二階堂和美インタビュー 


二階堂和美


★二階堂和美 HP★
 http://www.sam.hi-ho.ne.jp/nika/


たねI

 
2001年11月にリリースされたアルバム


−2002.2.8. 渋谷にて。−−

●この作品をリリースするきっかけって?あ、このアルバム1stなんですか?
二階堂(以下N)/1枚目は、まだ二階堂カズミってカタカナで活動してた時に別 のところから出し てます。1枚目より手作りな感じで作りたかったので、塚本さんっていう女性と宅録して。

●塚本さんって、このたねIのプロデューサーだよね?
N/うん。年も近い女性で、二人でちまちまと録音物を先に作った。それを、どうしようかって時に、ロルカ(ディスクユニオンのレーベル)担当の人がちょうど私を知っててくれて、出してくれることになった。きっかけは、福岡のボギーが出してる「ハイコレクティブル」ってオムニバスに、「夕方」のホニャ語バージョンを収録してたんだけど、それを聴いてくれてて、タイミングよくって感じで。

●このアルバムって、全部宅録なの?7曲とも。
N/うん。

●どんな感じの作品にしようと思ったんですか?
N/何回もループして聴いてもらえるようにしたかった。ライブでは派手なスキャットやったり、展開コロコロ変えたりするけど、それはライブの楽しみとして。

●タイトルの「たね」って曲にも入ってるけど、タイトルの意味って
N/なんとなく....たねだって、思った。前作より出直すっていうか、自分の中ではようやくはじまりのイメージがあって、本名に戻したりして。たねって。

●仕上がりは?
N/気に入ってます。

●私ねー今のところ「いくつもの花」と「ショッピンブル」好きーーー。
N/ありがとうー。ふふ。

●日本語の歌詞が多い?
N/たねTの中では、日本語3曲、ホニャ語3曲、インスト1曲かな。

●ホニャ語って?
N/んーなんて言っていいかわかんないんだけど、曲を作る時に最初に口ずさんだフレーズで、意味はないんだけど、でも毎回必ず同じ発音でしゃべっていて、このメロディに対しては、この発音が一番しっくりくるっていう。ドゥビドゥバとか、ラララとかだけじゃなくて、日本語でも英語でも何語でもなくて、その発音で歌いたかった。

●それ、ちょっとわかる。うん。
N/普段、曲作るときは日本語詞はあんまりつけてない。この曲は口ずさんでもらいたいなって思った時は、がんばって日本語をつけるけど。いかにその言葉をさらっときけるかが自分の中のよしあしの基準かなあ。

●日本語って難しいよね。私、人のバンドとか見てて、詞があんまりにも、受け付けなかったりしたらひいちゃったりするもんなあ。でもね、二階堂さんの歌詞、コトバは気持ちよいよ。すごく自然体って感じだよ。きばってないっていうか。
N/ありがとう。うれしい。私の場合、ボーカルといっても楽器のかわりというか、声っていうか。コトバがコロコロと転がっていってくれれば、いいなあって。詞より音が先に入ってくるものにしたいんだ。

●元々福岡です?東京での活動は今どのくらい?
N/東京ではもうすぐ4年。元は広島で。大学で山口にいたとき博多ですこし活動してた。

●今年やりたいことってある?
N/うん.....実家がお寺なんだけど、たぶんそのうち帰る。それは明日かもしれないし、10年後かもしれないし、わかんないんだけど。まあでもどこにいっても、ちまちま、自分で作ったりして、おばあちゃんとか、そーいう人にも、いいねって思ってもらえるようなもの作りたいな。そういう歌ってのを歌ってみたい。美術の人と絡んだり、自分も絵を描いたりしてたし、いろんな分野がま ざったような。いろんな人と関わって、ボーカルでだけでも、誘ってもらえれば、いつでもやりま す。去年から、うちこみでやってる友人の曲に声で参加したりして、楽しい。自分の声で出来る事 は何でもしたい。自分の作品じゃなきゃってみたいに、そんなふーにこだわってはないから。

●ボーカルっていうか、歌っていうか、声をすごく大事にしてるんだね。ボーカリストとして、影 響を受けた人っていますか?
N/ん..ぶっちゃけてこたえたら...リッキージョーンズ、ビョーク、笠置シヅ子。

●笠置シヅ子って誰だっけ?
N/東京ブギウギとかの人 昭和歌謡。戦後の。

●あー素敵。
N/この人達をぐちゃって、混ぜて、きばらない感じっていうか、できたらいいなって。

●ギタリストとしては?
N/ギタリストとしてはあんまりわかんない。コピーとかしなかった。歌はたくさん歌ったけど。ギターは今でも自分の曲とかしか弾けないかも(笑)、全体の音では、シュープリームディックスっていうバンドとか。
●わかんない。どこのバンド?今もいるバンド?
N/アメリカだと思う。少し上の世代かな。終わってる感じなのだけど、うまく言えないけど、終わった後の感じっていうか。好き。

●えっと、3月の予定を教えてください。
N/3/16 福岡ビブレホールでハイコレ。

●あ、それ行く。行く予定にしてました。
N/3/24が京都のメトロ。で、あとはまだ日にちわかんないんだけど、山口のね、秋吉台にある「秋吉台芸術村」ってところがあって、そこで福岡の前あたりにやるかも。

●何?そこ?何?
N/2ヶ月とかね、いろんなアーティストが招待されて、そこで作品の制作とかして、出ていく時に1週間くらい展覧会とかして...

●へーー。おもしろそう。じゃ、常に個展とかいっぱいあってんだ。そこでライブやるんだあ?すごいおもしろそう。山口でしょ?その時絶対行くーーー。その場所にもすごく興味あるし、取材とかもしたいなあ。楽しそう。
N/是非。是非。(笑)

●じゃー、山口で一緒に遊ぼうねー。ありがとうございました。
N/ありがとうございました。

★★ってな感じで、すごい楽しくインタビューさせてもらいましたが。彼女は2/10に高円寺ペンギンハウスで行われた、本誌主催、「Cherry Freaks」に出演してもらうのがきまってて、それは、私がたねIを、サンプルでレーベルの方からいただいて、イベントに誘わせてもらったのですが、本人にお会いしたのは、2/2にシェルターでやったうちのイベントに、遊びに来てくれてて、そこで はじめましてって感じで。第1印象はすごく、感じよくて、自然体だなって。アルバムきいた感じとのギャップはなかったです。それで、まだステージを見てなかったので、2/8に渋谷エッグサイトに彼女を見に行きました。ライブもすごく素敵で、彼女の事をすごく好きになった。アルバムも是非是非聴いてほしいし、ライブもちょうど、3/16に福岡決まってるので是非是非。

取材/藤井よしえ



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