊 ポプラ社 2004年 |
| 前作『ユウキ』があまりおもしろくなかったので、敬遠していたが、これはおもしろかった。 |
| 2006/5/7 |
| 『海の休暇』 キャサリン・ストール(新谷行訳) 学研 1980年 |
| 『マリアンヌの夢』の続編だが、だいぶ趣が違う。15歳になったマリアンヌの青春物語。叢書名が「ジュニア世界の文学」というように児童書というよりジュニア小説。以前のマリアンヌを予想していたらちょっと拍子抜け。でもあの話はあの年齢だったから起こったことで、思春期を迎えたマリアンヌの少女らしさがよく出ていて、これはこれでおもしろかった。本の装丁は素敵。 |
| 映画 | 2006/5/7 |
| 「ブラザーズ・グリム」 テリー・ギリアム監督(DVD) 2005年 |
| お話としてはくだらないけど、主役ふたりの掛け合いがけっこう笑え、そこそこ楽しめた。今まで「ブサカワ」だと思っていたマット・デイモンだが、いつもの弟キャラではなくここでは兄を演じていて意外とかっこよかった。モニカ・ベルッチはやはり美しい。ヴァンサンといつまでも仲良くしていてください。 |
| 2006/5/15 |
| 『ナラタージュ』 島本理生 角川書店 2005年 |
| 恋愛小説、なんだよねえ。でもなんだかなあ。どうもピンとこなかった。『リトル・バイ・リトル』や『生まれる森』のほうがよかった。 |
| 2006/5/19 |
| 『ロンドン』上下 エドワード・ラザファード(鈴木主税 桃井縁美子訳) 集英社 2001年 |
| ロンドンの町を舞台にしたいくつかの家族の2000年にわたる物語。イギリスの歴史のおさらいができる。歴史ものや群像劇は好きなのでとても楽しかった。 |
| 2006/5/28 |
| 『故郷の岩屋』中 下 ジーン・アウル(白石朗訳) 集英社 2006年 |
| ちょっと今までと終わり方が違う。第1部から第4部までは、一応話の区切りがついていた。エイラに反感持つ人も、最後にはエイラを受け入れていた。ところがこの第5部では、エイラやジョンダラーに反感持つ人が複数おり、その人々との和解はまだなされていない。まあもともと今までが上手く行き過ぎていたということもあるが、たぶんゼランドニー族が今までの一族と比べ大人数だということも関係しているのだろう。
そりゃたくさん人がいればいろんな奴がいるのは当たり前で、この反応のほうが正常なのかもしれない。あきらかに逆恨みなのだけれど、こんな何でもできる美男美女がいたら傍の人間はちょっと嫌になるかも。しかしジョンダラーとやっと結婚できたのに、エイラの平安な日々はまだ先のようだ。 この物語第1部だけは持っていたいと思う。文庫にならないかな。 |
| 2006/5/29 |
| 『ダ・ヴィンチ・コード』上下 ダン・ブラウン(越前敏弥訳) 角川書店 2004年 |
| 何とまあ軽いこと。それなりに楽しんだけど、これそんな評判になるほどの内容か?薀蓄部分はおもしろかったけど、それだけかなあ。 どうにもこうにも、なんでこれがこんな評判になったのかわからない。話があちこち飛んでめまぐるしく、それが緊張感を高めるどころかうっとうしい。思わせぶりにひっぱておきながら、結局はこれ?と拍子抜けした。もっと重厚な読み物を期待していたのにがっかり。かえって映画でダイジェストにして見せてくれたほうがすっきりするんじゃないかと思う。久しぶりに親子でケナシまくった作品。 読みながら映画のキャストの顔が思い浮かんだが、イアン・マッケランはよく合ってたと思う。原作でも登場人物の中では彼が一番よかった。そのほかではシラスとアリンガローサの二人がなんか気の毒で印象に残った。 |