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ロード・オブ・ザ・リング

映画館だけでなく、DVDを買って何回も観た。これだけ何回も観た映画は初めてだった。そのせいで感想があちこちに飛んでいるので、ここにひとつにまとめた。

旅の仲間
○2002/3/19
ひとこと「素晴らしかった」といえないところがつらい。どうしても「本のほうがいい」と思ってしまう。でも映画をまるっきりの別ものと考えれば、それはもうよく出来ていたと思う。 アラゴルンかっこいいし、ホビットたちはかわいいし、アルウェンはくやしいけれどきれいだった。ガラドリエルから貰ったはずのエルフの石は、映画ではアルウェンからのペンダントになっている。 細かな改変は仕方ないとはいえ、本来原作ではほとんど出番がないはずのアルウェンがおおいに出張っている。アラゴルンとのラブシーンまである。しょうがないよ、映画でヒーローにお姫様との恋物語はつきものさ、と自分をなぐさめる。 うまくはしょっているし、最初の指輪の由来など、うまく映像で説明してあり感心した。くどいなと思ったアイゼンガルドの描写も、次のエントたちとの話の伏線になると考えれば、納得がいく。 そして主人公はやっぱりフロド。かわいくっていじらしい。彼の苛酷な運命を思うと涙が出てくる。第1部でこれなら第2部からはどうなるのだ。もう撮影済みならとっととみせてくれんかね。

☆映画館での鑑賞はこのときはこれ1回きりだったが、DVDでは何回も観た。最初はCE版を買ったのだが、友人が後から発売されたSEE版を買い、その素晴らしさに結局そちらも買ってしまった。

○2004/7/1
東武東上線若葉駅前にオープンしたシネプレックスわかばのオープン記念企画。
東劇では観なかったので大画面でのSEE版は初めて。やっぱり大画面はいい。映像もきれい、音響もいい。最初音が大きすぎるかと思ったが気にならなくなった。ガンダルフがアイゼンガルドの塔の上で、ラダガストが送った (と思われる使者の)蛾に向かってしゃべってる声が、はじめてまともに聞こえた。アラゴルンはやっぱり格好よかった。

○2005/2/21
東劇でのSEE上映。「二つの塔」との連続上映なので、気合入れて行ってきた。久しぶりの馳夫さんに、そのあまりの格好よさに胸がときめきっぱなし。
そして思った。一番感動するのが「王の帰還」、一番映画としての出来がいいのが「二つの塔」、でも一番好きなのはこの「旅の仲間」だなあ。 あのホビット庄の平和なたたずまいを見るだけで泣けてくる。すべてはここからはじまったのだ。



二つの塔
○2003/3/10
至福の時間。ああうっとり。3時間が短く感じられました。
かなり脚色してあってアラゴルンも大変な目に…でも出番が多かったので嬉しい。 今回主役は馳夫さんでしょう。あの「ドア、バーン」は予告編のときは「王の帰還!?」と思いましたが、あそこで使ったのか。でも死ぬほど格好よかった! ハルディアが出てきたり、ファラミアが原作と違う動きをしたり、いろいろ違う部分もあったけどとてもうまく脚色してあり、映画としての出来はかなりいい。 レゴラスの格好よさを再認識しました。特にあの馬の乗り方。思わず声に出して「かっこいい!」と叫んでしまいました。 そしてなんといってもサム!ああサム、なんていい奴なんだ。最後なんてサムの言葉に涙してしまった。

○2003/3/15
オフ会でみんなで鑑賞。わたしはもともと字幕派だけど、吹替えも画面に集中できるよさがあると思う。声の違和感というものは心配したほどなかった。それより映画の後のおしゃべりが盛り上がって楽しかった。 映画にかぎらず本でも、好きなものに関してはひとりよりも大勢のほうがテンションも高くなり、派手に盛り上がれる。特に映画だとイメージがしやすいので、本よりもっと盛り上がれる気がします。とにかく楽しかった。

○2003/9/28
DVDのCE版を鑑賞。期待して観たけど、映画館での感動には及ばなかった。あんなに格好いいと思ったアラゴルンの帰還も、レゴラスの馬乗りもあっけなかった。大画面でないと映えないのかなあ。

○2003/10/8
最初に観た時は画面が小さいせいか、また期待が大きかったせいか、映画館で見た時より感動が少なかった。 でも特典映像を観るともう一度本編を観たくなった。4枚組に追加されている映像の紹介があり、エント水を飲んでピピンの背が伸びるところや、ボロミアの登場シーンも…!SEE版が楽しみ。

○2003/12/4
DVDのSEE版を鑑賞。期待以上の内容。追加映像に狂喜乱舞。「旅の仲間」でカットされた古森のエピソードや、エント水を飲んでメリーとピピンの背が伸びるところ等々。 中でもボロミアは幻想的な水葬シーンとオスギリアスでの兄弟愛あふれるシーンなど、復活ばんざーい。デネソールが出てきたのにもびっくりしたけど、なんといってもエオウィンの手料理シーンには茫然。 な、なにあれ?その後驚愕の事実が発覚。アラゴルンの年齢が明らかに。原作読者には周知のことでも、映画ファンにはさぞショックだったのでは。それと森の中でガンダルフに出会ったとき、 レゴラスが跪いていたのがずっと不思議に思っていたのが、ようやくすっきりしました。「矢を射掛けてしまって、申し訳なかった」と謝っていたのね。
オーディオ・コメンタリや他の特典映像は、たいてい途中で寝てしまったのでまだ全部は観ていません。 でも今度も隠し映像は観ました。「旅の仲間」に比べれば、まあそれほど強烈ではなかったので、ほっとしました。

○2004/2/1
東劇でのSEE版上映。既にDVDで何度も繰り返し観ているのに、やっぱり大画面の迫力は格別でした。 劇場で観た時あんなにかっこよく見えたアラゴルンの帰還場面も、レゴラスの馬乗りも、DVDではそれほどではなかったのです。でもやはりこの大画面でのアラゴルンは素敵でした♪ 映画はやはり映画館で観るもの、ということを再認識しました。
しかし予想以上の混み具合。日曜だったし、ちょうど毎月1日は映画の日で1000円で観られるという事情もあってか、とにかくすごい人。たしかに1000円で4時間弱の鑑賞はお得でした。
感想としては”大満足”以外にたいしてないのですが、崖から落ちたアラゴルンを起こす馬の名がプレゴであること、そのプレゴがどこから来たかがはっきりしたこと (厩舎でアラゴルンが宥めたあと、放してやるように言ってました)が新たに確認できました。

○2004/7/6
シネプレックスわかばでのSEE上映。4時間近い上映時間。途中で映像が黄色っぽくなって、画質が荒くなったように感じた。映像は「旅の仲間」のほうがうんときれいだった。 でもやっぱりボロミアの「フォーゴンドール!」シーンはいいなあ。ファラミアが以前は悪人に見えて気に入らなかったのに、「王の帰還」を観た後だからか、父親の愛を得ようと頑張る姿に見えて、同情すら覚えてしまった。 映像は同じなのに、観るものの気持ちでこんなにかわるものか。

○2005/2/21
東劇でのSEE版上映。「旅の仲間」に続けての上映。休憩をはさんでいるとはいえ、さすがに疲れた。わたしたちと同じように連続で観ている人もいれば、どちらかひとつだけ観にきている人もいた。 ひとつずつだと日をあらためないといけないので続けて観たが、作品をじっくり鑑賞するにはひとつずつのほうがよかったかもしれない。 娘の隣に座っている人が感動して涙ぐんでいるのが、すごく新鮮に思えた。

王の帰還
この映画こそわたしたち母娘が熱狂のあまり、周りの迷惑顧みず映画館に通いつめた映画である。ふたりとも映画館で10回以上観た映画はこれ以外にはないし、これからもたぶんないだろう。 でもそういう映画を人生の中で持ちえたことは、かぎりない喜びでもある。ありがとうピーター・ジャクソン。

○2004/2/14
はづき上映初日に鑑賞。帰宅後開口一番「トリはボロミー!!」

○2004/2/17
友人と鑑賞。この映画を観られたことは人生の幸せだったといえます。
前2作は鑑賞直後の感想では「やっぱり原作の方がいい、あれもこれも違うじゃない!」でした。でも時間がたつにつれ、あの原作をよくぞここまで映画化してくれたという気持ちが強まり、興奮してきたものでした。 それが今回は最初からそんな違和感は持たないですんだ。わたしの嫌いなオークの気持ち悪い描写が少なかったせいもある。物語全体のクライマックスであり、感動的なエピソードが数多かったせいもある。 ここでも原作と違う点はいくらでも見つけられる。でもそれが何だというのだろう!前2作までの原作の改変、キャラクターの性格変更、そんなものこの作品で全て許せる、許せてしまう!!あれはこの作品にいたるための伏線だったのだ。 ただただこれを映画にしてくれた監督に感謝するだけです。

○2/19
娘はづきとお互い2回目の鑑賞。この時が一番泣いた。エンドロールの途中で退席する人々に思わず声をかけそうになる二人。「ボロミーみなくていいんですかあ〜!?」

○2/21
再び娘と。感動のビーコンリレーで烽火の数を指折り数えるふたり。13ビーコンと判明。原作より5つ多いが、ワンシーン2つのうち1つは前のシーンと重なっていると考えると、ほぼ原作どおりか。

○2/26
みたび娘と夕方から鑑賞。大スクリーンのど真ん中の席でご機嫌なふたり。予告編の「オーシャン・オブ・ファイアー」でヴィゴを見てかるくショック。馳夫さん以外のヴィゴなんてさ。

○2/28
夕飯の買い物に行く途中急に思いついたふたり。さっさと惣菜を買い込んで猛スピードで食膳を整え、一路映画館へ。すまぬ、夫よ。土曜日のせいかレイトショーも混み合って前から3番目の席。しかしそのおかげで確認できた事項もあり、それなりに満足。

○3/3
はづきだけ友人と鑑賞。(ずるいぞ)

○3/23
朝イチ7時55分の回を見るため都内の映画館へ。6時すぎに家を出る。夫はまだ寝ていた。ふたたび、すまぬ。

○3/27
オフ会。なんど観てもおなじところで涙ぐむふたり。ただひたすらしゃべりまくるふたり。暖かく見守ってくださったみなさま、ありがとう。

○4/6
風太だけ友人と鑑賞。(これでおあいこ)

○4/15
はづきから講義後観たいとメールあり。いそいで観られる時間と場所を探し、池袋サンシャインシネマで夕方から鑑賞。

○4/26
風太だけ友人と3人で鑑賞。(ごめんね)

☆周りの人々にはさぞあきれられたことと思う。あんな熱い日々はもう二度とこないだろう。さしもの熱狂も上映自体終了してしまいようやく収束した。しかし今度はDVD発売が待ちきれず英語版ビデオを購入するという暴挙に。

○2004/6/1
アメリカ版ビデオ。8月のDVD発売を待ちきれず購入。日本語字幕はついてないけど、さすがに10回見たおかげで字幕ナシでもだいたい意味はわかる。しかし画質悪い、音質悪い、画面が上下左右ちょん切れているので人物が映ってなかったり、 頭や手が見えなかったりして、品質はイマイチ。DVDが待ち遠しい。

○2004/7/11
はづきと一緒にシネプレックスわかばに行く。ひさびさの映画館での「王の帰還」鑑賞。 仕事を終えてからだったのと寝不足もあって、かなり記憶が飛んでいる。でも烽火とセオデン王だけは見なければ、と頑張っていた。烽火はアモン・ディンを見逃したが無事スクリーンで堪能できた。これはやはり大スクリーンで見るべき。 最後の烽火が上がったとき、エドラスにいたアラゴルンが、ビデオではちょん切れてて見えなかったので。ただ画質があまりよくなかった。「旅の仲間」のときはあんなに綺麗だったのに。

○2004/7/13
また観てきた。今度は友人と3人で。もうこれで見納めかと思うと淋しくて、馬鍬砦のセオデン王に心の中で「マイロード!」と声をかけながら観る。12回目の鑑賞なので、英語もところどころ聞き取れるようになって嬉しい。 キャストはみんないい演技していて感心。みんな精一杯で誰一人手を抜いていない。油テラテラで「セオデン王の後にこのシーンを見せられるなんて…」と呆れてしまったデネソールだって、すごく上手い。 執政の椅子に腰掛けてガンダルフと対峙するときの演技はほれぼれする。いい声だなあ。

○2005/2/7
待ちに待ったSEE版だったが、前2作に比べ追加映像の感激が薄い。あまりにもたくさん劇場で観たせいだろうか。しかしあきらかにこんなのないほうがまし、という部分が今回は多かったように思う。

○2005/2/28
東劇でのSEE版上映。やはり大画面のせいか家で観たときよりよかった。4時間超の上映時間なので途中で休憩が入った。

☆ずっと考えてきたが、ここではっきり言ってしまおう。今回にかぎりSEE版はよくない。劇場公開版のほうがよほど素晴らしい。追加映像でよかったと思ったのは、メリーの宣誓とピピンとファラミアの会話ぐらいだ。 あとはなくてもよい。というよりないほうがよい。最後の最後でこんな感想を述べなくてはならないのはとても残念だが、これも愛ゆえの苦言だ。しかたがない。劇場版をずっと愛していこうと思う。でもP・Jやスタッフへの感謝の気持ちはかわらない。本当にありがとう。


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