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ファースト・アルバム『DAWN ROCK』より1年、前作『Echo』より5ヶ
月というハイスピードで2ndフルアルバムをリリースしたMO'SOME
TONE
BENDERにお話を聞いてきました。
(9月12日 東京 ポリドールにて)
●ニューアルバム、聴かせていただきました。
藤田/ほぉ、どうでした?
●もちろん全曲ガッとくるんですが、イサムさん作曲のインストの曲。あれがすごく
よかった。
藤田/うん。よかった、って言われる。
百々/「言われる」(笑)。
藤田/でも本当は、曲間とかちょっとしたフックに使おうかなーと思っとったっちゃ
けど、実際録ってみたらえらく評判が良くて。「まるまる入れてみようよ」という話
になった。
●思った以上に好評やったと。
藤田/俺はギターとSEだけで考えとったんやけど、武井君が「鉄琴入れてみたい」っ
て言い出して、「じゃあちょっとやってみようか」って武井君が鉄琴を弾いたやつが
思いのほかよかった。
●そういうふうに現場での発想がうまくいった曲って他にもありますか?
百々/大体そう。案を出し合ってバンドで練っていった。今まではレコーディングで
そこまで余裕がないっちゅうか。それより基本の音をどうかっこ良く録るかに一生懸x
命で他の音まで考えがいかんかったんやけど、今回3人のベーシックの録りがメチャ
クチャすんなりいったけん、一曲一曲理想に近づけられたというか。
●かなり短時間で出来上がりましたよね。
百々/録りだけいったらかかった時間は5日やったし。
藤田/いつも短いよ。基本的は一発(録り)やけんね。
●リズムだけ先に録ったりもしないんですか?
百々/うん。『Echo』の時に一回だけ「ちょっと試しにやってみようか」ってド
ンカマとか使ったことがあるんやけど、もう一瞬にして「ダメや」って(笑)。もち
ろん音を重ねたりはしたけど、基本は一発。
●収録曲はすべて新録ということですが、曲も完全な新曲だけなんですか。
百々/うん、そう。
●ライブをかなり見に行きようつもりやったのに、ライブでも聴いたことのない曲が
たくさんあって嬉しかったです。
百々/今回の曲を作った時ってライブがあんまり入ってなくて、曲がライブ使用にな
らんかったんよね。それが逆にいいほうに作用して、今までなかった感じの曲も出来
たし。
藤田/あ、今度のアルバムがってこと?へぇー、ライブで聴いたことがあるとか、そういうイメージで聴くんやね。
●はい。1曲目は「ライブでやりよった、かっこいいって言いよったやつやね」、で
知らん曲もあって、ファン心理としては嬉しく。「聴いたことない曲や!」って大騒ぎしてたんですけど。
百々/(笑)
藤田:得した感が。
●すごいあります。
藤田/あー、そりゃよかったね。
●曲の並び方もすごくいいし、インストの曲も良いところに入ってて。トータルで作品としてしっくりくる。捨て曲ないし凄いって盛り上がってました(笑)。
藤田/がんばった甲斐がありましたね、俺ら。
百々・武井/(笑)
●今回のアルバムは今まで以上に多くの人が手にとって聴くことになると思うんですが。
百々/だけんって何かを意識して変えられるもんやないし。でもかなりやりたいようにやった感じはあるけど、まぁいつもどおりって言うか。
藤田/単純に前よりいいものを作ろうっていうのがあって、それがうまくいったかなと。
武井/お客さんをどうこうっちゅうよりは、自分たちで納得してできたっていうのが
一番でかいかな。
●最近雰囲気や勢いだけで持っていくようなバンドが多くて、そういうバンドってVo
があっても"歌"がないじゃないですか。モーサムもそう思われがちやけどそうじゃな
くて、そこに"歌"がちゃんとあって。それがすごく大好きなんですけど。
百々/自分が「こういう感じでこう歌いたい」って歌ったらそうなっとうだけで、ど
う聴かせたいとかそこまで考える余裕はないんやけど。ただ例えばハードコアとか聴
かんしさ、ガレージとかも前は好きで聴きよったけどそれだけじゃないしね。もっとメロがある、歌がメロディに乗っとうもんのほうが好きやし。そこはこだわっとうわけじゃなくて自然に出る。
●ずっと福岡で活動してきて、そこで影響を受けた人っていますか。
藤田/うん、本当にたくさんの人から影響受けた。
百々/俺も多くて、何とも言えんくらいいっぱいおるっちゃけど。
VelvetUndergroundやStoogiesとかそういうバンドと同じくらい、いやそれ以上福岡
のバンドにはメチャメチャ影響受けとって。まぁなんだかんだ言って、俺は福岡でやりよったけん今こうなっとうっていうのがあるね。
●次の福岡でのLIVEはBe−1ですよね。どうですか、意気込みのほうは。
藤田/いや、がんばりますよ。普通に(笑)。
●東京でのツアー最終日がリキッドルーム(*かなり大きいライブハウス)ですよね。
すごいですよ、ちょっとビビりました(笑)。
百々/どうなるとかいなねぇ。
●いやー、大丈夫なんじゃないですか?(他人事)
武井/フッハッハッハッハッハッハッハ!!!
藤田/北九州の方にもそのうち行くけん。
●そうですね、みんな待ってますから。
百々/しかし、知っとう人やと(インタビュー)やりにくいね〜。いつもは俺たちもっとえらそうっちゃけど(笑)。
武井・藤田/ハッハッハッハッハッハッハ!!
●ありがとうございました。
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